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広辞苑の検索結果 (68)
いけ【池】🔗⭐🔉
いけ【池】
地を掘って人工的に水をためた所。自然の土地のくぼみに水のたまった所。
いけ【池】(姓氏)🔗⭐🔉
いけ【池】
姓氏の一つ。
⇒いけ‐たいが【池大雅】
いけうち【池内】🔗⭐🔉
いけうち【池内】
姓氏の一つ。
⇒いけうち‐ひろし【池内宏】
いけうち‐ひろし【池内宏】🔗⭐🔉
いけうち‐ひろし【池内宏】
東洋史学者。東京生れ。東大教授。朝鮮・満州史を研究。著「満鮮史研究」「元寇の新研究」など。(1878〜1952)
⇒いけうち【池内】
いけ‐うんじょう【池運上】‥ジヤウ🔗⭐🔉
いけ‐うんじょう【池運上】‥ジヤウ
(→)池役いけやくに同じ。
いけがみそね‐いせき【池上曾根遺跡】‥ヰ‥🔗⭐🔉
いけがみそね‐いせき【池上曾根遺跡】‥ヰ‥
大阪府和泉市・泉大津市にある弥生時代の大集落遺跡。濠を巡らす住居域と、その周囲の墳墓などから成る付帯施設域とがある。
いけがみ‐ほんもんじ【池上本門寺】🔗⭐🔉
いけがみ‐ほんもんじ【池上本門寺】
⇒ほんもんじ1
いけじり‐でら【池後寺】🔗⭐🔉
いけじり‐でら【池後寺】
法起寺ほっきじの異称。
いけずき【生唼・生食】🔗⭐🔉
いけずき【生唼・生食】
(「池月」とも書く)「宇治川の先陣」参照。
いけだ【池田】(地名)🔗⭐🔉
いけだ【池田】
①大阪府北西部の市。豊中とともに大阪の代表的な住宅衛星都市。かつて清酒・木炭で有名。人口10万2千。
②静岡県磐田市の地名。平家物語・源平盛衰記・謡曲「熊野ゆや」などに見える池田の宿。もと、天竜川の渡河点。
⇒いけだ‐ざけ【池田酒】
⇒いけだ‐ずみ【池田炭】
いけだ【池田】(姓氏)🔗⭐🔉
いけだ【池田】
姓氏の一つ。江戸時代の外様大名。備前岡山・因幡鳥取藩主。池田氏は、清和源氏源仲政の子、池田泰政を祖とするという。
⇒いけだ‐えいせん【池田英泉】
⇒いけだ‐きかん【池田亀鑑】
⇒いけだ‐きくなえ【池田菊苗】
⇒いけだ‐しげあき【池田成彬】
⇒いけだ‐ずいせん【池田瑞仙】
⇒いけだ‐そうたん【池田宗旦】
⇒いけだ‐てるまさ【池田輝政】
⇒いけだ‐はやと【池田勇人】
⇒いけだ‐ますお【池田満寿夫】
⇒いけだ‐みつまさ【池田光政】
⇒いけだ‐ようそん【池田遥邨】
いけ‐たいが【池大雅】🔗⭐🔉
いけ‐たいが【池大雅】
江戸中期の文人画家。日本文人画の大成者。名は無名ありな。九霞山樵・霞樵・大雅堂などと号。京都の人。明清代の文人画を柳沢淇園に学び、祇園南海にも感化された。やまと絵や西洋画の表現をも取り入れ、のびやかな描線と明快な色彩による奥深い空間表現を確立。書にもすぐれた。作「十便帖」「楼閣山水図屏風」など。妻、玉瀾も画家。いけのたいが。(1723〜1776)
⇒いけ【池】
いけだ‐えいせん【池田英泉】🔗⭐🔉
いけだ‐えいせん【池田英泉】
⇒けいさいえいせん(渓斎英泉)。
⇒いけだ【池田】
いけだ‐きかん【池田亀鑑】🔗⭐🔉
いけだ‐きかん【池田亀鑑】
国文学者。鳥取県生れ。東大教授。平安文学、特に源氏物語の文献学的研究に貢献。著「源氏物語大成」「古典の批判的処置に関する研究」など。(1896〜1956)
⇒いけだ【池田】
いけだ‐きくなえ【池田菊苗】‥ナヘ🔗⭐🔉
いけだ‐きくなえ【池田菊苗】‥ナヘ
化学者。京都生れ。東大教授。「味の素」を創製。理化学研究所の設立に貢献。(1864〜1936)
池田菊苗
提供:毎日新聞社
⇒いけだ【池田】

いけだ‐こ【池田湖】🔗⭐🔉
いけだ‐こ【池田湖】
鹿児島県薩摩半島南東部の湖。カルデラ湖。大鰻の生息地。面積11平方キロメートル。湖面標高は66メートル、深さは233メートル。
池田湖
撮影:山梨勝弘

いけだ‐ざけ【池田酒】🔗⭐🔉
いけだ‐ざけ【池田酒】
池田1で醸造する酒。辛口で、江戸時代には最上の酒として、伊丹酒と並称された。
⇒いけだ【池田】
いけだ‐しげあき【池田成彬】🔗⭐🔉
いけだ‐しげあき【池田成彬】
(名はセイヒンとも)銀行家・政治家。米沢藩士の子。慶応義塾卒。時事新報に入り、三井銀行に転じ、三井の大番頭といわれた。日銀総裁・蔵相・商相・枢密顧問官を歴任。(1867〜1950)
⇒いけだ【池田】
