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安積艮斎 アサカゴンサイ🔗🔉

【安積艮斎】 アサカゴンサイ〔日〕〈人名〉1791〜1860 江戸時代末期の漢学者。名は重信シゲノブ、字アザナは思順、艮斎は号。岩代イワシロ(福島県)の人。佐藤一斎に学び、のち昌平黌ショウヘイコウの教授。名文家として知られ、著に『艮斎閑話カンワ』『荀子ジュンシ略説』などがある。

崇朝 アサヲオウ🔗🔉

【崇朝】 シュウチョウ・アサヲオウ 朝のはじめから朝のおわりまで。夜明けから朝食までの間を通して。「崇朝其雨=朝ヲ崇フルマデソレ雨ラン」〔→詩経

旭 あさひ🔗🔉

【旭】 6画 日部 [人名漢字] 区点=1616 16進=3030 シフトJIS=88AE 《音読み》 キョク/コク〈x〉 《訓読み》 あさひ/あきらか(あきらかなり) 《名付け》 あき・あきら・あさ・あさひ・てる 《意味》 {名}あさひ。「旭日キョクジツ」 {形}あきらか(アキラカナリ)。きらきら輝いて明るい。 《解字》 会意兼形声。九は、曲折したあげくに伸び出る意を含む。旭は「日+音符九」で、隠れていた太陽が、ようやく輝きはじめること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

晁 あさ🔗🔉

【晁】 10画 日部  区点=5874 16進=5A6A シフトJIS=9DE8 《音読み》 チョウ(テウ)/ジョウ(デウ)〈cho〉 《訓読み》 あさ 《意味》 {名}あさ。明けはなれたあさ。〈同義語〉→朝。 《解字》 会意兼形声。「日+音符兆」。兆は二つに開く意を含む。夜のとばりが開けて、明るく明けはなれたあさのこと。朝と全く同じ意味をあらわす。 《熟語》 →主要人名

晨 あさ🔗🔉

【晨】 11画 日部 [人名漢字] 区点=5879 16進=5A6F シフトJIS=9DED 《音読み》 シン/ジン〈chn〉 《訓読み》 あさ/あした/とき 《名付け》 あき・とき・とよ 《意味》 {名}あさ。あした。太陽がふるいたってのぼるあさ。生気に満ちた早朝の意に用いる。「清晨セイシン(さわやかなあさ)」「晨炊蓐食=晨ニ炊ゲドモ蓐食ス」〔→史記{名}とき。早朝、鶏がときを告げること。「牝鶏之晨ヒンケイノシン(早朝、めんどりがときを告げること。女性がいばって政治を乱すたとえ)」〔→書経{名}二十八宿の一つ。房星。 《解字》 会意兼形声。辰シンは、二枚貝が開いて、ぺらぺらと震える舌を出したさまを描いた象形文字。蜃シン(はまぐり)の原字。晨は「日+音符辰」で、日がふるいたってのぼってくること。また生気のふるいたって動きはじめるあさ。 《単語家族》 震(ふるう)振と同系。 《類義》 →朝 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

朝 あさ🔗🔉

【朝】 12画 月部 [二年] 区点=3611 16進=442B シフトJIS=92A9 《常用音訓》チョウ/あさ 《音読み》 チョウ(テウ)〈zho〉チョウ(テウ)/ジョウ(デウ)〈cho〉 《訓読み》 あさ/あした/むかう(むかふ) 《名付け》 あさ・あした・かた・さ・つと・とき・とも・のり・はじめ 《意味》 {名}あさ。あした。太陽の出てくるとき。〈対語〉→夕。〈類義語〉→旦タン→晨シン。「早朝」「終朝(日の出から朝食のころまで)」 「一朝」とは、一日のこと。また、いったん、もしもの意。 チョウス{動}宮中に参内サンダイして、天子や身分の高い人にお目にかかる。「朝見」「来朝」 チョウス{動}むかう(ムカフ)。顔をむけてそちらに面する。「朝宗(中心になるものにあう→天子に拝謁する)」 {名}天子が政治を行うところ。「朝廷」 {名}その天子の統治する一代。また、その系統の君主が支配した時代。「乾隆朝ケンリュウチョウ(乾隆帝の時代)」「唐朝(唐の時代)」 《解字》 会意→形声。もと「くさ+日+水」の会意文字で、草の間から太陽がのぼり、潮がみちてくる時を示す。のち「幹(はたが上がるように日がのぼる)+音符舟」からなる形声文字となり、東方から太陽の抜け出るあさ。 《単語家族》 抽(抜き出す)冑チュウ(頭が抜け出るよろい)と同系。潮は、朝日とともにさしてくるあさしお。 《類義》 旦タンは、太陽が地上に顔を出すあさ。晨シンは、万物が生気をおびて振るい立つあさ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

