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あさ【麻】🔗🔉

あさ [2] 【麻】 (1)クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1〜3メートルになる。葉は三〜九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる。茎の靭皮(ジンピ)を繊維として利用する。皮をはいだ残りは「おがら」と呼ばれる。種子(麻の実)からは油をとり,また鳥の飼料などにする。大麻(タイマ)。[季]夏。 (2){(1)}に似た長い繊維を持つ植物。アマ(亜麻)・チョマ(苧麻)・コウマ(黄麻・ジュート)・マニラ麻・サイザル麻など。 (3)大麻・苧麻・亜麻・ジュートなどからとる繊維。またその繊維で製した糸・布など。大麻・苧麻など靭皮繊維からとるものとマニラ麻・サイザル麻など葉脈繊維からとるものがある。強靭で用途は広く,衣料・綱・網・梱(コウリ)包布などとする。 麻(1) [図]

あさ【朝】🔗🔉

あさ [1] 【朝】 夜が明けてからしばらくの間。または,正午までの間。「―が来る」「―早く起きる」

あさ-あけ【浅緋】🔗🔉

あさ-あけ 【浅緋】 薄い緋色(ヒイロ)。また,その色の袍(ホウ)。平安時代,五位の者が着た。うすひ。

あさ-あけ【朝明け】🔗🔉

あさ-あけ [0] 【朝明け】 朝,空が明るくなること。また,その頃。あさけ。

あさ-あさ【浅浅】🔗🔉

あさ-あさ 【浅浅】 ■一■ (副) (1)浅いさま。うっすらとしたさま。「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2)軽く考えるさま。「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ■二■ (名) 〔女房詞〕 浅漬けの漬物。「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」

あさあさ-し・い【浅浅しい】🔗🔉

あさあさ-し・い [5] 【浅浅しい】 (形)[文]シク あさあさ・し 考えが浅い。あさはかだ。軽々しい。「心―・き人に/文づかひ(鴎外)」

アサーティブネス-トレーニングassertiveness training🔗🔉

アサーティブネス-トレーニング [9] assertiveness training アメリカで1960年代に始まった自己主張行動の訓練技法。主張訓練。

あさ-あめ【朝雨】🔗🔉

あさ-あめ [3] 【朝雨】 朝降る雨。

あさ-あらし【朝嵐】🔗🔉

あさ-あらし [3] 【朝嵐】 朝に吹く強い風。

あさ-い【朝寝】🔗🔉

あさ-い 【朝寝】 あさね。「酔ひくたびれて―したる所を/徒然 175」

あさい【浅井】🔗🔉

あさい アサ 【浅井】 姓氏の一。

あさい-ちゅう【浅井忠】🔗🔉

あさい-ちゅう アサ― 【浅井忠】 (1856-1907) 洋画家。江戸の生まれ。号は黙語・木魚。フォンタネージに学び,詩情にじむ写実的画風を確立。1889年(明治22)明治美術会創設に参加。関西の勃興期洋風画の発展に貢献,多くの後進を育てた。代表作「収穫」「春畝(シユンボウ)」

あさい-ながまさ【浅井長政】🔗🔉

あさい-ながまさ アサ― 【浅井長政】 (1545-1573) 戦国時代の武将。近江国小谷城主。織田信長の妹お市をめとり勢力を増したが,のち朝倉義景と結んで信長に敵対。1570年姉川の戦いに大敗し,73年小谷城で自刃。淀君(ヨドギミ)の父。

あさい-りょうい【浅井了意】🔗🔉

あさい-りょうい アサレウイ 【浅井了意】 (?-1691) 江戸前期の僧・仮名草子作者。了意は法号。別号,瓢水子・松雲。仏書注釈のかたわら,中国の怪異小説を翻案。著「御伽婢子(オトギボウコ)」「浮世物語」「東海道名所記」「堪忍記」など。

