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のど【喉・咽】🔗⭐🔉
のど【閑・和】🔗⭐🔉
のど【閑・和】
①のどか。万葉集2「流るる水も―にかあらまし」
②無事。平安。続日本紀17「―には死せず」
の‐どおみ【野遠見】‥ドホ‥🔗⭐🔉
の‐どおみ【野遠見】‥ドホ‥
歌舞伎の大道具。遠く野面を描き、草木や人家をあしらった背景画。→遠見
のどか【長閑】🔗⭐🔉
のどか【長閑】
①のんびりと、おちついて静かなさま。ゆっくりと、あわてないさま。源氏物語花宴「―に袖かへすところを」。堤中納言物語「よろづは―にきこえむ」。「―な休日」
②気にかからないさま。心配のないさま。源氏物語帚木「いと―に想ひなされて」
③天気がよくて穏やかなさま。〈[季]春〉。宇津保物語楼上下「日―に」
○喉が渇くのどがかわく
人の物をうらやみ、欲しいと思う。浄瑠璃、百合若大臣野守鏡「とても盗まばあの刀、エエほしいこと、ほしいこと、―と言ひければ」
⇒のど【喉・咽】
○喉が鳴るのどがなる
おいしそうな食物を見て、大そう食欲が起こる。喉を鳴らす。
⇒のど【喉・咽】
○喉から手が出るのどからてがでる
欲しくてたまらないたとえ。「―ほど欲しい」
⇒のど【喉・咽】
○喉が渇くのどがかわく🔗⭐🔉
○喉が渇くのどがかわく
人の物をうらやみ、欲しいと思う。浄瑠璃、百合若大臣野守鏡「とても盗まばあの刀、エエほしいこと、ほしいこと、―と言ひければ」
⇒のど【喉・咽】
○喉が鳴るのどがなる🔗⭐🔉
○喉が鳴るのどがなる
おいしそうな食物を見て、大そう食欲が起こる。喉を鳴らす。
⇒のど【喉・咽】
○喉から手が出るのどからてがでる🔗⭐🔉
○喉から手が出るのどからてがでる
欲しくてたまらないたとえ。「―ほど欲しい」
⇒のど【喉・咽】
のど‐ぐさり【喉腐り】
〔動〕(喉から早く腐りだす意)ネズミゴチの異称。
のど‐くび【喉頸】
①頸の前面の喉のあたり。「―を締め上げる」
②大切な部分。急所。「―を押さえる」
のど‐ぐろ【喉黒】
(主に山陰地方で)アカムツ1の異称。
のど‐け【喉気】
炎症のために喉の内部が赤く腫れ上がる病気。喉痺こひ。浮世風呂4「はさんだ爪が―の薬になる」
のど‐け・し【長閑けし】
〔形ク〕
のどかである。しずかである。おだやかである。〈[季]春〉。古今和歌集春「ひさかたの光―・き春の日に」
の‐とこ【野床】
(四国・北九州地方で)苗代なわしろ。のうとこ。
のど‐ごし【喉越し】
飲食物が喉をくだる時の感覚。「―のいいビール」
のどこ‐びと【野床人】
(野山を寝床とする人の意)かりうど。猟師。秘蔵抄「うちむれてすがる狩るなる―」
のど‐じまん【喉自慢】
歌う声のよさを自慢すること。また、その人。「素人―」
のと‐ちぢみ【能登縮】
能登国鹿島・羽咋はくい地方から産する麻織物。能登上布。阿部屋あべや縮。
のど‐ちんこ【喉ちんこ】
(「ちんこ」は男根の幼児語)口蓋垂こうがいすいの俗称。
のど‐ちんぽ【喉ちんぽ】
(→)「のどちんこ」に同じ。
のど‐つづみ【喉鼓】
食欲がさかんに起こる時、喉が鳴ること。「―を鳴らす」
のど‐とめ【喉留め】
喉にとどめを刺すこと。
のど‐ぐさり【喉腐り】🔗⭐🔉
のど‐ぐさり【喉腐り】
〔動〕(喉から早く腐りだす意)ネズミゴチの異称。
のど‐くび【喉頸】🔗⭐🔉
のど‐くび【喉頸】
①頸の前面の喉のあたり。「―を締め上げる」
②大切な部分。急所。「―を押さえる」
のど‐ぐろ【喉黒】🔗⭐🔉
のど‐ぐろ【喉黒】
(主に山陰地方で)アカムツ1の異称。
のど‐け【喉気】🔗⭐🔉
のど‐け【喉気】
炎症のために喉の内部が赤く腫れ上がる病気。喉痺こひ。浮世風呂4「はさんだ爪が―の薬になる」
のど‐け・し【長閑けし】🔗⭐🔉