いけだ‐ずいせん【池田瑞仙】🔗⭐🔉
いけだ‐ずいせん【池田瑞仙】
江戸中期の医師。名は独美。錦橋きんきょうと号す。周防岩国の人。痘瘡とうそうの治療で知られ、のち幕府医学館で講じた。著「痘科弁要」「痘疹戒草」など。(1735〜1816)
⇒いけだ【池田】
いけだ‐ずみ【池田炭】🔗⭐🔉
いけだ‐ずみ【池田炭】
兵庫県川西市一庫ひとくら付近で生産されたクヌギの黒炭。池田1に出荷したからいう。一庫炭。
⇒いけだ【池田】
いけだ‐そうたん【池田宗旦】🔗⭐🔉
いけだ‐そうたん【池田宗旦】
江戸前期の俳人。別号、兀翁。摂津伊丹いたみの人。松江重頼の門人。伊丹の居所を也雲軒と称し、国文・俳諧を指導、伊丹風の祖。上島鬼貫もその感化を受けた。(1636〜1693)
⇒いけだ【池田】
いけだ‐てるまさ【池田輝政】🔗⭐🔉
いけだ‐てるまさ【池田輝政】
安土桃山時代の武将。織田信長に従い、のち豊臣秀吉に仕えて長久手・小田原に戦う。関ヶ原の戦には徳川家康に属して功をたて、播磨を与えられて姫路城主となり、さらに備前・淡路を得た。(1564〜1613)
⇒いけだ【池田】
いけたに【池谷】🔗⭐🔉
いけたに【池谷】
姓氏の一つ。
⇒いけたに‐しんざぶろう【池谷信三郎】
いけたに‐しんざぶろう【池谷信三郎】‥ラウ🔗⭐🔉
いけたに‐しんざぶろう【池谷信三郎】‥ラウ
小説家。東京生れ。東大中退。新聞の懸賞小説に「望郷」が当選。新感覚派に属す。作「橋」「有閑夫人」など。(1900〜1933)
⇒いけたに【池谷】
いけだ‐はやと【池田勇人】🔗⭐🔉
いけだ‐はやと【池田勇人】
政治家。広島県生れ。京大卒。大蔵官僚を経て、吉田茂に知られ、自由党に入り、各省大臣を歴任。自由民主党総裁。1960〜64年首相。高度経済成長政策を推進。(1899〜1965)
池田勇人(1)
撮影:田村 茂
池田勇人(2)
撮影:石井幸之助
⇒いけだ【池田】


いけだ‐ますお【池田満寿夫】‥ヲ🔗⭐🔉
いけだ‐ますお【池田満寿夫】‥ヲ
画家・作家。中国瀋陽(旧、奉天)生れ。版画家としてデビュー。のち、水彩画・彫刻・作陶・文芸・映画製作など多彩な活動を行う。小説「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞。(1934〜1997)
⇒いけだ【池田】
いけだ‐みつまさ【池田光政】🔗⭐🔉
いけだ‐みつまさ【池田光政】
江戸前期の備前岡山藩主。輝政の孫。通称新太郎、諡おくりなは芳烈公。熊沢蕃山の登用、郷学閑谷しずたに学校の創設など、仁政理念に基づく藩政を展開。明君と称せられる。著「池田光政日記」。(1609〜1682)
→文献資料[池田光政日記]
⇒いけだ【池田】
いけだや‐じけん【池田屋事件】🔗⭐🔉
いけだや‐じけん【池田屋事件】
幕末、元治元年(1864)6月5日、長州・土佐・肥後各藩の尊攘派志士約20名が、京都三条小橋の旅宿池田屋に集まり謀議中、新撰組に襲撃され、宮部鼎蔵ていぞう・吉田稔麿としまろら多くの死傷者を出した事件。長州藩の憤激を呼び、蛤御門はまぐりごもんの変のきっかけとなる。池田屋騒動。
いけだ‐ようそん【池田遥邨】‥エウ‥🔗⭐🔉
いけだ‐ようそん【池田遥邨】‥エウ‥
日本画家。本名、昇一。岡山県生れ。晩年は種田山頭火の句を絵画化する一連の作品を描く。文化勲章。(1895〜1988)
池田遥邨
撮影:田沼武能
⇒いけだ【池田】

いけ‐ちょうがい【池蝶貝】‥テフガヒ🔗⭐🔉
いけ‐ちょうがい【池蝶貝】‥テフガヒ
イシガイ科の二枚貝。殻長約20センチメートルで殻が厚い。琵琶湖水系の特産種で、深さ5メートルより浅い砂泥中にもぐっている。淡水真珠の養殖に母貝として用いる。
いけ‐どの【池殿】🔗⭐🔉
いけ‐どの【池殿】
京都の六波羅蜜寺の西にあった平頼盛の邸宅。また、平頼盛の通称。
いけなみ【池波】🔗⭐🔉
いけなみ【池波】
姓氏の一つ。
⇒いけなみ‐しょうたろう【池波正太郎】
いけなみ‐しょうたろう【池波正太郎】‥シヤウ‥ラウ🔗⭐🔉
いけなみ‐しょうたろう【池波正太郎】‥シヤウ‥ラウ
劇作家・小説家。東京生れ。長谷川伸に師事。新国劇の脚本を書く傍ら時代小説を執筆。作「鬼平犯科帳」「剣客商売」などのシリーズ、「真田太平記」など。(1923〜1990)
池波正太郎
撮影:田沼武能
