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広辞苑の検索結果 (5)
め‐くち【目口】🔗⭐🔉
め‐くち【目口】
目と口。
⇒めくち‐かわき【目口乾き】
⇒目口はだかる
○目口はだかるめくちはだかる🔗⭐🔉
○目口はだかるめくちはだかる
驚きあきれて目や口があいたままふさがらない。今昔物語集19「女房達奇異に目口はだかりて思ゆる事限りなし」
⇒め‐くち【目口】
め‐くばせ【眴せ】
(メクハセの転)目つきで知らせること。目交めまぜ。目弾めはじき。十訓抄「泰忠に―しければ」。「そっと―する」
め‐くばり【目配り】
よく注意して、必要なところに落ちなく目を行きとどかせること。「―がきく」「細かく―する」
め‐くぼ【目凹】
目のくぼんでいること。また、その人。
め‐ぐま【目隈】
役者が目のふちをくまどること。
めぐま・れる【恵まれる】
〔自下一〕
(「恵む」の受身形)よい物事・状態・環境などが与えられる。「資源に―・れる」「―・れた才能」「―・れた生活」
めぐみ【恵み】
めぐむこと。なさけをかけること。あわれみ。いつくしみ。地蔵十輪経元慶点「微く賜ひ恤メクミすることを自らの国土に加へたまひぬ」。「天の―」「―を垂れる」
⇒めぐみ‐の‐あめ【恵みの雨】
め‐ぐみ【め組】
江戸の町火消を、いろは四十七組(のち四十八組)に分けた中の一組。
⇒めぐみ‐の‐けんか【め組の喧嘩】
めぐみ‐の‐あめ【恵みの雨】
草木を潤す雨。慈雨。また、神仏・君主などの恩があまねくゆきわたることを雨にたとえていう語。夫木和歌抄19「日をへつつ民の草葉の枯れゆくに―をいかでそそがむ」
⇒めぐみ【恵み】
めぐみ‐の‐けんか【め組の喧嘩】‥クワ
①文化2年(1805)2月17日、江戸芝神明境内で四ツ車大八・九竜山波右衛門らの力士と、め組の町火消人足との間に起こり、負傷者99人を出した喧嘩。
②1の事件を講釈種から脚色した竹柴其水きすい作、1890年(明治23)初演の歌舞伎「神明恵和合取組かみのめぐみわごうのとりくみ」の通称。
⇒め‐ぐみ【め組】
めぐ・む【恵む・恤む】
〔他五〕
①なさけをかける。あわれむ。恩恵を与える。万葉集19「四方よもの人をもあぶさはず―・みたまへば」→恵まれる。
②あわれに思って物品を与える。ほどこす。大鏡道長「飯・酒しげく賜び、持ちて参る果物をさへ―・み賜び」。「人に金を―・む」
め‐ぐ・む【芽ぐむ・萌む】
〔自五〕
草木が芽を出す。めばえる。〈[季]春〉。永久百首「―・むよりけしきことなる花なれば」
め‐くら【盲・瞽】
①目が見えないこと。また、その人。
②文字が読めないこと。また、その人。
③物事の弁別のつかないこと。また、その人。
⇒めくら‐うち【盲打ち・盲撃ち】
⇒めくら‐うなぎ【盲鰻】
⇒めくら‐かべ【盲壁】
⇒めくら‐ごぜ【盲御前】
⇒めくら‐ごよみ【盲暦】
⇒めくら‐さがし【盲探し】
⇒めくら‐じ【盲地】
⇒めくら‐じま【盲縞】
⇒めくら‐しょうぎ【盲将棋】
⇒めくら‐そう【盲僧】
⇒めくら‐ながや【盲長屋】
⇒めくら‐ばん【盲判】
⇒めくら‐ぶね【盲船】
⇒めくら‐へび【盲蛇】
⇒めくら‐ほうし【盲法師】
⇒めくら‐まど【盲窓】
⇒めくら‐めっぽう【盲滅法】
⇒盲千人目明き千人
⇒盲蛇に怖じず
