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しょうが🔗🔉

しょうが 《語源未詳。歴史的仮名遣いは「せうが」とすることもあるが不明》多く「しょうがには」の形で接続助詞的に用いられる。…した以上は。…したからには。「石地蔵と生れ付た―には」〈二葉亭・浮雲〉

しょう‐が【小我】セウ‐🔗🔉

しょう‐が【小我】セウ‐ 仏語。凡夫の我。また、個人的な狭い範囲に閉じこもった自我。「―にとらわれる」大我。インド哲学で、差別界の自我。他と区別した自我。大我。

しょうが【小雅】セウガ🔗🔉

しょうが【小雅】セウガ 詩経の分類の一。六義(りくぎ)の一つである雅を、大雅とともに構成する。周王朝の儀式・祭祀・宴席などでうたわれた、短い民謡風な歌七四編を収める。

しょう‐が【生×薑・生×姜・×薑】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐が【生×薑・生×姜・×薑】シヤウ‐ ショウガ科の多年草。地下茎は辛味と香気とがあり、食用・香辛料にする。茎は高さ三〇〜六〇センチで笹のような葉を左右二列に出す。暖地では夏から秋にかけて花茎を伸ばし、紫色の地に黄色の斑点のある花を開くが、日本ではあまり咲かない。また漢方では生姜(しようきよう)といい、発汗・健胃薬とする。はじかみ。くれのはじかみ。つちはじかみ。《季 秋》「朝川の―を洗ふ匂かな/子規」《根茎の形が握った手に似ているところからか》けちな人。「お前のやうなあたじけねえ人を―と申します」〈滑・浮世風呂・四〉

しょう‐がい【少×艾】セウ‐🔗🔉

しょう‐がい【少×艾】セウ‐ 《「艾」は、美しい意》若くて美しい女。

しょう‐がい【生害】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がい【生害】シヤウ‐ [名]スル自殺すること。自害。「信長の嫌疑のために―した」〈鴎外・佐橋甚五郎〉

しょう‐がい【生涯】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がい【生涯】シヤウ‐ この世に生きている間。一生の間。終生。副詞的にも用いる。「教育に―をささげる」「―忘れられない出来事」一生のうち、ある事に関係した期間。「政治家としての―」いのち。生命。「―ニ賭ケテ」〈日葡〉

しょう‐がい【渉外】セフグワイ🔗🔉

しょう‐がい【渉外】セフグワイ 外部と連絡・交渉すること。「―係」ある法律事項が、国内だけでなく外国にも関係すること。

しょう‐がい【勝概】🔗🔉

しょう‐がい【勝概】 すぐれた景色。勝景。「こたび尋ねし―こそは」〈鴎外訳・即興詩人〉

しょう‐がい【傷害】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がい【傷害】シヤウ‐ [名]スル傷つけること。けがをさせること。「―を負わせる」「―事件」「無辜(むこ)の外人を―する者あらば」〈東海散士・佳人之奇遇〉

しょう‐がい【障害・障×碍・障×礙】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がい【障害・障×碍・障×礙】シヤウ‐ [名]スルさまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。しょうげ。「旧弊が改革の―になる」「―を乗り越える」「電波―」「立憲公議の美政を組織せんと欲せば、之を―し是を非難し」〈東海散士・佳人之奇遇〉身体上の機能が十分に働かないこと。「胃腸―」「言語―」「障害競走」の略。

しょうがい‐きょういく【生涯教育】シヤウガイケウイク🔗🔉

しょうがい‐きょういく【生涯教育】シヤウガイケウイク 生涯にわたって学習や教育の機会が備えられるべきだとする考え方。また、学校・社会・家庭を包括するその教育。受益者の側からは、生涯学習。

