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せ【兄・夫・背】🔗⭐🔉
せ 【兄・夫・背】
(1)女性から見て,同腹の男の兄弟をいう語。年上にも年下にもいう。「言問はぬ木すら妹と―とありといふをただ独り子にあるが苦しさ/万葉 1007」
(2)女性が,自分の恋人や夫をいう語。「事しあらば小泊瀬(オハツセ)山の石城(イワキ)にも隠らば共にな思ひ我が―/万葉 3806」
(3)一般に,男性を親しんで呼ぶ称。「岩根踏み山越え野行き都辺に参ゐし我が―を/万葉 4116」
⇔妹(イモ)
せ【背・脊】🔗⭐🔉
せ 【背・脊】
(1) [0][1]
動物の胴体の,背骨のある側で,胸や腹と反対の面。せなか。「壁に―をもたせかける」「馬の―」
(2) [0][1]
うしろ。背面。「山を―にして立つ」「椅子(イス)の―」
(3) [1]
身長。せたけ。せい。「―の高い男」
(4)山の尾根(オネ)。「山の―」
(5)本の部分の名。製本で,本の中身を糸などで綴じた部分。また,その部分をくるんだ表紙の部分。
→製本
せ=が立・つ🔗⭐🔉
――が立・つ
(ある深さに対して)身長が上回る。底に足が届く。「深くて―・たない」
せ=に腹はかえられぬ🔗⭐🔉
――に腹はかえられぬ
さし迫った苦痛を逃れるためには,他を犠牲にすることもやむを得ない。
せ=を向・ける🔗⭐🔉
――を向・ける
(1)後ろ向きになる。
(2)相手の意志に従わない。また,冷淡な態度をとる。
せ-あぶら【背脂】🔗⭐🔉
せ-あぶら [2] 【背脂】
豚のロース肉の上側にある脂身。
せい【背・脊】🔗⭐🔉
せい [1] 【背・脊】
身のたけ。身長。せ。「―くらべ」
せい-かっこう【背恰好】🔗⭐🔉
せい-かっこう ―カツカウ [3] 【背恰好】
⇒せかっこう(背恰好)
せい-たか【背高】🔗⭐🔉
せい-たか [0] 【背高】
身長が普通の人よりも高いこと。またその人。「―のっぽ」
せいたか-あわだちそう【背高泡立草】🔗⭐🔉
せいたか-あわだちそう ―サウ [0] 【背高泡立草】
キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物で,空地などに群生。高さ2〜3メートルとなる。秋,茎頂に黄色の頭花を多数つける。
背高泡立草
[図]

せいたか-しぎ【背高鷸】🔗⭐🔉
せいたか-しぎ [5] 【背高鷸】
(1)チドリ目セイタカシギ科の鳥の総称。脚が非常に長く,水辺にすむ。
(2)セイタカシギ{(1)}の一種。脚がきわめて長く,全長約38センチメートルのうち三分の二をこえる。背面は光沢ある黒色,腹面は白色,脚は淡紅色。日本へは旅鳥として春秋に少数が渡来。近年,愛知県・千葉県で繁殖。
せ-およぎ【背泳ぎ】🔗⭐🔉
せ-およぎ [2] 【背泳ぎ】
⇒はいえい(背泳)
せ-かっこう【背恰好】🔗⭐🔉
せ-かっこう ―カツカウ [2] 【背恰好】
背の高さや体つき。せいかっこう。「―がそっくりだ」
せ-がわ【背革・背皮】🔗⭐🔉
せ-がわ ―ガハ [0] 【背革・背皮】
洋装本の表紙の背にはる革。また,その革を用いた本。
せきせい-いんこ【背黄青鸚哥】🔗⭐🔉
せきせい-いんこ [5] 【背黄青鸚哥】
オウム目インコ科の飼い鳥。体長20センチメートル内外。オーストラリア原産。野生種の羽色は緑色が多いが,飼い鳥には黄・青・紫・白など種々の羽色の品種がつくられている。くちばしの付け根の蝋膜の青いものが雄,青くないのが雌。よく繁殖する。
せ-ぐろ【背黒】🔗⭐🔉
せ-ぐろ [0] 【背黒】
(1)(動物などの)背の黒いこと。
(2)セグロイワシの略。
せぐろ-あじさし【背黒鰺刺】🔗⭐🔉
せぐろ-あじさし ―アヂ― [4] 【背黒鰺刺】