⇒いけなみ【池波】

いけにし【池西】🔗⭐🔉
いけにし【池西】
姓氏の一つ。
⇒いけにし‐ごんすい【池西言水】
いけにし‐ごんすい【池西言水】🔗⭐🔉
いけにし‐ごんすい【池西言水】
江戸中期の俳人。名は則好。奈良の人。松江重頼の門人。江戸で談林風を鼓吹、上京後は蕉風の同調者。「木枯しの果はありけり海の音」の名句で「木枯しの言水」といわれた。(1650〜1722)
⇒いけにし【池西】
いけの【池野】🔗⭐🔉
いけの【池野】
姓氏の一つ。
⇒いけの‐せいいちろう【池野成一郎】
いけ‐の‐こころ【池の心】🔗⭐🔉
いけ‐の‐こころ【池の心】
池の中心。池の底。また、池の面。源氏物語桐壺「―広くしなして」
いけの‐せいいちろう【池野成一郎】‥ラウ🔗⭐🔉
いけの‐せいいちろう【池野成一郎】‥ラウ
植物遺伝学者。東京の人。東大教授。ソテツの精子を発見、被子植物とシダ・裸子植物の類縁関係を究明。(1866〜1943)
⇒いけの【池野】
いけ‐の‐ぜんに【池禅尼】🔗⭐🔉
いけ‐の‐ぜんに【池禅尼】
藤原宗兼の娘。平忠盛の後妻。清盛の継母。頼盛の実母。源頼朝を助命。六波羅の池殿に住み、池ノ尼ともいう。生没年未詳。
いけ‐の‐だいなごん【池大納言】🔗⭐🔉
いけ‐の‐だいなごん【池大納言】
平頼盛の通称。
いけのべのなみつき‐の‐みや【池辺双槻宮】🔗⭐🔉
いけのべのなみつき‐の‐みや【池辺双槻宮】
用明天皇の皇居。遺称地は奈良県桜井市阿部。磐余いわれの池辺双槻宮。
いけのぼう【池坊】‥バウ🔗⭐🔉
いけのぼう【池坊】‥バウ
(もと京都六角堂頂法寺の坊の名)立花および生花せいかの現存最古の流派。池坊専慶に始まり、池坊専好(初代・2代)が立花を大成。
⇒いけのぼう‐せんおう【池坊専応】
⇒いけのぼう‐せんけい【池坊専慶】
⇒いけのぼう‐せんこう【池坊専好】
いけのぼう‐せんおう【池坊専応】‥バウ‥🔗⭐🔉
いけのぼう‐せんおう【池坊専応】‥バウ‥
戦国時代の華道家。その「池坊専応口伝」は、生け花を理論的に大成した最初の口伝書。
⇒いけのぼう【池坊】
いけのぼう‐せんけい【池坊専慶】‥バウ‥🔗⭐🔉
いけのぼう‐せんけい【池坊専慶】‥バウ‥
池坊の始祖。長禄・寛正(1457〜1466)ごろ活躍した立花たてばなの名手。生没年未詳。
⇒いけのぼう【池坊】
いけのぼう‐せんこう【池坊専好】‥バウ‥カウ🔗⭐🔉
いけのぼう‐せんこう【池坊専好】‥バウ‥カウ
①(初代)安土桃山・江戸初期に活躍した華道家。「文禄三年前田亭御成記」所載の松の砂之物は傑作といわれる。(1536?〜1621)
②(2代)立花りっかの大成者。後水尾天皇の師。立花図を多数残す。(1570?〜1658)
⇒いけのぼう【池坊】
いけのもくず【池の藻屑】‥クヅ🔗⭐🔉
いけのもくず【池の藻屑】‥クヅ
歴史物語。14巻。荒木田麗女れいじょ著。1771年(明和8)成る。後醍醐天皇から後陽成天皇に至る間の歴史を古典趣味豊かに雅文で記したもの。「増鏡」の後を承ける。
いけぶくろ【池袋】🔗⭐🔉
いけぶくろ【池袋】
東京都豊島区の一地区。第二次大戦後、池袋駅周辺が、副都心の一つとして急速に発展。
いけべ【池辺】🔗⭐🔉
いけべ【池辺】
姓氏の一つ。
⇒いけべ‐さんざん【池辺三山】
⇒いけべ‐よしかた【池辺義象】
いけべ‐さんざん【池辺三山】🔗⭐🔉
いけべ‐さんざん【池辺三山】
明治時代の新聞人。本名、吉太郎。熊本藩士の子。新聞「日本」の客員、のち「大阪朝日」「東京朝日」主筆。日清・日露戦争などに際し健筆をふるう。また紙面を刷新、夏目漱石らの名編を多く掲載。(1864〜1912)
⇒いけべ【池辺】
いけべ‐よしかた【池辺義象】🔗⭐🔉
いけべ‐よしかた【池辺義象】
国文学者・歌人。藤園と号。熊本生れ。国文・和歌・古代法制に精通。一高教授・御歌所寄人。著「日本法制史書目解題」「日本文学史」など。(1861〜1923)
⇒いけべ【池辺】
いけみ‐ぐさ【池見草】🔗⭐🔉
いけみ‐ぐさ【池見草】
蓮はすの別称。
いけみず‐の【池水の】‥ミヅ‥🔗⭐🔉
いけみず‐の【池水の】‥ミヅ‥
〔枕〕
「言ひ」「そこ」「下」「つつむ」にかかる。
いけ‐やく【池役】🔗⭐🔉
いけ‐やく【池役】
江戸時代、池の水草・真菰まこもや魚などを採る者に課した租税。池運上。
ち‐ぎょ【池魚】🔗⭐🔉
