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のど【×喉・×咽・×吭】🔗🔉

のど【×喉・×咽・×吭】 《「のんど」の音変化》口腔の奥の、食道と気管に通じる部分。咽喉(いんこう)。「御飯が―につかえる」「―まで出かかった言葉をのみこむ」頸部(けいぶ)の前面。のどくび。「剣で―を突く」歌う声。「自慢の―を聞かせる」急所。大切な箇所。のどくび。「補給路の―を抑える」書物の紙をとじてある背の方の部分。

のど【△閑・△和】🔗🔉

のど【閑・和】 [形動ナリ]のどか」に同じ。「明日香川しがらみ渡し塞かませば流るる水も―にかあらまし」〈万・一九七〉平穏無事であるさま。「大君の辺(へ)にこそ死なめ―には死なじ」〈続紀・聖武・歌謡〉

の‐どおみ【野遠見】‐どほみ🔗🔉

の‐どおみ【野遠見】‐どほみ 歌舞伎の大道具で、舞台の背景に使われる書き割りのうち、野原の景色を描いたもの。→遠見

のど‐か【長=閑】🔗🔉

のど‐か【長閑】 [形動][ナリ]静かでのんびりとして落ち着いているさま。「―な正月気分」「―な口調」空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。「―な小春日和」《季 春》「几巾(いか)白し―過ぎての夕ぐもり/太祇」ゆったりとくつろぐさま。急がないで気長に構えるさま。「その日―に暮らして、またの日帰る」〈かげろふ・中〉気にかけないさま。のんき。「人数なる世もやと待つ方は、いと―に思ひなされて」〈源・帚木〉 [派生]のどかさ[名]

のど‐くさり【×喉腐】🔗🔉

のど‐くさり【×喉腐】 ネズミゴチの別名。

のど‐くび【×喉×頸】🔗🔉

のど‐くび【××頸】 首の前面の部分。のどのあたり。「―を絞める」大事な所。急所。「ライバル会社の―を押さえる」

のど‐け・し【長=閑けし】🔗🔉

のど‐け・し【長閑けし】 [形ク]落ち着いてのんびりしている。のんきでゆったりしている。「世の中にたえて桜のなかりせば春の心は―・からまし」〈古今・春上〉天候が穏やかである。のどかで、うららかである。「かきたれて―・き頃の春雨にふるさと人をいかにしのぶや」〈源・真木柱〉《季 春》たいくつなほど暇である。「つくづくと一年を暮らすほどだにも、こよなう―・しや」〈徒然・七〉

のど‐ごし【×喉越し】🔗🔉

のど‐ごし【×喉越し】 飲食物がのどを通っていくこと。また、そのときの感じ。「―のよいビール」

のど‐じまん【×喉自慢】🔗🔉

のど‐じまん【×喉自慢】 声のよさや歌のうまさを自慢にすること。また、その人。放送局などが催す歌唱コンクール。「町内―大会」

のど‐ちんこ【×喉ちんこ】🔗🔉

のど‐ちんこ【×喉ちんこ】 口蓋垂(こうがいすい)の俗称。

のど‐つづみ【×喉鼓】🔗🔉

のど‐つづみ【×喉鼓】 食欲が盛んに起こるとき、のどがごくりと鳴ること。「思わず―を鳴らす」

のど‐のど🔗🔉

のど‐のど [副]きわめてのどかなさま。ゆったり。「―と霞みわたるに」〈更級〉

のと‐はんとう【能登半島】‐ハンタウ🔗🔉

のと‐はんとう【能登半島】‐ハンタウ 本州中央部の日本海に突出する半島。大部分は石川県。東の富山湾側を内浦、西側の日本海岸を外浦とよぶ。

のとはんとう‐こくていこうえん【能登半島国定公園】のとハンタウコクテイコウヱン🔗🔉

のとはんとう‐こくていこうえん【能登半島国定公園】のとハンタウコクテイコウヱン 能登半島の沿岸地域を占める国定公園。石川・富山両県にまたがる。海食崖が発達する外浦海岸、沈水海岸の内浦海岸、能登島や舳倉島(へくらじま)などを含む。