あさ・い【浅い】🔗🔉

あさ・い [0][2] 【浅い】 (形)[文]ク あさ・し (1)表面や外側から底や奥までの距離が短い。「―・い川」「―・いほらあな」 (2)(外傷について)深く内部にまで達していない。「傷は―・いぞ」 (3)到達度が低い。十分な程度に達していない。「理解が―・い」「思慮が―・い」「経験が―・い」「つきあいが―・い」{(1)〜(3)} ⇔深い (4)時間があまり経過していない。「知り合ってから日が―・い」「春はまだ―・い」 (5)色が薄い。「―・い緑色」 (6)身分や地位が低い。卑しい。「位―・く何となき身の程/源氏(梅枝)」 (7)感情が痛切でない。思い方が不十分である。「安積(アサカ)山影さへ見ゆる山の井の―・き心をわが思はなくに/万葉 3807」 [派生] ――さ(名)――み(名) [慣用] 底が―・日が―

あさ-いい【朝飯】🔗🔉

あさ-いい ―イヒ 【朝飯】 朝の食事。あさめし。

あさ-いち【朝市】🔗🔉

あさ-いち [2][3] 【朝市】 朝開く,野菜・魚介類などの市。

あさ-いち【朝一】🔗🔉

あさ-いち [2] 【朝一】 (仕事などを)その日の朝一番最初に行うこと。「―で荷物を届ける」

あさ-いと【麻糸】🔗🔉

あさ-いと [0] 【麻糸】 麻の繊維で作った糸。

あさいな【朝比奈・朝夷】🔗🔉

あさいな アサヒナ 【朝比奈・朝夷】 ⇒あさひな(朝比奈)

アサインメントassignment🔗🔉

アサインメント [2] assignment 割り当て。任務。

あさ・う【浅ふ】🔗🔉

あさ・う アサフ 【浅ふ】 (動ハ下二) (1)位などが低い状態にある。「まだ位なども―・へたる程を/源氏(竹河)」 (2)思慮・分別が足りない。「若やかなる人こそ,物の程しらぬやうに―・へたるも,罪ゆるさるれ/紫式部日記」

あさ-うたい【朝謡】🔗🔉

あさ-うたい ―ウタヒ 【朝謡】 朝から謡曲をうたうこと。

あさ-うら【麻裏】🔗🔉

あさ-うら [0] 【麻裏】 「麻裏草履」の略。

あさうら-ぞうり【麻裏草履】🔗🔉

あさうら-ぞうり ―ザウ― [5] 【麻裏草履】 平たく編んだ麻糸の組緒(クミオ)を裏に縫い付けた草履。あさうら。

あさ-うり【浅瓜】🔗🔉

あさ-うり 【浅瓜】 シロウリの別名。

あさ-お【麻苧】🔗🔉

あさ-お ―ヲ [0] 【麻苧】 麻や苧(カラムシ)の繊維で作った糸。

あさ-おき【朝起き】🔗🔉

あさ-おき [2][3] 【朝起き】 (名)スル 朝早く起きること。また,その人。早起き。「亭主は―して,下男(シモオトコ)に門(カド)の掃き掃除/浮世草子・新色五巻書」

あさ-おり【麻織(り)】🔗🔉

あさ-おり [0] 【麻織(り)】 麻で織ること。また,その布。麻織物。

あさおり-もの【麻織物】🔗🔉

あさおり-もの [3][4] 【麻織物】 麻糸で織った織物。夏の衣服・蚊帳(カヤ)・帆布などに用いる。

あさか【安積・浅香】🔗🔉

あさか 【安積・浅香】 福島県南部の旧郡名。1965年(昭和40)郡内の全町村が郡山市と合併。

あさか-そすい【安積疏水】🔗🔉

あさか-そすい 【安積疏水】 福島県中央部の猪苗代湖の水を郡山盆地へ供給する用水路。灌漑(カンガイ)用のほか発電・上水道・工業用水にも利用。1882年(明治15)完成。1951年(昭和26)に新安積疏水が通水。

あさか-の-ぬま【安積の沼・浅香の沼】🔗🔉

あさか-の-ぬま 【安積の沼・浅香の沼】 安積山の麓(フモト)にあったという沼。((歌枕))