しょうがい‐きょうそう【障害競走】シヤウガイキヤウソウ🔗🔉

しょうがい‐きょうそう【障害競走】シヤウガイキヤウソウ 馬術競技・競馬で、走路途中に土塁・柵(さく)などの障害物を設けて行う競走。

しょうがい‐ざい【傷害罪】シヤウガイ‐🔗🔉

しょうがい‐ざい【傷害罪】シヤウガイ‐ 他人の身体に故意に損傷を与える罪。

しょうがい‐しほう【渉外私法】セフグワイシハフ🔗🔉

しょうがい‐しほう【渉外私法】セフグワイシハフ 国際私法のこと。

しょうが‐いち【生×薑市】シヤウガ‐🔗🔉

しょうが‐いち【生×薑市】シヤウガ‐ 東京都港区にある芝大神宮で、毎年九月一一日から二一日までの祭礼に開かれる生薑を売る市。目腐れ市。《季 秋》

しょうがい‐ちし【傷害致死】シヤウガイ‐🔗🔉

しょうがい‐ちし【傷害致死】シヤウガイ‐ 暴行または傷害の結果として人を死に至らせること。「―罪」

しょう‐がいねん【小概念】セウ‐🔗🔉

しょう‐がいねん【小概念】セウ‐ 論理学で、定言的三段論法において、結論の主語となる概念。小名辞。

しょうがい‐ねんきん【障害年金】シヤウガイ‐🔗🔉

しょうがい‐ねんきん【障害年金】シヤウガイ‐ 年金保険で、心身に障害を受けた加入者に支給される年金。国民年金・厚生年金・共済年金などにある。

しょうがいぶつ‐きょうそう【障害物競走】シヤウガイブツキヤウソウ🔗🔉

しょうがいぶつ‐きょうそう【障害物競走】シヤウガイブツキヤウソウ 走路に種々の障害物を置き、それらを越えて速さを競う競技。陸上競技では、距離三〇〇〇メートルの間に二八個の障害物と七個の水濠(すいごう)を設置して行う。オリンピック種目。

しょうがい‐ほけん【傷害保険】シヤウガイ‐🔗🔉

しょうがい‐ほけん【傷害保険】シヤウガイ‐ 人保険の一。被保険者が急激かつ偶然な外来の事故によって身体に傷害を被った場合に、一定金額の保険金が給付される保険。

しょうがい‐ほしょう【障害補償】シヤウガイホシヤウ🔗🔉

しょうがい‐ほしょう【障害補償】シヤウガイホシヤウ 災害補償の一。業務上の負傷・疾病による身体上の障害に対して、使用者が労働者に行う補償。

しょうがい‐みすい【障害未遂】シヤウガイ‐🔗🔉

しょうがい‐みすい【障害未遂】シヤウガイ‐ 犯人が犯罪の実行に着手したが、外部的な障害のために遂げられなかった場合をいう。刑が減軽されることが多い。→中止未遂

しょう‐がく【小学】セウ‐🔗🔉

しょう‐がく【小学】セウ‐ 「小学校(しようがつこう)」の略。「―一年生」古代中国、夏・殷・周三代の学校で、八歳以上の児童を教育したところ。進退・洒掃(さいそう)・造字などを教えた。で主として文字構成の基本を教えたところから》漢字の形・音・義に関する研究。

しょうがく【小学】セウガク🔗🔉

しょうがく【小学】セウガク 中国宋代に、朱熹(しゆき)の門人劉子澄(りゆうしちよう)が編集した初学者用の教科書。全六巻。一一八七年成立。日常の礼儀作法や格言・善行などを古今の書から集めたもの。江戸時代に用いられた。

しょう‐がく【小額】セウ‐🔗🔉

しょう‐がく【小額】セウ‐ 小さい単位の金額。高額。

しょう‐がく【少額】セウ‐🔗🔉

しょう‐がく【少額】セウ‐ 少しの金額。わずかな金額。「―の補償金」多額。

しょう‐がく【正覚】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がく【正覚】シヤウ‐ 《「無上等正覚」の略》仏語。真の悟り。仏の悟り。等正覚。

しょう‐がく【昇楽】🔗🔉

しょう‐がく【昇楽】昇り楽」に同じ。

しょうがく【松岳】🔗🔉

しょうがく【松岳】 朝鮮半島北部、開城市の北にある山。朝鮮民主主義人民共和国の都市、開城の古称の一。松都ともいった。

しょう‐がく【商学】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がく【商学】シヤウ‐ 商業に関する学問の総称。「―部」

しょう‐がく【奨学】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がく【奨学】シヤウ‐ 学問や学術研究を奨励すること。「―生」

しょうがく‐いん【奨学院】シヤウガクヰン🔗🔉

しょうがく‐いん【奨学院】シヤウガクヰン 平安時代の大学別曹の一。元慶五年(八八一)在原行平が設置した私設学寮。諸王・同族子弟を教育し、平安末期には衰えたが、形式上の別当職は江戸時代まで続いた。大学南曹。