チドリ目カモメ科の海鳥。全長40センチメートル内外。頭上から背・尾にかけて黒く,腹面は白色。主に熱帯海域の海上で生活する。日本では小笠原・琉球諸島で繁殖。
せぐろ-いわし【背黒鰯】🔗⭐🔉
せぐろ-いわし [4] 【背黒鰯】
カタクチイワシの別名。せぐろ。
せぐろ-かもめ【背黒鴎】🔗⭐🔉
せぐろ-かもめ [4] 【背黒鴎】
チドリ目カモメ科の海鳥。全長60センチメートル内外。背面は淡青灰色,翼端は黒く白斑がある。ユーラシア・北アメリカ北部の沿岸で繁殖,日本には冬鳥として渡来し,河口や港に多い。
せぐろ-せきれい【背黒鶺鴒】🔗⭐🔉
せぐろ-せきれい [4] 【背黒鶺鴒】
スズメ目セキレイ科の小鳥。全長20センチメートルほどで,尾が長く,盛んに上下に振る。頭・胸・背にかけて黒く,他は白色。顔に白い眉(マユ)線がある。日本固有種。全国の河原に見られる。
せ-こ【夫子・兄子・背子】🔗⭐🔉
せ-こ 【夫子・兄子・背子】
〔「こ」は親愛の気持ちを表す接尾語〕
(1)女性が夫や恋人を呼ぶ語。「我が―が来べきよひなり/日本書紀(允恭)」
(2)女性が同母の兄弟を呼ぶ語。「我が―を大和へ遣るとさ夜ふけて暁(アカトキ)露に我が立ち濡れし/万葉 105」
(3)男性が親しい男性を呼ぶ語。「我が―と二人し居らば…里には月は照らずともよし/万葉 1039」
せ-ごう【背甲】🔗⭐🔉
せ-ごう ―ガフ [0] 【背甲】
背。背中。
せ-ごし【背越し】🔗⭐🔉
せ-ごし [0] 【背越し】
アユなど,骨の柔らかい魚を薄い筒切りにする,刺身の作り方の一。酢味噌・蓼酢(タデズ)などで食べる。背越し鱠(ナマス)。[季]夏。
せ-すじ【背筋】🔗⭐🔉
せ-すじ ―スヂ [0][1] 【背筋】
背中を縦に走る中心線。背骨とその両側の部分。「―を伸ばす」
せすじ=が寒くな・る🔗⭐🔉
――が寒くな・る
恐ろしさや気味悪さでぞっとする。
せすじ-つゆむし【背条露虫】🔗⭐🔉
せすじ-つゆむし セスヂ― [5] 【背条露虫】
キリギリス科の昆虫。体長約13ミリメートル。ツユムシに似るがやや小さく,背面に褐色の線がある。本州以南・東南アジアに分布。
せ-たけ【背丈】🔗⭐🔉
せ-たけ [1] 【背丈】
(1)背の高さ。身長。せい。
(2)洋裁で,後ろ首の付け根からウエストまでの長さ。
せ-つぎ【背継ぎ】🔗⭐🔉
せ-つぎ [0] 【背継ぎ】
踏み台。
せ-ど【背戸】🔗⭐🔉
せ-ど [1][2] 【背戸】
家の裏口。また,裏手。「―の竹藪(タケヤブ)」
せど=の馬も相口(アイクチ)🔗⭐🔉
――の馬も相口(アイクチ)
裏口につないでおくしかない暴れ馬でも,扱い方によってはおとなしくなること。手のつけられない者にも,頭の上がらない人や気の合う友人はいることのたとえ。人喰馬(ヒトクライウマ)にも相口。
せど-ぐち【背戸口】🔗⭐🔉
せど-ぐち [2] 【背戸口】
家の裏側の出入り口。うらぐち。
せど-まつ【背戸松】🔗⭐🔉
せど-まつ [2] 【背戸松】
背戸口に立てる正月の松飾り。
せど-や【背戸家】🔗⭐🔉
せど-や [2] 【背戸家】
他の家の後ろ側にある家。うらだな。
せ-な【背】🔗⭐🔉
せ-な [1] 【背】
せ。背中。
せ-の-きみ【背の君・兄の君・夫の君】🔗⭐🔉
せ-の-きみ [1] 【背の君・兄の君・夫の君】
「せ(兄)」の敬称。特に,「夫」をさしていう。「我が―はなでしこが花にもがもな/万葉 4010」
せ-のび【背伸び】🔗⭐🔉
せ-のび [1][2] 【背伸び】 (名)スル
(1)つま先立ちになって,背筋を伸ばし,背丈を高くすること。「―して見る」
(2)自分の実力以上のことをしようとすること。
せ-ばた【背旗】🔗⭐🔉
せ-ばた [0] 【背旗】
昔,戦場で武士が背に差した小さい旗。
せ-びらき【背開き】🔗⭐🔉