めぐら・う【回らふ】メグラフ
〔自四〕
(メグルに接尾語フの付いた語)
①世の中に立ちまじる。人中に交わる。源氏物語若菜上「同じ世の中の内に―・ひ侍りつれど」
②ためらう。躊躇ちゅうちょする。皇極紀「便旋めぐらひて進まざるを見て」
めくら‐うち【盲打ち・盲撃ち】
目あてなくむやみにうつこと。「―にうつ」
⇒め‐くら【盲・瞽】
めくら‐うなぎ【盲鰻】
ホソヌタウナギの別称。
⇒め‐くら【盲・瞽】
めぐらか・す【回らかす】
〔他四〕
(→)「めぐらす」に同じ。
めくら‐かべ【盲壁】
窓のあいていない壁。
⇒め‐くら【盲・瞽】
めくら‐ごぜ【盲御前】
盲目の女の、鼓を打ち、または三味線を弾き歌をうたって米銭を請い歩いた者。瞽女ごぜ。謡曲、望月「今ほどこの宿にはやる者は―にて候ふ」
⇒め‐くら【盲・瞽】
めくら‐ごよみ【盲暦】
(→)南部暦に同じ。
⇒め‐くら【盲・瞽】
めくら‐さがし【盲探し】
①目あても定めず探すこと。
②(→)素目すめに同じ。
⇒め‐くら【盲・瞽】
めくら‐じ【盲地】‥ヂ
(→)盲縞めくらじまに同じ。
⇒め‐くら【盲・瞽】
めぐらし‐ぶみ【回文】
(→)「まわしぶみ」に同じ。今昔物語集28「かねて院より―を以て参るべき由催されたりければ」
めくら‐じま【盲縞】
経緯たてよこともに紺染にした綿糸で織った木綿平織物。紺無地に染めた綿布。足袋たび表・法被はっぴなどに用いる。青縞。紺無地。紺木綿。織紺。小栗風葉、深川女房「花色裏の―の着物に、同じ―の羽織の襟を洩れて」
⇒め‐くら【盲・瞽】
めくら‐しょうぎ【盲将棋】‥シヤウ‥
①将棋の下手なことをののしっていう語。へぼ将棋。浮世風呂前「なに此―め」
②目隠し将棋のこと。
⇒め‐くら【盲・瞽】
めぐら・す【回らす・廻らす・巡らす】
〔他五〕
①回るようにする。円を描くように動かす。神代紀上「首を―・して」。「踵くびすを―・す」
②囲ませる。取り巻かせる。万葉集3「白波を伊予に―・し」。「城に堀を―・す」
③ふれまわって知らせる。回文で知らせる。源氏物語葵「俄かに御車―・しおほせ給ひて見給ふ」。今昔物語集3「花の逍遥有るべしと―・す」
④回送する。回漕する。仁徳紀「南海みなみのみちより―・して難波の津にゐて来りて」
⑤考えをあれこれと働かせる。金光明最勝王経(石山寺本)平安後期点「備つぶさに軍儀を整へ、想を運メクラし」。平治物語「涯分武略を―・して」。「策を―・す」「工夫を―・す」
⑥時を経過させる。平家物語2「時刻を―・さず西光父子が命をめしとり給へや」
⑦運営する。風流志道軒伝「天下を―・す掌の内」
○目で見て口で言えめでみてくちでいえ🔗⭐🔉
○目で見て口で言えめでみてくちでいえ
事情をきわめてから言え。
⇒め【目・眼】
大辞林の検索結果 (3)
め-くち【目口】🔗⭐🔉
め-くち [1] 【目口】
目と口。
めくち=はだか・る🔗⭐🔉
――はだか・る
目や口を開け広げる。驚きあきれたさまをいう。「奇異(アサマシ)く―・りて居たり/今昔 28」
めくち-かわき【目口乾き】🔗⭐🔉
めくち-かわき 【目口乾き】
細かい点までやかましいこと。また,その人。「とんだ―だの/滑稽本・浮世風呂 3」
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