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かじ【×梶・×楮・△構・×】かぢ🔗🔉

かじ【×梶・×楮・構・×かぢ カジノキの古名。〈和名抄〉(かさね)の色目の名。表裏ともに萌葱(もえぎ)色で、初秋のころに用いる。

かじ【×舵・×梶・×楫・×】かぢ🔗🔉

かじ【×舵・×梶・×楫・×かぢ (舵)船の進行方向を定める装置。板状で、多くは船尾に取り付けられる。(舵)飛行機・グライダーの方向舵(ほうこうだ)梶棒」に同じ。水をかいて船をこぎ進める道具。櫓(ろ)や櫂(かい)。「天の川―の音聞こゆ彦星と織女(たなばたつめ)と今夜(こよひ)逢ふらしも」〈万・二〇二九〉紋所の名。和船の舵をかたどったもの。

かじ【鍛=冶】かぢ🔗🔉

かじ【鍛冶】かぢ 《「かねう(金打)ち」から「かぬち」「かんぢ」「かぢ」と変化した語》鉄などの金属を熱して打ち鍛え、種々の器物をつくること。また、その職人。「刀(かたな)―」

か‐じ【火事】クワ‐🔗🔉

か‐じ【火事】クワ‐ 建築物や山林などが焼けること。火災。「―になる」「隣家が―を出す」「船(ふな)―」《季 冬》 [類語]火災・火難・出火・失火・炎上・大火・小火(ぼや)・自火・近火・急火・怪火・不審火(び)・祝融(しゆくゆう)・回禄(かいろく)

か‐じ【加持】‐ヂ🔗🔉

か‐じ【加持】‐ヂ [名]スル《梵adhihnaの訳。所持・護念とも訳す》仏語。仏の加護。密教で、仏の慈悲の力が衆生に加わり、衆生がそれを信心によって受持し、仏と衆生とが相応すること。真言行者が、手に印を結び、口に真言を唱え、心を仏の境地におき、仏と一体になること。三密加持。神仏の加護を受けて、災いをはらうこと。祈祷(きとう)と同意に用いる。

か‐じ【花字】クワ‐🔗🔉

か‐じ【花字】クワ‐花押(かおう)」に同じ。

か‐じ【花時】クワ‐🔗🔉

か‐じ【花時】クワ‐ 花の咲く時季。花の盛りのころ。はなどき。

か‐じ【家事】🔗🔉

か‐じ【家事】 家庭内の事情や事柄。「―の都合により休暇」掃除・洗濯・食事の支度・育児など、家庭生活に欠かせない仕事。「―手伝い」「―に追われる」

か‐じ【華字】クワ‐🔗🔉

か‐じ【華字】クワ‐ 中国の文字。漢字。「―紙」

か‐じ【×嘉事】🔗🔉

か‐じ【×嘉事】 めでたいこと。慶事。

カシア【cassia】🔗🔉

カシア【cassia】 クスノキ科の常緑高木。葉は光沢があり、花は黄白色。夏、小粒の実ができる。中国・インドシナの原産。樹皮を乾燥させたものは、シナモンより香りが強く、菓子、料理の香味料として用い、また、漢方では桂皮といい、薬用。東京(トンキン)肉桂。

かじい【梶井】かぢゐ🔗🔉

かじい【梶井】かぢゐ 京都市上京区の地名。もと三千院(梶井門跡)があった。

かし‐いえ【貸(し)家】‐いへ🔗🔉

かし‐いえ【貸(し)家】‐いへかしや」に同じ。

かじ‐いちご【×梶×苺・△構×苺】かぢ‐🔗🔉

かじ‐いちご【××苺・×苺】かぢ‐ バラ科の落葉小低木。海岸近くの山野に自生。葉は手のひら状に五〜七つに裂けていて、縁にぎざぎざがあり、カジノキに似る。初夏、白い五弁花を開き、実は淡黄色に熟し食べられる。とういちご。えどいちご。

かしい‐の‐みや【橿日宮】かしひ‐🔗🔉

かしい‐の‐みや【橿日宮】かしひ‐ 福岡市東区にあったとされる仲哀天皇の行宮(あんぐう)。天皇はここで急死したという。のち、この地に香椎宮(かしいぐう)が祭られた。