せ-びらき [2] 【背開き】
魚を背の方から切り開き,腹の皮をつけて両側に開くこと。せわり。
セビロ【背広】🔗⭐🔉
セビロ [0] 【背広】
〔「背広」は当て字〕
男子が平服として用いる洋服。共布で作った上着とズボンが一組となったもの(さらに共布のチョッキを加えたものは「三つ揃い」という)で,前ボタンが一列のシングルと,二列のダブルの別がある。スーツ。
〔語源については (1)英語の civil clothes(市民服)から,(2)これを売り出した Savile Row から,(3)背幅が広かったから,など諸説ある〕
せ-ぶし【背節】🔗⭐🔉
せ-ぶし [0] 【背節】
鰹(カツオ)の背側の肉で作った鰹節。雄節。
せ-ぶるい【背振るい】🔗⭐🔉
せ-ぶるい ―ブルヒ [2] 【背振るい】
獣などが背をふるわせること。
せ-ぼね【背骨】🔗⭐🔉
せ-ぼね [0] 【背骨】
「脊柱(セキチユウ)」に同じ。
せ-まもり【背守り】🔗⭐🔉
せ-まもり [2] 【背守り】
幼児の着物の背に魔除けとして縫いつけた飾り。ぬいぐるみやアズキなどを入れた小袋を下げたり,刺繍(シシユウ)をすることもある。せもり。
せ-もり【背守(り)】🔗⭐🔉
せ-もり [0] 【背守(り)】
⇒せまもり(背守)
せ-やま【背山・兄山】🔗⭐🔉
せ-やま [1] 【背山・兄山】
相対する二つの山を男女に見たてた場合,男性・夫にあたる山。
→妹背山(イモセヤマ)
せ-わり【背割(り)】🔗⭐🔉
せ-わり [0] 【背割(り)】
(1)魚の背を切り裂くこと。「魚ノ―ヲスル/ヘボン」
(2)男物の羽織で,背縫いを裾(スソ)まで縫い合わせないで,裾の方を開けておくこと。
(3)柱などに乾燥に伴う割れの生ずるのを防ぐために,裏になる側にあらかじめ鋸(ノコギリ)で割れ目を入れておくこと。
せわり-ぐそく【背割具足】🔗⭐🔉
せわり-ぐそく [4] 【背割具足】
近世の具足の一種。桶側胴(オケガワドウ)などで背中に合わせ目がくるようになっているもの。
せわり-ばおり【背割羽織】🔗⭐🔉
せわり-ばおり [4] 【背割羽織】
⇒打裂羽織(ブツサキバオリ)
そ【背】🔗⭐🔉
そ 【背】
〔「せ(背)」の交代形〕
せなか。せ。複合語として用いることが多い。「―がい(背向)」「―びら」
そ-がい【背向】🔗⭐🔉
そ-がい ―ガヒ [0] 【背向】
(1)後ろ向き。背中合わせ。「椽側の方へ―になり/薄命のすず子(お室)」
(2)後ろの方。後方。背後。「雑賀野(サイカノ)ゆ―に見ゆる沖つ島/万葉 917」
そ-しし【背宍】🔗⭐🔉
そ-しし 【背宍】
〔「そじし」とも〕
背の肉。背筋(セスジ)の肉。[新撰字鏡]
そしし-の-むなくに【背宍の空国】🔗⭐🔉
そしし-の-むなくに 【背宍の空国】
やせた土地。豊かでない土地。「―を頓丘(ヒタオ)から国まぎとほりて/日本書紀(神代下訓)」
そ-びら【背】🔗⭐🔉
そ-びら 【背】
〔「背(ソ)平」の意〕
背。背中。「―には千入(チノリ)の靫(ユギ)を負ひ/古事記(上)」
そ-むき【背き】🔗⭐🔉
そ-むき 【背き】
〔動詞「背く」の連用形から〕
(1)出家すること。「多うは思ひなり給ひにし,御世の―なれば/源氏(鈴虫)」
(2)うしろ。背面。「なきすみのふなせを過ぎて今みれば―に霞むあはの島山/夫木 23」
そむき-ざま【背き様】🔗⭐🔉
そむき-ざま 【背き様】 (形動ナリ)
反対になるさま。「ゆだけの片の身を縫ひつるが,―なるを見つけで,とぢめもしあへず/枕草子 95」
そむき-そむき【背き背き】🔗⭐🔉
そむき-そむき 【背き背き】 (形動ナリ)
互いにそむきあっているさま。べつべつ。「あやしく―にさすがなる御諸恋なり/源氏(藤裏葉)」
そ-む・く【背く・叛く】🔗⭐🔉
そ-む・く [2] 【背く・叛く】