のど‐け・し【長閑けし】
〔形ク〕
のどかである。しずかである。おだやかである。〈[季]春〉。古今和歌集春「ひさかたの光―・き春の日に」
のど‐ごし【喉越し】🔗⭐🔉
のど‐ごし【喉越し】
飲食物が喉をくだる時の感覚。「―のいいビール」
のどこ‐びと【野床人】🔗⭐🔉
のどこ‐びと【野床人】
(野山を寝床とする人の意)かりうど。猟師。秘蔵抄「うちむれてすがる狩るなる―」
のど‐じまん【喉自慢】🔗⭐🔉
のど‐じまん【喉自慢】
歌う声のよさを自慢すること。また、その人。「素人―」
のど‐ちんこ【喉ちんこ】🔗⭐🔉
のど‐ちんこ【喉ちんこ】
(「ちんこ」は男根の幼児語)口蓋垂こうがいすいの俗称。
のど‐ちんぽ【喉ちんぽ】🔗⭐🔉
のど‐ちんぽ【喉ちんぽ】
(→)「のどちんこ」に同じ。
のど‐つづみ【喉鼓】🔗⭐🔉
のど‐つづみ【喉鼓】
食欲がさかんに起こる時、喉が鳴ること。「―を鳴らす」
のど‐とめ【喉留め】🔗⭐🔉
のど‐とめ【喉留め】
喉にとどめを刺すこと。
○野となれ山となれのとなれやまとなれ
どうなってもかまわない。「あとは―」
⇒の【野】
のど‐の‐くさり【喉の鎖】🔗⭐🔉
のど‐の‐くさり【喉の鎖】
(生命をつなぎとめるものと考えていう)のど。浄瑠璃、長町女腹切「―を一刀うんとばかり目もくれなゐ」
のど‐のど【長閑・閑長】🔗⭐🔉
のど‐のど【長閑・閑長】
甚だのどかなさま。ゆったり。更級日記「人目も見えず―と霞みわたりたるに」
のど‐び【喉び】🔗⭐🔉
のど‐び【喉び】
のどぶえ。好色一代男4「―に喰ひつく所をすかして指し殺し」
のど‐びこ【喉彦】🔗⭐🔉
のど‐びこ【喉彦】
口蓋垂こうがいすいの俗称。
のど‐ぶえ【喉笛】🔗⭐🔉
のど‐ぶえ【喉笛】
喉の気管の通ずる所。ふえ。源平盛衰記15「甲かぶとの鉢を打ち破りて―まで打ちさかんと」
のど‐ぼとけ【喉仏】🔗⭐🔉
のど‐ぼとけ【喉仏】
喉の中間にある甲状軟骨の突起した所。のどぼね。喉頭隆起。西洋では「アダムのりんご」という。
のど‐ぼね【喉骨】🔗⭐🔉
のど‐ぼね【喉骨】
(→)「のどぼとけ」に同じ。書言字考節用集「結喉、ノドボネ」
のど‐ま・る【和まる】🔗⭐🔉
のど‐ま・る【和まる】
〔自四〕
のどかになる。しずまる。おちつく。源氏物語蜻蛉「心も―・らず、目も暗き心地して」
のど・む【和む】🔗⭐🔉
のど・む【和む】
〔他下二〕
①のどかにする。気持をおちつかせる。源氏物語夕顔「思ひ―・めて」
②ゆるめる。控えめにする。源氏物語帚木「そのたなばたの裁ち縫ふ方を―・めて」
③時間をのばす。猶予する。源氏物語若菜下「今しばし―・め給へ」
のど‐もと【喉元】🔗⭐🔉
のど‐もと【喉元】
喉のところ。喉の部分。
⇒のどもと‐じあん【喉元思案】
⇒喉元過ぎれば熱さを忘れる
のどもと‐じあん【喉元思案】🔗⭐🔉
のどもと‐じあん【喉元思案】
あさはかな思案。
⇒のど‐もと【喉元】
○喉元過ぎれば熱さを忘れるのどもとすぎればあつさをわすれる
苦しかったことも、過ぎ去れば全く忘れてしまうことのたとえ。また、苦しい時には人を頼み、苦しさが去ればその恩を忘れることにいう。
⇒のど‐もと【喉元】
○喉元過ぎれば熱さを忘れるのどもとすぎればあつさをわすれる🔗⭐🔉
○喉元過ぎれば熱さを忘れるのどもとすぎればあつさをわすれる
苦しかったことも、過ぎ去れば全く忘れてしまうことのたとえ。また、苦しい時には人を頼み、苦しさが去ればその恩を忘れることにいう。
⇒のど‐もと【喉元】
のど‐やか【長閑やか】
(→)「のどか」に同じ。〈[季]春〉。源氏物語帚木「御とのゐ所も例よりは―なるここちするに」
のど‐よ・う‥ヨフ
〔自四〕
細々とした力の無い声で鳴く。万葉集5「ぬえ鳥の―・ひをるに」
のど‐よろい【喉鎧】‥ヨロヒ
喉を保護する鎧。