かじい‐もとじろう【梶井基次郎】かぢゐもとジラウ🔗🔉

かじい‐もとじろう【梶井基次郎】かぢゐもとジラウ一九〇一〜一九三二]小説家。大阪の生まれ。胸を病みながらも冷静に自己を凝視し、鋭敏な感覚的表現で珠玉の短編を残した。「檸檬(れもん)」「城のある町にて」「冬の蠅」など。

カシウス【Cassius】🔗🔉

カシウス【Cassius】 カッシウス

かし‐うり【貸(し)売り】🔗🔉

かし‐うり【貸(し)売り】 [名]スル掛け売り」に同じ。

かじ‐お【×楫緒】かぢを🔗🔉

かじ‐お【×楫緒】かぢを(かい)や櫓(ろ)を船に取り付ける縄。櫓縄(ろなわ)。「由良のとを渡る舟人―絶え行方も知らぬ恋の道かな」〈曾丹集〉

かし‐おしみ‐をしみ🔗🔉

かし‐おしみ‐をしみ ネジキの別名。

かじ‐おと【×楫音】かぢ‐🔗🔉

かじ‐おと【×楫音】かぢ‐ 船をこぐ櫓(ろ)や櫂(かい)の音。

かし‐おり【菓子折(り)】クワシをり🔗🔉

かし‐おり【菓子折(り)】クワシをり 菓子を入れた折り箱。主として贈答に用いる。

かじか【×鰍・杜=父=魚】🔗🔉

かじか【×鰍・杜魚】 カサゴ目カジカ科の淡水魚。全長約一五センチ。体はハゼに似るが、うろこがない。体色は暗灰色で、背面に五本の暗色横帯がある。主に本州・九州に分布し、水の清澄な河川にすむ。美味。同科には、ヤマノカミ・カマキリなども含まれる。かわかじか。ごり。まごり。《季 秋》「いさり火に―や浪の下むせび/芭蕉」

か‐じか【河×鹿】🔗🔉

か‐じか【河×鹿】 《かわしか(河鹿)の意。鳴き声が鹿に似るところから》カジカガエルの別名。《季 夏》「―鳴いて石ころ多き小川かな/子規」

かじか‐がえる【河×鹿×蛙・金=襖=子】‐がへる🔗🔉

かじか‐がえる【河×鹿×蛙・金子】‐がへる アオガエル科のカエル。渓流の岩の間にすむ。体長は雄が四センチ、雌が七センチくらい。背面は灰褐色で暗褐色の模様があり、腹面は淡灰色または白色。指先に吸盤がある。五月ごろから繁殖期になると、雄は美声で鳴くので、昔から飼育される。本州・四国・九州に分布。かわず。

かじかざわ【鰍沢】かじかざは🔗🔉

かじかざわ【鰍沢】かじかざは 山梨県西部、南巨摩(みなみこま)郡の地名。富士川の河港として発達。雨畑(あまばた)すずりを特産。十谷(じつこく)温泉がある。

かじか・む【×悴む】🔗🔉

かじか・む【×悴む】 [動マ五(四)]《古くは「かしかむ」》寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。「手が―・んで箸(はし)が持てない」《季 冬》「―・む手女は千も万も擦る/誓子」

かし‐かり【貸し借り】🔗🔉

かし‐かり【貸し借り】 [名]スル貸すことと借りること。貸してあることと借りていること。貸借(たいしやく)。「これで―なしだ」「参考書を―し合う」

かじかわ‐まきえ【×梶川×蒔絵】かぢかはまきヱ🔗🔉

かじかわ‐まきえ【×梶川×蒔絵】かぢかはまきヱ 江戸幕府の御用蒔絵師の梶川家代々の作品。彦兵衛・久次郎らが名手として知られ、特に印籠蒔絵にすぐれていた。

か‐しかん【下士官】‐シクワン🔗🔉

か‐しかん【下士官】‐シクワン 軍人の階級の一。士官と兵との間に位置する下級幹部。旧日本陸軍では曹長・軍曹・伍長(ごちよう)、旧日本海軍では上等兵曹・一等兵曹・二等兵曹などの総称。自衛隊では陸曹・海曹・空曹がこれに相当する。

か‐じき【加敷】🔗🔉

か‐じき【加敷】 和船の部材で、船側の最下部をなす板。

かじ‐き【×梶木・旗=魚】かぢ‐🔗🔉

かじ‐き【×梶木・旗魚】かぢ‐ スズキ目メカジキ科のメカジキ、マカジキ科のマカジキ・クロカジキ・バショウカジキなどの海水魚の総称。長い紡錘形の体に、突出した強大な吻(ふん)をもつ。外洋を回遊する。かじきまぐろ。かじとおし。《季 冬》

