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広辞苑の検索結果 (11)

アンネのにっき【アンネの日記】🔗🔉

アンネのにっきアンネの日記】 (原題Het Achterhuis オランダは「家の後部」の意)ユダヤ人の少女アンネ=フランク(Anne Frank1929〜1945)の、ナチスの迫害を逃れて家族と共にアムステルダムに隠れ住んだ1942年から2年間の生活記録。

いせい‐あい【異性愛】🔗🔉

いせい‐あい異性愛】 (heterosexuality)異性の者を性的欲望の対象とすること。↔同性愛。 ⇒い‐せい【異性】

いん‐みょう【因明】‥ミヤウ🔗🔉

いん‐みょう因明‥ミヤウ (梵語hetu-vidyā)インドに起こった論理学、特に仏教の論理学。五明ごみょうの一つ。理由・根拠にもとづき物事の正邪・真偽を考察論証する学問の意。結論にあたる宗しゅう、宗の成立理由である因、例証として因から宗を導くための喩の三支によって論証する。

せだい‐こうたい【世代交代】‥カウ‥🔗🔉

せだい‐こうたい世代交代‥カウ‥ ①世代1が変わること。 ②〔生〕(heterogenesis ラテン)ある種の生物が、違った生殖形式、例えば有性生殖と無性生殖、両性生殖と単為生殖を交互に行うこと。植物ではスギゴケ、動物ではヒドロムシ・クラゲ・アリマキなどにその例が見られる。世代交番。 ⇒せ‐だい【世代】

た‐りつ【他律】🔗🔉

た‐りつ他律】 ①自分の意志によるのでなく、他からの命令や束縛によって行動すること。 ②〔哲〕(Heteronomie ドイツ) ㋐カント倫理学の用語では、意志が、理性の命令でなく、感性の自然的欲望(傾向性)によって規定されること。 ㋑広義には、ある文化領域が独自の意義をもたず他の手段となっていること。 ↔自律

