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かうぶり【△冠】🔗🔉

かうぶり【冠】 こうぶり

かがふり【△冠】🔗🔉

かがふり【冠】 かんむり。「次に投げ棄つる御―になれる神の名は」〈記・上〉《古くは位階によって冠の色が違ったところから》位階。「このころの我が恋力(こひぢから)記し集め功(くう)に申さば五位の―」〈万・三八五八〉◆この語がのちに「かうぶり」「かんむり」となる。

かぶり【△被り・△冠】🔗🔉

かぶり【被り・冠】 かぶること。かぶるもの。「砂―」「薦(こも)―」フィルム・印画紙を現像したときに、露光しなかった部分に生じる黒い曇り。芝居・寄席などの終演。打ち出し。芝居・寄席などの大入り。(冠)かんむり」に同じ。「このごろの―は、昔よりははるかに高くなりたるなり」〈徒然・六五〉官位。「其の―に二十六階(しな)あり」〈天智紀〉《冠(かんむり)をつけるところから》元服すること。加冠。「男君達の―などし給へるも」〈栄花・月の宴〉負担としてしょいこむこと。「我が了簡でしたことは、皆此の身の―となる」〈松翁道話・三〉しくじること。「知れると大―さ」〈洒・古契三娼〉

かむり【△冠】🔗🔉

かむり【冠】 《「かぶり」の音変化》かんむり」に同じ。和歌・俳諧などの初めの五文字。また、各句の初めの字。「―付け」鉱脈や鉱層の上側にある地盤。

かん【冠】クワン🔗🔉

かん【冠】クワン [名]かんむり。[ト・タル][形動タリ]最もすぐれているさま。首位に立つさま。「世界に―たる誉れ」

かんむり【冠】🔗🔉

かんむり【冠】 《「こうぶり」の音変化》頭にかぶるもの。特に、許されて直衣(のうし)を着て参内する束帯・衣冠などのときにかぶるもの。黒の羅(うすもの)で作る。頂にあたる所を甲(こう)、前額部を額(ひたい)という。後方の高い壺は髻(もとどり)を入れる巾子(こじ)で、その後ろに長方形の纓(えい)(俗に燕尾(えんび)という)二枚を重ねて垂れる。有文(うもん)と無文の冠の区別があり、時代によって形式の変化がみられる。こうむり。かむり。かぶり。かんぶり。漢字の構成部位の一。上下の組み合わせからなる漢字の上側の部分。「安」の「宀(ウかんむり)」、「茶」の「(草かんむり)」など。

けい‐かん【×冠】‐クワン🔗🔉

けい‐かん【×冠】‐クワン キリストが十字架にかけられた時にかぶせられた、荊(いばら)の冠。また、受難のたとえ。

こうぶり【△冠】かうぶり🔗🔉

こうぶり【冠】かうぶり 《「かがふり」の音変化》束帯や衣冠の装束のとき、頭にかぶるもの。→冠(かんむり)男子が成年に達して、初めて冠をつけること。また、その儀式。元服。初冠(ういこうぶり)《古くは冠の色で位を表したところから》位。位階。「官(つかさ)―も、わが子を見奉らでは、何かはせむ」〈竹取〉《多く「得」「賜ふ」が付いた形で用いられる》従五位下に叙せられること。叙爵。「蔵人より今年―得たるなりけり」〈源・若紫〉年爵(ねんしやく)」に同じ。「御賜(たうば)りの年官(つかさ)―」〈源・少女〉

さか【△冠・鶏=冠】🔗🔉

さか【冠・鶏冠】 とさか。「瑞鶏(あやしきとり)を貢(たてまつ)れり。其の―海石榴(つばき)の華の似(ごと)し」〈天武紀〉

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