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いぬ-ぶな【犬・仙毛欅】🔗🔉

いぬ-ぶな [2][3] 【犬・仙毛欅】 ブナ科の落葉高木。山地に自生し,高さ20メートルに達する。葉は互生し,卵形。樹皮が黒く,材は建材など用途が広い。クロブナ。

サボテン【仙人掌・覇王樹】🔗🔉

サボテン [0] 【仙人掌・覇王樹】 〔語源には,(ポルトガル) sabo(石鹸(セツケン))と関連づける説などがある〕 サボテン科の多肉植物の総称。南北アメリカ大陸などの乾燥地に二〇〇〇以上の種がある。茎は緑色で多肉,柱状・球状・板状等になって茎節に分かれ,茎節に葉の退化した刺(トゲ)がある。多くは夏に美しい花をつけ,観賞用として広く栽培される。カクタス。シャボテン。[季]夏。《―の奇峰を愛す座右かな/村上鬼城》

せん【仙】🔗🔉

せん 【仙】 (1)仙人。 (2)仙人になる法。「我,昔,生たりし時,―の法を習ひ行き/今昔 10」

せん-いん【仙院】🔗🔉

せん-いんン [0] 【仙院】 (1)太上天皇の御所。また,太上天皇。仙洞(セントウ)。「―の故宮にぞ御座しける/太平記 37」 (2)女院の異名。「国母―ともあふがれなんず/平家 6」

せん-か【仙家】🔗🔉

せん-か [1] 【仙家】 仙人のすみか。せんけ。

せん-が【仙駕】🔗🔉

せん-が [1] 【仙駕】 神仙または帝王の乗り物。

せん-が【仙娥】🔗🔉

せん-が 【仙娥】 (1)月に入ったと伝える嫦娥(ジヨウガ)。また,仙女。 (2)月の異名。 →嫦娥

せん-かい【仙界】🔗🔉

せん-かい [0] 【仙界】 仙人の住む所。俗界を離れた清浄な世界。仙境。

せん-かく【仙客】🔗🔉

せん-かく [0] 【仙客】 (1)仙人。 (2)鶴の異名。

せん-がく【仙楽】🔗🔉

せん-がく [1][0] 【仙楽】 仙人の奏でる音楽。俗界では聞くことのできないような美しい音楽。

せんがく【仙覚】🔗🔉

せんがく 【仙覚】 (1203-?) 鎌倉時代の天台宗の僧。常陸(ヒタチ)の人。初めて万葉集の本格的校訂を行い,また従来の無点歌百数十首に新点を試み,古典研究の方法的基礎を確立した。著「万葉集註釈」(「仙覚抄」)

せんがく-しょう【仙覚抄】🔗🔉

せんがく-しょう ―セウ 【仙覚抄】 「万葉集註釈」の別名。

せんがく-そうらんじょう【仙覚奏覧状】🔗🔉

せんがく-そうらんじょう ―ジヤウ 【仙覚奏覧状】 研究書。一巻。仙覚著。万葉集の無点歌に新点を施して1253年後嵯峨上皇に奉った奏覧状に加えて,訓点・歌体などを論じたものをまとめた書。

せんか-し【仙花紙・泉貨紙】🔗🔉

せんか-し センクワ― [3] 【仙花紙・泉貨紙】 (1)和紙の一。楮(コウゾ)の皮ですいた厚手の丈夫な紙。江戸時代には帳簿・紙袋などに用いた。天正年間(1573-1591)伊予の僧,泉貨が創製したという。せんか。 (2)第二次大戦後,故紙や砕木パルプなどを原料としてつくられた,粗悪な洋紙。

せんか-もん【仙華門・宣華門】🔗🔉

せんか-もん センクワ― 【仙華門・宣華門】 平安京内裏の門の一。紫宸殿の北西側,明義門の北にある。

せん-きゅう【仙宮】🔗🔉

せん-きゅう [0] 【仙宮】 (1)仙人の住む宮殿。 (2)上皇の御所。

せん-きょう【仙境・仙郷】🔗🔉

せん-きょう ―キヤウ [0] 【仙境・仙郷】 (1)仙人の住む土地。 (2)俗界を離れた清浄な土地。

せん-きん【仙禽】🔗🔉

せん-きん [0] 【仙禽】 (1)仙界にすむ鳥。 (2)鶴の異名。

せん-くつ【仙窟】🔗🔉

せん-くつ [0] 【仙窟】 (1)仙人のすみか。 (2)俗界を離れたすみか。

せん-け【仙家】🔗🔉

せん-け 【仙家】 ⇒せんか(仙家)