浅 あさい🔗🔉

【浅】 9画 水部 [四年] 区点=3285 16進=4075 シフトJIS=90F3 【淺】旧字旧字 11画 水部 区点=6241 16進=5E49 シフトJIS=9FC7 《常用音訓》セン/あさ…い 《音読み》 セン〈qin・jin〉 《訓読み》 あさい(あさし) 《名付け》 あさ 《意味》 {形}あさい(アサシ)。水かさが少ない。〈対語〉→深。「浅瀬」「浅則掲=浅ケレバスナハチ掲グ」〔→論語{形}あさい(アサシ)。少ない。いくらもない。色が薄い。〈対語〉→深。「浅学」「浅緑」「功浅=功浅シ」 《解字》 会意兼形声。戔センは、戈(ほこ)二つからなり、戈(刃物)で切って小さくすることを示し、小さく少ない意を含む。淺は「水+音符戔」で、水が少ないこと。→戔 《単語家族》 賤セン(財貨が少ない→いやしい)箋セン(小さい竹札)錢(=銭。小ぜに)盞サン(小ざら)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

浅蜊 アサリ🔗🔉

【浅蜊】 アサリ〔国〕二枚貝の名。浅い海の砂の中にすむ。

浅見絅斎 アサミケイサイ🔗🔉

【浅見絅斎】 アサミケイサイ〔日〕〈人名〉1652〜1711 江戸時代の儒学者。名は安正、絅斎は号。近江オウミ(滋賀県)の人。山崎闇斎アンサイについて朱子学を学んだ。足利尊氏を乱臣としたり、赤穂四十七士を義士としたりして、尊皇思想・大義名分を唱えた。著に『靖献セイケン遺言』『中庸講義』など。

漁 あさる🔗🔉

【漁】 14画 水部 [四年] 区点=2189 16進=3579 シフトJIS=8B99 《常用音訓》ギョ/リョウ 《音読み》 ギョ/リョウ(レフ)/ゴ〈y〉 《訓読み》 すなどる/すなどり/あさる 《意味》 ギョス{動・名}すなどる。すなどり。魚や貝をとる。また、その仕事。「漁夫」「漁撈ギョロウ」「漁雷沢=雷沢ニ漁ス」〔→史記{動}あさる。魚をとるように、めぼしい物をさがしまわってとる。「漁利=利ヲ漁ル」「漁色=色ヲ漁ル」 《解字》 会意兼形声。「水+音符魚」で、魚(さかな)から派生した動詞。雨(あめ)をあめが降るという動詞に用いるのと似た用法。リョウは、日本で猟(レフ→リョウ)と混同した通俗の音。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

潮 あさしお🔗🔉

【潮】 15画 水部 [六年] 区点=3612 16進=442C シフトJIS=92AA 《常用音訓》チョウ/しお 《音読み》 チョウ(テウ)/ジョウ(デウ)〈cho〉 《訓読み》 あさしお(あさしほ)/しお(しほ)/うしお(うしほ) 《名付け》 うしお・しお 《意味》 {名}あさしお(アサシホ)。しお(シホ)。うしお(ウシホ)。太陽と月の引力によって生じる海水のみちひき。朝おこるのを潮といい、夕方おこるのを汐セキという。朔サク(ついたち)と望(十五日)の日には、みちひきの差が最も大きい。「観潮」「潮打空城寂寞回=潮ハ空城ヲ打チ寂寞トシテ回ル」〔→劉禹錫{名}しお(シホ)。さしたり流れたりする海水。「潮流」 {動・名}色や、しめりけがじわじわと表面にあらわれる。また、しめりけ。「潮紅(赤みがあらわれる)」「潮湿(しめりけがさす)」 {名・形}きまった時におこる現象。また、そのさま。「潮熱」 {名}地名。現在の広東カントン省潮州市地方。むかし唐の韓愈カンユが流された所。華僑カキョウにはここの出身者が多い。 〔国〕うしお(ウシホ)。塩だけで味をつけた、魚のすい物。「潮汁」しお(シホ)。海水の流れ。「黒潮」しお(シホ)。とき。おり。「潮時」世の中の情勢や、考え方の動き。「思潮」「風潮」月経のこと。「初潮」 《解字》 会意兼形声。朝は「屮(くさ)の間から日が出るさま+音符舟」の形声文字。潮はもと「草の間から日が出るさま+水」の会意文字であったが、楷書カイショは「水+音符朝」で、あさしおのこと。 《単語家族》 朝と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

