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まと【的】🔗🔉

まと】 ①弓や銃砲の発射練習をする時、目標として立てておくもの。〈倭名類聚鈔4〉 ②めあて。目標。目的。また、世間の非難や興味の対象となるもの。「非難の―になる」「―はずれの批評」「命を―に戦う」 ③紋所の名。 ⇒的が立つ ⇒的に当たる ⇒的を射る

ま‐と【真砥】🔗🔉

ま‐と真砥】 刃物を磨ぐ時、最後に用いるきめ細かい質の砥石。〈倭名類聚鈔15〉↔荒砥

まと【待と】🔗🔉

まと待と】 (上代東国方言)「待つ」の訛。万葉集14「雨を―のす君をと―も」

まとい【纏】マトヒ🔗🔉

まといマトヒ ①まとうこと。 ②馬標うまじるしの一種。竿の頭に種々の飾りをつけ、多くはその下に馬簾ばれんを垂れた。 ③江戸中期以降、纏2に模して作り、火消組の標しるしとしたもの。 纏 ④纏持まといもちの略。 ⇒まとい‐もち【纏持】

まと‐い【的射】🔗🔉

まと‐い的射】 ①的をかけて矢を射ること。 ②正月、弓で的を射る神事。

まとい‐つ・く【纏い付く】マトヒ‥🔗🔉

まとい‐つ・く纏い付くマトヒ‥ 〔自五〕 からまりつく。まつわりつく。

まとい‐もち【纏持】マトヒ‥🔗🔉

まとい‐もち纏持マトヒ‥ 火消し2のうち、纏を持つ役を勤めるもの。消し口の要路に立つのが普通。 ⇒まとい【纏】

まと・う【纏う】マトフ🔗🔉

まと・う纏うマトフ [一]〔他五〕 ①巻きつくようにする。巻きつかせる。からみつかせる。法華経天喜頃点「手・脚繚マトハれ戻もとれらむ」。宇治拾遺物語14「経頼が足を三返四返ばかり―・ひけり」 ②身につける。「晴着を身に―・う」 [二]〔自四〕 巻きつく。からまる。からみつく。平家物語6「法衣自然に身に―・つて肩にかかり」

まとう‐だい【的鯛】‥ダヒ🔗🔉

まとう‐だい的鯛‥ダヒ マトウダイ科の海産の硬骨魚。全長約50センチメートル。暗灰色で、体側に1個の大きな暗褐色の円紋があり、的まとに似る。日本近海に分布。マトウ。マトウオ。マト。マトダイ。 マトウダイ 提供:東京動物園協会

まとうど【全人】マタウド🔗🔉

まとうど全人マタウド ①(欠点のない完全な人の意)正直な人。律義者。狂言、鶏聟「聟殿は―なと聞いたが」 ②馬鹿なこと。とんま。「―な犬ふみつけて猫の恋」(芭蕉)

マトゥラー【Mathurā 梵】🔗🔉

マトゥラーMathurā 梵】 インド北部、ウッタル‐プラデシュ州の古都。古くからヒンドゥー教の聖地、仏教・ジャイナ教の拠点として栄える。古代造形美術の中心地で、2世紀初めには純インド様式の仏像が造られた。マトゥーラ。秣羅。摩頭羅。

