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広辞苑の検索結果 (10)

あら‐た【新田】🔗🔉

あら‐た新田】 新たに開墾した田。しんでん。風雅和歌集「ますげ生ふる―に水をまかすれば」

しん‐でん【新田】🔗🔉

しん‐でん新田】 新たに開墾した田地。特に江戸時代のものをいい、中世以前には墾田こんでんという。開ひらき。新開しんかい。↔本田ほんでん⇒しんでん‐かいはつ【新田開発】 ⇒しんでん‐けんち【新田検地】

しんでん‐かいはつ【新田開発】🔗🔉

しんでん‐かいはつ新田開発】 用水・堤防・干拓・埋立による原野・三角洲・潟湖・海岸などの耕地開発。土木技術の発達と一円的な土地所有の成立に伴って、近世には代官見立みたて新田・町人請負新田など大規模な開発が進み、また個々の農民の切添きりそえも盛んに行われ、幕府や大名も農政上これを奨励した。 ⇒しん‐でん【新田】

しんでん‐けんち【新田検地】🔗🔉

しんでん‐けんち新田検地】 江戸時代、新田開発の場合、一定の鍬下年季くわしたねんきを過ぎたあと、村高に加算するために行なった検地。 ⇒しん‐でん【新田】

にたやま【仁田山・新田山】🔗🔉

にたやま仁田山・新田山】 ①仁田山織の略。 ②(仁田山紬つむぎが、普通の紬に似ているが質が劣っているからいう)似て非なるもの。まがいもの。えせもの。 ⇒にたやま‐おり【仁田山織】 ⇒にたやま‐ぎぬ【仁田山絹】 ⇒にたやま‐さぶらい【仁田山侍】 ⇒にたやま‐つむぎ【仁田山紬】

にった【新田】🔗🔉

にった新田】 姓氏の一つ。清和源氏の一族。源義家の子義国が下野に下り、その子義重が上野国新田荘を開発して新田太郎と称したのに始まる。 ⇒にった‐じろう【新田次郎】 ⇒にった‐よしあき【新田義顕】 ⇒にった‐よしおき【新田義興】 ⇒にった‐よしさだ【新田義貞】

にった‐じろう【新田次郎】‥ラウ🔗🔉

にった‐じろう新田次郎‥ラウ 小説家。本名、藤原寛人。長野県生れ。中央気象台に勤務。山岳小説の第一人者として活躍。作「強力ごうりき伝」「八甲田山死の彷徨ほうこう」など。(1912〜1980) ⇒にった【新田】

にった‐よしあき【新田義顕】🔗🔉

にった‐よしあき新田義顕】 南北朝時代の武将。義貞の長子。父義貞とともに北陸経営に赴き、越前金崎かねがさきを守ったが、足利方に包囲され、翌年尊良たかよし親王とともに自刃。( 〜1337) ⇒にった【新田】

にった‐よしおき【新田義興】🔗🔉

にった‐よしおき新田義興】 南北朝時代の武将。義貞の子。左兵衛佐。南朝方に属し、関東でしばしば北朝方と戦ったが、越後にのがれ、のち武蔵に出て、六郷川の矢口渡で謀殺される。(1331〜1358) ⇒にった【新田】

にった‐よしさだ【新田義貞】🔗🔉

にった‐よしさだ新田義貞】 南北朝時代の武将。1333年(元弘3)鎌倉に入って北条氏を滅ぼし、上野・越後・播磨の国司。36年足利尊氏を九州に追い落としたが、東上した尊氏を兵庫に防いで敗れる。恒良つねよし親王・尊良親王を奉じて越前金崎城に拠るが、陥落。再挙をはかったが藤島に戦死。(1301〜1338) ⇒にった【新田】

大辞林の検索結果 (11)

あら-た【新田】🔗🔉

あら-た 【新田】 新しく開墾された田。しんでん。「池の中納言頼盛卿の山庄,―まで御らんぜらる/平家 4」

しん-でん【新田】🔗🔉

しん-でん [0] 【新田】 (1)新たに開いた田地。 (2)江戸時代,荒れ地や沼沢などを開発して新しく作った田地・畑地・屋敷地などの称。新開。 ⇔本田 〔江戸時代より前は墾田と称した〕

しんでん-かいはつ【新田開発】🔗🔉

しんでん-かいはつ [5] 【新田開発】 江戸時代の耕地開発。開発主体により,代官見立新田・藩営新田,のち町人請負新田・村請新田・寺社新田などに分けられる。

しんでん-けんち【新田検地】🔗🔉

しんでん-けんち [5] 【新田検地】 (1)江戸時代,新たに開発した耕地について一定年を経たのち,年貢高を定めるための検地。 (2)1726年以後にできた耕地に年貢高を定めるときの検地。同年の新田検地条目により定められた。

しんでん-しゅうらく【新田集落】🔗🔉

しんでん-しゅうらく ―シフ― [5] 【新田集落】 江戸時代,新田に計画的につくられた集落。短冊型の土地割を施し,家屋は道路に沿って細長く分布。地名に新田がつくものが多い。

にった【新田】🔗🔉

にった 【新田】 群馬県南東部,新田郡の町。大間々扇状地の末端に位置。日光例幣使街道の宿場町。

にった【新田】🔗🔉

にった 【新田】 姓氏の一。清和源氏,源義家の子義国が下野(シモツケ)に下り,その子義重が上野(コウズケ)国新田荘を開発,新田太郎と称するのに始まる。南北朝期,義貞の戦死により衰える。

にった-じろう【新田次郎】🔗🔉

にった-じろう ―ジラウ 【新田次郎】 (1912-1980) 小説家。長野県生まれ。本名,藤原寛人。無線電信講習所卒。「強力伝」で山岳小説家として登場。小説「武田信玄」「八甲田山死の彷徨」など。

にった-よしあき【新田義顕】🔗🔉

にった-よしあき 【新田義顕】 (?-1337) 南北朝時代の武将。義貞の長子。建武新政府のもとで越後守護。足利尊氏離反後,父とともに越前金ヶ崎城にこもったが落城して尊良親王とともに自刃。

にった-よしおき【新田義興】🔗🔉

にった-よしおき 【新田義興】 (1331-1358) 南北朝時代の武将。義貞の子。1352年弟義宗とともに上野国に挙兵,足利基氏を追って一時鎌倉を奪ったが,多摩川矢口渡(ヤグチノワタシ)で伏兵にあって自刃。

にった-よしさだ【新田義貞】🔗🔉

にった-よしさだ 【新田義貞】 (1301-1338) 鎌倉末・南北朝時代の武将。朝氏の長子。後醍醐天皇の挙兵に応じて鎌倉をおとしいれ,幕府を滅ぼした。建武政権では武者所の頭人。足利尊氏と対立,1336年尊氏を九州に走らせたが,再挙した尊氏に敗れ恒良・尊良親王を奉じて越前金ヶ崎城に拠(ヨ)ったが落城し,足羽郡藤島で斯波高経と交戦中,戦死。

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