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しだ🔗🔉

しだ …するとき。…する際。「遠しとふ故奈の白嶺に逢ほ―も逢はのへ―も汝にこそ寄され/万葉 3478」

しだ【羊歯・歯朶】🔗🔉

しだ [1] 【羊歯・歯朶】 (1)シダ植物の一綱。シダ植物の大半を占める。植物体の形は種々であるが,葉は大きく,縁または裏に胞子嚢(ノウ)をつける。ヘゴ・ウラジロ・ワラビ・シノブ・サンショウモなど世界に約九千種。花も種子もなく増殖するため,ヨーロッパでは古くから魔法の草とされ,常緑で茂ることから繁栄と長寿を願う正月の飾り物に使われる。大葉類。羊歯類。[季]新年。 →羊歯植物 (2)ウラジロの別名。 (3)家紋の一。{(2)}を図案化したもの。穂長(ホナガ)。

し-だ【試打】🔗🔉

し-だ [1] 【試打】 (名)スル ためしに打ってみること。「新しいゴルフ-クラブを―する」

しだ【志田】🔗🔉

しだ 【志田】 姓氏の一。

しだ-とし【志田順】🔗🔉

しだ-とし 【志田順】 (1876-1936) 地球物理学者。千葉県生まれ。京大教授。地震波の P 波の初動分布の規則性,深発地震の存在を指摘。阿蘇火山観測所を開設。

しだ【志太】🔗🔉

しだ 【志太】 姓氏の一。

した-あらい【下洗い】🔗🔉

した-あらい ―アラヒ [3] 【下洗い】 (名)スル 本洗いの前にざっと洗い落とすこと。予洗。

し-だい【四大】🔗🔉

し-だい [1] 【四大】 (1)〔仏〕(ア)物質界を構成する四つの元素,すなわち地・水・火・風。四大種。四界。(イ)特に,人間の身体。地・水・火・風から構成されているからいう。 (2)「老子」にいう四つの大きなもの。道・天・地・王の総称。 (3)「四大天王」の略。「―のあらび/海潮音(敏)」

しだい-しゅ【四大種】🔗🔉

しだい-しゅ [2] 【四大種】 ⇒四大(1)(ア)

しだい-てんのう【四大天王】🔗🔉

しだい-てんのう ―ワウ [6] 【四大天王】 ⇒四天王(シテンノウ)(1)

しだい-ふちょう【四大不調】🔗🔉

しだい-ふちょう ―テウ [4] 【四大不調】 〔仏〕 〔人体を構成する四大が調和しない意〕 病気のこと。

し-だい【次第】🔗🔉

し-だい 【次第】 ■一■ [0] (名) (1)順序。「式の―」「車の―定めにくければ/宇津保(楼上・上)」 (2)現在に至るまでに,物事がたどった道筋。事情。いきさつ。「事の―を話す」「かような―で面目ない」「事と―によっては一肌脱ごう」 (3)謡曲の詞章の名。七五・返句・七四,または七五の句から成り,多くは脇役の登場第一声として謡われ,役の意向や感慨を述べる。また,曲中で曲舞(クセマイ)や乱拍子の序歌として謡われることもある。 (4)順序を追ってすること。順序よく並べること。「仏名の所,大徳たち,―してひきゐて七八人参る/宇津保(嵯峨院)」 ■二■ (接尾) (1)名詞に付いて,その人の意向,またはその事物の事情いかんによるという意を表す。「どうするかはあなた―だ」「とかくこの世は金―」 (2)動詞の連用形に付いて,動作が行われるままにという意を表す。「成り行き―」「手当たり―に投げつける」 (3)動詞の連用形または動作性の名詞に付いて,その動作に続いてすぐにという意を表す。「満員になり―締め切る」「送金―現物を送る」

