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広辞苑の検索結果 (30)
さい‐ご【最後】🔗⭐🔉
さい‐ご【最後】
①最も後であること。最終。終末。「列の―」↔最初。
②臨終。死。最期さいご。今昔物語集31「其の女―に法花経を読みて失せにければ」
③(「…(た)が―」「…たら―」の形で)いったん…したら、それっきり。百年目。浄瑠璃、本朝三国志「その腕がぬつと爰ここに出るが―」。「言い出したら―あとへ引かない」
⇒さいご‐つうちょう【最後通牒】
⇒さいご‐っぺ【最後っ屁】
⇒さいご‐の‐じゅうねん【最後の十念】
⇒さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】
⇒さいご‐の‐すけ【最後の助】
⇒さいご‐の‐ばんさん【最後の晩餐】
⇒さいご‐べ【最後屁】
さい‐ご【最期】🔗⭐🔉
さい‐ご【最期】
(ゴは呉音)いまわのきわ。命の終わる時。死にぎわ。臨終。太平記21「―の一念に依つて三界に生しょうを引くと」
⇒さいご‐どころ【最期所】
⇒さいご‐の‐じゅうねん【最期の十念】
⇒さいご‐ば【最期場】
⇒さいご‐び【最期日】
⇒最期を遂げる
さいごう【西郷】‥ガウ🔗⭐🔉
さいごう‐さつ【西郷札】‥ガウ‥🔗⭐🔉
さいごう‐さつ【西郷札】‥ガウ‥
西南戦争の際、西郷隆盛軍が軍費調達のために製造・発行した軍票。10円・5円・1円・50銭・20銭・10銭の6種。
西郷札
⇒さいごう【西郷】
⇒さいごう【西郷】
さいごう‐たかもり【西郷隆盛】‥ガウ‥🔗⭐🔉
さいごう‐たかもり【西郷隆盛】‥ガウ‥
幕末・維新期の政治家。薩摩藩士。通称、吉之助。号は南洲。薩摩藩の指導者となり幕府を倒す。戊辰戦争では江戸城の無血開城を実現。新政府の陸軍大将・参議をつとめるが、征韓論政変で下野。帰郷して私学校を設立。1877年(明治10)私学校党に推されて挙兵(西南戦争)、敗れて城山にて自刃。(1827〜1877)
西郷隆盛
提供:毎日新聞社
⇒さいごう【西郷】
⇒さいごう【西郷】
さいごう‐つぐみち【西郷従道】‥ガウ‥🔗⭐🔉
さいごう‐つぐみち【西郷従道】‥ガウ‥
軍人・政治家。陸軍中将・海軍大将・元帥。薩摩藩士。隆盛の弟で、小西郷と呼ばれた。戊辰戦争従軍後、渡欧し兵制を研究、陸軍創設に貢献。1874年(明治7)台湾に出兵。陸軍卿。のち海軍に転じ海相・内相。侯爵。(1843〜1902)
⇒さいごう【西郷】
さい‐ごく【西国】🔗⭐🔉
さい‐ごく【西国】
①西方の国。関西以西の諸国、特に九州地方。のちには中国・四国地方をも含む。
②西国三十三所の略。また、西国巡礼の略。浄瑠璃、心中重井筒「この夏の―の御利生」
⇒さいごく‐かいどう【西国街道】
⇒さいごく‐さんじゅうさんしょ【西国三十三所】
⇒さいごく‐じ【西国路】
⇒さいごく‐じゅんれい【西国巡礼】
⇒さいごくすじ‐ぐんだい【西国筋郡代】
⇒さいごく‐ぶね【西国船】
⇒西国を打つ
さいごく‐かいどう【西国街道】‥ダウ🔗⭐🔉
さいごく‐かいどう【西国街道】‥ダウ
京都から西へ向かう街道。九条通から久世橋で桂川を渡り、淀川北岸の高槻・茨木を経由し、兵庫県西宮市で山陽道と合する。
⇒さい‐ごく【西国】
さいごく‐じ【西国路】‥ヂ🔗⭐🔉
さいごく‐じ【西国路】‥ヂ
西国へ通ずる道。山陽道をいう。
⇒さい‐ごく【西国】
さいごく‐じゅんれい【西国巡礼】🔗⭐🔉
さいごく‐じゅんれい【西国巡礼】