せんげんしょう【仙源抄】🔗🔉

せんげんしょう ―セウ 【仙源抄】 注釈書。一巻。長慶天皇著。1381年成立。源氏物語の難語をいろは順に配列し注釈を施したもの。

せんごく【仙石】🔗🔉

せんごく 【仙石】 姓氏の一。

せんごく-そうどう【仙石騒動】🔗🔉

せんごく-そうどう ―サウドウ 【仙石騒動】 天保年間(1830-1843),但馬(タジマ)出石(イズシ)藩の御家騒動。藩主仙石政美の死後,跡継ぎをめぐる家老仙石左京の陰謀が発覚して,断罪された事件。

せんごく-ひでひさ【仙石秀久】🔗🔉

せんごく-ひでひさ 【仙石秀久】 (1552-1614) 安土桃山時代の武将。美濃の人。初め豊臣秀吉の臣。のち徳川家康に従って小田原攻めに加わり,功あって信濃(シナノ)小諸城主となる。子の政明のとき,但馬(タジマ)出石(イズシ)に転封された。

せんごく-はら【仙石原】🔗🔉

せんごく-はら 【仙石原】 神奈川県箱根町にある海抜650メートル内外の高原。箱根火山の火口原湖跡に広がる。箱根最奥の温泉郷。湿原植物群落がある。せんごくばら。

せん-こつ【仙骨】🔗🔉

せん-こつ [0][1] 【仙骨】 〔仙人の骨相の意〕 非凡な風貌。非俗な風采。また,そのような人。

せん-こつ【仙骨・薦骨】🔗🔉

せん-こつ [1] 【仙骨・薦骨】 脊柱の一部。五個の仙椎から成る倒三角形の骨。腰椎の下方,尾骨の上方にある。骨盤の後壁をなし,男女では形状に差がある。

せんさい-ちゃ【仙斎茶】🔗🔉

せんさい-ちゃ [3] 【仙斎茶】 染め色の名。暗い黄緑色。早蕨(サワラビ)色。

せんざん-せん【仙山線】🔗🔉

せんざん-せん 【仙山線】 JR 東日本の鉄道線。仙台と山形県羽前千歳間,58キロメートル。奥羽山脈を貫き,仙台平野と山形盆地とを結ぶ。

せんさん-びん【仙盞瓶】🔗🔉

せんさん-びん [3][0] 【仙盞瓶】 陶器製の水差し。ペルシャの銀器を模して明・清時代に作られたもの。

せん-しゃ【仙者・僊者】🔗🔉

せん-しゃ [1] 【仙者・僊者】 〔「せんじゃ」とも〕 仙人。

せん-じゅつ【仙術】🔗🔉

せん-じゅつ [1][0] 【仙術】 仙人の行う術。また,仙人になるための術。

せん-じょ【仙女】🔗🔉

せん-じょ ―ヂヨ [1] 【仙女】 ⇒せんにょ(仙女)

せんじょう-が-たけ【仙丈ヶ岳】🔗🔉

せんじょう-が-たけ センヂヤウ― 【仙丈ヶ岳】 赤石山脈の北部,山梨県と長野県の県境にある山。海抜3033メートル。

せん-せき【仙籍】🔗🔉

せん-せき [0] 【仙籍】 (1)殿上(テンジヨウ)に出仕する者の氏名を記す「日給(ニツキユウ)の簡(フダ)」の別名。 (2)蔵人頭(クロウドノトウ)の唐名。

せんせき=を許・す🔗🔉

――を許・す 昇殿を許す。殿上人とする。

せんせき-せん【仙石線】🔗🔉

せんせき-せん 【仙石線】 JR 東日本の鉄道線。仙台・石巻間50.3キロメートル。沿線に多賀城・塩竈・松島などがある。

せんだい【仙台】🔗🔉

せんだい 【仙台】 宮城県中央部にある市。県庁所在地。指定都市。市街地主要部は広瀬川の河岸段丘上に展開。江戸時代,伊達氏六二万石の城下町として栄えた。現在,東北地方の文化・政治・経済の中心。仙台城(青葉城)址・東北大学などがある。東北三大祭りの一つ,七夕は有名。杜(モリ)の都の称がある。

