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(1)五十音図ヤ行第一段の仮名。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「や」は「也」の草体。片仮名「ヤ」は「也」の草体の楷書化。

や【八】🔗🔉

[1] 【八】 〔「よ(四)」の母音交替形で,倍数を表す〕 (1)はち。やっつ。「いつ,む,なな,―」 (2)はち。名詞の上に付いて複合語を作る。「―歳(トセ)」 (3)名詞の上に付いて数の多いことを表す。「―重(ヤエ)」「―千代(ヤチヨ)」「―雲(ヤクモ)立つ」「―衢(ヤチマタ)」

や【矢・箭】🔗🔉

[1] 【矢・箭】 (1)武具・狩猟具の一。鏃(ヤジリ)・篦(ノ)(矢柄(ヤガラ))・矢羽などから成る。弓につがえて,弾性を利用して飛ばし,目標物に突き刺すもの。 (2)硬い物を割ったり,伐採する時に用いるくさび。 (3)「ブローチ(broach)」に同じ。 (4)家紋の一。一本または数本の矢羽をかたどったもの。 矢(1) [図]

や【谷】🔗🔉

[1] 【谷】 「やつ(谷)」に同じ。世田谷・四谷・深谷など関東の地名の中に残る。

や【屋・家】🔗🔉

【屋・家】 ■一■ [1] (名) (1)いえ。建物。「我が―」「蚕(コ)―」「―並み」 (2)屋根。「―の上には糸を染めて色々葺(フ)かせて/竹取」 ■二■ (接尾) 名詞に付く。 (1)商売を営む家の屋号として用いる。「木村―」「三河―」 (2)その職業を営む人や家を表す。「八百―」「魚―」「本―」「米―」 (3)それを専門としている人をさしていう。時に,軽蔑・自嘲の意をこめても用いる。「技術―」「政治―」 (4)そのような性質をもつ人を表す。「気取り―」「わからず―」「さびしがり―」「がんばり―」 (5)役者の屋号,文人などの雅号として用いる。また書斎の名などにも添える。「音羽―」「鈴廼(スズノ)―」

や【輻】🔗🔉

[1] 【輻】 車輪の轂(コシキ)と周りの輪をつないで,放射状に並ぶ細長い棒。スポーク。

や【野】🔗🔉

【野】 [1] ■一■ (名) (1)平らで広がった地。の。のはら。「未開の―」 (2)官途につかないこと。民間。「―に下る」 ■二■ (形動ナリ) 洗練されていないさま。素朴なさま。「気韻の―なるに失して/小説神髄(逍遥)」

や【嫌】🔗🔉

[1] 【嫌】 (形動) 「いや(嫌)」の転。「―な人」「―だなあ」

や【弥】🔗🔉

【弥】 (副) 〔「や(八)」と同源〕 状態や事柄の程度がよりはなはだしいさまを表す。いよいよ。ますます。「下堅く―堅く取らせ秀(ホダリ)取らす子/古事記(下)」

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[1] (感) (1)驚いた時に発する語。「―,こんな所にあった」 (2)挨拶(アイサツ)や呼び掛けの語。男性が用いる。「―,しばらく」 (3)力を入れたり拍子を取ったりする時に発する語。

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(助動) 〔「やれ」の略。近世語〕 敬語の助動詞「やる」の命令形。「はつも二階へ上つて寝〈や〉。早う寝〈や〉/浄瑠璃・曾根崎心中」「さあ,これからは手前の手を尋常に見せ〈や〉/洒落本・傾城買二筋道」 →やる(助動)

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(助動)(やろ・やつ・や・や・○・○) 断定の助動詞「じゃ」の変化した形。関西を中心とした西日本で用いられる。「どない〈や〉ねん」「そういうこと〈やっ〉た」「暑い日〈や〉なあ」 →じゃ

