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しょい‐こ【▽背▽負い子】ショヒ━🔗⭐🔉
しょい‐こ【▽背▽負い子】ショヒ━

名
荷物をくくりつけて背負うための道具。長方形の木の枠に横木を渡し、肩にかけるひもをつけたもの。




しょい‐こ・む【▽背▽負い込む】ショヒ━🔗⭐🔉
しょい‐こ・む【▽背▽負い込む】ショヒ━

他五
しっかりと自分の背中にせおう。
「大きな荷物を━」
やっかいなことなどをしかたなく引き受ける。
「兄の負債を━」
「厄介者を━」
「難題を━」
「責任を━」
◆「せおいこむ」の転。






しょ・う【▽背▽負う】ショフ🔗⭐🔉
しょ・う【▽背▽負う】ショフ

他五
背中にのせる。せおう。
「荷物を━」
「かごを━・って歩く」
やっかいなことなどを引き受ける。しょいこむ。
「重責[リスク]を━」
「友人の借金まで━・わされる」

自五
《「━・って(い)る」の形で》→しょってる
◆「せおう」の転。












【しょって立・つ】🔗⭐🔉
【しょって立・つ】
組織・団体の責任を引き受け、その中心になって活動する。双肩を担う。
「会社を━」
しょっ・てる【▽背▽負ってる】🔗⭐🔉
しょっ・てる【▽背▽負ってる】

自下一
〔俗〕自分で自分のことを買いかぶっている。思い上がっている。うぬぼれている。しょっている。
「自分で天才だなんて、ずいぶん━よ」




しょわ・せる【▽背▽負わせる】ショハセル🔗⭐🔉
しょわ・せる【▽背▽負わせる】ショハセル

他下一
背中に乗せてやる。せおわせる。
「荷物を━」
やっかいなことを引き受けさせる。
「部下に責任を━」
=しょわす






せ【▽夫・▽兄・背】🔗⭐🔉
せ【背】🔗⭐🔉
せ【背】

名
動物の胸・腹の反対側で、中央に背骨が通っている面。せなか。
物の後ろ側。背面。背後。
「椅子の━」
身長。せたけ。せい。
「━の高い人」
山の尾根。馬の背。
「山の━」
◇山並みを
に見立てていう。









【背に腹はらは替えられ・ぬ】🔗⭐🔉
【背に腹はらは替えられ・ぬ】
さし迫った大事のためには、他を犠牲にすることもやむを得ない。
【背を向・ける】🔗⭐🔉
【背を向・ける】
相手にしない。また、そむく。
「世間に━・けて生きる」
せい‐かっこう【背格好(背▼恰好)】━カクカウ・━カッカウ🔗⭐🔉
せい‐かっこう【背格好(背▼恰好)】━カクカウ・━カッカウ

名
背の高さや体つき。せかっこう。




せい‐くらべ【背比べ】🔗⭐🔉
せい‐くらべ【背比べ】

名・自サ変
背の高さを比べること。丈たけ比べ。
「友達と━(を)する」




せいたか‐あわだちそう【背高泡立草】━アワダチサウ🔗⭐🔉
せいたか‐あわだちそう【背高泡立草】━アワダチサウ

名
土手・空き地などに群生するキク科の多年草。秋、茎頂に黄色い小花を円錐えんすい状につける。




せい‐たけ【背丈】🔗⭐🔉
せい‐たけ【背丈】

名
身長。せたけ。




せおい‐なげ【背負い投げ】セオヒ━🔗⭐🔉
せおい‐なげ【背負い投げ】セオヒ━

名
柔道の投げ技の一つ。相手の体を引きつけて背中に乗せ、肩越しに投げ落とす技。しょいなげ。
「━を食う(=信じていた人に最後になって裏切られる)」




せ‐お・う【背負う】━オフ🔗⭐🔉
せ‐お・う【背負う】━オフ

他五
物を背中にのせてもつ。しょう。
「背中に赤ん坊[リュック]を━」
「神輿みこしを━」
「十字架を━」
負担になることを引き受ける。
「一国の運命を━」
「責任[借金・厄介な仕事]を━」
〔修辞的な言い方で〕ある物が背後になるようなところに位置する。背にする。
「背後に雑木林を━・いながら、…大きな建物が、行く手に見え出した
堀辰雄
」
背負える










せ‐およぎ【背泳ぎ】🔗⭐🔉
せ‐がわ【背革】━ガハ🔗⭐🔉
せ‐がわ【背革】━ガハ

名
洋装本の背に張るなめし革。また、その革を使って装丁した本。




せきせい‐いんこ【背黄青▼鸚▼哥】🔗⭐🔉
せきせい‐いんこ【背黄青▼鸚▼哥】

名
オーストラリア原産の小形のインコ。スズメほどの大きさで、尾が長い。野生種は緑色だが、改良されて多くの品種がある。




せぐろ‐いわし【背黒▼
】🔗⭐🔉
せぐろ‐いわし【背黒▼
】

名
カタクチイワシ。





せ‐すじ【背筋】━スヂ🔗⭐🔉
せ‐すじ【背筋】━スヂ

名
背中の中心線。背骨にそって縦にくぼんだ部分。
「━を伸ばす」
裁縫で、衣服の背中の中心にあたる部分の縫い目。






【背筋が寒くな・る】🔗⭐🔉
【背筋が寒くな・る】
恐ろしさにぞっとする。
せ‐たけ【背丈】🔗⭐🔉
せ‐たけ【背丈】

名
背の高さ。身長。せいたけ。
和裁で、着物の身頃みごろの仕上がり寸法。
洋裁で、後ろ首の付け根からウエストラインまでの長さ。
関連語
大分類‖長い‖ながい
中分類‖身長‖しんちょう







