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し-む【私務】🔗🔉

し-む [1] 【私務】 自分個人の仕事。

し・む【染む・沁む】🔗🔉

し・む 【染む・沁む】 ■一■ [0] (動マ五[四]) 「しみる」に同じ。「秋風が身に―・む」「酒壺になりにてしかも酒に―・みなむ/万葉 343」「はちす葉のにごりに―・まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく/古今(夏)」「風も身に―・まず/平家 5」「わかれてふ事は色にもあらなくに心に―・みてわびしかるらむ/古今(離別)」 〔「染(シ)める」に対する自動詞〕 ■二■ (動マ上二) ⇒しみる ■三■ (動マ下二) ⇒しめる(染)

し・む【凍む】🔗🔉

し・む 【凍む】 ■一■ (動マ四) 凍る。凍りつく。「風吹き,いかづちなり,―・み氷たるにも,また暑く苦しき夏も一日もかかず/宇治拾遺 2」 ■二■ (動マ上二) ⇒しみる

し・む【占む】🔗🔉

し・む 【占む】 (動マ下二) ⇒しめる(占)

し・む【締む・絞む】🔗🔉

し・む 【締む・絞む】 (動マ下二) ⇒しめる(締) ⇒しめる(絞)

しむ🔗🔉

しむ (助動)(○・しむ・しむ・しむ・○・○) 〔助動詞「しも」の転。中世後期の語〕 四段活用・ナ行変格活用の動詞の未然形に付く。動作の主体に対して尊敬の意を表す。「かう祈られたによつてか武王のとりなほさ〈しむ〉たそ/史記抄 2」 →しも(助動)

しむ🔗🔉

しむ (助動)(しめ・しめ・しむ・しむる・しむれ・しめよ(しめ)) 動詞および一部の助動詞の未然形に付く。 (1)使役,すなわち,他にある動作をさせる意を表す。しめる。せる。させる。「さらに帝と立てて天の下を治め〈しめ〉むと念ひて/続紀(天平神護一宣命)」「この幣の散る方に,御舟速かに漕が〈しめ〉給へ/土左」「太子又舎人跡見に仰せて四天王に誓ひて矢をはなた〈しむ〉/著聞 2」「愚かなる人の目を喜ば〈しむる〉楽しみ又あぢきなし/徒然 38」「食物ども…皆取出してくは〈しむれ〉ば釣人ども…皆よく取り食てけり/今昔 26」 (2)「たまふ」など尊敬の意を表す語を下に伴って,尊敬の意を表す。お(ご)…なさる。…せられる。「用意してさぶらへ。びんなき事もあらばおもく勘当せ〈しめ〉給ふべきよしなむ仰言侍りつれば/源氏(浮舟)」「殿は何とかせ〈しめ〉給ふ/宇津保(祭の使)」「おほやけも行幸せ〈しめ〉給ふ/大鏡(時平)」 (3)「奉る」など謙譲を表す語とともに用いられて,謙譲の意をさらに強める。「家貧ならむ折は,御寺に申文を奉ら〈しめ〉む/大鏡(藤氏物語)」「近年御領について武蔵の長井に居住せ〈しめ〉候き/平家 7」 〔「しむ」は使役を表す助動詞として,上代から一般に用いられたが,中古には主として漢文訓読系の文章に用いられ,仮名文学作品には「す」「さす」が用いられるようになった。また,中古には(2)(3)の敬語用法が生じ,仮名文学作品を中心として行われた。なお,「見る」「得る」などの動詞に付く時,「せしむ」の形をとる(「見せしむ」「得せしむ」)のも,中世以降のことである〕 →しめる(助動) →す(助動) →さす(助動)

し-むい【四無畏】🔗🔉

し-むい ―ム [2] 【四無畏】 〔仏〕 仏・菩薩が畏(オソ)れを抱かずに仏法を説くことのできる四つの自信。仏の四無畏は一切智無畏・漏尽無畏・説障道無畏・説尽苦道無畏,菩薩の四無畏は能持無畏・知根無畏・答報無畏・決疑無畏をいう。四無所畏(シムシヨイ)。

し-むけ【仕向け】🔗🔉

し-むけ [0] 【仕向け】 (1)商品などを先方へ送ること。発送。 (2)人に対する扱い。待遇。「どうも斯の校長の―が変つた。妙に冷淡(シラジラ)しく成つた/破戒(藤村)」

しむけ-ぐち【仕向け口】🔗🔉

しむけ-ぐち [0][3] 【仕向け口】 為替,または勘定を起こす側の勘定科目。

しむけ-ち【仕向け地】🔗🔉

しむけ-ち [3] 【仕向け地】 商品・貨物などの送り先。送付地。

し-むげち【四無礙智】🔗🔉

し-むげち [3] 【四無礙智】 ⇒四弁(シベン)

し-む・ける【仕向ける】🔗🔉

し-む・ける [3] 【仕向ける】 (動カ下一)[文]カ下二 しむ・く (1)ある動作・行動をするよう,働きかける。「進んで本を読むように―・ける」 (2)人に対して,ある態度で接する。「物質的に女房に―・ける事がこれ迄と変らぬにしても/雁(鴎外)」 (3)商品などを,先方に発送する。

しむしゅ-かいきょう【占守海峡】🔗🔉

しむしゅ-かいきょう ―カイケフ 【占守海峡】 占守島とカムチャツカ半島との間の海峡。樺太(カラフト)千島交換条約の際の,日本とロシアとの境界。第一クリル海峡。千島海峡。

しむしゅ-とう【占守島】🔗🔉

しむしゅ-とう ―タウ 【占守島】 千島列島の最北端にある火山島。占守(シムシユ)海峡をへだててカムチャツカ半島のロパトカ岬に対する。ロシア語名シュムシュ。

シムノンGeorges Simenon🔗🔉

シムノン Georges Simenon (1903-1989) ベルギー出身の小説家。青年時代にフランスに移り,推理小説・心理小説を執筆。メグレ警部シリーズは有名。

シムラSimla🔗🔉

シムラ Simla インド北部の保養都市。海抜2130メートルのヒマラヤ南麓(ナンロク)にあり,イギリス領時代は夏の首都。

し-むりょうしん【四無量心】🔗🔉

し-むりょうしん ―ムリヤウシン [3] 【四無量心】 〔仏〕 仏が一切の衆生(シユジヨウ)に対してもつあわれみの心。安楽を与えようとする慈無量心,苦難を除こうとする悲無量心,衆生が喜びを得ることを喜ぶ喜無量心,執着の心がなく誰に対しても平等である捨無量心の四つをいう。

しむける【仕向ける】(和英)🔗🔉

しむける【仕向ける】 induce[urge].→英和

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