せんだい-ウイルス【仙台―】🔗🔉

せんだい-ウイルス [6] 【仙台―】 〔Sendai virus; hemagglutinating virus of Japan〕 幼児の呼吸器炎症を引き起こすインフルエンザウイルス。回復後は終生免疫を獲得する。1953年(昭和28)仙台で発見された。RNA ウイルスで,細胞融合に利用される。HVJ 。

せんだい-ざさ【仙台笹】🔗🔉

せんだい-ざさ [3] 【仙台笹】 〔仙台藩伊達家の定紋であったところから〕 「竹(タケ)に雀(スズメ)」紋の俗称。

せんだい-じょう【仙台城】🔗🔉

せんだい-じょう ―ジヤウ 【仙台城】 仙台市にある城址。伊達政宗が国分氏の千代(センダイ)城址に築いたもの。江戸時代を通じて伊達氏の居城。石垣が現存。青葉城。

せんだい-じょうるり【仙台浄瑠璃】🔗🔉

せんだい-じょうるり ―ジヤウ― [5] 【仙台浄瑠璃】 ⇒奥浄瑠璃(オクジヨウルリ)

せんだい-だいがく【仙台大学】🔗🔉

せんだい-だいがく 【仙台大学】 私立大学の一。1879年(明治12)創立の松操私塾を源とし,1967年(昭和42)設立。本部は宮城県柴田町。

せんだい-ひら【仙台平】🔗🔉

せんだい-ひら [3] 【仙台平】 男子用の絹の袴(ハカマ)地。江戸時代,西陣から技術を取り入れ仙台で織り出した精巧なもの。

せんだい-へいや【仙台平野】🔗🔉

せんだい-へいや 【仙台平野】 宮城県の中央部を占める平野。松島丘陵を境に仙北と仙南に分かれ,仙南に仙台市がある。陸前平野。

せんだい-みそ【仙台味噌】🔗🔉

せんだい-みそ [5] 【仙台味噌】 仙台地方に産する赤味噌。米麹(コメコウジ)と大豆を等量に用いた辛口のもの。

せんだい-むしくい【仙台虫喰】🔗🔉

せんだい-むしくい ―クヒ [5] 【仙台虫喰】 スズメ目ウグイス科の小鳥。全長12センチメートル内外。尾が短く,全体が黄緑褐色。地上に巣をつくる。アジア東部に分布。日本には夏鳥として渡来し,低山帯の広葉樹林で繁殖する。

せんだい-わん【仙台湾】🔗🔉

せんだい-わん 【仙台湾】 宮城県の牡鹿半島から福島県の鵜尾崎に至る湾。湾内に漁業基地石巻・塩竈港,景勝地松島湾などがある。

せんだいぼり-がわ【仙台堀川】🔗🔉

せんだいぼり-がわ ―ガハ 【仙台堀川】 東京都江東区中央部を東西に流れる運河。隅田川から分かれ,小名木川と結んで荒川へつながる。かつて木場の木材輸送に重要な役割を果たした。

せん-たん【仙丹】🔗🔉

せん-たん [0] 【仙丹】 服用すると,不老不死あるいは仙術を得るという薬。仙薬。

せん-つい【仙椎・薦椎】🔗🔉

せん-つい [0] 【仙椎・薦椎】 椎骨のうち,腰椎より下方にある五個の骨。癒合(ユゴウ)して仙骨を構成する。 →椎骨

せん-とう【仙洞】🔗🔉

せん-とう [0] 【仙洞】 (1)太上天皇の御所。仙洞御所。院の御所。仙院。「忠盛又―に最愛の女房をもつて/平家 1」 (2)太上天皇。上皇。院。「主上にも―にも御弟にておはしましけり/保元(中・古活字本)」 (3)仙人の住む清浄界。