西国三十三所の観音に巡礼すること。また、その人。教訓雑長持「―が道中の土となりて」
⇒さい‐ごく【西国】
さいごくすじ‐ぐんだい【西国筋郡代】‥スヂ‥🔗⭐🔉
さいごくすじ‐ぐんだい【西国筋郡代】‥スヂ‥
江戸幕府の職名。豊後日田に置かれ、筑前・豊前・豊後・肥前・肥後・日向にある幕領を管轄し、管内の収税・庶務・訴訟をつかさどった。西国郡代。
⇒さい‐ごく【西国】
さいごく‐ぶね【西国船】🔗⭐🔉
さいごく‐ぶね【西国船】
九州通いの船。義経記3「折節―の着きたるを数千艘取り寄せ」
⇒さい‐ごく【西国】
さいごくりっしへん【西国立志編】🔗⭐🔉
さいごくりっしへん【西国立志編】
中村正直の訳著。11冊。1870〜71年(明治3〜4)刊。イギリス人スマイルズの「Self Help」(自助論)の邦訳。西洋古今の人物数百名の立志伝を述べ、西洋の個人主義的道徳を説き、青年を鼓舞激励、広く読まれた。
○西国を打つさいごくをうつ
西国三十三所の観音詣りをする。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「いつその事、―気はないか」
⇒さい‐ごく【西国】
○西国を打つさいごくをうつ🔗⭐🔉
○西国を打つさいごくをうつ
西国三十三所の観音詣りをする。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「いつその事、―気はないか」
⇒さい‐ごく【西国】
さいこけいしかんきょう‐とう【柴胡桂枝乾薑湯】‥キヤウタウ
柴胡・桂枝・瓜呂根かろうこんなど7味より成る漢方方剤。虚証で胸脇苦満を伴う微熱・咳・寝汗・肝機能障害などに効がある。
⇒さい‐こ【柴胡】
さいこけいし‐とう【柴胡桂枝湯】‥タウ
柴胡・桂枝・黄芩おうごんなど9味より成る漢方方剤。やや虚証で胸脇苦満を伴う頭痛・上腹部痛・むかつき・嘔吐などに効がある。
⇒さい‐こ【柴胡】
さい‐ごし【さい越し】
(「さい」は敷居の意)隔ての敷居を越して事をすること。俗に、前にある菜を越して、そのむこうにある菜を食べ、また酌などすることにもいい(「菜越」と書く)、不作法として嫌う。酌并記「―の酌きらふ事也」
ざいこ‐じゅんかん【在庫循環】‥クワン
在庫調整によって生じる景気の小循環(拡張と収縮)。→キチン循環。
⇒ざい‐こ【在庫】
サイコセラピー【psychotherapy】
(→)精神療法に同じ。
⇒サイコ【psycho】
ざいご‐ちゅうじょう【在五中将】‥ジヤウ
(→)在原業平ありわらのなりひらの異称。
⇒ざい‐ご【在五】
ざいこ‐ちょうせい【在庫調整】テウ‥
経済事情の変化に対応して在庫量を増減させ、適正水準に保つこと。
⇒ざい‐こ【在庫】
さい‐こつ【鰓骨】
えらぼね。
さいご‐つうちょう【最後通牒】‥テフ
(ultimatum ラテン)紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り、自国の最終的要求を相手国に提出して、それが受諾されなければ戦争等に訴える旨を述べた外交文書。転じて、国家間以外の紛争の場合にもいう。
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐っぺ【最後っ屁】
(→)「さいごべ」に同じ。
⇒さい‐ご【最後】
さいこ‐とう【柴胡湯】‥タウ
①柴胡を主剤とする漢方薬の総称。小柴胡湯・大柴胡湯など。
②千金方に記されている柴胡湯は、産後熱があり悪露おろのつきない場合に用いる処方で、柴胡・芍薬・黄耆・桃仁・乾薑・呉茱萸・当帰・甘草の8味から成る。