の‐どり【野鳥】
野生の鳥。やちょう。↔飼鳥
のと・る【則る】
〔自四〕
ノットルの促音ツを表記しない形。三蔵法師伝承徳点「大江の地に紀ノトレるが若し」
のど‐ろか【長閑ろか】
(→)「のどか」に同じ。源平盛衰記10「いと―にぞ見え給ひける」
のとろ‐に
〔副〕
しまりなく。むやみに。塩尻「―深入りする者かな」
のど‐わ【喉輪】
①鎧よろいの付属具。喉にかけて、頸部から胸上部をおおうもの。月形つきがたの鉄に垂たれ2段を蝙蝠付こうもりづけの革で取り付ける。よだれかけ。よだれがね。
喉輪
②喉輪攻めの略。
⇒のどわ‐ぜめ【喉輪攻め】
のどわ‐ぜめ【喉輪攻め】
相撲で、相手の喉に手を筈はずの形にして当て、押して攻めるもの。
⇒のど‐わ【喉輪】

のど‐やか【長閑やか】🔗⭐🔉
のど‐やか【長閑やか】
(→)「のどか」に同じ。〈[季]春〉。源氏物語帚木「御とのゐ所も例よりは―なるここちするに」
のど‐よ・う‥ヨフ🔗⭐🔉
のど‐よ・う‥ヨフ
〔自四〕
細々とした力の無い声で鳴く。万葉集5「ぬえ鳥の―・ひをるに」
のど‐よろい【喉鎧】‥ヨロヒ🔗⭐🔉
のど‐よろい【喉鎧】‥ヨロヒ
喉を保護する鎧。
の‐どり【野鳥】🔗⭐🔉
の‐どり【野鳥】
野生の鳥。やちょう。↔飼鳥
のど‐ろか【長閑ろか】🔗⭐🔉
のど‐ろか【長閑ろか】
(→)「のどか」に同じ。源平盛衰記10「いと―にぞ見え給ひける」
のど‐わ【喉輪】🔗⭐🔉
のど‐わ【喉輪】
①鎧よろいの付属具。喉にかけて、頸部から胸上部をおおうもの。月形つきがたの鉄に垂たれ2段を蝙蝠付こうもりづけの革で取り付ける。よだれかけ。よだれがね。
喉輪
②喉輪攻めの略。
⇒のどわ‐ぜめ【喉輪攻め】

のどわ‐ぜめ【喉輪攻め】🔗⭐🔉
○喉を干すのどをほす🔗⭐🔉
○喉を干すのどをほす
食べる物がなく、ひもじい思いをする。また、餓死する。
⇒のど【喉・咽】
○咽を搤して背を拊つのどをやくしてせをうつ🔗⭐🔉
○咽を搤して背を拊つのどをやくしてせをうつ
[史記劉敬伝]前から喉をしめ後ろから背をうつように、両面から急所を攻撃して避ける道がないようにする。
⇒のど【喉・咽】
の‐なか【野中】
野原のなか。万葉集2「岩代の―に立てる結び松」。「―の一軒家」
⇒のなか‐の‐しみず【野中の清水】
のなか【野中】
姓氏の一つ。
⇒のなか‐けんざん【野中兼山】
の‐なか【箆中】
矢の箆のの中程。保元物語「余る矢が法荘厳院の門の方立ほうだてに―せめてぞ立つたりける」。日葡辞書「ノナカノフシ」
のなか‐けんざん【野中兼山】
江戸前期の政治家・儒学者。名は良継。土佐藩の家老。朱子学を谷時中に学び、南学の流を伝えた。藩財政の確立のため治水や新田開発・港湾改修・殖産興業に努めたが、独裁的な施政が反感を買い、失脚。著「室戸港記」など。(1615〜1663)
⇒のなか【野中】
のなか‐の‐しみず【野中の清水】‥シミヅ
野中にわく清水。特に播磨国印南野いなみのにあったという清水。昔は冷たいよい水であったが、後にぬるくなったという。昔親しくて今疎遠になった人にたとえて詠む。(歌枕) 古今和歌集雑「いにしへの―ぬるけれどもとの心を知る人ぞ汲む」
⇒の‐なか【野中】
のに
〔助詞〕
(接続助詞。体言の代用をする助詞ノと助詞ニとが結合したもの。活用語の連体形に付く。助動詞「だ」には終止形にも付く)
①ある事柄から普通に予期されたこととは反対の事柄が起こったことを示すのに用いる。「雨が降る―出かけた」「安い―買わなかった」「静かな―ねむれない」「温厚な人だ―怒った」
②(1の後半を省略した用法)残念・不満の意を表す。「あれほど注意しておいた―」「よせばいい―」
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