せんとう-ごしょ【仙洞御所】🔗🔉

せんとう-ごしょ [5] 【仙洞御所】 「仙洞{(1)}」に同じ。

せんとう-そう【仙洞草】🔗🔉

せんとう-そう ―サウ [0] 【仙洞草】 セリ科の小形多年草。林中に生育。葉は根生し,長い柄をもつ。春,花茎の先に白色の小花を散形につける。日本特産。

せん-どう【仙道】🔗🔉

せん-どう ―ダウ [0] 【仙道】 仙人の道。仙人の術。

せん-にゅう【仙入】🔗🔉

せん-にゅう ―ニフ [0] 【仙入】 スズメ目ウグイス科センニュウ属の鳥の総称。全長12〜18センチメートル。背面は地味な褐色。やぶや草むらに潜み,めったに姿を見せない。アジア東部に分布。日本にはエゾセンニュウ・シマセンニュウ・マキノセンニュウなどが夏鳥として渡来し繁殖する。

せん-にょ【仙女】🔗🔉

せん-にょ [1] 【仙女】 女の仙人。やまひめ。せんじょ。

せん-にん【仙人】🔗🔉

せん-にん [3] 【仙人】 (1)中国の神仙思想や道教の理想とする人間像。人間界を離れて山の中に住み,不老不死の術を修め,神通力を得た者。やまびと。 (2)世俗的な常識にとらわれない,無欲な人。

せんにん-こく【仙人穀】🔗🔉

せんにん-こく [3] 【仙人穀】 ヒユ科の一年草。南アメリカ原産。ヒモゲイトウの仲間で穀物として栽培され,アジアでは主食用作物として重要。

せんにん-しょう【仙人掌】🔗🔉

せんにん-しょう ―シヤウ [3] 【仙人掌】 サボテンの漢名。

せんにん-そう【仙人草】🔗🔉

せんにん-そう ―サウ [0] 【仙人草】 キンポウゲ科のつる性多年草。山野に自生。茎は長さ1.5メートル以上に達し,羽状複葉を対生。八,九月,葉腋(ヨウエキ)に白色花を多数つけ,羽毛のある痩果(ソウカ)を結ぶ。有毒。葉や根は鎮痛・利尿薬として利用する。

せん-のう【仙翁】🔗🔉

せん-のう ―ヲウ [3] 【仙翁】 ナデシコ科の多年草。中国原産。古くから観賞用に栽培。全体に細毛を密生。高さ50センチメートル内外。葉は広披針形。夏,上方の枝に長い萼筒(ガクトウ)のある深紅色まれに白色の五弁花をつける。 仙翁 [図]

せん-ぴつ【仙蹕】🔗🔉

せん-ぴつ [0] 【仙蹕】 〔「蹕」はさきばらいの意〕 行幸の行列。また,天子の車駕(シヤガ)。

せん-ぷう【仙風】🔗🔉

せん-ぷう [0] 【仙風】 仙人のような気質・風采(フウサイ)。

せん-ぽう【仙法】🔗🔉

せん-ぽう ―パフ [0] 【仙法】 神仙の術。

せん-み【仙味】🔗🔉

せん-み [1] 【仙味】 超俗的で高雅な趣味。

せん-やく【仙薬】🔗🔉

せん-やく [0][1] 【仙薬】 (1)飲めば不老不死の仙人になるという薬。 (2)不思議な効き目のある薬。霊薬。

せん-ゆう【仙遊】🔗🔉

せん-ゆう ―イウ [0] 【仙遊】 仙境に遊ぶこと。俗を離れて悠々と遊ぶこと。「蝴蝶―総一夢/花柳春話(純一郎)」

せんゆうか【仙遊霞】🔗🔉

せんゆうか センイウカ 【仙遊霞】 雅楽の一。太食(タイシキ)調の曲で舞がない。

サボテン【仙人掌】(和英)🔗🔉

サボテン【仙人掌】 《植》a cactus.→英和

せんにょ【仙女】(和英)🔗🔉

せんにょ【仙女】 a fairy;→英和 a nymph.→英和

せんにん【仙人】(和英)🔗🔉

せんにん【仙人】 a hermit (隠者);→英和 an unworldly person.

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