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けい【系】🔗🔉

けい【系】 ある関係をもって、一つのつながりやまとまりをなすもの。系統。「一つの―を形成する」数学で、一つの定理から容易に導かれる命題。地質年代による地層区分。時代区分の紀に対応し、界をいくつかに分けたもの。

けい‐ず【系図】‐ヅ🔗🔉

けい‐ず【系図】‐ヅ 先祖から子孫に至る一族の系統を書き記した表。系譜。家譜。由来。来歴。「古典派音楽の―をたどる」

けいず‐かい【系図買い】ケイヅかひ🔗🔉

けいず‐かい【系図買い】ケイヅかひ いやしい金持ちが、その家柄をよく見せようとして、貧乏な貴族などの系図を買い取ること。また、その人。相手の人柄よりも、家柄を重視して縁組などをすること。また、その人。窩主(けいず)買い」に同じ。

けいず‐だて【系図立て】ケイヅ‐🔗🔉

けいず‐だて【系図立て】ケイヅ‐ 何かにつけて自分の系図を自慢すること。また、その人。「其の時々の身の程しらぬ無用の本多が―」〈浄・会稽山〉

けい‐とう【系統】🔗🔉

けい‐とう【系統】 一定の順序を追って続いている、統一のあるつながり。「同じ―の言語」血統。血筋。「父方の―」同じ方面や種類に属していること。「青―の色」個々のものを順序立てて並べ、全体がひとつながりのものとして機能するようにまとめたもの。システム。「電気―の故障」「バスの運転―」働きに応じて分けた身体の器官の集まり。進化の面からみた生物間のつながり。類縁関係。遺伝学上、共通の祖先をもつ個体群。微生物の場合は菌種ともいう。

けいとう‐じゅ【系統樹】🔗🔉

けいとう‐じゅ【系統樹】 生物を相互の類縁関係をもとに配列し、枝分かれした樹木のような形で示したもの。

けいとう‐だ・てる【系統立てる】🔗🔉

けいとう‐だ・てる【系統立てる】 [動タ下一]けいとうだ・つ[タ下二]いくつかの事柄や現象を一定の原理と法則に従って整理する。「―・てて話す」

けいとう‐てき【系統的】🔗🔉

けいとう‐てき【系統的】 [形動]順序立って組み立てられているさま。「―な指導」

けいとう‐はっせい【系統発生】🔗🔉

けいとう‐はっせい【系統発生】 生物の種が進化してきた過程。ドイツの動物学者ヘッケルの造語で、個体発生における変化は系統発生を繰り返したものであると主張した。→個体発生

けいとう‐ぶんるいがく【系統分類学】🔗🔉

けいとう‐ぶんるいがく【系統分類学】 生物進化の観点から生物間の類縁関係を調べ、系統的に分類、体系づける学問。

けい‐ふ【系譜】🔗🔉

けい‐ふ【系譜】 先祖から子孫に至る一族代々のつながり。師弟関係などのつながり。また、それを書き表した図や記録。系図。同じような要素・性質を受け継いでいる事物のつながり。

けい‐れつ【系列】🔗🔉

けい‐れつ【系列】 系統立って並んでいる一連の物事。また、その配列。「歴史小説の―に属する作品」生産・販売・資本などによる企業間の結合関係。特に、継続的な取引関係を確保するための企業間の結びつき。「大企業の―に組み込まれる」

けいれつ‐ゆうし【系列融資】🔗🔉

けいれつ‐ゆうし【系列融資】 銀行が自行と結びつきの強い企業に対して重点的に行う融資。第二次大戦後の企業集団形成の要因となった。

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[音]ケイ [部首]糸 [総画数]7 [コード]区点    2347      JIS   374F      S‐JIS 8C6E [分類]常用漢字 [難読語] →おんなけいず【婦系図】

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