せ‐ど【背戸】🔗⭐🔉
せ‐ど【背戸】

名
家の裏口。また、裏門。背戸口せどぐち。
家の裏手。






せ‐なか【背中】🔗⭐🔉
せ‐なか【背中】

名
背の中央。背骨とその両側のあたり。また、背。
「━にリュックを背負う」
うしろ側。背後。






せなか‐あわせ【背中合わせ】━アハセ🔗⭐🔉
せなか‐あわせ【背中合わせ】━アハセ

名
互いに背中を合わせるように、反対を向いていること。
「━に建つ家」
互いに仲が悪いこと。
物事が互いに裏表の関係にあること。
「死と━の曲芸飛行」







せ‐ぬい【背縫い】━ヌヒ🔗⭐🔉
せ‐ぬい【背縫い】━ヌヒ

名
衣服の背筋の所を縫い合わせること。また、その縫い目。




せ‐ぬき【背抜き】🔗⭐🔉
せ‐ぬき【背抜き】

名
洋服の上着で、背の部分に裏地をつけないで仕立てること。また、その上着。




せ‐のび【背伸び】🔗⭐🔉
せ‐のび【背伸び】

名・自サ変
つま先立ちになって背を伸ばし、できるだけ体を高くすること。
自分の実力以上のことをしようとすること。
「━をして大人のまねをする」






せ‐ばんごう【背番号】━バンガウ🔗⭐🔉
せ‐ばんごう【背番号】━バンガウ

名
スポーツ選手がユニホームの背中につける番号。




せ‐びれ【背▼鰭】🔗⭐🔉
せ‐びれ【背▼鰭】

名
魚類などの背の中央にあるひれ。




せびろ【背広】🔗⭐🔉
せびろ【背広】

名
男性の平常服。本来は共布で作った上着・チョッキ・ズボンの三つ
いからなるが、チョッキは省かれることが多い。前ボタンが一列のシングルと、二列になったダブルとがある。スーツ。
◇語源については、背幅が広いことから、英語のcivil clothes(=市民服)またはSavile Row(=ロンドンの洋服屋街)からともいわれるが未詳。





せ‐ぶし【背節】🔗⭐🔉
せ‐ぶし【背節】

名
三枚におろした鰹かつおの背側の肉で作った鰹節。雄節おぶし。
◇片身を一本の鰹節にしたものは「亀節かめぶし」という。




せ‐ぼね【背骨】🔗⭐🔉
せ‐ぼね【背骨】

名
脊柱せきちゅう。




せみ‐くじら【背▽美鯨】━クヂラ🔗⭐🔉
せみ‐くじら【背▽美鯨】━クヂラ

名
北太平洋・北大西洋に分布するセミクジラ科のヒゲクジラ。体色は黒く、頭部にボンネットと呼ばれるこぶ状の隆起がある。乱獲によって生息数が減少し、国際捕鯨条約によって保護される。




せ‐もたれ【背▼凭れ】🔗⭐🔉
せ‐もたれ【背▼凭れ】

名
椅子いすの後ろの、背中をもたせかける部分。




せ‐わた【背▽腸】🔗⭐🔉
せ‐わた【背▽腸】

名
エビの背にある黒い筋のような腸。
サケの背骨の下にある黒っぽい腎臓じんぞう。また、それで作った塩辛。めふん。






せ‐わり【背割り】🔗⭐🔉
せ‐わり【背割り】

名
魚の背を切り開くこと。
男物の羽織で、背縫いの裾すその方を縫い合わせないでおくこと。また、その仕立て方。
柱に乾燥に伴う割れ目が生じないように、裏になる面にあらかじめ割れ目を入れておくこと。







そ‐びら【▽背】🔗⭐🔉
そ‐びら【▽背】

名
〔古〕せ。せなか。




そ‐む・く【背く(▼
く)】🔗⭐🔉
そ‐む・く【背く(▼
く)】

自五
規則・約束・教えなどに反する行動をとる。
「法律[約束・命令]に━」
「慣例に━」
「自分の心に━」
⇔従う
国家や主君に異を唱えて敵に回る。
逆はんぎゃくする。〜を裏切る。
「国家[お上・会長]に━」
「
」も好まれるが、今は一般に「背」でまかなう。
背を向けてその人のもとを去る。
「恋人に━・かれる」
多く受身の形で使う。
期待される予想とは異なった行動をとる。また、そういう結果になる。〜を裏切る。
「恩義に━ようで誠に申し訳ない」
「国民の信頼に━結果を招く」
《「名に━・かない」の形で》名前(特に、役柄名)と実体が一致する。
「横綱の名に━・かない活躍」
〔古い言い方で〕その方向に背を向ける。
「清子は欄干を脊せにして日に━・いて坐っていた
漱石
」
◆「背そ向く」の意。
背ける
関連語
大分類‖妨げる‖さまたげる
中分類‖逆らう‖さからう


