あさか-やま【安積山・浅香山】🔗🔉

あさか-やま 【安積山・浅香山】 福島県郡山市にある山。「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心をわが思はなくに/万葉 3807」にまつわる伝説が万葉集・大和物語などに見える。((歌枕))

あさか【安積】🔗🔉

あさか 【安積】 姓氏の一。

あさか-ごんさい【安積艮斎】🔗🔉

あさか-ごんさい 【安積艮斎】 (1790-1860) 江戸後期の儒学者。陸奥国安積郡郡山の人。名は重信,別号,見山楼。江戸に出て佐藤一斎・林述斎に学び,神田駿河台に塾を開く。のち二本松藩儒,また昌平黌(コウ)教授となった。著「艮斎文略」「艮斎間話」など。

あさか-たんぱく【安積澹泊】🔗🔉

あさか-たんぱく 【安積澹泊】 (1656-1737) 江戸中期の儒学者。水戸藩士。名は覚,別号は老圃。朱舜水に師事。博学で,特に史学に長じ,彰考館総裁として「大日本史」編纂(ヘンサン)に顕著な功績があった。著「大日本史賛藪」「澹泊斎文集」など。

あさか【朝霞】🔗🔉

あさか 【朝霞】 埼玉県南部の市。もと川越街道の宿場町として発展。朝霞浄水場・陸上自衛隊駐屯地がある。

あさが【浅賀】🔗🔉

あさが 【浅賀】 姓氏の一。

あさが-ふさ【浅賀ふさ】🔗🔉

あさが-ふさ 【浅賀ふさ】 (1894-1986) 医療ソーシャル-ワーカー。愛知県生まれ。聖路加病院で日本最初の医療ソーシャル-ワーカーとして活躍。

あさ-かい【朝会】🔗🔉

あさ-かい ―クワイ [0] 【朝会】 夏の早朝に催される茶会。茶事七式の一。朝の茶事。朝茶。

あさ-がえり【朝帰り】🔗🔉

あさ-がえり ―ガヘリ [3] 【朝帰り】 (名)スル 外泊して,翌朝,家に帰ること。古くは,多く遊郭から帰ることにいった。

あさ-がお【朝顔】🔗🔉

あさ-がお ―ガホ [2] 【朝顔】 (1)ヒルガオ科のつる性の一年草。つるは左巻き。多くは三裂した葉をつける。夏から初秋にかけての早朝,漏斗形の花を開き,昼前にしぼむ。熱帯アジア原産。日本には奈良時代に薬草として中国から伝来。江戸後期に観賞植物として急速に広まり,多くの改良品種が作り出された。種子を牽牛子(ケニゴシ)といい,漢方で利尿剤・下剤とする。牽牛花。[季]秋。《―に釣瓶とられて貰ひ水/千代》 (2)漏斗形のもの。特に,男の小便用の便器。 (3)襲(カサネ)の色目の名。表・裏ともに縹(ハナダ)または空色。老人が秋に用いる。 (4)キキョウの異名。[新撰字鏡] (5)ムクゲの異名。[名義抄] (6)朝の寝起きの顔。「野分のあしたの御―は心にかかりて恋しきを/源氏(藤袴)」 (7)焼き麩(フ)をいう近世女性語。「ぼたもちを萩の花,麩焼(フノヤキ)を―/評判記・色道大鏡」 (8)源氏物語の巻名。第二〇帖。

あさがお-あわせ【朝顔合(わ)せ】🔗🔉

あさがお-あわせ ―ガホアハセ [5] 【朝顔合(わ)せ】 種々の朝顔を持ち寄って品評する会。江戸時代に行われた。

あさがお-いち【朝顔市】🔗🔉

あさがお-いち ―ガホ― [4] 【朝顔市】 朝顔を売る市。七月六日から三日間,東京入谷(イリヤ)の鬼子母神で行われる市が有名。[季]夏。

あさがお-がい【朝顔貝】🔗🔉

あさがお-がい ―ガホガヒ [4] 【朝顔貝】 海産の巻貝。殻高3センチメートル内外。殻は紫色で薄くもろい。足から空気を含んだ泡袋を多数出し,海面に逆さに浮かんで生活する。クダクラゲ類を食べる。世界中に広く分布。