かじき‐ざ【旗=魚座】かぢき‐🔗🔉

かじき‐ざ【旗魚座】かぢき‐ 南天の小星座。一月下旬の午後八時ごろ南中するが、日本からはほとんど見えない。星座の南部に大マゼラン雲がある。学名 (ラテン)Dorado

かじ‐きとう【加持祈×祷】カヂキタウ🔗🔉

かじ‐きとう【加持祈×祷】カヂキタウ 一般に、病気・災難などをはらうために行う祈祷、または、その儀式。印を結び、真言を唱え、いくつかの象徴的器具を用いて行う。

かじき‐まぐろ【×梶木×鮪】かぢき‐🔗🔉

かじき‐まぐろ【×梶木×鮪】かぢき‐ カジキの別名。

かしき‐め【△炊き女】🔗🔉

かしき‐め【炊き女】 神に供える食事を調理する女。

かしき‐や【△炊き屋】🔗🔉

かしき‐や【炊き屋】(かし)き殿」に同じ。

かし‐きり【貸(し)切り】🔗🔉

かし‐きり【貸(し)切り】 貸し切ること。また、貸し切ったもの。「―バス」借り切り。

かし‐き・る【貸(し)切る】🔗🔉

かし‐き・る【貸(し)切る】 [動ラ五(四)]乗り物や施設・場所などを、ある一定の期間、その人・団体の専用として貸すこと。「バスを一日―・る」借り切る。全部貸してしまう。「蔵書を―・る」「手持ちの金を―・る」借り切る。

かし‐きん【貸(し)金】🔗🔉

かし‐きん【貸(し)金】 貸した金銭。また、貸すために用意した金銭。

かし‐きんこ【貸(し)金庫】🔗🔉

かし‐きんこ【貸(し)金庫】 銀行などで、大金庫の中に設けた保護箱を顧客に有料で使用させるもの。

か‐じく【花軸】クワヂク🔗🔉

か‐じく【花軸】クワヂク 花をつける枝・茎。

かじ・く【×悴く】🔗🔉

かじ・く【×悴く】 [動カ下二]「かじける」の文語形。

かじ‐くろ・しかぢ‐🔗🔉

かじ‐くろ・しかぢ‐ [形シク]堅苦しい。窮屈である。「よろづ―・しく、あたら夜終(よもすがら)新三十石に、乗合ひの心地するなり」〈浮・一代男・五〉

かじ・ける【×悴ける】🔗🔉

かじ・ける【×悴ける】 [動カ下一]かじ・く[カ下二]《古くは「かしく」》手足が凍えて自由に動かなくなる。かじかむ。「寒さで手が―・ける」やせ細る。衰え弱る。「衣裳(きもの)(や)れ垢(あか)つき、形色(かほ)―・け」〈崇峻紀〉植物などがしぼむ。「いと―・けたる下折れの、霜も落さず」〈源・藤袴〉

かじ‐こ【×楫子】かぢ‐🔗🔉

かじ‐こ【×楫子】かぢ‐ 船頭。かじとり。かこ。

かじ‐こうずい【加持香水】カヂカウズイ🔗🔉

かじ‐こうずい【加持香水】カヂカウズイ 密教で、香水を定められた作法により清浄化し、それを注いで、煩悩やけがれを除くこと。

かし‐こうせん【可視光線】‐クワウセン🔗🔉

かし‐こうせん【可視光線】‐クワウセン 人間が肉眼で感じることのできる光線。波長が三八〇〜七七〇ナノメートル程度で、太陽光線や電気の光などがこれに含まれ、波長の長短によって赤から青紫まで色の感じ方が違ってくる。

