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さいこ-とう【柴胡湯】🔗🔉

さいこ-とう ―タウ [0] 【柴胡湯】 柴胡を煎じた薬湯。近世,婦人の血の道にきくとされた。

さい-ご【細碁】🔗🔉

さい-ご [0][1] 【細碁】 地の差が少なく,勝敗の微妙な碁。

さい-ご【最後】🔗🔉

さい-ご [1] 【最後】 (1)物事の一番おしまい。一番あと。最終。 ⇔最初 「―の力をふりしぼる」「―まで頑張る」「―を飾る」 (2)(前に「…したら」「…したが」などの言い方を伴って)何かをしたらそれっきりであること。「行ったら―二度と戻って来られなくなる」「見つけたが―逃がさない」

さいご-つうこく【最後通告】🔗🔉

さいご-つうこく [4] 【最後通告】 「最後通牒(サイゴツウチヨウ)」に同じ。

さいご-つうちょう【最後通牒】🔗🔉

さいご-つうちょう ―テフ [4] 【最後通牒】 〔ultimatum〕 国家間で紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り,自国の最終的な要求を相手国に提出してその無条件受諾を要求し,それがいれられなければ自由行動をとることを述べた外交文書。普通,二四時間または四八時間の期限をつける。最後通告。

さいご-っ-ぺ【最後っ屁】🔗🔉

さいご-っ-ぺ [3] 【最後っ屁】 〔「さいごべ」とも〕 (1)イタチが追われて苦しまぎれに出す悪臭の屁。「いたちの―」 (2)追いつめられて苦しまぎれにする行動。最後のあがき。

さいご-の-しんぱん【最後の審判】🔗🔉

さいご-の-しんぱん 【最後の審判】 キリスト教で,世界の終末にイエス-キリストが再臨して人類を裁くという教義。ヨハネの黙示録などに示され,しばしば宗教画の題材とされる。特にバチカンのシスチナ礼拝堂のミケランジェロが描いた壁画が有名。公審判。世界審判。

さいご-の-すけ【最後の助】🔗🔉

さいご-の-すけ 【最後の助】 最後であることを人名に擬していう語。「ちよつと顔を出したが―/洒落本・売花新駅」

さいご-の-ばんさん【最後の晩餐】🔗🔉

さいご-の-ばんさん 【最後の晩餐】 イエスが十字架につけられる前夜,十二弟子とともにした最後の食事。教会の聖餐式はこれに由来する。この場で,ユダの裏切りを指摘。宗教画などの題材に好んで描かれる。特に,ミラノのサンタ-マリア-デッレ-グラツィエ修道院食堂のレオナルド=ダ=ビンチが描いた壁画が有名。主の晩餐。

さい-ご【最期】🔗🔉

さい-ご [1] 【最期】 〔「ご」は呉音〕 死にぎわ。臨終。末期。「―をみとる」「友人の―に立ち会う」「あっぱれな―だった」

さいご-どころ【最期所】🔗🔉

さいご-どころ 【最期所】 「最期場(サイゴバ)」に同じ。「みなぎる樋の上を―と著きにける/浄瑠璃・天の網島(下)」

さいご-の-じゅうねん【最期の十念】🔗🔉

さいご-の-じゅうねん ―ジフネン 【最期の十念】 命の終わるときに一〇回念仏をとなえること。「或は観音の名号をとなへ,或は―に及ぶ/平家 5」

さいご-ば【最期場】🔗🔉

さいご-ば 【最期場】 臨終の場所。死に場所。最期所。「命三つ有,おやと子の,なかに一つはとどまれど,二つは今を―の/浄瑠璃・孕常盤」

さいこう-けん【最高検】🔗🔉

さいこう-けん ―カウ― [3] 【最高検】 「最高検察庁」の略。

さいこう-さい【最高裁】🔗🔉

さいこう-さい ―カウ― [3] 【最高裁】 「最高裁判所」の略。

さいこう-しん【最高神】🔗🔉

さいこう-しん ―カウ― [3] 【最高神】 ⇒至上神(シジヨウシン)

さいこう-ほうき【最高法規】🔗🔉

さいこう-ほうき ―カウハフ― [5] 【最高法規】 実定法体系の中で最も強い形式的効力をもち,その頂点にある法規。現行憲法は憲法を国の最高法規とする。

さいごう【西郷】🔗🔉

さいごう サイガウ 【西郷】 島根県隠岐郡,隠岐の中心の町。古来,商業・漁業が盛ん。飯山古墳,国分寺跡など史跡が多い。

さいごう【西郷】🔗🔉

さいごう サイガウ 【西郷】 姓氏の一。

さいごう-さつ【西郷札】🔗🔉

さいごう-さつ サイガウ― 【西郷札】 1877年(明治10)の西南戦争の際,西郷軍が戦費調達のために発行した紙幣。十円・五円・一円・五十銭・二十銭・十銭の六種が発行された。

さいごう-たかもり【西郷隆盛】🔗🔉

さいごう-たかもり サイガウ― 【西郷隆盛】 (1827-1877) 維新の三傑の一人。通称,吉之助。号は南洲。薩摩藩の下級藩士の出。島津斉彬(ナリアキラ)の知遇を受け,国事に奔走。第二次長州征伐以後,倒幕運動の指導者となり,薩長同盟に尽力。大総督府参謀として征東軍を指揮して東下,江戸城を無血開城させた。維新後,参議。のち,征韓論の議を唱えたが入れられず下野,西南戦争に敗れて城山で自刃。 →西南戦争