⇒さい‐こ【柴胡】
ざいこ‐とうし【在庫投資】
在庫の増加分。期首と期末とを比較して、その差を在庫に対する追加投資とみなす。
⇒ざい‐こ【在庫】
さいご‐どころ【最期所】
(→)最期場に同じ。〈日葡辞書〉
⇒さい‐ご【最期】
サイコドラマ【psychodrama】
アメリカの精神病医モレノ(Jacob L.Moreno1892〜1974)が創始した集団精神療法の一種。神経症・心身症・統合失調症などの患者に即興劇を演じさせ、自己の心の問題を表現し、互いに助け合いつつ危機を克服する効果を期待するもの。心理劇。
⇒サイコ【psycho】
さいご‐の‐じゅうねん【最後の十念】‥ジフ‥
(→)「最期の十念」に同じ。平家物語5「或は観音の名号をとなへ、或は―にをよぶ」
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐の‐じゅうねん【最期の十念】‥ジフ‥
〔仏〕命の終わる時、十度念仏を称えること。
⇒さい‐ご【最期】
さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】
〔宗〕(The Last Judgement)世の終りに人類が神によって裁かれること。キリストが再臨し千年王国の後、死人が復活し、全人類が裁かれて善人は永遠の祝福に、悪人は永久の刑罰に定められるとの思想に基づく。公審判。
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐の‐すけ【最後の助】
最後。人名に擬していう語。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「お袋の腹を、ギヤツと生れて出るが―」
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐の‐ばんさん【最後の晩餐】
(The Last Supper)イエスが受難の直前、神の国の一致の象徴として十二使徒と共にとった晩餐。キリスト教会における聖餐の原型。その情景を描いた絵画に、ジョット・フラ=アンジェリコ・レオナルド=ダ=ヴィンチらの名作がある。主の晩餐。
⇒さい‐ご【最後】
さい‐ごのみ【菜好み】
飯の菜を選り好みすること。
さいご‐ば【最期場】
死に場所。臨終の場所。
⇒さい‐ご【最期】
さいご‐び【最期日】
臨終の日。
⇒さい‐ご【最期】
さいご‐べ【最後屁】
(「さいごっぺ」とも)
①鼬いたちなどが追いつめられて苦しさのあまり放つ甚だしい臭気。
②転じて、窮余の一策。
⇒さい‐ご【最後】
さいこよう‐せい【再雇用制】
雇用延長の一形態。定年到達者をいったん退職させた後、改めて雇用する制度。普通、処遇や職務の変更を伴う。→勤務延長制
さい‐ころ【賽子・骰子】
(→)采さい1に同じ。
サイコロジー【psychology】
①心理学。
②心理。心理状態。
さい‐ごし【さい越し】🔗⭐🔉
さい‐ごし【さい越し】
(「さい」は敷居の意)隔ての敷居を越して事をすること。俗に、前にある菜を越して、そのむこうにある菜を食べ、また酌などすることにもいい(「菜越」と書く)、不作法として嫌う。酌并記「―の酌きらふ事也」
さいご‐つうちょう【最後通牒】‥テフ🔗⭐🔉
さいご‐つうちょう【最後通牒】‥テフ