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■一■ (副助) 体言およびそれに準ずる語に付く。「…やもしれない」の形で,軽い疑いの意を表す。「近いうちに大地震がある―も知れない」 ■二■ (並立助) 体言および準体助詞「の」に付く。事物をあれこれ並べ挙げるのに用いる。「…や…や」「…や…や…など」「…や…」などの形で用いられる。「あれ―これ―と大さわぎでした」「山―海は人でいっぱいだ」「君の―僕のが佳作に入ったよ」「花―蝶―と書けばこそあらめ/源氏(夕霧)」 ■三■ (接助) 動詞および助動詞「れる・られる」「せる・させる」の終止形に付く。 (1)ある動作・作用が行われると同時に,他の動作・作用が行われる意を表す。…するとすぐに。「交通事故発生の報に接する―,直ちに救助に向かった」 (2)「…やいなや」の形で慣用的に用いられることが多い。「テーブルにつく―いなや,すぐに食べはじめた」「夏休みにはいる―いなや,海へ山へとどっと人がくり出した」 ■四■ (終助) 文末にあって,形容詞および形容詞型活用の助動詞や助動詞「う・よう」の終止形,動詞および動詞型活用の助動詞の命令形に付く。 (1)命令・勧誘・希望表現などに用いられ,話し手がその事態の実現を望むという気持ちを表す。「まあ,しばらく様子をみろ―」「早くしよう―」「もう帰ろう―」「日曜日ぐらい休みたい―」 (2)軽く言い放つような気持ち,または,なげやりな気持ちを表す。「まあ,いい―」「今さらどうしようもない―」 ■五■ (間投助) (1)文中にあって,体言・副詞などに付く。(ア)人を表す語に付いて呼び掛けを表す。「花子―,ちょっとここへおいで」「おばあさん―,せがれから手紙が来たよ」(イ)副詞に付いて意味を強める。「またも―失敗に終わった」「まして―,相手は専門家だから太刀打ちができない」 (2)文中または文末にあって種々の語に付く。(ア)感動・詠嘆を表す。現代語では文末用法のみ。「わあ,遊んで暮らせるなんてすばらしい―」「我はも―安見児得たり皆人の得かてにすといふ安見児得たり/万葉 95」「すべて神の社(ヤシロ)こそ捨てがたくなまめかしきものなれ―/徒然 24」(イ)(文中に用いて)ことばの調子を整える。「ほととぎす鳴く―さ月のあやめぐさあやめも知らぬ恋もするかな/古今(恋一)」 ■六■ (係助) 種々の語に付く。 (1)文中にあって係りとなり,文末の活用語を連体形で結ぶ。(ア)疑問の意を表す。「秋―来る露―まがふと思ふまで/伊勢 16」(イ)反語・反問の意を表す。…ではないか。「秋の田の穂の上を照らす稲妻の光のまにも我―わするる/古今(恋一)」 (2)文末にあって,活用語の終止形・已然形に付く。(ア)疑問の意を表す。「名にし負はばいざ事問はむ都鳥わが思ふ人はあり―なし―と/伊勢 9」(イ)反語の意を表す。「大君は千歳にまさむ白雲も三船の山に絶ゆる日あらめ―/万葉 243」

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(係助) 口頭語で,係助詞「は」がなまったもの。「誰も来(キ)―しない(こ―しない)」「霧で何も見え―しない」

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(接尾) 〔上代語〕 状態を表す造語要素に付いて,そういう感じである意を表す。「にこ―」「なご―」

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(接尾) 人を表す名詞や人名などに付けて,親しみを表す。「坊―」「ばあ―」

やあ【八】🔗🔉

やあ [1] 【八】 「や(八)」の長音化した語。数を数える時に用いる。「いつ,む,なな,―」

やあ🔗🔉

やあ [1] (感) (1)感動・驚きの時に発する語。おお。「―,これはおめずらしい」 (2)呼び掛けの語。「―,こんにちは」 (3)力を入れる時の掛け声。「えい,―」 (4)応答の語。はい。ええ。「『あれへしたたか酔うて参る。やいやいやいやい』『―』/狂言・素襖落(虎寛本)」