○的が立つまとがたつ🔗🔉

○的が立つまとがたつ (罰ばちが当たって)よいことはない。浄瑠璃、心中天の網島「此の罰たつた一つでも行先に―」 ⇒まと【的】 まど‐ガラス窓硝子】 窓に用いるガラス。窓用の板ガラス。ソーダガラスの一種。 まと‐かわ的皮‥カハ 射芸で、的のうしろに張った布、または皮。やまがた。 まとぎ ⇒またぎ まど‐ぎ窓木】 幹が二つに分かれて、上方で再び合したような木。山の神・天狗のすむ木として伐ることを忌む。 まど‐ぎわ窓際‥ギハ 窓のそば。窓辺。 ⇒まどぎわ‐ぞく【窓際族】 まどぎわ‐ぞく窓際族‥ギハ‥ 会社などで、部屋の窓際に席を与えられ、業務の中心からもはずされて毎日を退屈に過ごす中高年サラリーマンを揶揄した言葉。 ⇒まど‐ぎわ【窓際】 まと‐ぐし的串】 射芸で、的をかけ、または挟むのに用いる柱。 まど‐ぐち窓口】 ①窓になったところ。 ②窓を通して、人と応対し、それに関する事務をとる所。転じて、外部との折衝を担当する役。「役所の―」「―を引き受ける」 ⇒まどぐち‐きせい【窓口規制】 まどぐち‐きせい窓口規制】 〔経〕日本銀行が金融引締め時などに市中銀行に対して、貸出増加額を適正と認める範囲にとどめるよう指導すること。1991年廃止。窓口指導。 ⇒まど‐ぐち【窓口】 ま‐とこ真床】 床の美称。神代紀「―追衾おうふすまを以て…覆ひて」 まど‐ごし窓越し】 窓を隔てること。窓を隔てて物事をすること。万葉集11「―に月おし照りて」。「―の景色」「―に語らう」 ま‐どころ政所】 (マンドコロのンの表記されなかった形)その家で家政を執り行う所。源氏物語松風「西の対、わた殿などかけて―家司などあるべき様にしおかせ給ふ」 ま‐どころ間所】 へや。室。浄瑠璃、堀川波鼓「―とてもなきままに」 まど・し貧し】 〔形シク〕 貧乏である。不十分である。まずし。徒然草「財たから多ければ身を守るに―・し」 まど‐しょうじ窓障子‥シヤウ‥ 窓にたてる障子。 まど‐せん窓銭】 中世・近世、所により、窓数に応じて課した税。「―のうき世をはなす雪見かな」(其角) まど‐だい窓台】 窓下の敷居を受ける横材。 まと‐たて的立】 射芸の時に的を立てること。また、その役の人。 まと‐つけ的付】 射芸の時に射手の勝負を書きつけること。また、その書記役。