○二兎を追う者は一兎をも得ずにとをおうものはいっとをもえず🔗🔉

○二兎を追う者は一兎をも得ずにとをおうものはいっとをもえず (He that hunts two hares at once will catch neither.)同時に二つの事をしようとすれば、両方とも成功しない。 ⇒に‐と【二兎】 にな蜷・蝸螺】 ①巻貝の一群の総称。カワニナ・ウミニナ・イソニナなど。 ②古書や俳諧では、カワニナ類をいう。河貝子。〈色葉字類抄〉。〈[季]春〉 にない担い・荷いニナヒ ①になうこと。 ②担い桶の略。 ⇒にない‐あきない【担い商い】 ⇒にない‐おけ【担い桶】 ⇒にない‐がい【荷い買い】 ⇒にない‐ごし【担輿・荷輿】 ⇒にない‐しょうご【荷鉦鼓】 ⇒にない‐だいこ【荷太鼓】 ⇒にない‐ぢゃや【担い茶屋】 ⇒にない‐つじ【担い旋毛】 ⇒にない‐つむじ【担い旋毛】 ⇒にない‐て【担い手】 ⇒にない‐ばね【担い発条】 ⇒にない‐ぶみ【荷文】 ⇒にない‐ぶろ【担い風呂】 ⇒にない‐ぼう【担い棒】 ⇒にない‐もの【荷い物】 にない‐あきない担い商いニナヒアキナヒ 荷をになって物を売りあるくこと。また、その人。にないうり。かつぎあきない。日本永代蔵1「遣ひ捨し金銀の出所なく…―の身の行すゑ」 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐いだ・す担ひ出す・荷ひ出すニナヒ‥ 〔他四〕 ①かつぎ出す。 ②やっと詠み出す。土佐日記「この海辺にて―・せる歌」 にない‐おけ担い桶ニナヒヲケ 天秤棒でになって運ぶ桶。にない。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐がい荷い買いニナヒガヒ 天秤棒にかけるように両方をともに買うこと。好色五人女2「島原の野風、新町の荻野、此二人を毎日―して」 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐ごし担輿・荷輿ニナヒ‥ ござで包んだ輿。地下じげの人の乗物。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐しょうご荷鉦鼓ニナヒシヤウ‥ 雅楽の鉦鼓。道楽みちがくの際、棒で荷って歩きながら打つもの。→鉦鼓2⇒にない【担い・荷い】 にない‐だいこ荷太鼓ニナヒ‥ 雅楽の太鼓。道楽みちがくの際、棒で荷って歩きながら打つ小型の大太鼓だだいこ。 荷太鼓 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐ぢゃや担い茶屋ニナヒ‥ 茶釜や茶道具をにない歩き、客のために茶をたてて売ること。また、その商人。狂言、煎じ物「―を、橋がかりへもつてのく」 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐つじ担い旋毛ニナヒ‥ (→)「にないつむじ」に同じ。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐つむじ担い旋毛ニナヒ‥ 二つ並んである頭髪のつむじ。にないつじ。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐て担い手ニナヒ‥ ①物をかつぐ人。 ②中心となって物事をすすめる人。ささえ手。「生計の―」「新生国家の―」 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐ばね担い発条ニナヒ‥ 鉄道車両・自動車などにおいて、車体を支えるために用いるばね。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐ぶみ荷文ニナヒ‥ 狂言。(→)「文荷ふみにないに同じ。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐ぶろ担い風呂ニナヒ‥ 元禄(1688〜1704)の頃、方々へにない歩き、料金を取って入浴させた風呂。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐ぼう担い棒ニナヒバウ 物をになう棒。てんびんぼう。 ⇒にない【担い・荷い】 にない‐もの荷い物ニナヒ‥ 祭礼で、二人でかついで見せ歩く物。 ⇒にない【担い・荷い】 にな‐いろ蜷色】 ①襲かさねの色目。表は黄、裏は青。 ②青黒い染色。 に‐な・う担う・荷うニナフ 〔他五〕 (ナウは接尾語) ①肩に掛けてはこぶ。かつぐ。かたげる。「荷を―・う」 ②自分の仕事として身に引き受ける。おう。玄奘表啓平安初期点「独り恩の栄を荷ニナヒ」。「責任の一端を―・う」「明日の社会を―・う若人」 になえ‐つつ担え銃ニナヘ‥ 軍隊で、銃を右肩にかけること。また、その姿勢をとるための号令。 にながわ蜷川‥ガハ 姓氏の一つ。室町幕府の政所代。 ⇒にながわ‐ちうん【蜷川智蘊】 ⇒にながわ‐のりたね【蜷川式胤】 にながわ‐ちうん蜷川智蘊‥ガハ‥ ⇒ちうん(智蘊)⇒にながわ【蜷川】 にながわ‐のりたね蜷川式胤‥ガハ‥ 幕末・明治前期の官吏・考古家。京都生れ。明治政府で文化財の調査などに従事。陶磁器などの研究書「観古図説」(全9巻)を著す。(1835〜1882) ⇒にながわ【蜷川】 に‐な・し似無し】 〔形ク〕 (一説に「二無し」の意)似るものがない。くらべられるものがない。二つとない。ならびない。伊勢物語「いと―・き人を思ひかけたり」 にな‐むすび蜷結び】 紐の結び方で鎖結びの一種。泔坏ゆするつきの台、厨子ずし棚などの敷物、桧扇ひおうぎの飾り糸などをつづるのに用いた。結び重ねたさまが貝の蜷に似るところからの名。みなむすび。 蜷結び に‐なわ荷縄‥ナハ 荷物をからげ、負いなどするのに用いる縄。 ににぎ‐の‐みこと瓊瓊杵尊・邇邇芸命】 日本神話で天照大神の孫。天忍穂耳尊あまのおしほみみのみことの子。天照大神の命によってこの国土を統治するために、高天原から日向国の高千穂峰に降り、大山祇神おおやまつみのかみの女むすめ、木花之開耶姫このはなのさくやびめを娶り、火闌降命ほすそりのみこと・火明尊ほあかりのみこと・彦火火出見尊ひこほほでみのみことを生んだ。天津彦彦火瓊瓊杵尊あまつひこひこほのににぎのみことにに‐と 〔副〕 にっこりと。毛詩抄「―笑つて」 ににはち‐じけん二‐二八事件】 1947年2月28日に台湾で起きた、民衆による反国民党暴動。腐敗官僚による専制支配と社会経済秩序の混乱、台湾人への蔑視・差別に対する怒りが爆発したもので、武力弾圧により2万人以上が犠牲になり、外省人と本省人の対立を生んだ。 ににろく‐じけん二‐二六事件】 1936年(昭和11)2月26日、陸軍の皇道派青年将校らが国家改造・統制派打倒を目指し、約1500名の部隊を率いて首相官邸などを襲撃したクーデター事件。内大臣斎藤実・大蔵大臣高橋是清・教育総監渡辺錠太郎らを殺害、永田町一帯を占拠。翌日戒厳令公布。29日に無血で鎮定。事件後、粛軍の名のもとに軍部の政治支配力は著しく強化された。 内務省前の反乱軍 提供:毎日新聞社 二・二六事件 提供:NHK ににん‐さんきゃく二人三脚】 ①二人が肩を組み、その内側の足首を結び合わせ、二人で三脚となって走る競技。 ②比喩的に、二者が一致協力して物事をすること。「―で難局を乗り切る」 に‐にんしょう二人称】 対話する相手、または相手を含む仲間を指示する人称。「きみ」「あなたがた」の類。対称。 ににんどうじょうじ二人道成寺‥ダウジヤウ‥ 歌舞伎舞踊。長唄の「京鹿子娘道成寺」を、二人の白拍子で踊る。1835年(天保6)中村芝翫しかん・2世中村富十郎初演の「恋袂わけふたつ二人道成寺」が最初。→娘道成寺 ににん‐ばおり二人羽織】 二人で1枚の羽織をはおって一人の人間のように見せて行う芸。背後の人が両手を袖に通し、顔だけ出した前の人に手探りで飲食をさせるなどする。 ににん‐ばり二人張】 二人がかりで弦を掛けるほどの強弓。 ににんびくに二人比丘尼】 仮名草子。鈴木正三しょうさん作。2巻。1632年(寛永9)頃成るか。戦乱で夫に死別した二人の尼によって仏教の理を説いたもの。 ににんわんきゅう二人椀久‥キウ 歌舞伎舞踊。長唄。椀屋久兵衛の狂乱物。初世錦屋金蔵作曲。傾城松山の幻が現れ椀久と並んで踊る。1774年(安永3)初演の「其面影二人椀久」が伝存。→椀久 にぬ⇒にの に‐ぬき荷抜き】 運搬する荷の中から一部をこっそり抜き取ること。 に‐ぬき煮抜き】 ①水を多くして炊いた飯からとった粘液。おねば。にぬきめし。 ②「煮抜き卵」の略。 ⇒にぬき‐たまご【煮抜き卵】 にぬき‐たまご煮抜き卵】 (主に関西地方で)ゆでたまご。にぬき。菊池三渓、西京伝新記「しかうしてその賓を饗する、別に奇饌きせんを供せず。湯煎雞子にぬきたまごのみ。糖熬紫栗さとうだきのくりのみ」 ⇒に‐ぬき【煮抜き】 に‐ぬ・く煮抜く】 〔他四〕 十分に煮る。煮詰める。 に‐ぬし荷主】 ①荷物の持主。 ②荷の送出人。 に‐ぬり丹塗り】 丹または朱で塗ること。また、そのもの。万葉集9「さ―の大橋の上ゆ」 ニネヴェNineveh】 古代アッシリアの都市。チグリス川上流東岸、現イラクのモスル市内の地。特に紀元前8〜7世紀ごろに栄えたが、前7世紀末メディア・バビロニア連合軍に攻略されて廃墟となる。 に‐ねん二念】 ①二心。ふたごころ。 ②他の考え。余念。狂言、布施無経ふせないきょう「遣るべき物成らば、何の―も無う其まま遣つたが能御ざる」 にねんせい‐しょくぶつ二年生植物】 発芽後、開花・結実するまでが2年にわたる草本。マツヨイグサなど。翌春に開花・結実。二年草。→越年生植物 にの】 (上代東国方言。江戸時代には「にぬ」と誤読)ぬの。万葉集14「愛かなしけ児ろが―ほさるかも」 に‐の‐あし二の足】 ①(「二の足を踏む」の意)進むのをためらうこと。しりごみ。浄瑠璃、堀川波鼓「皆―にぞ成りにける」 ②太刀の鞘さやの拵こしらえのうち、鞘尻の方に近い足。→太刀(図) ⇒二の足を踏む

