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まと【的】🔗🔉

まと【的】 弓や銃砲などの発射の練習の目標にする道具。円形・方形など各種あるが、普通は中央に黒点を描いてある。標的。「―をねらう」物事をするときの目標・対象。めあて。「非難の―になる」「受験校の―を絞る」物事の核心。「―をそれた質問」紋所の名。を図案化したもの。

ま‐と【真×砥】🔗🔉

ま‐と【真×砥】 刃物を研ぐとき、仕上げに使うきめのごく細かい砥石。

まとい【×纏】まとひ🔗🔉

まとい【×纏】まとひ まとうこと。また、まとうもの。馬印の一種。さおの頭に飾りをつけ、その下に馬簾(ばれん)を垂らしたもの。江戸時代、にならって町火消しの各組のしるしとしたもの。

まと‐い【的射】🔗🔉

まと‐い【的射】 的を置いて矢を射ること。

まとい‐つ・く【×纏い付く】まとひ‐🔗🔉

まとい‐つ・く【×纏い付く】まとひ‐ [動カ五(四)]からみつく。まつわりつく。「子供が母親に―・く」

まとい‐もち【×纏持(ち)】まとひ‐🔗🔉

まとい‐もち【×纏持(ち)】まとひ‐ 町火消しの各組の中で、纏を持つ役の者。火事場では消し口の要路に立った。

まと・う【×纏う・△絡う】まとふ🔗🔉

まと・う【×纏う・絡う】まとふ [動ワ五(ハ四)]身につける。着る。「ドレスを身に―・う」「ぼろを―・う」からまる。巻きつく。また、からみつかせる。「矢の孔(あな)刀の疵(きず)ある白骨、収むる人もなければ、苔に―・はれて」〈太平記・九〉 [可能]まとえる

まとう‐だい【△的×鯛】‐だひ🔗🔉

まとう‐だい【×鯛】‐だひ マトウダイ目マトウダイ科の海水魚。泥底にすみ、全長約五〇センチ。体は卵円形で著しく側扁し、背びれの棘条(きよくじよう)が発達。全体に暗灰色で、体側中央部に円形の黒色斑があり、的を思わせる。本州以南に分布。食用。まとだい。

まとうど【△全△人】またうど🔗🔉

まとうど【人】またうど [名]《欠点のない完全な人の意から》正直者。律義者。「聟(むこ)殿は―ぢゃと聞いたが」〈虎寛狂・音曲聟〉[形動ナリ]ばかなさま。ぬけているさま。とんま。「―な犬ふみつけて猫の恋/芭蕉」〈茶の草子〉

まと‐かわ【的皮】‐かは🔗🔉

まと‐かわ【的皮】‐かは 日本の弓術で、的の後ろに張る布や皮。

まと‐ぐし【的×串】🔗🔉

まと‐ぐし【的×串】 日本の弓術で、的をかけたり、はさんだりするための柱。

マト‐グロッソ【Mato Grosso】🔗🔉

マト‐グロッソ【Mato Grosso】 《大灌木林の意》ブラジル中西部の州。北東部は高原の大草原で、南西部は大湿原。一九七九年にマトグロッソ‐ド‐スル州を分離。