(ultimatum ラテン)紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り、自国の最終的要求を相手国に提出して、それが受諾されなければ戦争等に訴える旨を述べた外交文書。転じて、国家間以外の紛争の場合にもいう。
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐っぺ【最後っ屁】🔗⭐🔉
さいご‐どころ【最期所】🔗⭐🔉
さいご‐の‐じゅうねん【最後の十念】‥ジフ‥🔗⭐🔉
さいご‐の‐じゅうねん【最後の十念】‥ジフ‥
(→)「最期の十念」に同じ。平家物語5「或は観音の名号をとなへ、或は―にをよぶ」
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐の‐じゅうねん【最期の十念】‥ジフ‥🔗⭐🔉
さいご‐の‐じゅうねん【最期の十念】‥ジフ‥
〔仏〕命の終わる時、十度念仏を称えること。
⇒さい‐ご【最期】
さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】🔗⭐🔉
さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】
〔宗〕(The Last Judgement)世の終りに人類が神によって裁かれること。キリストが再臨し千年王国の後、死人が復活し、全人類が裁かれて善人は永遠の祝福に、悪人は永久の刑罰に定められるとの思想に基づく。公審判。
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐の‐すけ【最後の助】🔗⭐🔉
さいご‐の‐すけ【最後の助】
最後。人名に擬していう語。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「お袋の腹を、ギヤツと生れて出るが―」
⇒さい‐ご【最後】
さいご‐の‐ばんさん【最後の晩餐】🔗⭐🔉
さいご‐の‐ばんさん【最後の晩餐】
(The Last Supper)イエスが受難の直前、神の国の一致の象徴として十二使徒と共にとった晩餐。キリスト教会における聖餐の原型。その情景を描いた絵画に、ジョット・フラ=アンジェリコ・レオナルド=ダ=ヴィンチらの名作がある。主の晩餐。
⇒さい‐ご【最後】
さい‐ごのみ【菜好み】🔗⭐🔉
さい‐ごのみ【菜好み】
飯の菜を選り好みすること。
さいご‐ば【最期場】🔗⭐🔉
さいご‐ば【最期場】
死に場所。臨終の場所。
⇒さい‐ご【最期】
さいご‐び【最期日】🔗⭐🔉
さいご‐び【最期日】
臨終の日。
⇒さい‐ご【最期】
さいご‐べ【最後屁】🔗⭐🔉
さいご‐べ【最後屁】
(「さいごっぺ」とも)
①鼬いたちなどが追いつめられて苦しさのあまり放つ甚だしい臭気。
②転じて、窮余の一策。
⇒さい‐ご【最後】
○最期を遂げるさいごをとげる🔗⭐🔉
○最期を遂げるさいごをとげる
死ぬ。生涯を終える。「立派な―」
⇒さい‐ご【最期】
さい‐こん【再建】
(コンは呉音)神社・仏閣などの建物を再び建てること。→さいけん
さい‐こん【再婚】
①再度の結婚。↔初婚。
②〔法〕婚姻の解消または取消しの後、他の婚姻関係に入ること。
⇒さいこん‐きんし‐きかん【再婚禁止期間】
さい‐こん【菜根】
野菜の根。転じて、粗食。
サイゴン【Saigon・西貢・柴棍】
ホーチミン市の旧称。
ざい‐こん【罪根】
〔仏〕
①悪い結果を生むもととなる行い。
②(すべての罪悪の根源の意)無明むみょうをいう。
さいこん‐きんし‐きかん【再婚禁止期間】