■一■ (動カ五[四])
〔「背(ソ)向く」の意で(6) が原義〕
(1)人の意志にしたがわない。命令や意向に反する。「師の教えに―・く」「国王の仰ごとを―・かば,はや殺し給ひてよかし/竹取」
(2)裏切る。反逆する。「主君に―・く」
(3)(世間・人などから)はなれる。すてる。「世を―・く(=出家スル)」
(4)決まりなどに違反する。反する。「約束に―・く」「法に―・く」「掟ヲ―・ク/ヘボン」
(5)予想される結果と反対になる。「期待に―・く」「横綱の名に―・かぬ取り口」
(6)うしろを向く。背中を向ける。「伯爵夫人は寝返りして,横に―・かむとしたりしが/外科室(鏡花)」「明カリニ―・イテ立ツ/ヘボン」
〔「背ける」に対する自動詞〕
[可能] そむける
■二■ (動カ下二)
⇒そむける
そ-む・ける【背ける】🔗⭐🔉
そ-む・ける [3] 【背ける】 (動カ下一)[文]カ下二 そむ・く
〔「背(ソ)向ける」の意〕
(1)背を向ける。そらす。「顔を―・ける」「あまりの惨状に思わず目を―・ける」
(2)(明かりなどを)反対のほう,うしろのほうに向ける。「火ほのかに壁に―・け/源氏(帚木)」
(3)心を離す。離反する。「督は,日にそへて人にも―・けられゆくに/増鏡(新島守)」「主人ニ心ヲ―・ケテイル/日葡」
〔「背く」に対する他動詞〕
はい-あつ【背圧】🔗⭐🔉
はい-あつ [0] 【背圧】
蒸気機関や内燃機関の排気の圧力。この圧力が高いと,機関の効率は悪くなる。バック-プレッシャー。
はいあつ-タービン【背圧―】🔗⭐🔉
はいあつ-タービン [5] 【背圧―】
動力と作業用蒸気が必要な場合に用いる背圧が大気圧以上である蒸気タービン。これで得た排気(蒸気)を,工場内の作業に用いる。
はい-えい【背泳】🔗⭐🔉
はい-えい [0] 【背泳】
泳法の一。あお向けの姿勢で,両腕を頭上から体の側面に沿って交互に回転させて水を掻(カ)き,ばた足で泳ぐ泳ぎ方。せおよぎ。バック-ストローク。
はい-きょう【背教】🔗⭐🔉
はい-きょう ―ケウ [0] 【背教】
(1)教えにそむくこと。
(2)キリスト教で,信仰を捨てて他宗教に改宗したり,無宗教になること。棄教。
はい-きん【背筋】🔗⭐🔉
はい-きん [0] 【背筋】
首筋・背部・腰部にある筋肉の総称。浅層にある筋肉は主に上腕の運動を,深層にある筋肉は主に肋骨(ロツコツ)・脊柱の運動を行う。「―力」
はい-けい【背景】🔗⭐🔉
はい-けい [0] 【背景】
〔background〕
(1)絵画や写真で,主要な題材の背後の光景。後景。バック。「―に森を描く」
(2)舞台正面の奥などに描いた景色。書き割り。
(3)物事の背後にひそんでいる事情。「事件の―」
(4)背後にあって物事を支えている事柄。「強大な経済力を―とした圧力」
はい-ご【背後】🔗⭐🔉
はい-ご [1] 【背後】
(1)物のうしろ。背中の方。後方。「―に回る」
(2)物事の表面に現れていない陰の部分。「―から操る」
はいご-かんけい【背後関係】🔗⭐🔉
はいご-かんけい ―クワン― [4] 【背後関係】
物事の表面には現れない裏面でのかかわりあい。「事件の―を洗う」
はい-こう【背甲】🔗⭐🔉
はい-こう ―カフ [0] 【背甲】
亀類の背中にある甲羅。
はい-こう【背向】🔗⭐🔉
はい-こう ―カウ [0] 【背向】
そむくことと従うこと。向背。
はいこう-せい【背光性】🔗⭐🔉
はいこう-せい ハイクワウ― [0] 【背光性】
植物器官が光の来る方向と反対方向に曲がる性質。負の屈光性。背日性。
→屈性
はい-し【背子】🔗⭐🔉
はい-し [1] 【背子】
(1)奈良時代,女性が礼装の際着用した袖のない短い上衣。短い袖をつけたものもある。中国から伝わったもので,唐衣(カラギヌ)の前身。