さいごう-つぐみち【西郷従道】🔗🔉

さいごう-つぐみち サイガウ― 【西郷従道】 (1843-1902) 軍人・政治家。薩摩藩の人。西郷隆盛の弟。渡欧して兵制を調査。1874年(明治7),台湾蕃地事務都督として台湾征討を強行。のち海相・内相を歴任。海軍大将・元帥。

さいごう-ぼし【西郷星】🔗🔉

さいごう-ぼし サイガウ― [3] 【西郷星】 〔西南戦争があった1877年(明治10)9月,火星が大接近し明るく輝いた。人々がこの赤い星の中に西郷隆盛が見えるといったことから〕 火星の異名。なお,火星の近くにあった土星を西郷の参謀桐野利秋の名に因んで桐野星と呼んだ。

さい-こうこく【再抗告】🔗🔉

さい-こうこく ―カウコク [3] 【再抗告】 民事訴訟で,抗告裁判所の決定に,憲法・法令違背があることを理由にさらに抗告すること。 →特別抗告

さい-ごく【西国】🔗🔉

さい-ごく [0] 【西国】 〔「さいこく」とも〕 □一□西方の国。 (1)日本の関西地方より西の国。特に,九州地方。 (2)日本の西方にある国。特に,インド。 (3)アジアの西方にある国。西洋の国。 □二□京都を中心に,西国三十三所にある観音の霊地,またそれらを巡礼すること。西国三十三所。西国巡礼。

さいごく-さんじゅうさんしょ【西国三十三所】🔗🔉

さいごく-さんじゅうさんしょ ―サンジフサン― 【西国三十三所】 関西三十三か所の,観音を安置した寺。三十三所。三十三番。 →西国三十三所[表]

さいごく-じ【西国路】🔗🔉

さいごく-じ ―ヂ 【西国路】 「山陽道」に同じ。特に,江戸時代,大坂から下関に至る瀬戸内海に沿う街道。

さいごく-じゅんれい【西国巡礼】🔗🔉

さいごく-じゅんれい [5] 【西国巡礼】 西国三十三所を巡礼すること。また,その巡礼者。

さいごく-すじ-ぐんだい【西国筋郡代】🔗🔉

さいごく-すじ-ぐんだい ―スヂ― [7] 【西国筋郡代】 江戸幕府の職名。九州の幕府領を管轄し,管内の租税の徴収・訴訟などをつかさどった。本陣は豊後(ブンゴ)国日田(ヒタ)にあった。西国郡代。

さいごく-ぶね【西国船】🔗🔉

さいごく-ぶね [5] 【西国船】 九州地方を主とする西国地方の回船をいう,上方での呼称。

さいごくりっしへん【西国立志編】🔗🔉

さいごくりっしへん 【西国立志編】 啓蒙書。イギリスの S =スマイルズの著「Self Help(自助論)」の訳書。中村正直訳。1871年(明治4)刊。西欧の歴史上の人物三百数十人の成功談を掲げて,その原動力となった個人主義精神を鼓吹(コスイ)。明治初期の青年層に多大な影響を与えた。

さい-ごし【菜越し】🔗🔉

さい-ごし [0] 【菜越し】 手前にある料理を越して,向こうの料理に箸を出すこと。無作法なこととされる。

さい-ごのみ【菜好み】🔗🔉

さい-ごのみ [3] 【菜好み】 おかずをえり好みすること。

さい-こよう【再雇用】🔗🔉

さい-こよう [3] 【再雇用】 退職者を再び雇用すること。「定年後―」

さいこん-きんしきかん【再婚禁止期間】🔗🔉

さいこん-きんしきかん [8][9] 【再婚禁止期間】 ⇒待婚(タイコン)期間

サイゴンSaigon🔗🔉

サイゴン Saigon 旧ベトナム共和国(南ベトナム)の首都。1976年周辺の地区を合わせて,ホーチミン市と改称。 〔「西貢」「柴棍」とも書く〕

サイゴン-じょうやく【―条約】🔗🔉

サイゴン-じょうやく ―デウ― 【―条約】 1862年と74年に締結されたベトナム阮朝とフランスとの条約。これによりフランスはコーチシナ(ベトナム南部)とサイゴンを獲得した。

さいこんたん【菜根譚】🔗🔉

さいこんたん 【菜根譚】 中国,明代の処世哲学書。二巻。洪応明(コウオウメイ)著。万暦年間(1573-1619)成立。儒教思想を中心にし,仏教・道教思想も加味した約三六〇条の処世訓。江戸時代に伝来し,日本で広く愛読された。菜根談。

さいご【最後】(和英)🔗🔉

さいご【最後】 the last[end].→英和 〜の last;final;→英和 ultimate.→英和 〜に lastly;in conclusion;in the end.→英和 …したら〜 once….→英和 〜までto the last.人の話を〜まで聞く hearout.‖最後通牒(ちよう) an ultimatum.

さいご【最期】(和英)🔗🔉

さいご【最期】 one's death[last moment].→英和 〜を遂げる die;→英和 meet adeath.〜の言葉 one's dying words.

さいこうふ【再交付(する)】(和英)🔗🔉

さいこうふ【再交付(する)】 reissue.→英和

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