ヤー(ドイツ) ja🔗🔉

ヤー [1] (ドイツ) ja (感) 肯定の語。はい。そうです。 ⇔ナイン

やあい🔗🔉

やあい [1] (感) 〔「やい」の転〕 (1)遠くの人に呼び掛ける語。 (2)はやしたてる時に発する語。「―,弱虫」

やあい🔗🔉

やあい (終助) 〔終助詞「やい」の転。中世後期以降の語〕 文末にあって,体言や動詞の終止形・命令形に付く。 (1)呼び掛けるのに用いる。大声で遠くにいる者に言う場合などに多く用いる。「市太郎―」「早く戻って来い―」 (2)相手に対し,強く言い放つ時に用いる。親しみや軽蔑の意をこめて言う場合などに多く用いる。「よせ―」「よく聞け―,物うりよ/狂言・連歌十徳(天正本)」

ヤーウェYahweh🔗🔉

ヤーウェ Yahweh ⇒ヤハウェ

やあがる🔗🔉

やあがる (助動)(やあがら・やあがり(やあがつ)・やあがる・やあがる・やあがれ・やあがれ) 〔「やがる」の転。近世江戸語〕 動詞の連用形に助動詞「やがる」が付いた時,その連用形の末尾と「やがる」の「や」とが融合して拗長音となったもの。「うせやがる」→「うしゃあがる」,「はやしやがる」→「はやしゃあがる」の類。「ちくしやうめ,気のきかねえ所にうし〈やあがる〉/滑稽本・浮世風呂(前)」「琉球芋なら一本十六文(ソクモン)宛もしべいといふ角を二本生(ハヤ)し〈やあがつ〉て/滑稽本・浮世床(初)」 〔現代語でも,男性のぞんざいな調子の会話において用いられることがある〕 →やがる(助動)

ヤーデージyardage🔗🔉

ヤーデージ [3][1] yardage ゴルフで,各ホールの長さやコースの全長をヤードの単位ではかったもの。

ヤードyard🔗🔉

ヤード [1] yard ヤード-ポンド法の長さの単位。一ヤードは三フィート。91.44000センチメートル。記号 yd ヤール。 〔「碼」とも書く〕

ヤード-ポンド-ほう【―法】🔗🔉

ヤード-ポンド-ほう ―ハフ [0][6] 【―法】 〔yard-pound〕 長さの単位にヤード,質量の単位にポンド,体積の単位にガロンを,時間の単位に秒,温度の単位に華氏温度を用いる単位系。ガロンは英米で異なり,一英ガロンは一・二〇〇九五米ガロン。主にイギリス・アメリカなど英語圏諸国で用いられている。 →メートル法 →ヤードポンド法[表]

ヤーパン(オランダ) Japan🔗🔉

ヤーパン [1] (オランダ) Japan 日本。ジャパン。 〔近世に,オランダ人やポルトガル人が日本をさして言った語〕

やあ-やあ🔗🔉

やあ-やあ [1] (感) (1)軽い挨拶(アイサツ)の語。「―,しばらく」 (2)軽い驚きを表す語。「―,是はいかな事/狂言・引敷聟」 (3)注意をひいたり,名乗りをあげたりする時に発する語。「―,…あれは烏ぢや/狂言・柿山伏(虎寛本)」 (4)応答の語。「『いやなうなう,しし申し』『―,こちの事で御座るか』/狂言・三人夫(虎寛本)」 (5)気合を入れるために発する語。「襟を取りて押し合ふ。―,―/狂言・文山賊(虎寛本)」

ヤールyard🔗🔉

ヤール [1] yard 〔「ヤード」をオランダ語式に読んだ「ヤールド」の転〕 ヤードに同じ。主に,布地を測るときに用いる。

ヤール-はば【―幅】🔗🔉

ヤール-はば [3] 【―幅】 布地の幅が一ヤールのもの。

や-あわせ【矢合(わ)せ】🔗🔉

や-あわせ ―アハセ 【矢合(わ)せ】 (名)スル 双方から矢を射て,開戦を合図し合うこと。多く鏑矢(カブラヤ)を用いた。「けさの―よりして,敵十八騎いおとし/平治(中)」