猟 あさる🔗🔉

【猟】 11画 犬部 [常用漢字] 区点=4636 16進=4E44 シフトJIS=97C2 【獵】旧字旧字 18画 犬部 区点=6458 16進=605A シフトJIS=E0D8 《常用音訓》リョウ 《音読み》 リョウ(レフ)〈li〉 《訓読み》 かる/かりする(かりす)/かり/あさる 《意味》 リョウス{動・名}かる。かりする(カリス)。かり。鳥獣をあさって、手あたりしだいにとらえる。また、そのこと。「田猟」「不狩不猟=狩リモセズ猟リモセズ」〔→詩経{動}あさる。さがし求める。「猟奇」「渉猟」 「猟猟リョウリョウ」とは、風に吹かれてざわめくさま。「月照水澄澄、風吹草猟猟=月ハ照ラシテ水澄澄タリ、風ハ吹イテ草猟猟タリ」〔→寒山〕 〔国〕魚や貝をとること。〈同義語〉→漁。 《解字》 会意兼形声。獵の右側の字(音リョウ)は、毛深い、数多いの意を含む。獵はそれを音符とし、犬を加えた字。犬を伴うのは、狩猟に犬を使用したからであろう。手あたりしだいに数多くあさりとること。 《類義》 →狩 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

苴 あさ🔗🔉

【苴】 8画 艸部  区点=7183 16進=6773 シフトJIS=E493 《音読み》 ショ/ソ〈j〉 《訓読み》 あさ 《意味》 {名}あさ。植物のあさ。また、あさの実。また、あさの繊維で編んだ衣。「八月断壺、九月叔苴=八月ニハ壺ヲ断ツ、九月ニハ苴ヲ叔フ」〔→詩経{名}はき物の中にかさね敷く草。ぞうりのふみしろをつくる草。 「苞苴ホウショ」とは、つつみ草と敷き草。転じて、贈答品のこと。また、賄賂ワイロのこと。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符且ショ(かさねる)」で、下にしきかさねる草。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

苜 あさ🔗🔉

【苜】 8画 艸部  区点=7192 16進=677C シフトJIS=E49C 《音読み》 ボク/モク〈m〉 《訓読み》 あさ 《意味》 「苜蓿モクシュク」とは、草の名。茎の下部は地にはい、上部は直立する。葉は三つ葉。初夏に紫の花をつけるのを紫苜蓿、晩春、黄色の小花をつけるのを、黄苜蓿という。牧草・肥料として用い、西北中国に多い。うまごやし。 《解字》 形声。「艸+音符目」。

蕣 あさがお🔗🔉

【蕣】 15画 艸部  区点=7292 16進=687C シフトJIS=E4FA 《音読み》 シュン〈shn〉 《訓読み》 むくげ/あさがお(あさがほ) 《意味》 {名}むくげ。木の名。きはちす。木槿モクキン。 〔国〕あさがお(アサガホ)。草花の名。朝顔のこと。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符舜シュン(はやい)」。花の咲くのも枯れるのもはやい植物。 《熟語》 →熟語

蜊 あさり🔗🔉

【蜊】 13画 虫部  区点=7377 16進=696D シフトJIS=E58D 《音読み》 リ〈l〉 《訓読み》 あさり 《意味》 「蛤蜊コウリ」とは、はまぐりと、あさり。海辺に産し、肉は歯切れがよく、おいしい。 〔国〕あさり。貝の名。 《解字》 会意兼形声。「虫+音符利(はぎれがよい)」。 《熟語》 →下付・中付語

鯏 あさり🔗🔉

【鯏】 18画 魚部  〔国〕 区点=8237 16進=7245 シフトJIS=E9C3 《訓読み》 あさり 《意味》 あさり。砂地の浅い海にすむ二枚貝。肉は食用。浅蜊。 《解字》 形声。「魚+音符利」。あさりとる→あさりの「り」に当てた字。

麻 あさ🔗🔉

【麻】 11画 麻部 [常用漢字] 区点=4367 16進=4B63 シフトJIS=9683 《常用音訓》マ/あさ 《音読み》 マ/メ/バ〈m〉 《訓読み》 あさ 《名付け》 あさ・お・ぬさ 《意味》 {名}あさ。草の名。繊維をとる。また、その繊維。古代にはもっとも主要な衣料の原料であった。 {名}ごま。実から油をとる。「胡麻」「芝麻」 {動・形}しびれる。こすったあとのように感覚がなくなったさま。〈同義語〉→痲。「麻痺マヒ」「麻薬」 {名}みことのり。唐代、勅命をあさですいた紙に書いたことから。 《解字》 会意。「广(やね)+あさの茎を二本並べて、繊維をはぎとるさま」。あさの茎を水につけてふやかし、こすって繊維をはぎとり、さらにこすってしなやかにする。 《単語家族》 摩(こする)模(こする)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

麻木 アサギ🔗🔉

【麻木】 マボク 「麻痺」と同じ。ぼんやりして鈍い人。アサギ〔国〕あさの皮をはぎとった茎。おがら。あさがら。

莇 あさがら🔗🔉

【莇】 10画 艸部  区点=7222 16進=6836 シフトJIS=E4B4 《音読み》 チョ/ショ/ジョ/ソ 《訓読み》 あさがら/あざみ 《意味》 草の名。くこ。中国古代の税法の一。 〔国〕あさがら。あざみ。姓に使う。

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