あさがお-ざる【朝顔笊】🔗🔉

あさがお-ざる ―ガホ― [4] 【朝顔笊】 朝顔の花のように,上部が開き下部が狭くなっているざる。

あさがお-せんべい【朝顔煎餅】🔗🔉

あさがお-せんべい ―ガホ― 【朝顔煎餅】 元禄(1688-1704)の頃,江戸の名物で朝顔の花の形をした煎餅。

あさがお-なり【朝顔形】🔗🔉

あさがお-なり ―ガホ― [0] 【朝顔形】 器具などで,朝顔の花の形に似ているもの。「―の茶わん」

あさがお-にっき【朝顔日記】🔗🔉

あさがお-にっき ―ガホ― 【朝顔日記】 人形浄瑠璃「生写(シヨウウツシ)朝顔話」の通称。

あさがお-にんぎょう【朝顔人形】🔗🔉

あさがお-にんぎょう ―ガホ―ギヤウ [5] 【朝顔人形】 朝顔の花やつるで飾りつけた人形。

あさがお-の【朝顔の】🔗🔉

あさがお-の ―ガホ― 【朝顔の】 (枕詞) (1)目立って美しく咲くことから「穂に咲き出」にかかる。「―穂には咲き出ぬ恋もするかも/万葉 2275」 (2)「咲く」と同音の「離(サ)く」にかかる。「―年さへこごと我は離(サ)かるがへ/万葉 3502」

あさがお-ひめ【朝顔姫】🔗🔉

あさがお-ひめ ―ガホ― 【朝顔姫】 〔「牽牛(ケンギユウ)」を「あさがお」と読むところから〕 織女星(シヨクジヨセイ)の異名。

あさ-かげ【朝影】🔗🔉

あさ-かげ [2][0] 【朝影】 (1)朝,鏡に映った顔や姿。「―見つつ少女(オトメ)らが手にとり持てるまそ鏡/万葉 4192」 (2)朝日に照らされてできる細長く弱々しい影。恋にやつれた姿などをたとえる。「―にあが身はなりぬ/万葉 2664」 (3)朝日の光。 ⇔夕影

あさ-がけ【朝駆け・朝駈け】🔗🔉

あさ-がけ [0] 【朝駆け・朝駈け】 (名)スル (1)朝早く馬を走らせること。 (2)早朝,不意をついて敵陣を襲うこと。 ⇔夜討ち (3)(転じて)新聞記者などが取材のために,予告せずに朝早く人の家を訪問すること。 (4)たやすいことのたとえ。朝飯前の仕事。「左衛門が足軽十騎斗さしむけば,―に生捕て/浄瑠璃・雪女」

あさか-しゃ【浅香社】🔗🔉

あさか-しゃ 【浅香社】 1893年(明治26),落合直文の興した歌人の結社。直文の住む東京の浅嘉町にちなむ。古習の打破と個性尊重を唱え,門下から与謝野鉄幹・金子薫園・尾上柴舟らが出た。

あさ-がすみ【朝霞】🔗🔉

あさ-がすみ [3] 【朝霞】 ■一■ (名) 朝立つ霞。[季]春。《春なれや名もなき山の―/芭蕉》 ■二■ (枕詞) 霞んでいるさまから「鹿火屋(カヒヤ)」にかかる。「―鹿火屋が下に鳴くかはづ/万葉 2265」

あさ-かぜ【朝風】🔗🔉

あさ-かぜ [2] 【朝風】 (1)朝吹く風。 ⇔夕風 (2)日が出てしばらくの間,海岸では陸から海へ,山地では山頂から谷へ吹く風。

あさ-がた【朝方】🔗🔉

あさ-がた [0][2] 【朝方】 朝のうち。朝のあいだ。 ⇔夕方

あさか-の-うら【浅香の浦】🔗🔉

あさか-の-うら 【浅香の浦】 大阪府堺市浅香山町付近の海岸の古名。((歌枕))「夕さらば潮満ち来なむ住吉(スミノエ)の―に玉藻刈りてな/万葉 121」

あさか-の-みや【朝香宮】🔗🔉

あさか-の-みや 【朝香宮】 旧宮家。1906年(明治39)久邇宮朝彦(クニノミヤアサヒコ)親王の第八王子鳩彦(ヤスヒコ)王が創立。1947年(昭和22)皇籍を離れた。

