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けんどちょうらい【捲土重来】▽中国🔗🔉

けんどちょうらい【捲土重来】▽中国 《むしろを巻き上げるような勢いで土煙を巻き上げて再びやって来るの意》負けたり失敗したりした者がいったん引き下がって勢いを盛り返し、再び同じことをしようとすること。 《参考》 (イ)「けんどじゅうらい」とも読む。「巻土重来」とも書く。 (ロ)後の漢の高祖(コウソ)と天下を争った武将項羽(コウウ)は、戦いに敗れて長江(チョウコウ)の渡し場に逃げて来たとき、渡守から川を渡って再挙を計るように勧められたが、それを断ってついに戦死した。項羽がもしこのとき思い直して再挙を計っていたら天下はどうなったか分からないと空想した杜牧(トホ゛ク)の詩の中にあることば。 《出典》 勝敗ハ兵家(ヘイカ)事(コト)期セズ。羞(ハシ゛)ヲ包ミ恥ヲ忍ブハ是(コ)レ男児。江東ノ子弟才俊多シ。土ヲ巻キ重ネテ来(キタ)ラバ未(イマ)ダ知ル可(ヘ゛)カラズ。〔杜牧(トホ゛ク)・烏江亭に題す〕

けんどちょうらい【捲土重来】🔗🔉

けんどちょうらい【捲土重来】 負けたり失敗したりしていったんは退いたものが、態勢を立て直し、勢いを盛り返して反撃してくること。 ◎「捲土」は土や砂ぼこりを捲(ま)き上げること。そういうすさまじい勢いで重ねてやって来るの意から。「けんどじゅうらい」とも言う。 〔出〕杜牧(とぼく)

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