ち‐ぎょ【池魚】
池にすむ魚。
⇒ちぎょ‐の‐わざわい【池魚の殃】
ちぎょ‐の‐わざわい【池魚の殃】‥ワザハヒ🔗⭐🔉
ちぎょ‐の‐わざわい【池魚の殃】‥ワザハヒ
[呂氏春秋必己](池に投げこまれた宝珠をさがそうと池の水を干したため、池魚が死んだという故事から。一説に、城門の火事を消すため池の水を使い果たし、魚が全部死んだ故事(太平御覧)に基づくという)意外な災難にあうこと。まきぞえにあうこと。
⇒ち‐ぎょ【池魚】
ち‐しょう【池沼】‥セウ🔗⭐🔉
ち‐しょう【池沼】‥セウ
いけとぬま。
ち‐じょう【池上】‥ジヤウ🔗⭐🔉
ち‐じょう【池上】‥ジヤウ
①池の水面。
②池のほとり。
ち‐しん【池心】🔗⭐🔉
ち‐しん【池心】
池の中心。池のまんなか。
ち‐すい【池水】🔗⭐🔉
ち‐すい【池水】
いけのみず。
ち‐ちゅう【池中】🔗⭐🔉
ち‐ちゅう【池中】
池のなか。
ち‐てい【池亭】🔗⭐🔉
ち‐てい【池亭】
池のほとりの亭ちん。
ちていき【池亭記】🔗⭐🔉
ちていき【池亭記】
慶滋保胤よししげのやすたね作の文。982年(天元5)成る。当時の京都の左京・右京の状勢と、作者が荒廃した地に池亭をかまえ閑居した有様を漢文で記す。「方丈記」に与えた影響は著しい。「本朝文粋」所収。
ち‐とう【池塘】‥タウ🔗⭐🔉
ち‐とう【池塘】‥タウ
①池のつつみ。
②高山や寒冷地の湿地の池。尾瀬沼など。
⇒池塘春草の夢
ち‐とう【池頭】🔗⭐🔉
ち‐とう【池頭】
池のほとり。
○池塘春草の夢ちとうしゅんそうのゆめ🔗⭐🔉
○池塘春草の夢ちとうしゅんそうのゆめ
[伝朱熹、偶成詩「未だ覚めず池塘春草の夢、階前の梧葉已すでに秋声」]少年時代の夢多い楽しみ。また、青春のはかない夢。
⇒ち‐とう【池塘】
ちどう‐せつ【地動説】
太陽は宇宙の中心に静止し、地球は太陽のまわりを回転するという説。太陽中心説。アリスタルコス1またコペルニクスによって唱えられ、天動説を打ち破って旧来の宇宙観・世界観に大転換を与えた。↔天動説
⇒ち‐どう【地動】
チトー【Tito】
(本名Josip Broz)ユーゴスラヴィアの政治家。クロアチア生れ。第二次大戦中、対独パルチザンを組織。戦後、ユーゴスラヴィア首相。スターリンの指導に従わず、1948年コミンフォルムより民族主義を理由にユーゴは除名。労働者自主管理制度を導入。53年初代大統領、74年終身大統領。国際政治上では非同盟を主唱。(1892〜1980)
ちと‐かん【少勧】‥クワン
(カンは「勧進」の略)熊野比丘尼の言葉癖で、勧進のために少しの喜捨を乞う意。ちとかんじん。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「―、観ずれば夢の世や」
ち‐とく【地徳】
三徳の一つ。大地のめぐみ。
ち‐とく【知得】
①知り得ること。知ること。
②[易経乾「得るを知って喪うしなうを知らず」]もうけだけ考えること。
ち‐とく【知徳・智徳】
①知と徳。知恵と徳行。「―合一」
②〔仏〕真理を正しく知るはたらき。仏の三徳の一つ。→三徳2
チトクロム【Cytochrom ドイツ】
生物の内呼吸において、電子伝達体としての役割をはたす一群のヘム蛋白質。ヘムの種類によりチトクロムa・a3・b・b2・c・c1などに区別され、医薬品としても用いる。シトクロム。
ち‐とせ【千歳】
①千年。せんざい。万葉集6「―五百年いおとせありこせぬかも」
②多くの年。数えつくせない程の年。万葉集18「かざしつらくは―寿ほくとそ」
⇒ちとせ‐あめ【千歳飴】
⇒ちとせ‐どり【千歳鳥】
⇒ちとせ‐の‐こえ【千歳の声】
⇒ちとせ‐の‐さか【千歳の坂】
⇒ちとせ‐やま【千歳山】
⇒ちとせ‐らん【千歳蘭】
ちとせ【千歳】
北海道札幌市の南東の市。第二次大戦前・戦後を通じて航空基地の色彩が強く、現在、新千歳空港は北海道の空の玄関口として、国内航空幹線の主要空港。人口9万1千。
⇒ちとせ‐せん【千歳線】
ちとせ‐あめ【千歳飴】
紅白に染め分けた細長い棒飴を、松竹梅・鶴亀などを彩色印刷した長い袋に入れたもの。生児のお宮参りや七五三しちごさんの祝いに縁起ものとして買われる。〈[季]冬〉
千歳飴
撮影:関戸 勇
⇒ち‐とせ【千歳】
ちとせ‐せん【千歳線】