かしこく‐も【×畏くも】🔗🔉

かしこく‐も【×畏くも】 [副]申すも恐れ多いことに。おそれおおくも。もったいなくも。「―御見舞いを賜る」

かし‐こし【貸(し)越し】🔗🔉

かし‐こし【貸(し)越し】 一定の限度以上に貸すこと。借り越し。「当座貸越」の略。借り越し。

かし‐こ・す【貸(し)越す】🔗🔉

かし‐こ・す【貸(し)越す】 [動サ五(四)]一定の限度以上に貸す。「預金残高以上を―・す」

かし‐こつ【下肢骨】🔗🔉

かし‐こつ【下肢骨】 下肢を構成する骨。寛骨・大腿骨(だいたいこつ)・下腿骨・足骨からなる。

かしこまり【×畏まり】🔗🔉

かしこまり【×畏まり】 恐れ謹むこと。「今日は皆乱れて―なし」〈枕・三〉尊貴な相手の行為をもったいなく思い恐縮すること。「きたなげなる所に、年月をへて物し給ふこと、極まりたる―」〈竹取〉感謝の言葉。お礼。謝辞。「みづからなむ参り侍りて、又々―も啓すべき」〈落窪・三〉言いわけ。わびごと。「久しくさぶらはぬ―聞えむ」〈宇津保・嵯峨院〉おとがめを受けること。謹慎すること。勘当。勘気。「―許されて」〈枕・九〉つつしんで言葉を承ること。「御返りに―のよし申して」〈枕・八六〉

かしこ・む【×畏む】🔗🔉

かしこ・む【×畏む】 [動マ四]恐れる。「海中(わたなか)を渡るとき、な―・ませまつりそ」〈記・上〉恐れ多いと思う。かしこまる。「千代にも斯くしもがも―・みて仕へ奉らむ」〈推古紀・歌謡〉謹んで承る。「大君の命(みこと)―・み磯に触り海原(うのはら)渡る父母を置きて」〈万・四三二八〉◆の例は、形容詞「かしこし」の語幹「かしこ」に接尾語「み」のついた形とみて、恐ろしいので、恐れ多く思って、などの意に解する説もある。

か‐じし【加地子】‐ヂシ🔗🔉

か‐じし【加地子】‐ヂシ 中世、名主(みようしゆ)が小作人から徴収した年貢。名主が直接経営する田畑を縮小して下人(げにん)などに貸す場合、作人が荘園領主に納める本来の年貢のほかに名主に納めた小作料をいう。片子(かたこ)江戸時代、小作米のこと。

かし‐しつ【貸(し)室】🔗🔉

かし‐しつ【貸(し)室】 料金を取って貸す部屋。貸し間。

かじ‐しょうぞく【火事装束】クワジシヤウゾク🔗🔉

かじ‐しょうぞく【火事装束】クワジシヤウゾク 消火に従事する人の服装。江戸時代は、火消しが作業服として着たものと、警備用に武家が用いたものとがある。火事頭巾(かじずきん)・火事羽織・野袴(のばかま)などを着用した。

かじ‐しんぱん【家事審判】🔗🔉

かじ‐しんぱん【家事審判】 家庭裁判所が、家庭に関する事件について、訴訟手続きによらず家事審判法に基づいて行う裁判。家事審判官が単独で、あるいは一般から選任された参与員を立ち会わせて行う。→家事調停

かじしんぱん‐しょ【家事審判所】🔗🔉

かじしんぱん‐しょ【家事審判所】 家庭裁判所の前身。昭和二三年(一九四八)家事審判法に基づき、家庭に関する事件の審判・調停を目的に地方裁判所の支部として設立された。翌年、少年法の改正にともない、少年審判所と統合されて家庭裁判所となり、現在に至る。

かじしんぱん‐ほう【家事審判法】‐ハフ🔗🔉

かじしんぱん‐ほう【家事審判法】‐ハフ 家庭内の紛争や、身分法(親族・相続法)上の問題に関する審判・調停について定めている法律。昭和二三年(一九四八)施行。

カシス【フランスcassis】🔗🔉

カシス【フランスcassis】 スグリ類の一種、フサスグリに属するクロスグリのこと。果実は黒く酸味が強く、ジャムなどにする。

かじ‐ずきん【火事頭×巾】クワジヅキン🔗🔉

かじ‐ずきん【火事頭×巾】クワジヅキン 江戸時代の火事装束の頭巾。武家は兜(かぶと)頭巾を、町人は革・羅紗(ラシヤ)・刺し子などで作った頭巾を用いた。猫頭巾。

かし‐せき【貸(し)席】🔗🔉

かし‐せき【貸(し)席】 料金を取って時間決めで貸す座敷。また、それを業とする家。

かじた‐はんこ【梶田半古】かぢた‐🔗🔉

かじた‐はんこ【梶田半古】かぢた‐一八七〇〜一九一七]日本画家。東京の生まれ。本名、錠次郎。初め四条派、のち南画を学ぶ。写実的な風俗画を得意とし、挿絵でも知られた。門下に小林古径・前田青邨・奥村土牛ら。