や-あん【夜暗】🔗🔉

や-あん [1] 【夜暗】 夜のやみ。「―に乗じて忍び込む」

ヤーンyarn🔗🔉

ヤーン [1] yarn 糸。織物用の糸・編み物用の糸など。

やい🔗🔉

やい [1] (感) 非難の気持ちを含んで呼び掛ける時に発する語。「―小僧,出て来い」「―貴様,何しやがるんだ」

やい🔗🔉

やい (終助) 〔間投助詞「や」に終助詞「い」の付いたものから。中世後期以降の語〕 文末にあって,体言や動詞の終止形・命令形に付く。 (1)呼び掛けたりはやしたりするのに用いる。親しみやさげすみなどの気持ちをこめて言う場合が多い。「良夫君―」「弱虫―」「藤六,あるか―/狂言・麻生」「推参もすさまじい。折介―。のろま―/咄本・無事志有意」 (2)相手に対し強く言い放つときに用いる。「そんなんじゃない―」「誰そ来い―/浄瑠璃・薩摩歌」

やい-かがし【焼嗅】🔗🔉

やい-かがし [3] 【焼嗅】 節分の夜,鰯(イワシ)の頭など臭いにおいのするものを焼いて戸口に刺し,疫神を追い払う風習。

や-いくさ【矢軍】🔗🔉

や-いくさ [2] 【矢軍】 矢を射合って戦うこと。また,その戦い。「―をせんとすれば,矢種皆射尽して/太平記 9」

や-いた【矢板】🔗🔉

や-いた [0] 【矢板】 建築の基礎工事や土木工事などで,土砂の崩壊または水の浸入を防ぐため,周囲に打ち込む板状の杭。木製,鋼製,鉄筋コンクリート製などがある。

やいた【矢板】🔗🔉

やいた 【矢板】 栃木県中北部の市。県北の中心地として発展。製材業のほか,近年は工業団地が進出した。

やいづ【焼津】🔗🔉

やいづ 【焼津】 静岡県中部,駿河(スルガ)湾に臨む市。遠洋漁業の基地で,水産加工業が盛ん。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が,敵の放った野火を,向かい火によって退けたという伝承の地。

やいと【灸】🔗🔉

やいと [0] 【灸】 〔「焼処(ヤキト)」の転〕 灸(キユウ)。灸治。灸点。「―をすえる」

やいと-ばな【灸花】🔗🔉

やいと-ばな [3] 【灸花】 ヘクソカズラの別名。[季]夏。

やいと-び【灸日】🔗🔉

やいと-び [3] 【灸日】 灸をすえる日とされている日。陰暦二月二日と八月二日とする地方が多い。二日灸。灸すえ日。

や-いな-や【や否や】🔗🔉

や-いな-や 【や否や】 (連語) 〔接続助詞または係助詞「や」に副詞「いな」,間投助詞「や」の付いたもの〕 (1)〔(2)からの転用〕 活用語の終止形に付いて,同時に,または引き続いて,事が行われるさまを表す。…すると同時に。…するとすぐに。…するが早いか。「家に帰る―,かばんをほうり出して,遊びに出かけていってしまった」「来る―,此様な赤い魚や黒い魚を出いて,何やらむつかしい料理を云付られたが/狂言・惣八(虎寛本)」 (2)活用語の終止形・連体形,および体言に付いて,問いかける意を表す。…かどうか。「思ふべし―。人第一ならずはいかに/枕草子 101」「まづわが腹に玉ありといふは,あるべきこと―/仮名草子・伊曾保物語」

やい-の🔗🔉

やい-の (連語) 〔助動詞「やる」の命令形「やれ」の転である「やい」に終助詞「の」が付いたもの。近世上方語〕 軽い敬意をこめて命令する意を表す。「ちと目を明いて気に張りを持ち―/浄瑠璃・天の網島(中)」

や-い-の🔗🔉

や-い-の (連語) 〔間投助詞「や」に終助詞「い」,終助詞「の」の付いたもの。近世上方の女性語〕 文末にあって,聞き手に対して強く言いかけるのに用いる。「どうで徳様いつしよに死ぬる。わしもいつしよに死ぬるぞ―/浄瑠璃・曾根崎心中」

やいの-やいの🔗🔉

やいの-やいの 〔「やいの」を重ねたもの。近世上方の女性語〕 文末にあって,聞き手に対して特に強く言いかけるのに用いる。「お心たしかに持つて給(タ)べ―と取付いて,介抱如才,泣くばかり/浄瑠璃・太功記」