しだい-おくり【次第送り】🔗🔉

しだい-おくり 【次第送り】 物事が次々に順番に従って進んでいくこと。順おくり。「―の手代ぶんになつて/浮世草子・永代蔵 1」

しだい-がき【次第書き】🔗🔉

しだい-がき [0] 【次第書き】 順序・理由または由来を書いた文書。

しだい-がみ【次第紙】🔗🔉

しだい-がみ [0][2] 【次第紙】 密教の修法の順序を記すための厚手の紙。奈良県・和歌山県などで生産される。傘や帳簿用紙として用いられる。

しだい-がら【次第柄】🔗🔉

しだい-がら [0] 【次第柄】 成り行き。わけがら。仕儀(シギ)。「斯(コ)う云ふ―だから助けて遣つて呉れぬかと/福翁自伝(諭吉)」

しだい-こつじき【次第乞食】🔗🔉

しだい-こつじき [4] 【次第乞食】 〔仏〕 十二頭陀(ズダ)行の一。貧富・貴賤の区別なく,軒ごとに食を乞い歩くこと。しだいこじき。

しだい-し【次第司】🔗🔉

しだい-し [2] 【次第司】 中古,儀式・祭りなどの際,その順序や道中の行列のことなどをつかさどる役。

しだい-しだい-に【次第次第に】🔗🔉

しだい-しだい-に [0] 【次第次第に】 (副) 状態が少しずつ時間の経過につれて変化していくさま。順々に。だんだんに。「―夜が明けていく」「船体は―沈み行き/浮城物語(竜渓)」

しだい-ちょうじゃ【次第長者】🔗🔉

しだい-ちょうじゃ ―チヤウ― 【次第長者】 次第次第に財産をふやして金持ちになった人。次第分限(ブゲン)。「西国にならびなき―となりて/浮世草子・永代蔵 3」

しだい-な【次第名】🔗🔉

しだい-な [2][3] 【次第名】 子供の出生順につける名前。太郎・次郎・三郎など。

しだい-に【次第に】🔗🔉

しだい-に [0] 【次第に】 (副) (1)時がたつにつれて。おいおいに。「―寒くなる」 (2)順を追って。順々に。「近江国より始めて,美濃・尾張の源氏共に―触れて行く程に/平家 4」

しだい-ぶげん【次第分限】🔗🔉

しだい-ぶげん 【次第分限】 「次第長者(チヨウジヤ)」に同じ。 ⇔俄(ニワカ)分限 「―となつて/浮世草子・二十不孝 3」

しだい-ふどう【次第不同】🔗🔉

しだい-ふどう 【次第不同】 順序に一定の規準のないこと。順不同。「貴人の御意によりて仕る能は―なれば/花鏡」

し-だい【至大】🔗🔉

し-だい [0] 【至大】 (名・形動)[文]ナリ この上もなく大きいさま。 ⇔至小 「―なる妨害を与ふ可し/経国美談(竜渓)」

し-だい【私大】🔗🔉

し-だい [0] 【私大】 「私立大学」の略。

し-だい【紙代】🔗🔉

し-だい [1][0] 【紙代】 新聞の購読料。

し-だい【進退】🔗🔉

し-だい 【進退】 〔「しんだい」の撥音「ん」の無表記〕 自由になること。「我が―にはかなふまじきなめり/落窪 1」

し-だい【歯大】🔗🔉

し-だい [0] 【歯大】 「歯科大学」の略。

し-だい【詩題】🔗🔉

し-だい [0] 【詩題】 (1)詩の題名。 (2)詩の題材。

し-だい【誌代】🔗🔉

し-だい [1][0] 【誌代】 雑誌の代金。

し-たいあん【施耐庵】🔗🔉

し-たいあん 【施耐庵】 (1296頃-?) 中国,元末・明初期の小説家。「水滸伝」の編者の一人とされるが,経歴は未詳。

し-たいか【四大家】🔗🔉

し-たいか [2] 【四大家】 その分野で,大家と呼ばれる四人の人。文章では唐代の韓愈(カンユ)・柳宗元,宋代の欧陽脩(オウヨウシユウ)・蘇軾(ソシヨク)の四人。また,書では宋代の蘇軾・黄庭堅・米(ベイフツ)・蔡襄(サイジヨウ)の四人など。四家。

し-だいかい【四大海】🔗🔉

し-だいかい [2] 【四大海】 〔仏〕 須弥山(シユミセン)の四方にあるといわれる大海。

しだい-きしょ【四大奇書】🔗🔉

しだい-きしょ [4][5] 【四大奇書】 中国の章回小説「水滸伝」「三国志演義」「西遊記」「金瓶梅」の総称。もと元代の「水滸伝」「三国志演義」「西廂記」「琵琶記」をいった。