か‐じち【家質】🔗🔉

か‐じち【家質】 江戸時代、家屋や敷地を抵当にして金を借りること。また、その家屋敷。いえじち。「烏丸通に三十八貫目の―を取りしが」〈浮・永代蔵・二〉

かじ‐ちょうてい【家事調停】‐テウテイ🔗🔉

かじ‐ちょうてい【家事調停】‐テウテイ 家庭裁判所が、家庭に関する事件について行う調停。調停において当事者間に合意が成立して調書に記載されると、確定判決と同一の効力を有する。

かし‐ちん【貸(し)賃】🔗🔉

かし‐ちん【貸(し)賃】 物を貸して取る料金。借り賃。

か‐じつ【花実】クワ‐🔗🔉

か‐じつ【花実】クワ‐ 花と実。歌論用語で、外観と実質。表現と内容。「中比(なかごろ)古今の時、―共に備はりて」〈無名抄〉

か‐じつ【佳日・×嘉日】🔗🔉

か‐じつ【佳日・×嘉日】 よい日。めでたい日。縁起のよい日。

か‐じつ【果実】クワ‐🔗🔉

か‐じつ【果実】クワ‐ 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性状から乾果と液果に分け、由来する子房が一つかそれ以上かによって単果と複果とに分けられる。実(み)液果のうち、食用となるもの。くだもの。水菓子。精神的・肉体的な働きの成果。みのり。「日本で結んだ学術の―を」〈鴎外・妄想〉法律用語。ある物(元物(げんぶつ))から産出される収益物。穀物・羊毛・牛乳などの天然果実と、利息・地代・家賃などの法定果実とがある。

か‐じつ【夏日】🔗🔉

か‐じつ【夏日】 夏の日。

か‐じつ【過日】クワ‐🔗🔉

か‐じつ【過日】クワ‐ 過ぎ去ったある日。せんだって。先日。「―お目にかかりました折」

か‐じつ【暇日】🔗🔉

か‐じつ【暇日】 ひまな日。仕事が休みの日。「西走東奔遂に―なからんとす」〈織田訳・花柳春話〉

かじ‐づか【×舵△柄】かぢ‐🔗🔉

かじ‐づか【×柄】かぢ‐ 船の舵を回すときに握る、舵に取り付けてある取っ手。舵棒。

かしつ‐き【加湿器】🔗🔉

かしつ‐き【加湿器】 室内の乾燥を防ぎ湿度を保つための、水を水蒸気にして噴き出す電気器具。

かし‐つけ【貸(し)付(け)】🔗🔉

かし‐つけ【貸(し)付(け)】 金額・利率・期間・担保の種類などを定め、多くは約束手形や借用金証書をとって資金を貸したり、損料・使用料・期間などを定め、物品や権利を貸したりすること。

かしつけ‐きん【貸付金】🔗🔉

かしつけ‐きん【貸付金】 貸し付けた金銭。貸し金。

かしつけ‐しほん【貸付資本】🔗🔉

かしつけ‐しほん【貸付資本】 利子を獲得する手段として、資本所有者が所有している貨幣資本。利子つき資本。利子生み資本。

かしつけ‐しんたく【貸付信託】🔗🔉

かしつけ‐しんたく【貸付信託】 一個の信託約款に基づき、信託銀行が多数の委託者から信託契約によって受け入れた金銭を、主として貸し付けまたは手形割引の方法により、合同して運用する金銭信託で、その受益権を受益証券によって表示するもの。

かし‐つ・ける【貸(し)付ける】🔗🔉

かし‐つ・ける【貸(し)付ける】 [動カ下一]かしつ・く[カ下二]資金や物品・権利を貸す。貸し付けをする。「低利で住宅資金を―・ける」

かじつ‐しゅ【果実酒】クワジツ‐🔗🔉

かじつ‐しゅ【果実酒】クワジツ‐ 果汁を発酵させて造った酒。ぶどう酒・りんご酒など。焼酎などの蒸留酒に果実を漬け込んだ飲み物。梅酒など。

かじつ‐す【果実酢】クワジツ‐🔗🔉

かじつ‐す【果実酢】クワジツ‐ 果汁を原料とした酢。醸造酢一リツトルにつき三〇〇グラム以上の果汁を使用したもの。原材料の名前をつけて、りんご酢・ぶどう酢(ワイン酢)などと称する。