やい-ば【刃】🔗🔉

やい-ば [1][0] 【刃】 〔「焼き刃」の転〕 (1)焼き入れをして硬化させた刃。また,刃の表面に見える波形の模様。 (2)刀剣など刃のついたものの総称。「―に掛ける(=刀デ斬ル)」 (3)鋭いさま,威力のあるさまの形容。「氷の―」「飛ぶ鳥も祈り落とすほどの―の験者とぞ聞こえし/平家 5」

やい-やい🔗🔉

やい-やい [1] ■一■ (副) しきりに催促するさま。やいのやいの。「早くしてくれと―言う」 ■二■ (感) (1)乱暴に呼び掛ける語。「―,気をつけろ」 (2)呼び掛ける語。おいおい。「―,古くともくるしうない,あらばおこせい/狂言・引敷聟」

やいろ-ちょう【八色鳥】🔗🔉

やいろ-ちょう ―テウ [0] 【八色鳥】 スズメ目ヤイロチョウ科の小鳥。全長20センチメートル内外。頭が大きく,尾が短い。緑・青・黄・赤・茶・黒・白・瑠璃(ルリ)色に彩られて美しい。日本・中国東部からインドに分布し,日本には夏鳥として本州・四国・九州にごく少数が渡来。絶滅が危惧される種。

や-いん【夜陰】🔗🔉

や-いん [0] 【夜陰】 (1)夜の暗闇。「―に乗ずる」 (2)夜。夜間。「―に呼びに遣つたのに/阿部一族(鴎外)」

や-う【夜雨】🔗🔉

や-う [1] 【夜雨】 夜に降る雨。

やう【夜雨】🔗🔉

やう 【夜雨】 ⇒横瀬(ヨコセ)夜雨

や-うけ【家請】🔗🔉

や-うけ [3] 【家請】 近世,家を借りるときの請人(ウケニン)。

や-うち【家内】🔗🔉

や-うち [1] 【家内】 (1)家の中。「―を覘(ウカガ)ふ曲者かと怪まれる/浮雲(四迷)」 (2)家の中にいる者。家族。また,親類の者。「多くの―が世話をやく/浄瑠璃・八百屋お七」

や-うつり【家移り】🔗🔉

や-うつり [2] 【家移り】 (名)スル 引っ越し。転宅。転居。いえうつり。

やうつり-がゆ【家移り粥】🔗🔉

やうつり-がゆ 【家移り粥】 新築・転宅の際,手伝いの人や近所の人に振る舞う粥。家渡り粥。

ヤウンデYaound🔗🔉

ヤウンデ Yaound カメルーン共和国の首都。同国の南部に位置する。カカオの集散地。

や-え【八重】🔗🔉

や-え ―ヘ [1] 【八重】 (1)八つ重なっていること。 (2)いくつも重なっていること。「―雲」「―霧」「―霞」「―葺(ブ)き」 (3)特に,花弁が何枚も重なっていること。「―の桜」

や-えい【夜営】🔗🔉

や-えい [0] 【夜営】 (名)スル 夜,野外に陣営を張ること。また,その陣営。

や-えい【野営】🔗🔉

や-えい [0] 【野営】 (名)スル 野外に陣を張って宿泊すること。野外に宿泊すること。キャンプ。露営。

やえ-がき【八重垣】🔗🔉

やえ-がき ヤヘ― [2] 【八重垣】 幾重にもめぐらした垣根。「八雲立つ出雲―つまごみに/古事記(上)」

やえ-がすみ【八重霞】🔗🔉

やえ-がすみ ヤヘ― [3] 【八重霞】 幾重にも立ちこめる霞。

やえごろも【八重衣】🔗🔉

やえごろも ヤヘゴロモ 【八重衣】 地歌・箏曲の一。石川勾当の三味線曲。のち,八重崎検校が箏の手を付ける。歌詞は百人一首より衣にちなんだ四季の和歌五首を並べる。京風手事物(テゴトモノ)の代表曲。