室蘭・苫小牧と札幌とを結ぶJR線。沼ノ端・白石間、全長56.6キロメートル。ほかに南千歳・新千歳空港間の支線がある。
⇒ちとせ【千歳】
ちとせ‐どり【千歳鳥】
鶴の異称。本朝二十不孝「松に音なく、―は、雲に遊びし」
⇒ち‐とせ【千歳】
ちとせ‐の‐こえ【千歳の声】‥コヱ
千秋楽・万歳楽などを唱える声。千年の治世または長寿を祈る声。
⇒ち‐とせ【千歳】
ちとせ‐の‐さか【千歳の坂】
(千年の歳月を越え過ぎるのを坂にたとえていう)多くの年。古今和歌集賀「―も越えぬべらなり」
⇒ち‐とせ【千歳】
ちとせ‐やま【千歳山】
(千年の緑をたたえる山の意)松の生い茂っている山。松山。世間胸算用5「町並の門松、これぞ―の山口」
⇒ち‐とせ【千歳】
ちとせ‐らん【千歳蘭】
〔植〕(→)サンセベーリアの別称。
⇒ち‐とせ【千歳】
ち‐とつ【馳突】
突進すること。太平記39「騎射―の兵ども三千余騎にてひかへたり」

ち‐はん【池畔】🔗⭐🔉
ち‐はん【池畔】
池のほとり。池辺。
ち‐へん【池辺】🔗⭐🔉
ち‐へん【池辺】
池のほとり。池畔。
[漢]池🔗⭐🔉
池 字形
筆順
〔水(氵・氺)部3画/6画/教育/3551・4353〕
〔音〕チ(漢)
〔訓〕いけ
[意味]
いけ。水をためておく所。「池魚・池辺・金城湯池・電池・貯水池」
[解字]
形声。「水」+音符「也」(=長くのびる)。水を蓄えるために長く掘った所の意。
[下ツキ
印池・硯池・酒池肉林・城池・電池・肉池


大辞林の検索結果 (74)
いけ【池】🔗⭐🔉
いけ [2] 【池】
(1)地面を掘って,水をたたえたところ。主に庭園に風趣を添えるためにつくる。
(2)地面にできたくぼみに水のたまったところ。普通,湖沼より小さいものをいう。
(3)硯(スズリ)の,水を入れるくぼみの部分。海。
⇔陸(オカ)
いけうち【池内】🔗⭐🔉
いけうち 【池内】
姓氏の一。
いけうち-ひろし【池内宏】🔗⭐🔉
いけうち-ひろし 【池内宏】
(1878-1952) 東洋史学者。東京生まれ。東大教授。朝鮮・満州(中国東北部)の古代・中世史を考証学的に研究。著「元寇の新研究」「満鮮史研究」など。
いけ-うんじょう【池運上】🔗⭐🔉
いけ-うんじょう ―ウンジヤウ [3] 【池運上】
江戸時代の雑税。池で藻草・真菰(マコモ)を採集したり漁をする者,その請負人,池の持ち主に課した。
いけがみそね-いせき【池上曾根遺跡】🔗⭐🔉
いけがみそね-いせき ―
セキ 【池上曾根遺跡】
大阪府和泉市にある弥生前・中期の集落。拠点的な大環濠集落であり,方形周溝墓,鳥形木製品・木製農具・磨製石斧が発見されている。

いけがみ-ほんもんじ【池上本門寺】🔗⭐🔉
いけがみ-ほんもんじ 【池上本門寺】
⇒本門寺(ホンモンジ)(1)
いけじり-でら【池後寺】🔗⭐🔉
いけじり-でら 【池後寺】
法起寺(ホツキジ)の別名。
いけだ【池田】🔗⭐🔉
いけだ 【池田】
(1)大阪府北西部の市。もと市場町。住宅地として発展。酒造業や植木の産地として知られる。
(2)北海道南東部,十勝支庁中川郡の町。近年ワインの生産で知られる。
(3)長野県中部,北安曇(アズミ)郡の町。千国(チクニ)街道の宿駅として発達。
(4)岐阜県南西部,揖斐郡の町。工場が多く,また古墳も多い。
(5)福井県中部,今立郡の町。
(6)徳島県西部,三好郡の町。吉野川の屈曲部に位置し,古来交通の要地。阿波きざみタバコの産地。
いけだ-ざけ【池田酒】🔗⭐🔉
いけだ-ざけ [3] 【池田酒】
池田{(1)}で醸造される酒。辛口で江戸時代伊丹(イタミ)酒と並んで最上等の酒とされた。
いけだ-ずみ【池田炭】🔗⭐🔉
いけだ-ずみ [3] 【池田炭】
良質のクヌギ炭。兵庫県川西市一庫(ヒトクラ)付近で生産され,池田{(1)}を集散地とした。
いけだ【池田】🔗⭐🔉
いけだ 【池田】
姓氏の一。安土桃山・江戸期の大名。戦国期織田氏に仕え,関ヶ原戦後,池田輝政が姫路城主となり興隆。のち備前岡山藩・因幡国鳥取藩などの有力大名となる。
いけだ-えいせん【池田英泉】🔗⭐🔉
いけだ-えいせん 【池田英泉】
⇒渓斎英泉(ケイサイエイセン)
いけだ-きかん【池田亀鑑】🔗⭐🔉
いけだ-きかん 【池田亀鑑】