〔法〕民法上、女性の再婚が禁止される期間。前婚の解消または取消しの日から6カ月間。ただし、すでに懐胎していた子をこの期間中に産めば、その後の再婚は自由。待婚期間。
⇒さい‐こん【再婚】
さいこんたん【菜根譚】
儒教の思想を本系とし、老荘・禅学の説を交えた処世哲学書。2巻。明末の儒者洪応明(字は自誠)著。前集には仕官・保身の道を説き、後集には致仕後における山林閑居の楽しみを説く。
さい‐さ【歳差】
〔天〕月・太陽および惑星の引力の影響で、地球自転軸の方向が変わり、春分点が恒星に対し、毎年50秒余ずつ西方へ移動する現象。このため回帰年と恒星年との差を生じ、恒星の赤経・赤緯は変わる。
⇒さいさ‐うんどう【歳差運動】
さい‐さい【騒騒】サヰサヰ
物の動揺しさわぐさまの形容。ざわざわ。さえさえ。万葉集4「珠衣たまきぬの―しづみ」
さい‐さい【再再】
たびたび。いくたびも。再三。度々。狂言、千鳥「最早―の事でござるに依つて」。「―申し上げたとおり」
さい‐さい【済済】
⇒せいせい。「多士―」
さい‐さい【細細】
ことこまかなこと。こまごま。詳細。保元物語(金刀比羅本)「正理を正しく申せば―に聞し召され」
さい‐さい【歳歳】
としどし。毎年。「年々―」
ざい‐ざい【在在】
①あちこちの村里。狂言、宮廻り「国々―より御参詣の輩は其の数を知らず」
②到る所。
⇒ざいざい‐しょしょ【在在所所】
さいさい・し【騒騒し】サヰサヰ‥
〔形シク〕
ざわざわと鳴るさまである。源氏物語初音「光もなく黒き掻練かいねりの―・しく張りたる一かさね」
ざいざい‐しょしょ【在在所所】
あちらこちら。ここかしこ。平家物語8「およそ京中には源氏満ち満ちて―に入取り多し」
⇒ざい‐ざい【在在】
さい‐さいずい【崔載瑞】
⇒チェ=ジェソ
さいさ‐うんどう【歳差運動】
(precession)
①傾いて回っているこまの心棒に見られる、すりこぎのような円錐運動。
②地球の自転軸が黄道面に垂直な軸のまわりに行うすりこぎ運動。月・太陽の引力によって起こる。周期は2万5800年。
⇒さい‐さ【歳差】
さい‐さき【幸先】
①めでたい事のある前ぶれ。吉兆。
②これから物事を行おうとする時の前兆。縁起。史記抄「―がわるいぞ」。「―のよいスタート」
さい‐さき【最先】
物事を行ういちばん初め。また、直前。夏目漱石、永日小品「初対面の―から」
さい‐さく【再昨】
おとといの前日。さきおととい。
さい‐さく【砦柵】
敵の侵入を防ぐため、城塞のかきとして設ける先の尖った木または竹の柵。もがり。
さい‐さく【細作】
しのびの者。間者。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「梶原が物見の―敵陣よりかけ戻り」
さ‐いさご【さ砂】
(サは接頭語)小さい石。すな。いさご。催馬楽、高砂「たかさごの―の」
サイザル‐あさ【サイザル麻】
(sisal hempサイザルはメキシコ地名Sisalの英語読み)
①リュウゼツラン科の多年草で、メキシコ原産。葉は叢生し、長さ1.5メートル、多肉で先端に鋭いとげがある。花茎は高さ5メートル、開花すれば全株が枯れる。繊維植物として栽培。
②1および同属近縁種の葉の繊維を精製した麻。船舶などのロープ用。シザル麻。
さい‐さん【再三】
2度も3度も。たびたび。しばしば。「―の注意」
⇒さいさん‐さいし【再三再四】
さい‐さん【採算】
①計算上、収支のひきあうこと。「不―部門」
②原価・諸費・利潤を加えて販売代価を算定すること。