やえ-ざき【八重咲き】🔗🔉

やえ-ざき ヤヘ― [0] 【八重咲き】 花弁が幾枚も重なって咲くこと。重弁であること。また,その花。「―の桜」 →重弁

やえざき【八重崎】🔗🔉

やえざき ヤヘザキ 【八重崎】 姓氏の一。

やえざき-けんぎょう【八重崎検校】🔗🔉

やえざき-けんぎょう ヤヘザキケンゲウ 【八重崎検校】 (1776?-1848) 箏曲家。地歌の手事物(テゴトモノ)に箏の手を付け,箏と三味線の合奏法を大成した編曲の名手。京都で活躍。

やえ-ざくら【八重桜】🔗🔉

やえ-ざくら ヤヘ― [3] 【八重桜】 (1)ヤマザクラなど日本の山野に自生するサクラ類の栽培園芸品種で,花が八重咲きのもの。ボタンザクラ。[季]春。《奈良七重七堂伽藍―/芭蕉》 (2)五衣(イツツギヌ)・表着(ウワギ)まで桜色であること。「女院よりの御装束は―をえもいはず匂はせ給へり/栄花(若水)」

やえ-す【八重簀】🔗🔉

やえ-す ヤヘ― [0] 【八重簀】 湖川,遠浅の内海などで,竹簀を幾重にもめぐらせて魚をとるもの。

やえす【八重洲】🔗🔉

やえす ヤヘス 【八重洲】 東京都中央区,東京駅東側一帯を指す地名。東京駅を挟んで丸の内と対する。 〔家康に仕えたヤン=ヨーステン(耶揚子)の屋敷があったところと伝える〕

やえ-だたみ【八重畳】🔗🔉

やえ-だたみ ヤヘ― 【八重畳】 ■一■ (名) 幾重にも重ねて敷いた敷物。神座として用いる。「乃ち―をしきて迎へ入る/日本書紀(神代下訓)」 ■二■ (枕詞) 幾重にも重ねるところから,「へ(重)」と同音の地名「平群(ヘグリ)」にかかる。「―平群の山に/万葉 3885」

やえ-づくり【八重作り・八重造り】🔗🔉

やえ-づくり ヤヘ― [3] 【八重作り・八重造り】 ⇒切掛(キリカ)け作(ヅク)り

やえ-なり【八重生り】🔗🔉

やえ-なり ヤヘ― [0] 【八重生り】 (1)実が多数なること。また,その草木。 (2)植物リョクトウの別名。

やえ-の-しおじ【八重の潮路】🔗🔉

やえ-の-しおじ ヤヘ―シホヂ 【八重の潮路】 はるか遠くまで続く海路。やしおじ。「―に日をくらし/平家 7」

やえ-ば【八重歯】🔗🔉

やえ-ば ヤヘ― [1][0] 【八重歯】 普通に生えている歯のわきに重なるように生える歯。添歯(ソイバ)。

や【矢】(和英)🔗🔉

や【矢】 an arrow.→英和 〜を射る shoot an arrow.〜をつがえる fix an arrow.〜のように straight[swift]as an arrow.→英和 〜の催促をする presshard.〜も楯もたまらない cannot wait[be dying].

や【輻】(和英)🔗🔉

や【輻】 a spoke (車輪の).→英和

や【野に下る】(和英)🔗🔉

や【野に下る】 resign one's office;go out of office.

や(あ)(和英)🔗🔉

や(あ) [感動]Oh!/Ah!/Dear me!/<米話>O,Boy!/[呼びかけ]Hallo[Hello]!/<話>Hi!

ヤード(和英)🔗🔉

ヤード a yard.→英和

やあやあ(和英)🔗🔉

やあやあ [呼びかけ]⇒や(あ).

ヤール(和英)🔗🔉

ヤール a yard.→英和

やい(和英)🔗🔉

やい [呼びかけ]Hey!

やいば【刃】(和英)🔗🔉

やいば【刃】 a sword.→英和

やいやい(和英)🔗🔉

やいやい 〜言う clamor (うるさく);→英和 presshard.

やいん【夜陰に乗じて】(和英)🔗🔉

やいん【夜陰に乗じて】 under cover of darkness.

やえ【八重の】(和英)🔗🔉

やえ【八重の】 double;→英和 double-flowering.

やえい【野営】(和英)🔗🔉

やえい【野営】 camping;a camp (野営地).→英和 〜する camp (out).

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