(1896-1956) 国文学者。鳥取県生まれ。東大教授。中古文学,特に源氏物語の権威で,日本文献学を確立。著「宮廷女流日記文学」「伊勢物語に就きての研究」「古典の批判的処置に関する研究」「源氏物語大成」など。
いけだ-きくなえ【池田菊苗】🔗⭐🔉
いけだ-きくなえ ―キクナヘ 【池田菊苗】
(1864-1936) 物理化学者。京都生まれ。東大教授。コンブの抽出液からうま味の成分を発見,のち「味の素」として商品化。理化学研究所の創立に尽力。
いけだ-こううん【池田好運】🔗⭐🔉
いけだ-こううん ―カウウン 【池田好運】
江戸初期の天文学者。長崎の人。通称弥右衛門。ポルトガル人から航海術を学び,ルソン島へ実地航海した。生没年未詳。著「元和航海記」「按針術」
いけだ-しげあき【池田成彬】🔗⭐🔉
いけだ-しげあき 【池田成彬】
(1867-1950) 実業家・政治家。山形県生まれ。慶応義塾・ハーバード大卒。三井銀行・三井財閥の発展・改革に努めた。日銀総裁,大蔵・商工大臣,枢密顧問官を歴任。
いけだ-ずいせん【池田瑞仙】🔗⭐🔉
いけだ-ずいせん 【池田瑞仙】
(1734-1816) 江戸中・後期の医師。周防岩国の人。名は独美。痘科を家学とし,天然痘の流行の時,京・大坂に迎えられ,のち幕府医学館で痘科を講じた。著「痘科弁要」「痘疹戒草」など。
いけだ-そうあん【池田草庵】🔗⭐🔉
いけだ-そうあん ―サウアン 【池田草庵】
(1813-1878) 幕末の儒学者。丹波の人。名は緝,字は子敬。朱王一致を説き,幕末の動乱期に山中に静居し講学と子弟の教授に専念した。
いけだ-そうたん【池田宗旦】🔗⭐🔉
いけだ-そうたん 【池田宗旦】
(1636-1693) 江戸前期の俳人。京都の人。松江重頼に師事。のち,摂津伊丹に移り,伊丹風の祖と仰がれた。
いけだ-だいご【池田大伍】🔗⭐🔉
いけだ-だいご 【池田大伍】
(1885-1942) 劇作家。東京生まれ。本名,銀次郎。早大卒。西欧近代劇および江戸文学に通暁。代表作「名月八幡祭」「西郷と豚姫」「根岸の一夜」など。
いけだ-たいしん【池田泰真】🔗⭐🔉
いけだ-たいしん 【池田泰真】
(1825-1903) 幕末・明治期の蒔絵(マキエ)師。京都生まれ。柴田是真の門に入る。独立後は師の作風を継承し弟子を多く育て,薬研堀派と称された。
いけだ-つねおき【池田恒興】🔗⭐🔉
いけだ-つねおき 【池田恒興】
(1536-1584) 安土・桃山時代の武将。出家して勝入と号す。織田信長に仕えて活躍,本能寺の変後は豊臣秀吉に仕え,小牧・長久手の戦で戦死。
いけだ-てるまさ【池田輝政】🔗⭐🔉
いけだ-てるまさ 【池田輝政】
(1564-1613) 安土桃山時代の武将。織田信長・豊臣秀吉に仕え,関ヶ原の戦いでは徳川方について戦功あり,播磨五二万石を領する姫路城の城主となった。
いけだ-はやと【池田勇人】🔗⭐🔉
いけだ-はやと 【池田勇人】
(1899-1965) 政治家。広島県生まれ。京大卒。大蔵省から政界入り。1960(昭和35)〜64年首相となり,三次にわたる内閣を組織。所得倍増を唱え,高度経済成長政策を推進。
いけだ-みつまさ【池田光政】🔗⭐🔉
いけだ-みつまさ 【池田光政】
(1609-1682) 江戸初期の大名。備前岡山藩主。熊沢蕃山(バンザン)を登用し,儒教主義に基づいて藩政の改革・農事改良・学問・文化の興隆に努めた。
いけだ-ロバートソン-かいだん【池田―会談】🔗⭐🔉
いけだ-ロバートソン-かいだん ―クワイダン 【池田―会談】
1953年(昭和28)10月に行われた自民党政調会長池田勇人とアメリカ国務次官補ロバートソンとの日本の防衛問題に関する会談。MSA 協定受け入れにともない日本の防衛力増強,愛国心教育の推進などが約束された。
いけ-たいが【池大雅】🔗⭐🔉
いけ-たいが 【池大雅】
(1723-1776) 江戸中期の南画家。京都の人。柳沢淇園(キエン)・祇園南海に師事。日本風な文人画を大成。代表作「山水人物図」「十便帳」など。いけのたいが。
いけだ-こ【池田湖】🔗⭐🔉
いけだ-こ 【池田湖】
鹿児島県薩摩半島の南端近くにある湖。面積11平方キロメートル。カルデラ湖で湖岸は急斜面。
いけたに【池谷】🔗⭐🔉
いけたに 【池谷】
姓氏の一。
いけたに-しんざぶろう【池谷信三郎】🔗⭐🔉
いけたに-しんざぶろう ―シンザブラウ 【池谷信三郎】