⇒さいさん‐かぶ【採算株】
⇒さいさん‐われ【採算割れ】
⇒採算が合う
⇒採算がとれる
ざい‐さん【財産】
①[漢書王莽伝下]財貨と資産。個人または集団の所有する、金銭や土地・建物・商品など経済的価値のあるものの総体。太平記17「山門の衆徒―を尽して」。「―を失う」「健康だけが私の―だ」
②〔法〕民法上、人がその帰属主体となり、法律行為や相続の対象となりうるものの総体。
⇒ざいさん‐か【財産家】
⇒ざいさん‐かんじょう【財産勘定】
⇒ざいさん‐く【財産区】
⇒ざいさん‐けい【財産刑】
⇒ざいさん‐けん【財産権】
⇒ざいさん‐しゅっし【財産出資】
⇒ざいさん‐しょとく【財産所得】
⇒ざいさん‐ぜい【財産税】
⇒ざいさん‐そうぞく【財産相続】
⇒ざいさん‐ぶんり【財産分離】
⇒ざいさん‐ほう【財産法】
⇒ざいさん‐もくろく【財産目録】
⇒ざいさん‐りゅうほ【財産留保】
ざいさん‐か【財産家】
資産を多く持つ人。金持。
⇒ざい‐さん【財産】
サイゴン【Saigon・西貢・柴棍】🔗⭐🔉
サイゴン【Saigon・西貢・柴棍】
ホーチミン市の旧称。
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さいこ-とう【柴胡湯】🔗⭐🔉
さいこ-とう ―タウ [0] 【柴胡湯】
柴胡を煎じた薬湯。近世,婦人の血の道にきくとされた。
さい-ご【細碁】🔗⭐🔉
さい-ご [0][1] 【細碁】
地の差が少なく,勝敗の微妙な碁。
さい-ご【最後】🔗⭐🔉
さい-ご [1] 【最後】
(1)物事の一番おしまい。一番あと。最終。
⇔最初
「―の力をふりしぼる」「―まで頑張る」「―を飾る」
(2)(前に「…したら」「…したが」などの言い方を伴って)何かをしたらそれっきりであること。「行ったら―二度と戻って来られなくなる」「見つけたが―逃がさない」
さいご-つうこく【最後通告】🔗⭐🔉
さいご-つうこく [4] 【最後通告】
「最後通牒(サイゴツウチヨウ)」に同じ。
さいご-つうちょう【最後通牒】🔗⭐🔉
さいご-つうちょう ―テフ [4] 【最後通牒】
〔ultimatum〕
国家間で紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り,自国の最終的な要求を相手国に提出してその無条件受諾を要求し,それがいれられなければ自由行動をとることを述べた外交文書。普通,二四時間または四八時間の期限をつける。最後通告。
さいご-っ-ぺ【最後っ屁】🔗⭐🔉
さいご-っ-ぺ [3] 【最後っ屁】
〔「さいごべ」とも〕
(1)イタチが追われて苦しまぎれに出す悪臭の屁。「いたちの―」
(2)追いつめられて苦しまぎれにする行動。最後のあがき。
さいご-の-しんぱん【最後の審判】🔗⭐🔉
さいご-の-しんぱん 【最後の審判】
キリスト教で,世界の終末にイエス-キリストが再臨して人類を裁くという教義。ヨハネの黙示録などに示され,しばしば宗教画の題材とされる。特にバチカンのシスチナ礼拝堂のミケランジェロが描いた壁画が有名。公審判。世界審判。
さいご-の-すけ【最後の助】🔗⭐🔉
さいご-の-すけ 【最後の助】
最後であることを人名に擬していう語。「ちよつと顔を出したが―/洒落本・売花新駅」
さいご-の-ばんさん【最後の晩餐】🔗⭐🔉
さいご-の-ばんさん 【最後の晩餐】
