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けい【系】🔗⭐🔉
けい [1] 【系】
(1)ある関係のもとにつながった統一体。体系。「一つの―をなす」
(2)〔数・論〕
〔corollary〕
一つの定理から派生的に導かれる命題。多くは利用価値の高い場合に導かれる。
(3)〔地〕 地質時代区分の「紀」の期間に形成された地層・岩体。「カンブリア―」
(4)〔system〕
物理・化学・生物などの分野で,一定の相互作用や相互連関のもとにある,もしくはあると想定されるものから成る全体。力学系・生態系・神経系・開放系など。
けい-ず【系図】🔗⭐🔉
けい-ず ―ヅ [0] 【系図】
(1)先祖以来の一族の人々の血縁関係を示した図。
(2)来歴。由来。由緒。「砂糖饅頭は近来の出来物,なにの―もなし/咄本・醒睡笑」
けいず-かい【系図買い】🔗⭐🔉
けいず-かい ―ヅカヒ [3] 【系図買い】
(1)貴族の系図を買って家の格を高く見せたこと。また,その人。
(2)縁組などの際,系図を重くみること。また,その人。
(3)「窩主(ケイズ)買い」に同じ。
けい-とう【系統】🔗⭐🔉
けい-とう [0] 【系統】
(1)一定の順序・法則に従って統一されていること。また,そのつながり。「―を立てて話す」
(2)祖先を同じくする人のつながり。血統。
(3)思想・主義などが同一の流れに属すること。「観念論の―に属する主張」
(4)共通の祖先から由来し,ある形質について遺伝子型の等しい個体群。
(5)生物の世代のつながり,生物各種族間の進化の経路,および種族間の類縁関係。
けいとう-かいぼう【系統解剖】🔗⭐🔉
けいとう-かいぼう [5] 【系統解剖】
人体の構造を知るために,医学生の実習の一つとして行われる解剖。血管・神経・筋肉・臓器など,全身各所を系統的に観察する。正常解剖。
→病理解剖
けいとう-がくしゅう【系統学習】🔗⭐🔉
けいとう-がくしゅう ―シフ [5] 【系統学習】
知識や技術などを系統的体系に則して習得することを目指した学習形態。
→経験学習
けいとう-きんゆう【系統金融】🔗⭐🔉
けいとう-きんゆう [5] 【系統金融】
資金的・組織的に密接な関係にある下部と上部の金融機関の間の金融関係のこと。
けいとう-じゅ【系統樹】🔗⭐🔉
けいとう-じゅ [3] 【系統樹】
生物相互の類縁関係を樹木状に模式化したもの。すべての生物群は共通の祖先から由来したという考えに基づく。
けいとう-てき【系統的】🔗⭐🔉
けいとう-てき [0] 【系統的】 (形動)
順序立って統一がとれているさま。「―に調べる」「―な研究」
けいとう-はっせい【系統発生】🔗⭐🔉
けいとう-はっせい [5] 【系統発生】
ある生物群が成立から絶滅まで経てきた進化の変化過程。ドイツのヘッケルが提唱。
→個体発生
けいとう-はんしょく【系統繁殖】🔗⭐🔉
けいとう-はんしょく [5] 【系統繁殖】
同一系統内の交配による繁殖法。純系化したもの,もしくは標識遺伝子をもっているものを維持するために行う。家畜改良法の一。
けいとう-ぶんるいがく【系統分類学】🔗⭐🔉
けいとう-ぶんるいがく [7] 【系統分類学】
生物を生物間の類縁関係に従って系統的に分類する学問。
けいとう-ろん【系統論】🔗⭐🔉
けいとう-ろん [3] 【系統論】
言語学の一分野で,言語相互の親族関係を明らかにしようとする研究。
けいとう-だ・てる【系統立てる】🔗⭐🔉
けいとう-だ・てる [6] 【系統立てる】 (動タ下一)
事柄や現象を,一定の原理・原則に従って分類・整理する。「―・てて説明する」
けい-ふ【系譜】🔗⭐🔉
けい-ふ [0] 【系譜】
(1)血縁関係を順次記した図・記録。系図。譜系。「―をたどる」
(2)芸術・学問などで,師弟関係などのつながり。「自然主義文学の―に連なる作家」
けい-れつ【系列】🔗⭐🔉
けい-れつ [0] 【系列】
(1)一定の順序に従って並べられた物事のまとまり。系統立てて並べられている一連の物事。「ロマン主義の―に属する」
(2)企業間の結合関係の一。大企業とその下請けの中小企業との結合関係。また,コンツェルンなど大企業相互の結合関係もさす。「―会社」
けいれつ-きぎょう【系列企業】🔗⭐🔉
けいれつ-きぎょう ―ゲフ [5] 【系列企業】
旧財閥系グループあるいは金融機関を中核とする企業群に属している企業。
けいれつ-とりひき【系列取引】🔗⭐🔉
けいれつ-とりひき [5][6] 【系列取引】
株式の持ち合いや役員の派遣などにより密接な関係にある系列企業間の,排他的とされる長期的な取引関係。
けいれつ-ゆうし【系列融資】🔗⭐🔉
けいれつ-ゆうし [5] 【系列融資】
結び付きの強い企業グループ内の企業に,同じグループの金融機関が重点的・集中的に資金を貸し出すこと。
つり【系・吊】🔗⭐🔉
つり 【系・吊】
〔「吊(ツ)り」と同源。代々の系統,師弟関係などを線を引いてつりさげるように示したことからという〕
(1)系図。つりがき。「大織はんの―あるにしてから町屋住ひの身は/浮世草子・永代蔵 6」
(2)系統。血統。血縁。
けい【系】(和英)🔗⭐🔉
けいず【系図】(和英)🔗⭐🔉
けいとう【系統】(和英)🔗⭐🔉
けいふ【系譜】(和英)🔗⭐🔉
けいれつ【系列】(和英)🔗⭐🔉
けいれつ【系列】
a series.→英和
‖系列会社 an affiliated company.
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