し-だいし【四大師】🔗🔉

し-だいし [2] 【四大師】 (1)平安朝の四人の大師。伝教大師(最澄)・弘法大師(空海)・慈覚大師(円仁)・智証大師(円珍)。 (2)天台宗の四人の大師。伝教大師・慈覚大師・智証大師・慈慧大師(良源)。

し-だいじ【四大寺】🔗🔉

し-だいじ [2] 【四大寺】 古代に朝廷の祈願所であった四つの寺院。奈良時代には薬師寺・元興寺・興福寺・大安寺の称。平安時代には東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺の称。

し-だいしゅう【四大州・四大洲】🔗🔉

し-だいしゅう ―ダイシウ [2] 【四大州・四大洲】 ⇒四州(シシユウ)

し-だいせつ【四大節】🔗🔉

し-だいせつ [2] 【四大節】 旧制度の四つの祭日。1927年(昭和2)制定。四方拝(一月一日)・紀元節(二月一一日)・天長節(四月二九日)・明治節(一一月三日)の総称。明治時代の天長節は一一月三日,大正時代は一〇月三一日。

しだい-でし【四大弟子】🔗🔉

しだい-でし [2] 【四大弟子】 釈迦の弟子のうち,特にすぐれた四人。一般には舎利弗(シヤリホツ)(または迦旃延(カセンネン))・須菩提(シユボダイ)・目連(モクケンレン)・摩訶迦葉(マカカシヨウ)の四人。

し-たいふ【士大夫】🔗🔉

し-たいふ [2] 【士大夫】 (1)中国で,士と大夫。また,科挙出身の高級官僚。 →卿大夫士(ケイタイフシ) (2)高い官職にある高潔の人。

し-たいよう【視太陽】🔗🔉

し-たいよう ―タイヤウ [2] 【視太陽】 見たままの太陽のこと。天球上の位置は大気差の影響を除いてあるが光行差の影響は除いていないため,真太陽より黄道上西へ角度で二〇・五秒ずれている。

したうけ-にん【下請(け)人】🔗🔉

したうけ-にん [0] 【下請(け)人】 (1)下請け負いをする人。 (2)江戸時代,請け人に対して,さらに奉公人の保証に立った者。

した-うけおい【下請(け)負い】🔗🔉

した-うけおい ―オヒ [3] 【下請(け)負い】 「下請(シタウ)け」に同じ。

したうち-おん【舌打ち音】🔗🔉

したうち-おん [4] 【舌打ち音】 ⇒吸着音(キユウチヤクオン)