あさ-がみしも【麻上下】🔗🔉

あさ-がみしも [3] 【麻上下】 麻布で作った裃(カミシモ)。江戸時代,武士の通常礼服であった。

あさ-がら【麻殻・白辛樹】🔗🔉

あさ-がら [0] 【麻殻・白辛樹】 エゴノキ科の落葉高木。高さ約10メートル。本州中部以西の山地に自生。葉は互生し卵円形で大きい。六月頃,枝先に房状で白色の花を多数つける。実は五つの稜(リヨウ)のある倒卵形の核果。材は器具やマッチの軸木とする。アサギ。

あさ-がら【麻幹・麻殻】🔗🔉

あさ-がら [0] 【麻幹・麻殻】 ⇒おがら(麻幹)

あさ-がれい【朝餉】🔗🔉

あさ-がれい ―ガレヒ 【朝餉】 (1)天皇の召し上がる朝の食事。儀式などの正式の食事ではなく,うちうちのもの。 (2)「朝餉の間」の略。

あさがれい-の-ま【朝餉の間】🔗🔉

あさがれい-の-ま ―ガレヒ― 【朝餉の間】 朝餉を召し上がる部屋。清涼殿の台盤所の北側にある。朝餉。 →清涼殿

あさかわ【浅川】🔗🔉

あさかわ アサカハ 【浅川】 (1)東京都八王子市の地名。甲州街道の宿駅として発達。近くに多摩御陵がある。 (2)福島県南東部,石川郡の町。幕末には天領となり,浅川陣屋が置かれた。

あさかわ【浅川】🔗🔉

あさかわ アサカハ 【浅川】 姓氏の一。

あさかわ-のりひこ【浅川範彦】🔗🔉

あさかわ-のりひこ アサカハ― 【浅川範彦】 (1865-1907) 医師・細菌学者。高知県生まれ。北里柴三郎に師事。1899年内務省伝染病研究所の指導者となる。死後,浅川賞(日本細菌学会賞)が設けられた。

あさかわ【朝河】🔗🔉

あさかわ アサカハ 【朝河】 姓氏の一。

あさかわ-かんいち【朝河貫一】🔗🔉

あさかわ-かんいち アサカハクワンイチ 【朝河貫一】 (1873-1948) 歴史学者。エール大学で日欧の比較封建制度史を講じ,同大名誉教授。主著「入来文書」

アサ-かんど【―感度】🔗🔉

アサ-かんど [3] 【―感度】 アメリカ標準協会(American Standards Association 略称 ASA)が制定した,フィルムの感光度表示の標準規格。現在は改組され ANSI (American National Standards Institute)となっている。アーサ感度。 →イソ感度

あさ-かんのん【朝観音】🔗🔉

あさ-かんのん ―クワンオン 【朝観音】 朝早く,観音に参ること。特に,観音の縁日にあたる毎月一八日の朝に参ること。

あさ-かんむり【麻冠】🔗🔉

あさ-かんむり [3] 【麻冠】 漢字の冠の一。「麿」「麾」などの「麻」の部分。

あさ-ぎ【浅木】🔗🔉

あさ-ぎ 【浅木】 節の多い雑木。「あづま屋の―の柱/千載(恋三)」

あさぎ-ずみ【浅木炭】🔗🔉

あさぎ-ずみ [3] 【浅木炭】 浅木を焼いた質の悪い木炭。

あさ-ぎ【浅黄】🔗🔉

あさ-ぎ [0] 【浅黄】 薄い黄色。

あさ-ぎ【浅葱】🔗🔉

あさ-ぎ [0] 【浅葱】 〔「葱(キ)」はネギの古名。薄い葱の葉の色の意。「浅黄」は当て字〕 (1)わずかに緑色を帯びた薄い青。また,青みをおびた薄い緑色。あさぎ色。「―袴(バカマ)」「―帽子(ボウシ)」 (2)(着ている袍(ホウ)の色が浅葱であるところから)六位。 (3)「浅葱裏」の略。