マトグロッソ‐こうげん【マトグロッソ高原】‐カウゲン🔗🔉

マトグロッソ‐こうげん【マトグロッソ高原】‐カウゲン マトグロッソ州北東部に広がる高原。

まと‐ば【的場】🔗🔉

まと‐ば【的場】 的をかけ、弓・鉄砲などを練習する場所。射場。弓場。で、的をかけてある所。

まと‐はじめ【的始め】🔗🔉

まと‐はじめ【的始め】 武家で、年頭または弓場(ゆば)新造の際に初めて射技を試みること。また、その儀式。弓始め。弓場始め。

まと‐はずれ【的外れ】‐はづれ🔗🔉

まと‐はずれ【的外れ】‐はづれ [名・形動]《矢が的をはずれる意から》大事な点をはずしていること。見当違いなこと。また、そのさま。「―な返答」「その非難は―だ」

まと‐ぶぎょう【的奉行】‐ブギヤウ🔗🔉

まと‐ぶぎょう【的奉行】‐ブギヤウ 的始めのとき、矢数を記録する役。

まと‐まえ【的前】‐まへ🔗🔉

まと‐まえ【的前】‐まへ 射術練習のため、的に向かって弓を射ること。

まとまり【×纏まり】🔗🔉

まとまり【×纏まり】 まとまること。また、その状態。「話の―がつかない」「―のないグループ」

まとま・る【×纏まる】🔗🔉

まとま・る【×纏まる】 [動ラ五(四)]ばらばらのものが統一のとれたひとかたまりになる。「引っ越し荷物が―・る」「―・った金額」物事の筋道が立って整う。「計画が―・る」「考えが―・る」決まりがつく。互いの意志を一致させる。「交渉が―・る」「縁談が―・る」

まと・む【×纏む】🔗🔉

まと・む【×纏む】 [動マ下二]「まとめる」の文語形。

まとめ【×纏め】🔗🔉

まとめ【×纏め】 まとめること。また、まとめたもの。「―の段階に入る」

まとめ‐やく【×纏め役】🔗🔉

まとめ‐やく【×纏め役】 物事をまとめる役目。また、その役目の人。「人員の―」

まと・める【×纏める】🔗🔉

まと・める【×纏める】 [動マ下一]まと・む[マ下二]ばらばらのものを集めてひとかたまりのものにする。「作文を―・めて本にする」「一年分―・めて払い込む」物事の筋道を立てて整える。「アイデアを―・める」決まりをつける。互いの意志を一致させる。「紛争を―・める」「商談を―・める」

ま‐と‐も【正=面・△真△面】🔗🔉

ま‐と‐も【正面・面】 [名・形動]《「真(ま)つ面(も)」の意》まっすぐに向かい合うこと。正しく向かい合うこと。また、そのさま。真正面。「―に風を受ける」「―に相手の顔を見る」策略や駆け引きをしないこと。また、そのさま。「―に戦ってはとても勝てない」まじめなこと。正当であること。また、そのさま。「―な人間になりたい」「これは―な金だ」 [派生]まともさ[名]

ま‐とも【真×艫】🔗🔉

ま‐とも【真×艫】 船の、船尾正面。船尾正面に受ける風。「この風―でござる」〈浮・五人女・一〉

まと‐や【的矢】🔗🔉

まと‐や【的矢】 的と矢。的を射るのに用いる矢。けいこ用と、儀礼の行事用とがある。

まと‐や【的屋】🔗🔉

まと‐や【的屋】 料金を払って弓を射る遊びをする所。矢場(やば)

まとや‐わん【的矢湾】🔗🔉

まとや‐わん【的矢湾】 三重県、志摩半島東部のリアス式の湾。天然の良港で、古くから避難港として利用された。真珠やカキの養殖が盛ん。

まと‐ゆみ【的弓】🔗🔉

まと‐ゆみ【的弓】 的を射るための弓。的をかけて射る弓術。

ま‐とり【真鳥】🔗🔉

ま‐とり【真鳥】 鳥。また、鷲(わし)のようにりっぱな鳥。

まとり‐すむ【真鳥住む】🔗🔉

まとり‐すむ【真鳥住む】 〔枕〕鷲(わし)が住んでいたところから、「うなでの社(もり)」にかかる。「―雲梯(うなで)の社の神し知らさむ」〈万・三一〇〇〉

マトリックス【matrix】🔗🔉

マトリックス【matrix】 母体。また、基盤。母型。原型。行列(ぎようれつ)

マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】🔗🔉

マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】 座標・運動量などの物理量を行列で表し、その行列の間に交換関係を設定して解析する力学。ドイツのハイゼンベルクがボーアの理論をもとに作り上げ、のちに波動力学と同等であることがわかり、量子力学として統一された。行列力学。

まとり‐ば【真鳥羽】🔗🔉

まとり‐ば【真鳥羽】 矢羽に用いる鷲(わし)の羽。真羽(まば)