ヘテロ【hetero ギリシア】🔗🔉

ヘテロhetero ギリシア】 〔生〕(「異なる」の意) ①対応するある遺伝子に違いがある配偶子同士が接合して生じた個体の遺伝子構成。 ②ヘテロ接合体の略。↔ホモ。 ⇒ヘテロ‐せつごうたい【ヘテロ接合体】

ヘテローシス【heterosis】🔗🔉

ヘテローシスheterosis】 〔生〕(→)雑種強勢ざっしゅきょうせいに同じ。

ヘテロ‐せつごうたい【ヘテロ接合体】‥ガフ‥🔗🔉

ヘテロ‐せつごうたいヘテロ接合体‥ガフ‥ (heterozygote)特定の遺伝子座が異なる対立遺伝子によって占められる個体。 ⇒ヘテロ【hetero ギリシア】

ヘテロダイン‐じゅしん【ヘテロダイン受信】🔗🔉

ヘテロダイン‐じゅしんヘテロダイン受信】 (heterodyne reception)受信電波の周波数と少し異なる周波数を持つ振動電流を出して唸りを生じさせ、検波・受信する方法。

ヘテロフォニー【heterophony】🔗🔉

ヘテロフォニーheterophony】 〔音〕同一の旋律を任意に変化させたものを同時に演奏する技法。雅楽の合奏など。

大辞林の検索結果 (14)

ヘタエリア(ラテン) hetaeria🔗🔉

ヘタエリア [3] (ラテン) hetaeria 古代ローマで,結社・組合・互助組織。 →エクレシア

ヘテロhetero🔗🔉

ヘテロ [1] hetero 〔異種・異型の意〕 「ヘテロ接合体」の略。 ⇔ホモ

ヘテロカリオンheterocaryon🔗🔉

ヘテロカリオン [4] heterocaryon 一つの細胞内に,遺伝的に異なる二つ以上の核が共存している細胞。突然変異や細胞融合によって生じる。異核共存体。異核接合体。 ⇔ホモカリオン

ヘテロダインheterodyne🔗🔉

ヘテロダイン [4] heterodyne 周波数変換の方式の一。周波数の異なる二つの信号を混合し,その差または和の周波数の出力を得るもの。通信機などで用いる。

ヘテロドキシーheterodoxy🔗🔉

ヘテロドキシー [4] heterodoxy 異端。異説。

he・tae・ra[hitr](英和)🔗🔉

he・tae・ra[hitr] n.<古ギリシア>高級娼婦.

hetero‐(英和)🔗🔉

hetero- 「異なった,他の」 の意の結合辞.

het・er・o・dox[htrdks/‐dks](英和)🔗🔉

het・er・o・dox[htrdks/-dks] a.異端の,異説の.

het・er・o・dox・y(英和)🔗🔉

het・er・o・dox・y n.異端〔説〕.

het・er・o・dyne[‐dain](英和)🔗🔉

het・er・o・dyne[-dain] n.,a.《通信》ヘテロダイン(の)<受信装置>.

het・er・o・ge・ne・ous[htrd:nis](英和)🔗🔉

het・er・o・ge・ne・ous[htrd:nis] a.異種〔異質〕の,雑多な (homogeneous の対).

het・er・o・nym[htrnim](英和)🔗🔉

het・er・o・nym[htrnim] n.同綴異音異義の語il] と gill[dil] など>.

het・er・o・sex・u・al[−−skl](英和)🔗🔉

het・er・o・sex・u・al[−−skl] a.,n.異性愛的な(人).

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