しょうがく‐きん【奨学金】シヤウガク‐🔗🔉

しょうがく‐きん【奨学金】シヤウガク‐ すぐれた学術研究を助けるため、研究者に与えられる金。奨学制度で、貸与または給付される学資金。

しょうがく‐しへい【小額紙幣】セウガク‐🔗🔉

しょうがく‐しへい【小額紙幣】セウガク‐ 額面金額の小さい紙幣。

しょうがく‐しょうか【小学唱歌】セウガクシヤウカ🔗🔉

しょうがく‐しょうか【小学唱歌】セウガクシヤウカ 小学校の音楽教育に用いられた唱歌。文部省著作の教科書に集められた「文部省唱歌」が中心。

しょうがくしょうかしゅう【小学唱歌集】セウガクシヤウカシフ🔗🔉

しょうがくしょうかしゅう【小学唱歌集】セウガクシヤウカシフ 唱歌集。三編。文部省音楽取調掛編。明治一四〜一七年(一八八一〜八四)刊。「蝶々」「蛍の光」「仰げば尊し」「庭の千草」などを収録。

しょうがく‐せい【小学生】セウガク‐🔗🔉

しょうがく‐せい【小学生】セウガク‐ 小学校の生徒。

しょう‐がくせい【章学誠】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐がくせい【章学誠】シヤウ‐一七三八〜一八〇一]中国、清代の学者。会稽(かいけい)(浙江省)の人。字(あざな)は実斎。史書の重要性を強調する独自の史学方法論を確立し、後世に影響を与えた。著「文史通義」「校讐(こうしゆう)通義」など。

しょうがく‐せいど【奨学制度】シヤウガク‐🔗🔉

しょうがく‐せいど【奨学制度】シヤウガク‐ 学術研究を奨励するために、研究者に研究費や賞金を与える制度。優秀でありながら経済的理由で修学が困難な学生・生徒に学資金を貸与または給付して援助する制度。育英制度。

しょうがく‐ぼう【正覚坊】シヤウガクバウ🔗🔉

しょうがく‐ぼう【正覚坊】シヤウガクバウ アオウミガメの別名。大酒飲み。

しょうが‐ざけ【生×薑酒】シヤウガ‐🔗🔉

しょうが‐ざけ【生×薑酒】シヤウガ‐ ショウガをすりおろして熱くした酒にまぜたもの。防寒または風邪薬に用いる。しょうがしゅ。《季 冬》「月旦を草する灯下―/蝶衣」

しょうが‐ず【生×薑酢】シヤウガ‐🔗🔉

しょうが‐ず【生×薑酢】シヤウガ‐ 二杯酢または三杯酢にショウガの汁を加えたもの。

しょう‐がち【正△月】シヤウグワチ🔗🔉

しょう‐がち【正月】シヤウグワチしょうがつ(正月)」に同じ。〈日葡〉

しょう‐がつ【正月】シヤウグワツ🔗🔉

しょう‐がつ【正月】シヤウグワツ 一年の最初の月。一月。むつき。また、年の初めを祝う行事が行われる期間。「盆と―が一緒に来たよう」「―気分が抜けない」「寝―」《季 新年》「―の太陽襁褓(むつき)もて翳(かげ)る/誓子」楽しく喜ばしいこと。「目の―をさせてもらった」 [類語]一月・新年・新春・初春(しよしゆん・はつはる)・孟春(もうしゆん)・春(はる)・年始・年初・松の内・睦月(むつき)

しょうがつ‐おくり【正月送り】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐おくり【正月送り】シヤウグワツ‐ 松納め

しょうがつ‐がい【正月買ひ】シヤウグワツがひ🔗🔉

しょうがつ‐がい【正月買ひ】シヤウグワツがひ 正月の遊女買い。祝儀など多額の費用がかかる。「―の大大尽、太夫様より付け届け」〈浄・阿波の鳴門〉

しょう‐がっく【小学区】セウガクク🔗🔉

しょう‐がっく【小学区】セウガクク 明治五年(一八七二)の学制で定められた学校設置および教育行政の単位区画。一中学区を二一〇区分したもので、それぞれ小学校が設置される予定だった。公立高等学校の通学区域で、一学区一校の小規模なもの。

しょうが‐づけ【生×薑漬(け)】シヤウガ‐🔗🔉

しょうが‐づけ【生×薑漬(け)】シヤウガ‐ ショウガの根茎を薄切りにして砂糖、あるいは甘酢や味噌に漬けたもの。

しょう‐がっこう【小学校】セウガクカウ🔗🔉

しょう‐がっこう【小学校】セウガクカウ 義務教育の第一段階で、初等普通教育を施す学校。修業年限は六年。学齢に達した満六歳から満一二歳までの児童の就学が、学校教育法によって義務づけられている。◆小学校の名称は、明治五年(一八七二)の学制発布に始まるが、昭和一六年(一九四一)から二二年までは国民学校と称された。