(1900-1933) 小説家・劇作家。東京生まれ。東大中退。新感覚派の作家と交流,都会的でモダンな作風で知られる。作「望郷」「橋」「有閑夫人」「 GO ・ STOP! 」など。
いけだや-じけん【池田屋事件】🔗⭐🔉
いけだや-じけん 【池田屋事件】
1864年6月新撰組が尊攘派志士を京都三条小橋の旅宿池田屋に襲撃した事件。宮部鼎蔵(テイゾウ)・吉田稔麿らが斬(キ)られた。池田屋騒動。
いけ-ちょうがい【池蝶貝】🔗⭐🔉
いけ-ちょうがい ―テフガヒ [3] 【池蝶貝】
淡水産の二枚貝。琵琶湖特産。殻長24センチメートル,殻高13センチメートルに達し,殻は厚い。水深2メートルまでの砂泥底にすむ。淡水真珠の養殖用母貝とし,殻は貝細工に利用する。霞ヶ浦にも移殖されている。
いけ-どの【池殿】🔗⭐🔉
いけ-どの 【池殿】
京都の六波羅蜜寺の西にあった平頼盛(ヨリモリ)の邸宅。また,頼盛の通称。
いけなみ【池波】🔗⭐🔉
いけなみ 【池波】
姓氏の一。
いけなみ-しょうたろう【池波正太郎】🔗⭐🔉
いけなみ-しょうたろう ―シヤウタラウ 【池波正太郎】
(1923-1990) 劇作家・小説家。東京生まれ。新国劇の脚本作家から小説に転じ,幕末以前の時代小説を多作。代表作「鬼平犯科帳」
いけにし【池西】🔗⭐🔉
いけにし 【池西】
姓氏の一。
いけにし-ごんすい【池西言水】🔗⭐🔉
いけにし-ごんすい 【池西言水】
(1650-1722) 江戸前・中期の俳人。奈良の人。通称,八郎兵衛。初号は則好,別号は兼志ほか。江戸で芭蕉らと交わり,延宝期(1673-1681)の代表的な撰集を刊行して俳壇に重きをなした。編著「江戸新道」「江戸蛇之鮓(エドジヤノスシ)」「東日記」など。
いけの【池野】🔗⭐🔉
いけの 【池野】
姓氏の一。
いけの-せいいちろう【池野成一郎】🔗⭐🔉
いけの-せいいちろう ―セイイチラウ 【池野成一郎】
(1866-1943) 植物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。1896年(明治29)ソテツの精子を発見,種子植物とシダ植物の類縁を明確にし,植物分類学に貢献。ローマ字論者で「実験遺伝学」をローマ字で著す。
いけ-の-ぜんに【池禅尼】🔗⭐🔉
いけ-の-ぜんに 【池禅尼】
平安末期の女性。平忠盛の後妻。藤原宗兼の娘。平家盛・頼盛の母。平治の乱で捕らえられた源頼朝の助命を請い命を救った。生没年未詳。
いけ-の-たいが【池大雅】🔗⭐🔉
いけ-の-たいが 【池大雅】
⇒いけたいが(池大雅)
いけ-の-だいなごん【池大納言】🔗⭐🔉
いけ-の-だいなごん 【池大納言】
平頼盛(タイラノヨリモリ)の通称。
いけのぼう【池坊】🔗⭐🔉
いけのぼう イケノバウ [3] 【池坊】
〔京都の紫雲山頂法寺(通称は六角堂)の坊の名〕
生け花の流派名。また,この流派の家元の姓。
いけのぼう-せんけい【池坊専慶】🔗⭐🔉
いけのぼう-せんけい イケノバウ― 【池坊専慶】
池坊立花(タテハナ)の開祖。長禄・寛正年間(1457-1466)に活躍。室町将軍家の同朋衆のものとはことなる立花を立てて有名になる。生没年不詳。
いけのぼう-せんこう【池坊専好】🔗⭐🔉
いけのぼう-せんこう イケノバウセンカウ 【池坊専好】
(1)(初代)(1536-1621) 安土桃山・江戸初期の立花(タテハナ)師。立花の構成理論を儒教に求め,自然界の景色を表現するものとした。
(2)(二代)(1570-1658) 江戸前期の立花師。初代の理論に仏教をも加え,立花の構成理論をより緻密にした。後水尾天皇の宮廷を中心に活躍した。
(3)(三代)(1680-1734) 元禄末期から享保期にかけて活躍した立華(リツカ)師。立華の整理と伝統の維持に努めた。
いけのぼう-せんのう【池坊専応】🔗⭐🔉
いけのぼう-せんのう イケノバウセンオウ 【池坊専応】
(1482-1543) 室町時代の六角堂の住僧。専慶のあとをうけ,立花(タテハナ)を造形芸術とし,その表現法を明らかにした。伝書に「池坊専応口伝」がある。
いけのもくず【池の藻屑】🔗⭐🔉
いけのもくず ―モクヅ 【池の藻屑】
歴史物語。一四巻。荒木田麗女作。1771年成立。「増鏡」の後を受け,後醍醐天皇から後陽成天皇まで一四代270年間を,「太平記」「吉野拾遺」などをもとに,老尼が物語る形式で記す。