まとわし‐の‐うえのきぬ【縫=腋の×袍】まとはし‐うへのきぬ🔗🔉

まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋の×袍】まとはし‐うへのきぬ ほうえき(縫腋)のほう(袍)

まとわ・す【×纏わす】まとはす🔗🔉

まとわ・す【×纏わす】まとはす [動サ五(四)]まとうようにする。「からだに薄布を―・す」絶えずそばを離れないでつきまとわせる。「この殿をば父(てて)ぞとて、むつまじう―・し奉り給ふ」〈宇津保・楼上上〉

まとわ・る【×纏わる】まとはる🔗🔉

まとわ・る【×纏わる】まとはる [動ラ五(四)]まつわる」に同じ。「犬ののそのそと近づき来て踵の臭い嗅ぎに―・るも」〈露伴・いさなとり〉まつわる」に同じ。「五六尺ばかりなる蛇―・りて、口さしつけて臥したり」〈沙石集・七〉[動ラ下二]まつわる」に同じ。「裾ども取り広げ、紐どもの―・れたりける」〈狭衣・一〉まつわる」に同じ。「(猫ハ)姉おととの中につと―・れて」〈更級〉

マトン【mutton】🔗🔉

マトン【mutton】 羊の肉。→ラム

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[音]コウ [訓]まと    うかが‐う [部首]人 [総画数]9 [コード]区点    2484      JIS   3874      S‐JIS 8CF2 [分類]常用漢字

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[音]テキ    チャク [訓]まと    まさ‐に [部首]白 [総画数]8 [コード]区点    3710      JIS   452A      S‐JIS 9349 [分類]常用漢字 [難読語] →カイカイデ【快快的】セーデル【オランダcider】てき‐れき【的まとう‐だい【的鯛】マンマンデ【慢慢的】

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[音]テン    デン [訓]まと‐う    まとい [部首]糸 [総画数]21 [コード]区点    3727      JIS   453B      S‐JIS 935A [難読語] →かみ‐ばな【紙花・紙纏頭】てん‐じょう【纏繞】てん‐そく【纏足】てん‐ちゃく【纏着】てん‐めん【纏綿】はばき【脛巾・行纏】はん‐てん【半纏・半天・袢纏】まきむく‐やま【巻向山・纏向山】

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[音]ラク [訓]まと‐う    から‐まる    から‐む [部首]糸 [総画数]12 [コード]区点    4577      JIS   4D6D      S‐JIS 978D [分類]常用漢字 [難読語] →か‐ら【掛絡・掛羅・掛落】たたり【絡て‐がら【手絡】

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[音]チュウ    トウ [訓]まと‐う [部首]糸 [総画数]14 [コード]区点    6934      JIS   6542      S‐JIS E361 [難読語] →ちゅう‐びゅう【綢繆】

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[音]ビュウ    キュウ    リョウ    ボク    ボウ [訓]まと‐う [部首]糸 [総画数]17 [コード]区点    6957      JIS   6559      S‐JIS E378 [難読語] →ちゅう‐びゅう【綢繆】

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[音]ジョウ    ニョウ [訓]めぐ‐る    まと‐う [部首]糸 [総画数]18 [コード]区点    6969      JIS   6565      S‐JIS E385 [難読語] →い‐じょう【囲繞】いん‐にょう【廴繞】えだ‐にょう【支繞】かん‐にょう【凵繞】しん‐にゅう【之繞】しん‐にょう【之繞】すい‐にょう【夊繞】てん‐じょう【纏繞】にょう‐どう【繞堂・遶堂】にょう‐ぶつ【繞仏・遶仏】ぼく‐にょう【攴繞・攵繞】

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[音]テン    デン [訓]まと‐う    まとい [部首]糸 [総画数]22 [コード]区点    6985      JIS   6575      S‐JIS E395

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[音]カ [訓]まと‐う    つつ‐む    つつ‐み    くく‐み    くぐつ [部首]衣 [総画数]14 [コード]区点    7471      JIS   6A67      S‐JIS E5E5 [難読語] →くさ‐づと【草苞・草裹】ほう‐か【包裹】

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