イエスが十字架につけられる前夜,十二弟子とともにした最後の食事。教会の聖餐式はこれに由来する。この場で,ユダの裏切りを指摘。宗教画などの題材に好んで描かれる。特に,ミラノのサンタ-マリア-デッレ-グラツィエ修道院食堂のレオナルド=ダ=ビンチが描いた壁画が有名。主の晩餐。
さい-ご【最期】🔗⭐🔉
さい-ご [1] 【最期】
〔「ご」は呉音〕
死にぎわ。臨終。末期。「―をみとる」「友人の―に立ち会う」「あっぱれな―だった」
さいご-どころ【最期所】🔗⭐🔉
さいご-どころ 【最期所】
「最期場(サイゴバ)」に同じ。「みなぎる樋の上を―と著きにける/浄瑠璃・天の網島(下)」
さいご-の-じゅうねん【最期の十念】🔗⭐🔉
さいご-の-じゅうねん ―ジフネン 【最期の十念】
命の終わるときに一〇回念仏をとなえること。「或は観音の名号をとなへ,或は―に及ぶ/平家 5」
さいご-ば【最期場】🔗⭐🔉
さいご-ば 【最期場】
臨終の場所。死に場所。最期所。「命三つ有,おやと子の,なかに一つはとどまれど,二つは今を―の/浄瑠璃・孕常盤」
さいこう-けん【最高検】🔗⭐🔉
さいこう-けん ―カウ― [3] 【最高検】
「最高検察庁」の略。
さいこう-さい【最高裁】🔗⭐🔉
さいこう-さい ―カウ― [3] 【最高裁】
「最高裁判所」の略。
さいこう-しん【最高神】🔗⭐🔉
さいこう-しん ―カウ― [3] 【最高神】
⇒至上神(シジヨウシン)
さいこう-ほうき【最高法規】🔗⭐🔉
さいこう-ほうき ―カウハフ― [5] 【最高法規】
実定法体系の中で最も強い形式的効力をもち,その頂点にある法規。現行憲法は憲法を国の最高法規とする。
さいごう【西郷】🔗⭐🔉
さいごう サイガウ 【西郷】
島根県隠岐郡,隠岐の中心の町。古来,商業・漁業が盛ん。飯
山古墳,国分寺跡など史跡が多い。
山古墳,国分寺跡など史跡が多い。
さいごう【西郷】🔗⭐🔉
さいごう サイガウ 【西郷】
姓氏の一。
さいごう-さつ【西郷札】🔗⭐🔉
さいごう-さつ サイガウ― 【西郷札】
1877年(明治10)の西南戦争の際,西郷軍が戦費調達のために発行した紙幣。十円・五円・一円・五十銭・二十銭・十銭の六種が発行された。
さいごう-たかもり【西郷隆盛】🔗⭐🔉
さいごう-たかもり サイガウ― 【西郷隆盛】
(1827-1877) 維新の三傑の一人。通称,吉之助。号は南洲。薩摩藩の下級藩士の出。島津斉彬(ナリアキラ)の知遇を受け,国事に奔走。第二次長州征伐以後,倒幕運動の指導者となり,薩長同盟に尽力。大総督府参謀として征東軍を指揮して東下,江戸城を無血開城させた。維新後,参議。のち,征韓論の議を唱えたが入れられず下野,西南戦争に敗れて城山で自刃。
→西南戦争
さいごう-つぐみち【西郷従道】🔗⭐🔉
さいごう-つぐみち サイガウ― 【西郷従道】
(1843-1902) 軍人・政治家。薩摩藩の人。西郷隆盛の弟。渡欧して兵制を調査。1874年(明治7),台湾蕃地事務都督として台湾征討を強行。のち海相・内相を歴任。海軍大将・元帥。
さいごう-ぼし【西郷星】🔗⭐🔉
さいごう-ぼし サイガウ― [3] 【西郷星】
〔西南戦争があった1877年(明治10)9月,火星が大接近し明るく輝いた。人々がこの赤い星の中に西郷隆盛が見えるといったことから〕
火星の異名。なお,火星の近くにあった土星を西郷の参謀桐野利秋の名に因んで桐野星と呼んだ。
さい-こうこく【再抗告】🔗⭐🔉
さい-こうこく ―カウコク [3] 【再抗告】
民事訴訟で,抗告裁判所の決定に,憲法・法令違背があることを理由にさらに抗告すること。
→特別抗告
さい-ごく【西国】🔗⭐🔉
さい-ごく [0] 【西国】