した-うちあわせ【下打ち合(わ)せ】🔗🔉

した-うちあわせ ―ウチアハセ [0][3] 【下打ち合(わ)せ】 「下相談」に同じ。

した-うま【下馬】🔗🔉

した-うま [0] 【下馬】 (1)江戸時代,袷(アワセ)や綿入れの下に着る粗末な浴衣。 (2)質草(シチグサ)の異名。

したえ-つけ【下絵付け】🔗🔉

したえ-つけ― [3] 【下絵付け】 釉(ウワグスリ)をかける前に,陶磁器の素地(キジ)の上に直接絵付けをすること。

した-おし【下押し】🔗🔉

した-おし [0] 【下押し】 (1)下の方へ押すこと。 (2)取引市場の相場が下がる傾向にあること。

した-おもい【下思ひ】🔗🔉

した-おもい ―オモヒ 【下思ひ】 〔「した」は心の意〕 心の中に隠して顔や言葉に表さない感情。したもい。「人皆知りぬわが―は/万葉 2468」

しだ-かざり【歯朶飾り】🔗🔉

しだ-かざり [3] 【歯朶飾り】 新年にウラジロを注連縄(シメナワ)に挟んだりして飾ること。また,その飾り。

しだ-がわ【歯朶革】🔗🔉

しだ-がわ ―ガハ [0] 【歯朶革】 染め革の一種。藍地にシダの葉の形を白く染め抜いたなめし革。品革(シナガワ)。

した-かわらけ【下土器】🔗🔉

した-かわらけ ―カハラケ 【下土器】 容器からこぼれる酒などの液体を受けるために,容器の下に置く皿。したいれ。

したく-きん【支度金】🔗🔉

したく-きん [0] 【支度金】 準備や用意に必要な金。就職や嫁入りなどの準備に要する金。支度料。

しだ・く🔗🔉

しだ・く [2] (動カ五[四]) 〔古くは「したく」〕 (1)形を壊したり,状態を乱したりする。くだく。荒らす。「踏み―・く」「かみ―・く」 (2)乱れる。荒れる。「大原の野風に―・く刈萱のしどろにのみも乱れけるかな/堀河百首」

した-くさ【下草】🔗🔉

した-くさ [0] 【下草】 (1)木陰に生えている草。特に,森林に群生している雑草。 (2)庭園などに用いるシダ類・シャガなどの背の低い植物の総称。 (3)日陰者のたとえ。「かかる―もたのもしくぞ思しなりぬる/源氏(玉鬘)」

したくさ-せん【下草銭】🔗🔉

したくさ-せん [0] 【下草銭】 江戸時代の雑税の一。領主の林(御林(オハヤシ))の雑草採取を許された者が納めた金銭。御林下草銭。下草永。したくさぜに。

した-さく【下作】🔗🔉

した-さく [0] 【下作】 (名)スル 「小作(コサク)」に同じ。「此藁葺(ワラブキ)は忠三郎とて―あてた小百姓/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」

し-だし【仕出し】🔗🔉

し-だし [0] 【仕出し】 (1)注文により,料理・弁当を作って届けること。また,その料理。出前。 (2)演劇で,通行人・群衆など,ごく軽い役。また,その役で出演する下級の俳優。 (3)工夫や趣向をこらすこと。新案。「さもなき調度のたぐひ,是は―の風流なり/鶉衣」「大晦日(オオツゴモリ)の夜のお祖母(ババ)を返せは我等が―/浮世草子・胸算用 5」 (4)装いをこらすこと。おしゃれ。おめかし。「都の呉服店(ゴフクダナ)の奥さまといはるる程の人,みな遊女に取り違へる―なり/浮世草子・胸算用 2」 (5)財産を作り出すこと。「是らは近代の出来商人三十年此かたの―なり/浮世草子・永代蔵 6」

しだし-べんとう【仕出し弁当】🔗🔉

しだし-べんとう ―タウ [4] 【仕出し弁当】 料理屋・仕出し屋などに注文して作らせた弁当。

しだし-や【仕出し屋】🔗🔉

しだし-や [0] 【仕出し屋】 料理や弁当などの仕出しをする家。また,その人。

したしく【親しく】🔗🔉

したしく [2][3] 【親しく】 (副) 〔形容詞「したしい」の連用形から〕 身分の高い人が,自分で直接行うさま。みずから。「―お手植えになった松」「―お言葉を賜る」

しだ-しょくぶつ【羊歯植物】🔗🔉

しだ-しょくぶつ [4] 【羊歯植物】 植物界の一門。コケ植物と種子植物の間に位置する。古生代,特に石炭紀に栄え化石として出土。世代交代を行う。無性世代は大形で茎・葉・根に分化するものが多く,減数分裂によって胞子をつくる。胞子は発芽してきわめて小形だが独立した前葉体をつくり,これにできた精虫と卵が受精して再び無性世代となる。世界に約一万種あり,マツバラン・ヒカゲノカズラ・トクサ・シダの四綱に大別。羊歯類。シダ。

し-だ・す【仕出す・為出す】🔗🔉

し-だ・す [2] 【仕出す・為出す】 (動サ五[四]) (1)物事をし始める。とりかかる。 (2)料理を作って注文先に届ける。仕出しをする。「料理は必ず青柳から―・した/渋江抽斎(鴎外)」 (3)作り出す。考え出す。創始する。「安部川紙子に縮緬(チリメン)を―・し/浮世草子・永代蔵 3」 (4)財産を作り上げる。かせぎだす。「多助が身代を―・しますには/塩原多助一代記(円朝)」 (5)やってのける。しでかす。「なぜかあの人はああいふ酷(ヒド)い事をしても―・したねえ/真景累ヶ淵(円朝)」