いけはら-ダム【池原―】🔗⭐🔉
いけはら-ダム 【池原―】
奈良県吉野郡下北山村,熊野川支流の北山川にある発電用ダム。アーチ式で,堤高111メートル。総貯水量3億3800万立方メートル。1964年(昭和39)完成。
いけぶくろ【池袋】🔗⭐🔉
いけぶくろ 【池袋】
東京都豊島区の地名。山手線や私鉄・地下鉄のターミナルとして,東京有数の繁華街に発展。
いけぶくろ-せん【池袋線】🔗⭐🔉
いけぶくろ-せん 【池袋線】
西武鉄道の鉄道線。東京都池袋・埼玉県所沢・吾野(アガノ)間,57.8キロメートル。
いけべ【池辺】🔗⭐🔉
いけべ 【池辺】
姓氏の一。
いけべ-さんざん【池辺三山】🔗⭐🔉
いけべ-さんざん 【池辺三山】
(1864-1912) 新聞記者。肥後の人。慶大中退。本名,吉太郎。日露関係において対露強硬論・主戦論を展開。東京朝日新聞主筆として活躍する一方,夏目漱石・二葉亭四迷などの起用でも知られる。
いけべ-よしかた【池辺義象】🔗⭐🔉
いけべ-よしかた 【池辺義象】
(1864-1923) 国文学者。肥後の人。号,藤園。小中村清矩の養子,のちに復姓。一高教授・御歌所寄人。古代法制に精通。著「日本文学全書」(萩野由之・落合直文と共編)「日本法制史書目解題」「日本文学史」など。
うな-て【池溝】🔗⭐🔉
うな-て 【池溝】
田に水を引くための溝。「多(サワ)に―を開(ホ)りて民業(ヨノナリワイ)を寛(ヒロ)めよ/日本書紀(崇神訓)」
ち-ぎょ【池魚】🔗⭐🔉
ち-ぎょ [1] 【池魚】
池の魚。
ちぎょ=の殃(ワザワイ)🔗⭐🔉
――の殃(ワザワイ)
〔「呂氏春秋(孝行覧)」池に投げ込まれた宝珠を捜すため池の水が汲み干されて,池の魚が死んだという故事から。また,一説に,城の門が火事になった時,消火のために池の水を汲み干したので,池の魚が死んだという故事から〕
意外な災難にあうこと。まきぞえにあうこと。特に,火事で類焼すること。
ちぎょ-ろうちょう【池魚籠鳥】🔗⭐🔉
ちぎょ-ろうちょう ―テウ [1] 【池魚籠鳥】
〔潘岳「秋興賦」〕
池の中の魚と籠(カゴ)の鳥。自由にならない身の上のたとえ。
ち-しょう【池沼】🔗⭐🔉
ち-しょう ―セウ [0] 【池沼】
池と沼。
ち-じょう【池上】🔗⭐🔉
ち-じょう ―ジヤウ [0] 【池上】
(1)池の上。池の水面。
(2)池のほとり。池のみぎわ。
ち-しん【池心】🔗⭐🔉
ち-しん [0] 【池心】
池の中央。池の中心。
ち-すい【池水】🔗⭐🔉
ち-すい [0] 【池水】
いけ。また,いけの水。
ち-せい【池井】🔗⭐🔉
ち-せい [0] 【池井】
池と井戸。
ち-せん【池泉】🔗⭐🔉
ち-せん [0] 【池泉】
庭園に設けられた池。
ちせん-かいゆうしき【池泉回遊式】🔗⭐🔉
ちせん-かいゆうしき ―クワイイウ― [0] 【池泉回遊式】
日本庭園の形式の一。中心に池を設け,その周囲を巡りながら観賞する。江戸時代の代表的庭園形式。桂離宮・金沢兼六園・岡山後楽園など。
ち-ちゅう【池中】🔗⭐🔉
ち-ちゅう [0] 【池中】
いけの中。
ち-てい【池汀】🔗⭐🔉
ち-てい [0] 【池汀】
池のみぎわ。池のほとり。
ち-てい【池亭】🔗⭐🔉
ち-てい [0] 【池亭】
池のほとりのあずまや。
ちていき【池亭記】🔗⭐🔉
ちていき 【池亭記】
漢文随筆。慶滋保胤(ヨシシゲノヤスタネ)著。一編。982年成立。平安京に設けた小宅における悠々自適の生活を叙したもの。京内の荒廃ぶりを述べた記事で有名。「方丈記」に影響を与えている。「本朝文粋(モンズイ)」所収。
ち-とう【池塘】🔗⭐🔉
ち-とう ―タウ [0] 【池塘】
(1)池のつつみ。「―の草の露にしほれたるも/太平記 37」
(2)泥炭地の中にある小湖沼。
ちとう=春草(シユンソウ)の夢🔗⭐🔉
――春草(シユンソウ)の夢
〔朱熹「偶成」〕
青春時代の楽しみ。若い時のはかない夢。
ち-とう【池頭】🔗⭐🔉
ち-とう [0] 【池頭】
池のほとり。池の端。池畔。
ち-はん【池畔】🔗⭐🔉
ち-はん [0] 【池畔】
池のほとり。
ち-へん【池辺】🔗⭐🔉
ち-へん [0] 【池辺】
池のほとり。池のはた。
広辞苑+大辞林に「池」で始まるの検索結果。