〔「さいこく」とも〕
□一□西方の国。
(1)日本の関西地方より西の国。特に,九州地方。
(2)日本の西方にある国。特に,インド。
(3)アジアの西方にある国。西洋の国。
□二□京都を中心に,西国三十三所にある観音の霊地,またそれらを巡礼すること。西国三十三所。西国巡礼。
さいごく-さんじゅうさんしょ【西国三十三所】🔗⭐🔉
さいごく-さんじゅうさんしょ ―サンジフサン― 【西国三十三所】
関西三十三か所の,観音を安置した寺。三十三所。三十三番。
→西国三十三所[表]
さいごく-じ【西国路】🔗⭐🔉
さいごく-じ ―ヂ 【西国路】
「山陽道」に同じ。特に,江戸時代,大坂から下関に至る瀬戸内海に沿う街道。
さいごく-じゅんれい【西国巡礼】🔗⭐🔉
さいごく-じゅんれい [5] 【西国巡礼】
西国三十三所を巡礼すること。また,その巡礼者。
さいごく-すじ-ぐんだい【西国筋郡代】🔗⭐🔉
さいごく-すじ-ぐんだい ―スヂ― [7] 【西国筋郡代】
江戸幕府の職名。九州の幕府領を管轄し,管内の租税の徴収・訴訟などをつかさどった。本陣は豊後(ブンゴ)国日田(ヒタ)にあった。西国郡代。
さいごく-ぶね【西国船】🔗⭐🔉
さいごく-ぶね [5] 【西国船】
九州地方を主とする西国地方の回船をいう,上方での呼称。
さいごくりっしへん【西国立志編】🔗⭐🔉
さいごくりっしへん 【西国立志編】
啓蒙書。イギリスの S =スマイルズの著「Self Help(自助論)」の訳書。中村正直訳。1871年(明治4)刊。西欧の歴史上の人物三百数十人の成功談を掲げて,その原動力となった個人主義精神を鼓吹(コスイ)。明治初期の青年層に多大な影響を与えた。
さい-ごし【菜越し】🔗⭐🔉
さい-ごし [0] 【菜越し】
手前にある料理を越して,向こうの料理に箸を出すこと。無作法なこととされる。
さい-ごのみ【菜好み】🔗⭐🔉
さい-ごのみ [3] 【菜好み】
おかずをえり好みすること。
さい-こよう【再雇用】🔗⭐🔉
さい-こよう [3] 【再雇用】
退職者を再び雇用すること。「定年後―」
さいこん-きんしきかん【再婚禁止期間】🔗⭐🔉
さいこん-きんしきかん [8][9] 【再婚禁止期間】
⇒待婚(タイコン)期間
サイゴン
Saigon
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サイゴン
Saigon
旧ベトナム共和国(南ベトナム)の首都。1976年周辺の地区を合わせて,ホーチミン市と改称。
〔「西貢」「柴棍」とも書く〕
Saigon
旧ベトナム共和国(南ベトナム)の首都。1976年周辺の地区を合わせて,ホーチミン市と改称。
〔「西貢」「柴棍」とも書く〕
サイゴン-じょうやく【―条約】🔗⭐🔉
サイゴン-じょうやく ―デウ― 【―条約】
1862年と74年に締結されたベトナム阮朝とフランスとの条約。これによりフランスはコーチシナ(ベトナム南部)とサイゴンを獲得した。
さいこんたん【菜根譚】🔗⭐🔉
さいこんたん 【菜根譚】
中国,明代の処世哲学書。二巻。洪応明(コウオウメイ)著。万暦年間(1573-1619)成立。儒教思想を中心にし,仏教・道教思想も加味した約三六〇条の処世訓。江戸時代に伝来し,日本で広く愛読された。菜根談。
さいご【最後】(和英)🔗⭐🔉
さいご【最期】(和英)🔗⭐🔉
さいこうふ【再交付(する)】(和英)🔗⭐🔉
さいこうふ【再交付(する)】
reissue.→英和
広辞苑+大辞林に「サイゴ」で始まるの検索結果。