あさぎ-いろ【浅葱色】🔗🔉

あさぎ-いろ [0] 【浅葱色】 「あさぎ{(1)}」に同じ。

あさぎ-うら【浅葱裏】🔗🔉

あさぎ-うら [0] 【浅葱裏】 (1)衣服の浅葱色の裏地。また,その色の裏のついた着物。 (2)〔羽織の裏に浅葱木綿を用いることが多かったところから〕 遊里で,江戸勤番の野暮な田舎侍を,あざけっていう語。あさぎ。「まだ出来ぬ顔へしかける―/柳多留 8」

あさぎ-おどし【浅葱縅】🔗🔉

あさぎ-おどし ―ヲドシ [4] 【浅葱縅】 浅葱色の糸や革で縅した鎧(ヨロイ)。

あさぎ-ざくら【浅葱桜】🔗🔉

あさぎ-ざくら [4] 【浅葱桜】 サトザクラの一品種。黄色みを帯びた緑色の花をつけるもの。

あさぎ-じま【浅葱縞】🔗🔉

あさぎ-じま [0] 【浅葱縞】 浅葱色の縞織物。

あさぎ-まく【浅葱幕】🔗🔉

あさぎ-まく [3][0] 【浅葱幕】 歌舞伎の大道具。浅葱色無地の木綿幕。昼を表す背景として用いるほか,口上・大薩摩などのあとで振り落として一瞬のうちに舞台面を変えたり,引き幕や暗転などを用いず舞台転換をする場合に,舞台を隠すのにも用いる。

あさ-ぎ【麻木】🔗🔉

あさ-ぎ [0] 【麻木】 アサガラ(麻殻)の別名。

あさ-ぎぬ【麻衣】🔗🔉

あさ-ぎぬ 【麻衣】 (1)麻布で作った衣服。粗末な衣服。あさごろも。あさのきぬ。「勝鹿の真間の手児奈(テゴナ)が―に/万葉 1807」 (2)喪服として着た麻布の衣服。あさごろも。あさのきぬ。「宮の舎人(トネリ)も雪(タエ)の穂の―着(ケ)れば/万葉 3324」

あさ【麻】(和英)🔗🔉

あさ【麻】 hemp;→英和 flax;→英和 linen(布).→英和 〜の flaxen;→英和 hemp(en).

あさ【朝】(和英)🔗🔉

あさ【朝】 (a) morning;→英和 the forenoon;→英和 dawn.→英和 〜早く early in the morning.3 日の〜 on the morning of the 3rd.〜が早い be an early riser.‖朝市 a morning fair.朝酒 an eye-opener.

アサ(和英)🔗🔉

アサ ASA《写》.

あさい【浅い】(和英)🔗🔉

あさい【浅い】 [深さ]shallow;→英和 [季節]early;→英和 young;→英和 [日]short;→英和 brief;→英和 [関係]slight;→英和 not close;[色]light;→英和 pale.→英和 〜眠り a light sleep.〜傷 a slight wound.関係が浅くない be closely related.

あさいと【麻糸】(和英)🔗🔉

あさいと【麻糸】 hemp yarn.

あさおき【朝起き】(和英)🔗🔉

あさおき【朝起き】 early rising;an early riser(人).〜がよい be an early riser;have no trouble in getting up early.

あさがお【朝顔】(和英)🔗🔉

あさがお【朝顔】 a morning glory.

あさがすみ【朝霞】(和英)🔗🔉

あさがすみ【朝霞】 the morning haze.

あさがた【朝方になって】(和英)🔗🔉

あさがた【朝方になって】 toward(s) morning.

あさぎ【浅黄色】(和英)🔗🔉

あさぎ【浅黄色】 light yellow;light blue(古義).

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