そ‐む・ける【背ける】🔗⭐🔉
そ‐む・ける【背ける】

他下一
顔や目を対象からそらして、よそに向ける。
「ぷいと顔を━」
「惨状に目を━」
◇「背そ向ける」の意。
そむ・く(下二)

自下一
〔「背く」の可能形〕背くことができる。
「恩人には━・けない」











はい【背】🔗⭐🔉
はい【背】
(造)
せなか。また、物の裏側。後ろ側。
「━泳・━景・━面」
「光━・紙━」
せなかを向ける。後ろを向く。
「━水・━走」
そむく。裏切る。
「━徳・━任・━反」
「面従腹━」





はい‐えい【背泳】🔗⭐🔉
はい‐えい【背泳】

名
あお向けの姿勢で泳ぐ泳法。両腕を交互に回転させて水をかき、ばた足を用いて頭の方向へ進む。せおよぎ。バックストローク。




はい‐きょう【背教】━ケウ🔗⭐🔉
はい‐きょう【背教】━ケウ

名
キリスト教で、信仰を捨てて異教に改宗すること。また、無宗教になること。
「━者」




はい‐きん【背筋】🔗⭐🔉
はい‐きん【背筋】

名
胴体の背部にある筋。
「━力」




はい‐けい【背景】🔗⭐🔉
はい‐けい【背景】

名
絵画・写真や演劇の舞台などで、中心になる題材をひきたたせる背後の光景。後景。バック。
物事の背後にあってそれを成立させる事情や存在。
「強い経済力を━とした吸収合併」






はい‐ご【背後】🔗⭐🔉
はい‐ご【背後】

名
物のうしろ。背中の方。後方。
「敵の━に回る」
表面に現れていない陰の部分。
「事件の━関係」






はいじつ‐せい【背日性】🔗⭐🔉
はい‐しん【背信】🔗⭐🔉
はい‐しん【背信】

名
信義にそむくこと。信頼を裏切ること。
「━行為」




はい‐しん【背進】🔗⭐🔉
はい‐しん【背進】

名・自サ変
後ろの方へ進むこと。後退。




はい‐すい【背水】🔗⭐🔉
はい‐すい【背水】

名
川・湖などを背にすること。




【背水の陣じん】🔗⭐🔉
【背水の陣じん】
一歩も退くことはできないという、せっぱ詰まった立場で事にあたることのたとえ。
「背水の陣を敷く」を「背水の陣を引く」とするのは誤り。

はい‐そう【背走】🔗⭐🔉
はい‐そう【背走】

名・自サ変
野球で、野手が捕球するために、本塁側に背を向けて守備位置後方へ走ること。また、前を向いたままの姿勢で後方へ走ること。




はい‐ち【背▼馳】🔗⭐🔉
はい‐ち【背▼馳】

名・自サ変
そむくこと。くいちがうこと。
「方針に━した意見」
「行動が理想と━する」




はいち‐せい【背地性】🔗⭐🔉
はい‐にん【背任】🔗⭐🔉
はい‐にん【背任】

名・自サ変
任務にそむくこと。特に、公務員・会社員などが役職を利用して私利を図り、役所・会社に損害を与えること。
「━罪」




はい‐のう【背▼
】━ナウ🔗⭐🔉
はい‐のう【背▼
】━ナウ

名
物品を入れて背負う方形のかばん。皮やズックで丈夫に作ったもので、将兵が行軍のときなどに用いる。





はい‐はん【背反(▼悖反)】🔗⭐🔉
はい‐はん【背反(▼悖反)】

名・自サ変
相いれないこと。矛盾。
「二律━」
そむくこと。違背。
「命令に━する」






はい‐めん【背面】🔗⭐🔉
はい‐めん【背面】

名
後ろの方。後ろの側。
「敵の━を突く」
物事の裏に隠されている別の面。






はい‐やく【背約】🔗⭐🔉
はい‐やく【背約】

名・自サ変
約束にそむくこと。違約。




はい‐り【背理(▼悖理)】🔗⭐🔉
はい‐り【背理(▼悖理)】

名・自サ変
道理・論理に反すること。
「━法(=ある命題を証明するとき、結論を否定すれば矛盾が生じることを明らかにすることで、もとの命題が真であることを示す証明法)」
関連語
大分類‖不正‖ふせい
中分類‖不正‖ふせい




はい‐り【背離】🔗⭐🔉
はい‐り【背離】

名・自サ変
そむき離れること。




明鏡国語辞典に「背」で始まるの検索結果 1-67。