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てい-こう【抵抗】🔗⭐🔉
てい-こう ―カウ [0] 【抵抗】 (名)スル
(1)外から加えられる力に逆らったり,張り合ったりすること。手向かうこと。さからうこと。「―すると撃つぞ」「官軍に―する」
(2)そのまま素直には受け入れがたい感じ。反発したい感じ。抵抗感。「そういう言い方には―がある」
(3)運動する物体に対し,運動と反対の方向に作用する力。抗力。「空気の―を少なくする」「摩擦―」
(4)「電気(デンキ)抵抗」の略。
ていこう-うんどう【抵抗運動】🔗⭐🔉
ていこう-うんどう ―カウ― [5] 【抵抗運動】
⇒レジスタンス
ていこう-おんどけい【抵抗温度計】🔗⭐🔉
ていこう-おんどけい ―カウヲンド― [0] 【抵抗温度計】
金属または半導体の電気抵抗の温度変化を利用した温度計。摂氏マイナス二〇〇度からプラス七〇〇度まで測定可能であり,しかも精度が高い。白金が多く用いられる。
ていこう-き【抵抗器】🔗⭐🔉
ていこう-き ―カウ― [3] 【抵抗器】
回路に電気抵抗を与えるための素子。
ていこう-けん【抵抗権】🔗⭐🔉
ていこう-けん ―カウ― [3] 【抵抗権】
国家権力の不当な行使に対して抵抗する国民の権利。
ていこう-せい【抵抗性】🔗⭐🔉
ていこう-せい ―カウ― [0] 【抵抗性】
生体が,自己にとって有害な状況(例えば,病因となる環境,薬剤の作用,微生物の侵入,異種細胞や組織の移植など)から自己を守ろうとする性質。
ていこう-せん【抵抗線】🔗⭐🔉
ていこう-せん ―カウ― [0] 【抵抗線】
(1)敵の攻撃を阻止するための防御線。
(2)電気エネルギーを熱エネルギーに変え,また電流を小さくするために使用するニクロム線やタングステン線など固有抵抗の大きい導線。電熱器・抵抗器などに使用する。
ていこう-ぶんがく【抵抗文学】🔗⭐🔉
ていこう-ぶんがく ―カウ― [5] 【抵抗文学】
⇒レジスタンス文学(ブンガク)
ていこう-ようせつき【抵抗溶接機】🔗⭐🔉
ていこう-ようせつき ―カウ― [8][7] 【抵抗溶接機】
金属と金属との接触面に低電圧で多量の電流を流し,接触面に生ずる高熱によって溶接する機械。
ていこう-りつ【抵抗率】🔗⭐🔉
ていこう-りつ ―カウ― [3] 【抵抗率】
電流の流れにくさを表す物質定数。電気伝導率の逆数。比抵抗。
→電気伝導率
ていこう-りょく【抵抗力】🔗⭐🔉
ていこう-りょく ―カウ― [3] 【抵抗力】
(1)外部からの力をはねかえす力。反発する力。
(2)病気などに対して耐えることのできる力。
てい-しょう【抵償】🔗⭐🔉
てい-しょう ―シヤウ [0] 【抵償】
(1)つぐなうこと。賠償。
(2)抵当。
てい-しょく【抵触・觝触・牴触】🔗⭐🔉
てい-しょく [0] 【抵触・觝触・牴触】 (名)スル
(1)法律・規定などにふれること。違反。「法に―する行為」
(2)物事が互いに矛盾し衝突すること。「諸の私利相―するの故を以てなり/民約論(徳)」
(3)ふれたり突き当たったりすること。「他船と―すれば速力の劇しきより稀有の災害を起す/八十日間世界一周(忠之助)」
ていしょく-きてい【抵触規定】🔗⭐🔉
ていしょく-きてい [5] 【抵触規定】
国際私法上,渉外的私法事件の解決にあたって,どこの国の法を適用するかを指定する規定。当事者の権利・義務を直接に規律し,決定するのは各国の実質法である。抵触法・渉外法・準拠法選択規定などとも呼ばれる。
⇔実質法
てい-とう【抵当】🔗⭐🔉
てい-とう ―タウ [0] 【抵当】
(1)借金の際,借り主が自分の財産や権利を貸し主への保証に当てること。また,その保証に当てられた物など。抵償。担保。かた。「土地を―に金を借りる」
