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やろうじだい【夜郎自大】▽中国🔗🔉

やろうじだい【夜郎自大】▽中国 《夜郎という部族が自分で自分を大とするの意》自分の力量が大したものでないということを知らない人が、うぬぼれて仲間の間で威張っていることのたとえ。「夜郎大」とも。 《参考》 夜郎国は中国の西南部の異民族で、漢の武帝の時はじめて中国と交渉をもったが、漢代の異民族の中では有力であった。漢の使者が来たとき、夜郎侯は漢の強大さを知らず自分の国と漢の国とどちらが大きいかと聞いたという。 《出典》 〔史記(シキ)・西南夷伝〕

よたかのよいだくみ【夜鷹の宵だくみ】🔗🔉

よたかのよいだくみ【夜鷹の宵だくみ】 できもしない不相応なことを計画することのたとえ。また、計画だけは大きいが、実現できないことのたとえ。「夜鷹(ヨタカ)の食(シ゛キ)だくみ」とも。 《参考》 よたかは、夕方から夜にかけて蚊のような小さい虫を捕って食うが、あるとき、「夜出歩いたのでは小さな虫しか捕れないから、今後は夜寝て昼間餌(エサ)をあさり、もっと大きなものを食おう」と決心した。しかし、空腹なのでとりあえずいつものように小さい虫を捕るために飛び回り、翌日はその疲れで眠ってしまい、結局その繰り返しで、このうまい計画は実行できなかったという話から。

よのめもねずに【夜の目も寝ずに】🔗🔉

よのめもねずに【夜の目も寝ずに】 《夜には寝るはずの目も寝ないでの意》昼からしている物事を夜も眠らないでするようす。夜、少しも眠らずに。 《例文》 「夜の目も寝ずに懸命に仕事をした。」

よみちにひはくれない【夜道に日は暮れない】🔗🔉

よみちにひはくれない【夜道に日は暮れない】 《日が暮れて暗くなった帰りの夜道には、もう日が暮れて暗くなるというような心配事はないの意》どうせ遅くなったのだから、物事は落ち着いてゆっくりと行ったほうがよいということ。 《参考》 訪ねて来てくれた人にあわてて帰らずにゆっくりしてゆくことを勧めるときのことば。 《類句》夜道に遅い暗いはない。夜道に急ぎはない。

よめとおめかさのうち【夜目遠目笠の内】🔗🔉

よめとおめかさのうち【夜目遠目笠の内】 女性の顔や姿は、夜見たり遠くから見たり、かぶっている笠の下からのぞいて見たりすると、はっきり見えないから、実際以上に美しく見えるということ。 《類句》遠目山越し笠の内。

よもひもあけない【夜も日も明けない】🔗🔉

よもひもあけない【夜も日も明けない】 《夜も日中も過ごせないの意》それがなくては一時も落ち着いていられないほど、ある物事に非常に執着するようす。 《例文》 「ゴルフに凝って、クラブなしでは夜も日も明けない熱中ぶりだ。」

よるのつる【夜の鶴】▽中国🔗🔉

よるのつる【夜の鶴】▽中国 《巣ごもるつるは自分の羽で子をおおって夜も眠らずに育てることから》子をいつくしみ育てる、愛情深い親のたとえ。「子を思う夜の鶴」「夜鶴(ヤカク)子を憶(オモ)う」とも。 《出典》 夜鶴子ヲ憶ウテ籠中(ロウチュウ)ニ鳴ク。〔白居易(ハクキョイ)・五絃を弾ず〕 《類句》焼け野の雉子(キキ゛ス)。焼け野の雉子夜の鶴。

よるのにしき【夜の錦】🔗🔉

よるのにしき【夜の錦】 闇夜の錦

よるをひるになす【夜を昼に為す】🔗🔉

よるをひるになす【夜を昼に為す】 仕事・作業などを昼に続いて夜も行う。夜昼の別なく行う。 《例文》 「救助作業は夜を昼になして進められた。」 《参考》 「夜」は、「よ」とも読む。 《類句》夜(ヨ)を日に継ぐ。

よをひにつぐ【夜を日に継ぐ】▽中国🔗🔉

よをひにつぐ【夜を日に継ぐ】▽中国 《夜の時間を昼の時間に付け足すの意》昼夜の別なく、物事を休みなく続けること。 《例文》 「請け負った工事を夜を日に継いで完成させた。」 《出典》 仰イデ之(コレ)ヲ思イ、夜以(モッ)テ日ニ継グ。〔孟子(モウシ)・離婁上篇〕 《類句》昼夜兼行。夜を昼に為(ナ)す。

やしょくすぎてのぼたもち【夜食過ぎての牡丹餅】🔗🔉

やしょくすぎてのぼたもち【夜食過ぎての牡丹餅】 なにごとも時機が過ぎればねうちがなくなってしまうということ。 ◎夕食後の満腹した状態では、せっかくの牡丹餅もありがたくないことから。

やろうじだい【夜郎自大】🔗🔉

やろうじだい【夜郎自大】 自分の力量をわきまえずに、仲間うちだけで大きな顔をしていばっていること。 ◎「夜郎」は、昔、中国西南部にいた一族。「自大」はおごり高ぶって尊大になること。夜郎が漢の強大な力を知らずに小さな自らを誇っていたことから。 〔出〕史記

よみちにひはくれぬ【夜道に日は暮れぬ】🔗🔉

よみちにひはくれぬ【夜道に日は暮れぬ】 どうせ帰りが遅くなって夜になってしまったのだから、もう日暮れを気にしてせかせかする必要はない。遅くなりついでにどうせだから、のんびりやろうということ。

よめ とおめ かさのうち【夜目 遠目 笠の内】🔗🔉

よめ とおめ かさのうち【夜目 遠目 笠の内】 夜、かすかな明かりで見るときと、遠くから眺めるとき、また笠をかぶっているのを見るときは、姿かたちがはっきりと見えないため、女性は実際より美しく見えるということ。 ◎いろはがるた(京都)。 〔類〕遠目山越し笠の内 〔較〕Hills are green far away.(遠くの山は青い)

よるのつる【夜の鶴】🔗🔉

よるのつる【夜の鶴】 →焼野の雉子夜の鶴

よるのにしき【夜の錦】🔗🔉

よるのにしき【夜の錦】 →闇夜の錦

よをひにつぐ【夜を日に継ぐ】🔗🔉

よをひにつぐ【夜を日に継ぐ】 夜昼の区別なく、ぶっとおしでものごとをすること。昼夜兼行ですること。 ◎夜を昼につなげて続けて事をするの意から。

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