した-すき【下梳き】🔗🔉

した-すき [0] 【下梳き】 髪を結う準備に,よく髪をすいておくこと。また,それをする人。

したたま・る【認る】🔗🔉

したたま・る 【認る】 (動ラ四) 以前の状態が改まり,新しくしっかりしたものになる。ととのう。「この殿御後見もし給はば,天下の政(マツリゴト)は―・りなむ/大鏡(道隆)」

したた・む【認む】🔗🔉

したた・む 【認む】 (動マ下二) ⇒したためる

した-たる・い【舌たるい】🔗🔉

した-たる・い [4] 【舌たるい】 (形)[文]ク したたる・し 〔近世以降の語〕 (1)物の言いようが甘えたようである。また,態度がべたべたしている。「益々寄添ひつつ,―・いまでに語(コトバ)を和げて/金色夜叉(紅葉)」 (2)物の言い方がくどくどしている。したるし。「―・い愚痴沢山な自惚やら楽屋落やら列べれば/社会百面相(魯庵)」

した-つき【舌つき】🔗🔉

した-つき 【舌つき】 (名・形動ナリ) 物の言い方がはっきりしないこと。またそのさま。舌たらず。「声(コワ)づかひの,さすがに―にて,うちざれむとは,なほ思へり/源氏(朝顔)」

した-つ-くに【下つ国】🔗🔉

した-つ-くに 【下つ国】 地下の世界。黄泉(ヨミ)の国。 ⇔上(ウワ)つ国 「吾が名(ナセ)の命は,上つ国を知ろしめすべし,吾は―を知らさむ/祝詞(鎮火祭)」

した-つけ【下付け】🔗🔉

した-つけ [0] 【下付け】 〔「したづけ」とも〕 (1)手紙で,先方に敬意を表すために署名の下に付ける言葉。上・再拝・九拝など。 (2)〔建〕 一番下に塗る漆喰(シツクイ)・塗料など。

した-つゆ【下露】🔗🔉

した-つゆ [0][3] 【下露】 下草に結んだ露。また,木の葉などから滴り落ちる露。 ⇔上露(ウワツユ) 「―にぬれる」「―になびかましかば女郎花(オミナエシ)あらき風にはしをれざらまし/源氏(野分)」

したて-おろし【仕立て下(ろ)し】🔗🔉

したて-おろし [4][0] 【仕立て下(ろ)し】 新しく作った服。新調の衣服。

したて-けん【仕立券】🔗🔉

したて-けん [3] 【仕立券】 洋服・ワイシャツなどの布地に添え,注文者の体に合わせて仕立てることを約束した券。

したて-なおし【仕立て直し】🔗🔉

したて-なおし ―ナホシ [0][4] 【仕立て直し】 衣服などを解いて,別の物に作りかえること。また,そのもの。

したて-もの【仕立物】🔗🔉

したて-もの [0] 【仕立物】 (1)縫い物。裁縫。また,縫い上がった衣服など。「―をする」 (2)樹木を刈り込みなどをして,自然に育った姿形から庭園用として整った姿形にしたもの。

したて-や【仕立屋】🔗🔉

したて-や [0] 【仕立屋】 洋服などの仕立てを業とする家。また,その人。

したて-ひねり【下手捻り】🔗🔉

したて-ひねり [4] 【下手捻り】 相撲の決まり手の一。下手で相手のまわしを引いて差し手の側へひねり倒す技。

したて-まわし【下手回し】🔗🔉

したて-まわし ―マハシ [4] 【下手回し】 帆船を風上に向けて進めるときの操船法。ジグザグの針路を取って進めるとき,風を受ける側を変えるのに,船首を風下側に回すこと。

したてる-ひめ【下照姫】🔗🔉

したてる-ひめ 【下照姫】 〔「したでるひめ」とも〕 記紀神話の神。大国主神(オオクニヌシノカミ)の娘。天稚彦(アメワカヒコ)の妻。高姫(タカヒメ)。和歌の祖神とされる。

