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広辞苑の検索結果 (2)
こと‐の‐お【琴の緒】‥ヲ🔗⭐🔉
こと‐の‐お【琴の緒】‥ヲ
琴に張って弾きならす弦。琴の糸。
⇒琴の緒絶ゆ
○琴の緒絶ゆことのおたゆ
(「呂氏春秋」の、鍾子期しょうしきが死んで伯牙が琴の弦を絶ったという故事に基づく)知己を失うことにいう。断琴。「琴の緒絶つ」とも。→断琴の交わり
⇒こと‐の‐お【琴の緒】
○琴の緒絶ゆことのおたゆ🔗⭐🔉
○琴の緒絶ゆことのおたゆ
(「呂氏春秋」の、鍾子期しょうしきが死んで伯牙が琴の弦を絶ったという故事に基づく)知己を失うことにいう。断琴。「琴の緒絶つ」とも。→断琴の交わり
⇒こと‐の‐お【琴の緒】
こと‐の‐かず【事の数】
数え立てる価値のある事。ものの数。平家物語2「成親卿が謀反は―にもあらず」
こと‐の‐きこえ【事の聞え】
うわさ。評判。兼澄集「忍びてかたらひ侍りしに―ありて」
こと‐の‐くみ【琴の組】
琴の組歌。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「お大名の宮仕へ、―でも歌はいで」
こと‐の‐こころ【事の心】
①事の趣意。意味。源氏物語絵合「対面して―とり申さむ」
②事情。内情。源氏物語柏木「かかる―知る人は少なうて」
こと‐の‐したび【琴の下樋】
琴の腹部。万葉集7「琴取れば嘆き先立つけだしくも―に嬬つまや隠こもれる」
ごど‐の‐しゅうぎ【五度の祝儀】‥シウ‥
正月始め・3月3日・5月5日・7月中旬・9月9日の祝儀の総称。近世上方の遊郭でいう。色道大鏡「俗に五節句といへる時節をいふ。正月始・七月中旬、是れ二度は節句ならざる故に―といふ」
こと‐の‐たより【事の便り】
①何かの事の便宜となるもの。栄華物語疑「―を賜はせてはぐくみかへりみさせ給ふほどに」
②物事のついで。たよりのついで。方丈記「おのづから―ありて、津の国の今の京にいたれり」
こと‐の‐ついで【事の序で】
何か他のことをする、その機会。ことのたより。源氏物語紅葉賀「ともすれば―ごとに言ひむかふるくさはひなるを」
こと‐の‐なぐさ【言の慰】
ことばの上だけの慰め。気休めのことば。万葉集7「黙もだあらじと―に言ふことを」
こと‐の‐は【言の葉】
①ことば。古今和歌集恋「思ふてふ―のみぞ秋をへて色もかはらぬ」
②和歌。源氏物語桐壺「やまと―をも」
⇒ことのは‐かぜ【言の葉風】
⇒ことのは‐ぐさ【言の葉草】
⇒ことのは‐の‐みち【言の葉の道】
⇒ことのは‐の‐みどり【言の葉の緑】
ことのは‐かぜ【言の葉風】
和歌の姿。拾玉集(広本)4「和歌の浦や―に立つ波を」
⇒こと‐の‐は【言の葉】
ことのは‐ぐさ【言の葉草】
和歌。和歌の詠草。新続古今和歌集雑「よしあしを君し分かずは書きたむる―のかひやなからむ」
⇒こと‐の‐は【言の葉】
ことのは‐の‐みち【言の葉の道】
和歌の道。歌道。
⇒こと‐の‐は【言の葉】
ことのは‐の‐みどり【言の葉の緑】
和歌の道が栄えてゆくのを常磐木ときわぎの緑にたとえていう語。
⇒こと‐の‐は【言の葉】
こ‐とのばら【小殿原】
①年の若い殿原。わかとのばら。
②ごまめ。〈[季]新年〉。〈日葡辞書〉
こと‐の‐ほか【殊の外】
思いのほかのこと。意外。格別なこと。とりわけ。天草本伊曾保物語「ふたり乗りけるによつて、―くたびれたり」。「―の御立腹」
こと‐の‐よし【事の由】
事の子細。事のわけ。理由。
こと‐は
〔副〕
(コトは「如し」の語幹「ごと」と同源)同じことならば。古今和歌集別「かきくらし―降らなむ」
こと‐ば【言葉・詞・辞】
①ある意味を表すために、口で言ったり字に書いたりするもの。語。言語。竹取物語「うち泣きて書く―は」。「やさしい―に言い替える」「日本の―」
②物の言いかた。口ぶり。語気。浄瑠璃、凱陣八島「少し―の弱りたる折を見て」。「―を和らげる」
③言語による表現。古今和歌集序「その心あまりて―足らず」。「―を飾る」「あいさつの―」