のど‐びこ【×喉×彦】🔗🔉

のど‐びこ【××彦】 《「のどひこ」とも》口蓋垂(こうがいすい)の俗称。のどちんこ。

のど‐ぶえ【×喉笛】🔗🔉

のど‐ぶえ【×喉笛】 のどの気管が通る部分。また、のどぼとけのあたり。ふえ。「―をかき切る」

のど‐ぼとけ【×喉仏】🔗🔉

のど‐ぼとけ【×喉仏】 のどの中間の、甲状軟骨が突出して高くなっている部分。成年男子に顕著で、西洋では俗にアダムのりんごという。のどぼね。

のど‐ぼね【×喉骨】🔗🔉

のど‐ぼね【×喉骨】喉仏(のどぼとけ)」に同じ。

のどま・る【△和まる】🔗🔉

のどま・る【和まる】 [動ラ四]のどかになる。落ち着く。静まる。ゆったりとなる。「何となく心―・る世なくこそありけれ」〈源・須磨〉

のど・む【△和む】🔗🔉

のど・む【和む】 [動マ下二]気持ちなどを落ち着かせる。やわらげる。静める。「心―・めて、人遣(や)りならぬ闇に惑はむ道の光にもし侍らむ」〈源・柏木〉物事や動作を控えめにする。ゆるめる。「このもののたまふ声を、少し―・めて聞かせ給へ」〈源・常夏〉時間をのばす。猶予する。「限りある御命にて、この世尽き給ひぬとも、ただ、いましばし―・め給へ」〈源・若菜下〉

のど‐もと【×喉元】🔗🔉

のど‐もと【×喉元】 のどのあたり。また、首の付け根のあたり。

のどもと‐じあん【×喉元思案】🔗🔉

のどもと‐じあん【×喉元思案】 胸のうちで深く考えたのではない、あさはかな考え。

のど‐やか【長=閑やか】🔗🔉

のど‐やか【長閑やか】 [形動][ナリ]「のどか」に同じ。「―な春の日」「雨よいほどに―に降りて」〈かげろふ・下〉「春の暮れつ方、―に艶なる空に」〈徒然・四三〉 [派生]のどやかさ[名]

のどよ・うのどよふ🔗🔉

のどよ・うのどよふ [動ハ四]細々として力のない声を出す。悲しげな声でなく。「飯炊(いひかし)くことも忘れてぬえ鳥の―・ひ居(を)るに」〈万・八九二〉

のど‐わ【×喉輪】🔗🔉

のど‐わ【×喉輪】 (よろい)の小具足の一。首にかけて、のどから胸板の上のすきまを覆うもの。月形の鉄に小札(こざね)の板二段の垂(たれ)を革製の蝙蝠付(こうもりづけ)で取り付ける。「喉輪攻(のどわぜ)め」の略。

のどわ‐ぜめ【×喉輪攻め】🔗🔉

のどわ‐ぜめ【×喉輪攻め】 相撲で、手を矢筈(やはず)の形にして相手ののどにあて、押して攻める方法。

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[音]カン    ゲン [訓]ひま    しず‐か    のど‐か    ふせ‐ぐ    なら‐う [部首]門 [総画数]12 [コード]区点    2055      JIS   3457      S‐JIS 8AD5 [分類]常用漢字 [難読語] →しず‐がき【閑掻・静掻】しずたに‐こう【閑谷黌】なおざり【等閑】のど‐か【長閑】のど‐け・し【長閑けし】

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[音]コウ [訓]のど [部首]口 [総画数]12 [コード]区点    2502      JIS   3922      S‐JIS 8D41 [難読語] →ざ‐こ【雑魚・雑喉】ざこば【雑喉場】

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[音]コウ [訓]のど    のどくび [部首]頁 [総画数]13 [コード]区点    8082      JIS   7072      S‐JIS E8F0 [難読語] →けっ‐こう【頡頏】

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