したとり-ほうろく【下取り焙烙】🔗🔉

したとり-ほうろく ―ハウロク [5] 【下取り焙烙】 茶道で,炉の中をならすとき,熾炭(オコシズミ)を取り入れる焙烙。底取り焙烙。

した-なき【下泣き】🔗🔉

した-なき 【下泣き】 〔「した」は心の意〕 心のうちで忍び泣くこと。「―に吾が泣く妻を昨夜(コゾ)こそは安く肌触れ/古事記(下)」

した-ならし【下慣らし】🔗🔉

した-ならし [3] 【下慣らし】 準備のために慣らしておくこと。下稽古(ゲイコ)。

した-ぬい【下縫い】🔗🔉

した-ぬい ―ヌヒ [0] 【下縫い】 (名)スル 本式に縫う前に仮に縫うこと。仮縫い。

した-ぬき【下貫き】🔗🔉

した-ぬき 【下貫き】 (1)人を迷わして稼ぐこと。「こちの嚊は嘘つかぬ者とばかり心得て―喰るる人おほし/浮世草子・娘容気」 (2)賭博(トバク)で,いかさまをすること。「わごりよが親仁は村一番―の名人/浄瑠璃・嵯峨天皇」

した-ね【下値】🔗🔉

した-ね [0][2] 【下値】 (1)取引で,それまでよりも安い値段。 ⇔上値(ウワネ) (2)代金の一部に充当される下取りの値段。

した-の-ね【舌の根】🔗🔉

した-の-ね [4] 【舌の根】 舌の付け根。 →舌の根の乾(カワ)かぬうち(「舌」の句項目)

した-の-はかま【下の袴】🔗🔉

した-の-はかま 【下の袴】 「したばかま(下袴){(2)}」に同じ。「狩衣の肩すこしおちたるに,―も着ず/宇治拾遺 1」

した-は・う【下延ふ】🔗🔉

した-は・う ―ハフ 【下延ふ】 (動ハ下二) 心の中で恋しく思う。「白玉の人のその名をなかなかに言(コト)を―・へ/万葉 1792」

した-はらまき【下腹巻】🔗🔉

した-はらまき [4][3] 【下腹巻】 直垂(ヒタタレ)・狩衣(カリギヌ)などの下に防具としてつける腹巻{(2)}。また,それを着けた装い。

した-ひも【下紐】🔗🔉

した-ひも [0][4] 【下紐】 〔上代は「したびも」〕 (1)装束の下,小袖の上に結ぶ帯。したおび。 (2)下裳(シタモ)または下袴(シタバカマ)の紐。「愛(ウルワ)しと思ひし思はば―に結ひ付け持ちて止まず偲(シノ)はせ/万葉 3766」

したひも-の【下紐の】🔗🔉

したひも-の 【下紐の】 (枕詞) 同音と比喩性を利用して,「した」にかかる。「―下ゆ恋ふるに月そ経にける/万葉 3708」

した・ふ🔗🔉

した・ふ (動ハ四) 葉が赤く色づく。紅葉する。「秋山の―・へる妹/万葉 217」

した-へん【舌偏】🔗🔉

した-へん [0] 【舌偏】 漢字の偏の一。「辞」「舐」などの「舌」。

した-まえ【下前】🔗🔉

した-まえ ―マヘ [0] 【下前】 着物の前を合わせたとき,内側になる側。下交(シタガ)い。下交え。 ⇔上前(ウワマエ)

したまち-ふう【下町風】🔗🔉

したまち-ふう [0] 【下町風】 下町の風俗・風習・気風。特に,東京の下町に残る,江戸時代の「いなせ」「いき」などの風をいう。

しだ【羊歯】(和英)🔗🔉

しだ【羊歯】 《植》a fern.→英和

しだい【次第】(和英)🔗🔉

しだい【次第】 (1)[順序]order.→英和 (2)[事情]circumstances;the state of things.(3)[…すると直ぐに]as soon as…;directly….→英和 着き〜 as soon as a person arrives.申込み〜 on application.(4)[…によって決まる]君〜だ It's up to you. それは事と〜によりけりだ That depends.

しだいに【次第に】(和英)🔗🔉

しだいに【次第に】 ⇒段々.

しだし【仕出しをする】(和英)🔗🔉

しだし【仕出しをする】 supply dishes to order.仕出し屋 a caterer (人);→英和 a caterer's (shop).

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