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うま・い【旨い・甘い】🔗⭐🔉
うま・い [2] 【旨い・甘い】 (形)[文]ク うま・し
(1)(「美味い」とも書く)飲食物の味がよい。美味である。おいしい。《旨・甘》
⇔まずい
「―・い料理」
(2)(多く「上手い」「巧い」と書く)技術・技量などがすぐれている。腕前がいい。上手だ。巧みだ。
⇔まずい
「―・い絵」「野球が―・い」「―・くごまかす」「口が―・い」
(3)自分にとって都合がよい。こちらの望ましい状態だ。《旨》
⇔まずい
「―・いときに来合わせたものだ」「仕事が―・く運んだ」「―・い話には気をつけろ」
(4)おろかだ。あさはかだ。ばかだ。「知つたとていふものか―・い奴ら/浄瑠璃・津国女夫池」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
旨い汁を吸・う🔗⭐🔉
旨い汁を吸・う
自分は苦労せずに利益を得る。あまい汁を吸う。
うま-うま【旨旨】🔗⭐🔉
うま-うま 【旨旨】
■一■ [1] (名)
〔幼児語〕
食べ物。
■二■ [1][3] (副)
相手を出し抜いて巧みに事を運ぶさま。まんまと。「―(と)一杯食わされた」
うまうま-し・い【旨旨しい】🔗⭐🔉
うまうま-し・い 【旨旨しい】 (形)
〔中世・近世の語〕
(1)(食物が)非常に味がよい。[日葡]
(2)非常に巧みである。いかにも上手だ。「われらつくろひ申さん,と―・くも申しければ/仮名草子・元の木阿弥」
うま-さけ【旨酒・味酒】🔗⭐🔉
うま-さけ [0][2] 【旨酒・味酒】
■一■ (名)
〔「うまざけ」とも〕
うまい酒。よい酒。また,酒をほめていう語。「勝利の―に酔いしれる」
■二■ (枕詞)
(1)神酒を「みわ」といったことから,「三輪」「三諸(ミモロ)」にかかる。「―三輪の山/万葉 17」
(2)酒の産地として有名なことから,「餌香(エカ)の市」「鈴鹿」にかかる。「―餌香の市に/日本書紀(顕宗訓)」
うま・し【旨し・甘し・美し】🔗⭐🔉
うま・し 【旨し・甘し・美し】
■一■ (形シク)
満足すべき状態だ。十分で申し分ない。「かく物を思ひたるさまにて見たまふぞ。―・しき世に/竹取」
■二■ (形ク)
⇒うまい
〔■一■■二■ とも中古以降「むまし」と表記されることが多い〕
うま-に【旨煮・甘煮】🔗⭐🔉
うま-に [0][3] 【旨煮・甘煮】
煮物の一。芋・筍(タケノコ)・人参(ニンジン)などの根菜類や魚介類を味醂(ミリン)・砂糖・醤油などで煮詰めて照りを出したもの。照り煮。
うま-み【旨み・旨味】🔗⭐🔉
うま-み [0][3] 【旨み・旨味】
〔「み」は接尾語。「味」は当て字〕
(1)食べ物の味のうまさの程度。うまさ。「―に欠ける料理」「肉の―がでる」
(2)技芸などの巧みさ・上手さ。「―のある演技」
(3)もうけ。利益。「―のない商売」
うまみ-ちょうみりょう【旨み調味料】🔗⭐🔉
うまみ-ちょうみりょう ―テウミレウ [6] 【旨み調味料】
⇒化学調味料(カガクチヨウミリヨウ)
うま-ら【旨ら】🔗⭐🔉
うま-ら 【旨ら】 (形動ナリ)
〔「ら」は接尾語〕
うまいさま。おいしいさま。また,快いさま。「横臼に,醸(カ)みし大御酒(オオミキ),―に,聞こしもちをせ/古事記(中)」「―に食(オ)せ叔母が君―に睡(ネ)や/琴歌譜」
し-い【旨意】🔗⭐🔉
し-い [1] 【旨意】
考え。意図。「何等の―も,秩序も,趣味も無くて/金色夜叉(紅葉)」
しい-しゅ【旨趣】🔗⭐🔉
しい-しゅ 【旨趣】
「ししゅ(旨趣)」の慣用読み。「心の底に―を残すべきに非ず/平家 2」
し-しゅ【旨酒】🔗⭐🔉
し-しゅ [1] 【旨酒】
うまい酒。美酒。
し-しゅ【旨趣】🔗⭐🔉
し-しゅ [1] 【旨趣】
事のおもむき。わけ。趣旨。しいしゅ。
むね【旨・宗】🔗⭐🔉
むね [2][1] 【旨・宗】
(1)主とすること。中心とすること。「借屋住居(ズマイ)に質素を―とくらすものから/当世書生気質(逍遥)」
(2)物事の意味・内容。物事の主旨。おもむき。《旨》「契約解除の―御了承下さい」「近く上京の―を伝える」
むね=と
する🔗⭐🔉
――と
する
主とする。重んじる。第一とする。「質実剛健を以(モツ)て―
すべし」「学生は勉学を―
する」
する
主とする。重んじる。第一とする。「質実剛健を以(モツ)て―
すべし」「学生は勉学を―
する」
うまに【旨煮】(和英)🔗⭐🔉
うまに【旨煮】
boiled in thick soy with sugar.
うまみ【旨味】(和英)🔗⭐🔉
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