(2)〔法〕 抵当権の目的物。
ていとう-がし【抵当貸し】🔗⭐🔉
ていとう-がし ―タウ― [0] 【抵当貸し】
抵当となる物を取って金銭を貸し付けること。
⇔信用貸し
ていとう-けん【抵当権】🔗⭐🔉
ていとう-けん ―タウ― [3] 【抵当権】
担保の目的物を債務者に残したままにしながら,債務不履行の場合には債権者が優先してその者から弁済を受け得る権利。目的物の範囲は,登記・登録の制度のあるものに限られ,不動産・地上権・永小作権のほか,立木・船舶・自動車・特殊の財団などに及ぶ。
ていとう-じきながれ【抵当直流れ】🔗⭐🔉
ていとう-じきながれ ―タウヂキ― [7] 【抵当直流れ】
債務が弁済されない場合,特約によって,抵当物件の所有権が債権者に移転すること,あるいは債権者が任意に換価して弁済にあてること。流(リユウ)抵当。
ていとう-しょうけん【抵当証券】🔗⭐🔉
ていとう-しょうけん ―タウ― [5] 【抵当証券】
債権とそれを担保とする抵当権を結合させたものを内容とする有価証券。
ていとう-しんようほけん【抵当信用保険】🔗⭐🔉
ていとう-しんようほけん ―タウ― [9] 【抵当信用保険】
抵当物件の競売,代金が債権額に達しないために生ずる損失,災害による損害などの補填を目的とする信用保険。
ていとう-ながれ【抵当流れ】🔗⭐🔉
ていとう-ながれ ―タウ― [5] 【抵当流れ】
抵当の目的物件が債務者の債務不履行のため,債権者の所有に帰すること。債権者はこの物件を流(リユウ)抵当として任意に売却してよい。
→抵当直流れ
ていとう-ぶつ【抵当物】🔗⭐🔉
ていとう-ぶつ ―タウ― [3] 【抵当物】
抵当に入れた物品。抵当。
ていとう-ほけん【抵当保険】🔗⭐🔉
ていとう-ほけん ―タウ― [5] 【抵当保険】
担保物の滅失・毀損などにより抵当権者が受ける損害を填補(テンポ)するための損害保険。
もどき【擬・抵牾・牴牾】🔗⭐🔉
もどき [3] 【擬・抵牾・牴牾】
(1)もどくこと。非難。批判。「をさなき人を盗みいでたりと―負ひなむ/源氏(若紫)」
(2)日本の芸能において,主役を揶揄(ヤユ)したり模倣したりして滑稽を演ずる役。一種の道化役。
(3)名詞の下に付いて,それと張り合うくらいのもの,それに匹敵するもの,そのものに似て非なるものである,などの意を表す。「がん―」「梅―」「芝居―」
もどき-がお【抵牾顔】🔗⭐🔉
もどき-がお ―ガホ 【抵牾顔】 (名・形動ナリ)
顔つきが非難がましい・こと(さま)。「する墨を―にも洗ふかな書くかひなしと涙もやしる/鴨長明集」
もど・く【擬く・抵牾く・牴牾く】🔗⭐🔉
もど・く 【擬く・抵牾く・牴牾く】 (動カ四)
(1)さからって非難する。とがめる。「申分の無い主人の所計(ハカライ),其を―・きましては,私は罰(バチ)が中(アタ)ります/金色夜叉(紅葉)」
(2)まねる。物に似せる。「この七歳なる子,父を―・きて高麗人と文を作りかはしければ/宇津保(俊蔭)」
ていこう【抵抗】(和英)🔗⭐🔉
ていしょく【抵触する】(和英)🔗⭐🔉
ていしょく【抵触する】
conflict with;be against.
ていとう【抵当】(和英)🔗⭐🔉
ていとう【抵当】
mortgage (不動産の);→英和
security.→英和
〜に入れる mortgage;giveas (a) security.→英和
〜を取ってon mortgage[security].‖抵当権(者) mortgage (a mortgagee).抵当物(を流す) (foreclose) a mortgage[security].
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