(2)唐衣の別名。
はいしゃ-こく【背斜谷】🔗⭐🔉
はいしゃ-こく [3] 【背斜谷】
背斜の部分に沿って生じた谷。背斜部には張力が働くため割れ目ができやすく,そこが浸食されて谷になる。
はい-しん【背信】🔗⭐🔉
はい-しん [0] 【背信】
信頼を裏切ること。信義にそむくこと。裏切り。
はいしん-こうい【背信行為】🔗⭐🔉
はいしん-こうい ―カウ
[5] 【背信行為】
(1)信義を裏切る行為。
(2)戦争において,味方の利益のため,休戦旗・赤十字旗を不当に使用するなどして,敵の信頼を裏切りその行動を誤らせる行為。戦時国際法上,違法とされる。

はい-しん【背進】🔗⭐🔉
はい-しん [0] 【背進】 (名)スル
後ろの方へ進むこと。後退。「僕は…舌を捲いて,奥へ―した/思出の記(蘆花)」
はい-すい【背水】🔗⭐🔉
はい-すい [0] 【背水】
(1)川や湖などを背にすること。「韓信が嚢砂(ノウシヤ),―の謀りごと/太平記 19」
(2)バック-ウオーターに同じ。
はいすい-の-じん【背水の陣】🔗⭐🔉
はいすい-の-じん ―ヂン [6] 【背水の陣】
〔「史記(淮陰侯伝)」による。漢の韓信が,川を背に陣立てし,味方に必死の覚悟を固めさせて,趙(チヨウ)の軍勢を破った故事から〕
一歩もあとにはひけないせっぱ詰まった状況・立場。また,そういう状況に身を置いて,必死の覚悟で事にあたること。「―をしく」「―で事に臨む」
はい-そう【背走】🔗⭐🔉
はい-そう [0] 【背走】 (名)スル
(野球で,ボールを捕るため)本塁側に背を向けて,守備位置後方へ走ること。また,前を向いたまま後方へ走ること。「―して好捕する」
はい-ち【背馳】🔗⭐🔉
はい-ち [0][1] 【背馳】 (名)スル
(1)〔(2)の意から〕
くいちがうこと。合わないこと。理にそむくこと。「人倫に―する」「多くの点に於て正に相―するのであるから/黒潮(蘆花)」
(2)背を向けて走り去ること。「汽船―すること益々遠く/佳人之奇遇(散士)」
はいち-せい【背地性】🔗⭐🔉
はいち-せい [0] 【背地性】
植物の茎が重力にさからって,上方に向かって屈曲する性質。負の屈地性。
→屈性
せ【背】(和英)🔗⭐🔉
せい【背】(和英)🔗⭐🔉
せすじ【背筋】(和英)🔗⭐🔉
せたけ【背丈】(和英)🔗⭐🔉
せたけ【背丈】
⇒背(せい).
せのび【背伸びする】(和英)🔗⭐🔉
せのび【背伸びする】
stretch oneself;stand on tiptoe.
せびろ【背広】(和英)🔗⭐🔉
せびろ【背広】
<米>a business suit;<英>a lounge suit.
せぼね【背骨】(和英)🔗⭐🔉
そむく【背く】(和英)🔗⭐🔉
そむける【背ける】(和英)🔗⭐🔉
そむける【背ける】
avert;→英和
turnaway.
はいえい【背泳】(和英)🔗⭐🔉
はいえい【背泳】
the backstroke.→英和
〜をする swim on one's back[with the backstroke].
はいきょうしゃ【背教者】(和英)🔗⭐🔉
はいきょうしゃ【背教者】
a renegade.→英和
はいけい【背景】(和英)🔗⭐🔉
はいご【背後】(和英)🔗⭐🔉
はいご【背後】
the back;→英和
the rear.→英和
…の〜に behind…;→英和
at the back of….〜を襲う attackin the rear[from behind].
はいしん【背信】(和英)🔗⭐🔉
はいすい【背水の陣を敷く】(和英)🔗⭐🔉
はいすい【背水の陣を敷く】
burn one's boats.
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