かしつ‐そうさい【過失相殺】クワシツサウサイ🔗🔉

かしつ‐そうさい【過失相殺】クワシツサウサイ 債務不履行または不法行為によって損害賠償責任が発生したとき、損害を受けた者(債権者・被害者)の側にも過失があった場合、裁判所が損害賠償の金額を定めるについて、この過失を考慮して減額すること。

かじつ‐はん【夏日×斑】🔗🔉

かじつ‐はん【夏日×斑】 顔や手などに現れる茶色の小さい斑点。一般に夏に色濃くなる。そばかす。雀卵(じやくらん)斑。

かし‐て【貸(し)手】🔗🔉

かし‐て【貸(し)手】 金銭や品物などを貸す人。貸し主。借り手。

かじ‐てつだい【家事手伝い】‐てつだひ🔗🔉

かじ‐てつだい【家事手伝い】‐てつだひ (つだひ)炊事・洗濯・育児など、家庭生活に必要な仕事を手伝うこと。また、その人。

か‐じどう【賈似道】‐ジダウ🔗🔉

か‐じどう【賈似道】‐ジダウ一二一三〜一二七五]中国、南宋の政治家。台州(浙江省)の人。字(あざな)は師憲。蒙古軍を破って功をあげ、財政立て直しのため公田法などを実施したが、のち、福建省へ流され、殺された。

かじ‐とおし【×梶通し】かぢとほし🔗🔉

かじ‐とおし【×梶通し】かぢとほし 魚カジキの別名。

かじ‐どこ【×舵床】かぢ‐🔗🔉

かじ‐どこ【×舵床】かぢ‐ 和船の最後部に横たわる梁の中央部の、舵をはめ込むように作った所。床船梁(とこふなばり)。床。

かじ‐とり【×舵取り・×楫取り】かぢ‐🔗🔉

かじ‐とり【×舵取り・×楫取り】かぢ‐ [名]スル舵を操作して船の進路を定めること。また、その人。物事がうまく運ぶように、誘導・指揮すること。また、その人。「グループ研究を効率よく―する」

かじ‐どろ【火事泥】クワジ‐🔗🔉

かじ‐どろ【火事泥】クワジ‐ 火事場泥棒。

かし‐ぬし【貸(し)主】🔗🔉

かし‐ぬし【貸(し)主】 金銭や物品などを貸した当人。貸し手。借り主。

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[音]ビ [訓]かじ [部首]木 [総画数]11 [コード]区点    1965      JIS   3361      S‐JIS 8A81

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[音]シュウ [訓]いなだ    かじか [部首]魚 [総画数]20 [コード]区点    1966      JIS   3362      S‐JIS 8A82 [難読語] →かじかざわ【鰍沢】しゅう‐きん【鰍筋】

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[音]タ    ダ [訓]かじ [部首]木 [総画数]9 [コード]区点    3440      JIS   4248      S‐JIS 91C6

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[音]タ    ダ [訓]かじ [部首]舟 [総画数]11 [コード]区点    3441      JIS   4249      S‐JIS 91C7 [難読語] →ろ‐かじ【櫓舵・艪舵】わい‐かじ【脇舵・脇楫】

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[音]コウ [訓]はまぐり    かじか    かえる [部首]虫 [総画数]12 [コード]区点    4026      JIS   483A      S‐JIS 94B8 [難読語] →うむき【海蛤・白蛤】はま‐ぐり【蛤・文蛤・蚌】はま‐なべ【蛤鍋】まて【馬刀・馬蛤・蟶】

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[音]シュウ    ショウ [訓]かじ [部首]木 [総画数]13 [コード]区点    6023      JIS   5C37      S‐JIS 9EB5 [難読語] →かとり‐なひこ【楫取魚彦】しゅう‐しゅう【舟楫】やそ‐か【八十楫】わい‐かじ【脇舵・脇楫】

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[訓]かじか [部首]魚 [総画数]16 [コード]区点    8227      JIS   723B      S‐JIS E9B9

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[音]ショウ    シュウ [訓]かじ [部首]木 [総画数]17

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