しょうがっこう‐れい【小学校令】セウガクカウ‐🔗🔉

しょうがっこう‐れい【小学校令】セウガクカウ‐ 旧制の小学校教育に関する基本的法令。明治一九年(一八八六)学校令の一部として制定。その後、数回改正され、昭和一六年(一九四一)国民学校令の制定により廃止。

しょうがつ‐こそで【正月小×袖】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐こそで【正月小×袖】シヤウグワツ‐ 正月の晴れ着として着る小袖。《季 新年》「老いてだに嬉し―かな/信徳」

しょうがつ‐ことば【正月言葉】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐ことば【正月言葉】シヤウグワツ‐ 正月の祝いの言葉。また、正月に使う縁起のよい言葉。海鼠(なまこ)を「俵子(たわらご)」、鼠(ねずみ)を「嫁が君」という類。体裁のよい言葉。「あとからはげる―」〈浄・忠臣蔵〉

しょうがつ‐ごや【正月小屋】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐ごや【正月小屋】シヤウグワツ‐ 小正月に少年たちが泊まり込み、その後に焼く仮小屋。東日本に多い風習。どんどん小屋。雪小屋。さいと小屋。

しょうがつ‐じまい【正月仕舞ひ】シヤウグワツじまひ🔗🔉

しょうがつ‐じまい【正月仕舞ひ】シヤウグワツじまひ 《「しょうがつしまい」とも》年末に、正月を迎える支度をすること。「それぞれの―、餅つかぬ宿もなく」〈浮・永代蔵・四〉

しょうがつ‐ぬのこ【正月布子】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐ぬのこ【正月布子】シヤウグワツ‐ 正月の晴れ着として着る布子。「―した者と同じやうに口をきくな」〈浮・胸算用・四〉

しょうがつ‐はじめ【正月始め】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐はじめ【正月始め】シヤウグワツ‐ 一二月一三日(または八日)に、正月を迎える準備を始めること。また、その日。すす払い、門松迎えなどをする。正月事始め。正月起こし。十三日祝。

しょうがつ‐もの【正月物】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐もの【正月物】シヤウグワツ‐ 正月を迎える用意の品物。特に、正月用の晴れ着。「―を拵(こしら)へたいにも隙(ひま)がなし」〈滑・浮世床・二〉

しょうがつ‐や【正月屋】シヤウグワツ‐🔗🔉

しょうがつ‐や【正月屋】シヤウグワツ‐ 江戸時代、汁粉・雑煮などを売った行商人。

しょうが‐とう【生×薑糖】シヤウガタウ🔗🔉

しょうが‐とう【生×薑糖】シヤウガタウ ショウガの汁を入れて板状に固めた砂糖菓子。

しょうが‐みそ【生×薑味×噌】シヤウガ‐🔗🔉

しょうが‐みそ【生×薑味×噌】シヤウガ‐ ショウガをすりおろして練り味噌とまぜたもの。寒気を防ぎ、からだを暖める。《季 冬》

しょうが‐ゆ【生×薑湯】シヤウガ‐🔗🔉

しょうが‐ゆ【生×薑湯】シヤウガ‐ ショウガをすりおろして砂糖をまぜ、熱湯を注いだ飲み物。発汗剤として用いる。《季 冬》「―や生きて五十の咽喉(のど)仏/友二」

しょう‐がわ【庄川】シヤウがは🔗🔉

しょう‐がわ【庄川】シヤウがは 岐阜県、烏帽子岳付近に源を発し、北流して砺波(となみ)平野に入り、新湊(しんみなと)市で富山湾に注ぐ川。ダムが多い。長さ一一五キロ。

しょう‐がん【賞×翫・賞×玩】シヤウグワン🔗🔉

しょう‐がん【賞×翫・賞×玩】シヤウグワン [名]スル《近世までは「しょうかん」》そのもののよさを楽しむこと。珍重すること。「書画を―する」味のよさを楽しむこと。賞味すること。「旬の味覚を―する」尊重すること。「方式に拘らず時の宜しきに従うを―すべき事なり」〈子規・墨汁一滴〉

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