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しみ-い・る【染(み)入る・沁み入る】🔗⭐🔉
しみ-い・る [3] 【染(み)入る・沁み入る】 (動ラ五[四])
物の内部へ,深くしみる。しみこむ。「目に―・るほどに青い空」
しみ-かえ・る【染み返る・沁み返る】🔗⭐🔉
しみ-かえ・る ―カヘル 【染み返る・沁み返る】 (動ラ四)
(1)深く染まる。色や香りが強くしみこむ。「かの御移り香のいみじう艶に―・り給へれば/源氏(若紫)」
(2)心に深くしみ入る。感動する。「あなめでた,と若き人々は―・りて/狭衣 1」
しみ-こ・む【染(み)込む・沁み込む】🔗⭐🔉
しみ-こ・む [3] 【染(み)込む・沁み込む】 (動マ五[四])
液体や匂いなどが物の奥まで深く入り込む。「水をまいてもすぐ地面に―・んでしまう」「靴の中に水が―・んでくる」
しみ-とお・る【染(み)透る・沁み透る】🔗⭐🔉
しみ-とお・る ―トホル [3] 【染(み)透る・沁み透る】 (動ラ五[四])
液体が内部深くまで,または裏側まで十分にしみる。しみこむ。「はらわたに―・るうまさ」
しみ-ふか・し【染み深し・沁み深し】🔗⭐🔉
しみ-ふか・し 【染み深し・沁み深し】 (形ク)
香りがよくしみ込んでいる。「移り香いと―・うなつかしくて/源氏(夕顔)」
し・みる【染みる・沁みる・浸みる・滲みる】🔗⭐🔉
し・みる [0] 【染みる・沁みる・浸みる・滲みる】 (動マ上一)[文]マ上二 し・む
(1)液体が,繊維の間や物の割れ目をつたって広がる。《染・浸・滲》「インクが―・みる紙」「雨が壁に―・みる」「汗の―・みたハンカチ」
〔しみ出る場合は「滲みる」と書くことが多い〕
(2)液体や気体などの刺激で,刺すような痛みを感じる。比喩的にも用いる。《染・沁》「冷たい水が歯に―・みる」「寒さが身に―・みる」「目に―・みるような新緑」
(3)心などに深く感じる。《染・沁》「人の情けが身に―・みる」「骨身に―・みて感じる」
(4)影響を受ける。染まる。「悪習に―・みる」
〔古くは四段活用,中古に入って上二段にも活用し,近世以降は上一段に活用されることが多くなった〕
しみ-わた・る【染(み)渡る・沁み渡る】🔗⭐🔉
しみ-わた・る [4] 【染(み)渡る・沁み渡る】 (動ラ五[四])
全体にしみる。すみずみまですっかりしみ込む。「酒が五臓六腑(ゴゾウロツプ)に―・る」「空気は身に―・るやうに濃い深い影を帯びて来た/田舎教師(花袋)」
し・む【染む・沁む】🔗⭐🔉
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