④言葉のあや。事実以上に誇張した表現。狂言、箕被みかずき「塵を結んでと言うたは―でござる」
⑤文芸表現としての言語。詩歌、特に和歌など。「―の道」
⑥《詞》謡い物・語り物で、ふしのつかない部分。また、歌集などで、歌以外の散文の部分。
⑦物語などで、地の文に対して会話の部分。
⇒ことば‐あそび【言葉遊び】
⇒ことば‐あら【言葉荒】
⇒ことば‐あらそい【言葉争い】
⇒ことば‐がえし【言葉返し】
⇒ことば‐がき【詞書】
⇒ことば‐かず【言葉数】
⇒ことば‐がたき【言葉敵】
⇒ことば‐じち【言葉質】
⇒ことば‐じり【言葉後・言葉尻】
⇒ことば‐ずくな【言葉少な】
⇒ことば‐たがえ【言葉違え】
⇒ことば‐たくみ【言葉巧み】
⇒ことば‐たたかい【言葉戦い】
⇒ことば‐ついえ【言葉費え】
⇒ことば‐づかい【言葉遣い】
⇒ことば‐つき【言葉付き】
⇒ことば‐づくし【言葉尽し】
⇒ことば‐づめ【言葉詰め】
⇒ことば‐づよ【言葉強】
⇒ことば‐てん【辞典・言葉典】
⇒ことば‐とがめ【言葉咎め】
⇒ことば‐の‐あや【言葉の綾】
⇒ことば‐の‐いずみ【言葉の泉】
⇒ことば‐の‐いろ【言葉の色】
⇒ことば‐の‐うみ【言葉の海】
⇒ことば‐の‐さき【言葉の先】
⇒ことば‐の‐した【言葉の下】
⇒ことば‐の‐すえ【言葉の末】
⇒ことば‐の‐その【言葉の園】
⇒ことば‐の‐たま【言葉の玉】
⇒ことば‐の‐ちり【言葉の塵】
⇒ことば‐の‐つゆ【言葉の露】
⇒ことば‐の‐はし【言葉の端】
⇒ことば‐の‐はずれ【言葉の外れ】
⇒ことば‐の‐はな【言葉の花】
⇒ことば‐の‐はやし【言葉の林】
⇒ことば‐の‐はり【言葉の針】
⇒ことば‐の‐ひっぱなし【言葉の引っ放し】
⇒ことば‐へん【言葉偏】
⇒ことば‐よせ【詞寄】
⇒ことば‐ろん【言葉論】
⇒言葉がすぎる
⇒言葉がとがる
⇒言葉尻を捉える
⇒言葉涼し
⇒言葉なお耳に在り
⇒言葉に甘える
⇒言葉に余る
⇒言葉に鞘がある
⇒言葉に花が咲く
⇒言葉に花実を交ぜる
⇒言葉に針を刺す
⇒言葉に針を持つ
⇒言葉の采配
⇒言葉の下に骨を消す
⇒言葉は国の手形
⇒言葉は心の使い
⇒言葉は立居を表す
⇒言葉は身の文
⇒言葉を返す
⇒言葉を掛ける
⇒言葉を飾る
⇒言葉を交わす
⇒言葉を下ぐ
⇒言葉を番う
⇒言葉を尽くす
⇒言葉を濁す
⇒言葉を練る
⇒言葉を残す
⇒言葉を呑む
⇒言葉を挟む
⇒言葉を卑くする
ことば‐あそび【言葉遊び】
言葉の発音・リズム・意味などを利用した遊び。なぞなぞ・尻取り・しゃれ・語呂あわせ・アナグラム・早口言葉など。
⇒こと‐ば【言葉・詞・辞】
ことば‐あら【言葉荒】
言葉づかいの荒いさま。狂言、入間川「最前―に言うたこそ道理」
⇒こと‐ば【言葉・詞・辞】
ことば‐あらそい【言葉争い】‥アラソヒ
くちあらそい。言い合い。口論。
⇒こと‐ば【言葉・詞・辞】
こと‐ばえ【事映え】
事のはえること。面目。宇津保物語国譲上「―もなかむめるに」
ことば‐がえし【言葉返し】‥ガヘシ
言われたことに従わないで、言い返すこと。口ごたえ。
⇒こと‐ば【言葉・詞・辞】
ことば‐がき【詞書】
ことばを書いたもの。説明の文。
㋐和歌の初めに、詠んだ趣意を書いたことば。題詞。序。
㋑絵巻物で、絵と絵との間の説明の文。
㋒絵本の画中の人物のことばを書いたもの。
⇒こと‐ば【言葉・詞・辞】
ことば‐かず【言葉数】
①語数。
②くちかず。
⇒こと‐ば【言葉・詞・辞】
大辞林の検索結果 (3)
こと-の-お【琴の緒】🔗⭐🔉
こと-の-お ―ヲ 【琴の緒】
琴(キン)・箏(ソウ)など弦楽器の弦。琴糸。
ことのお=絶ゆ🔗⭐🔉
――絶ゆ
〔琴の名手伯牙(ハクガ)が,自分の琴を唯一解し得た友人の鐘子期(シヨウシキ)の死に遭い,琴の弦を断って二度と琴を手にしなかったという「呂氏春秋」の故事から〕
親しい友人に死別すること。断琴。琴の緒を絶つ。
→鐘子期
ことのお=を絶つ🔗⭐🔉
――を絶つ
「琴の緒絶ゆ」に同じ。
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