まと‐かわ【的皮】‥カハ🔗🔉

まと‐かわ的皮‥カハ 射芸で、的のうしろに張った布、または皮。やまがた。

まとぎ🔗🔉

まとぎ ⇒またぎ

まと‐ぐし【的串】🔗🔉

まと‐ぐし的串】 射芸で、的をかけ、または挟むのに用いる柱。

ま‐とこ【真床】🔗🔉

ま‐とこ真床】 床の美称。神代紀「―追衾おうふすまを以て…覆ひて」

まと‐たて【的立】🔗🔉

まと‐たて的立】 射芸の時に的を立てること。また、その役の人。

まと‐つけ【的付】🔗🔉

まと‐つけ的付】 射芸の時に射手の勝負を書きつけること。また、その書記役。 ○的に当たるまとにあたる 思惑通りになる。的中する。 ⇒まと【的】

○的に当たるまとにあたる🔗🔉

○的に当たるまとにあたる 思惑通りになる。的中する。 ⇒まと【的】 まど‐の‐うち窓の中】 女がまだ若くて深窓のうちで養われていること。源氏物語帚木「生ひさきこもれる―なるほどは」 まど‐の‐つき窓の月】 ①窓にさし込む月の光。 ②最中もなかの異称。最中の月。 まど‐の‐ほたる窓の蛍】 ①苦学のたとえ。 ②転じて、学問。源氏物語少女「―をむつび」→蛍雪けいせつ まど‐の‐ゆき窓の雪】 ①苦学のたとえ。 ②転じて、学問。→蛍雪けいせつ まと‐ば的場】 ①的をかけて弓を射る練習をする場所。弓場ゆば。矢場。射場。 ②1で的をかけてあるところ。射手の立つ場所に対していう。 まと‐はじめ的始め(→)弓場始ゆばはじめ2に同じ。 まと‐はずれ的外れ‥ハヅレ (矢が的に当たらない意から)肝要な点をはずれていること。「―な質問」「あなたの非難は―だ」 まと‐び万灯火(→)百八炬火ひゃくはちたひに同じ。 まと‐ぶぎょう的奉行‥ギヤウ 弓場始ゆばはじめ2で、矢数を書きつける係。 まど‐ふさぎ窓塞ぎ(→)「戸窓塞ぎ」に同じ。 まど‐ふた窓蓋】 突上げ窓の戸。好色五人女2「枕に近き―を突き上げ」 まど‐べ窓辺】 窓のそば。窓の近く。まどぎわ。 まと‐まえ的前‥マヘ 的に向かって弓を射ること。狂言、松脂「その上いづれも近日―をなさるるによつて」 まとまり纏り】 まとまること。まとまったぐあい。「―のない話」「―がない集団」「―をつける」 まとま・る纏まる】 〔自五〕 ①ばらばらだったものが、一つの整った状態のものになる。ひとかたまりになる。「意見が―・る」「―・って歩いて下さい」「―・った金を用意する」 ②望ましい状態で成就する。決着がつく。完成する。「論文が―・る」「縁談が―・る」 まと・む纏む】 〔他下二〕 ⇒まとめる(下一) ま‐どめ馬止(→)木場こばに同じ。 まとめ‐やく纏め役】 利害などの調整をして、事をスムーズに進行させる立場の人。「―に徹する」 まと・める纏める】 〔他下一〕[文]まと・む(下二) ①ばらばらだったものを一つの整った状態にする。「荷物を―・める」「意見を―・める」 ②望ましい状態に成就させる。決着をつける。完成させる。「交渉を―・める」「考えを―・める」 まとも真面】 (トは接続助詞ツの転) ①正面で向き合うこと。ましょうめん。「―に吹きつける風」 ②正道なこと。また、きちんとしているもの。まじめ。「―な人間」「―な考え」「―に挨拶もできない」 ま‐とも真艫】 ①船のまうしろの方向。真向き。 ②船の後方からまっすぐに吹く風。 マドモアゼルmademoiselle フランス】 ①未婚女性の名に冠する敬称。 ②お嬢さん。娘さん。また、その人に対する呼びかけの語。 まと‐もうし的申し‥マウシ 射場で、的の傍にいて、矢の当りを報告する人。〈倭名類聚鈔4まと‐や的矢】 ①的と矢。 ②的を射るのに用いる練習用・競技用の矢。 まと‐や的屋】 弓を射るところ。矢場やばまど‐やか円やか(→)「まどか」に同じ。 まと‐やま的山】 的を立てかけるために弓場ゆばの正面に築く小山。あずち。 まとや‐わん的矢湾】 三重県東部、志摩半島東端にある湾。東から西に深く入り込んだ沈水性の湾で、カキなどの養殖が盛ん。 的矢湾 撮影:的場 啓 まと‐ゆがけ的弽】 (的を射る時の弽の意)近世の歩射ぶしゃで、弦を親指の腹で引くために大指を堅く作った堅帽子かたぼうしの弽。 まと‐ゆみ的弓】 的を射るのに用いる弓。また、的に向かって弓を射ること。 マドラーmuddler】 カクテルなどの飲物をかきまぜる細い棒。 マドラサmadrasa アラビア】 イスラムの学院。11世紀に制度的に確立し、イスラム世界の高等教育機関として広く普及。モスクと併設される場合も多く、一般に寄進財産(ワクフ)で運営。近代の世俗教育の普及によって、宗教教育の専門機関となった。 マドラスMadras】 チェンナイの旧称。 ⇒マドラス‐チェック【Madras check】 マドラス‐チェックMadras check】 マドラス(チェンナイ)産の平織綿布に多く使われる格子柄。緑や黄色など強い色合いが特徴。 ⇒マドラス【Madras】 ま‐とり真鳥】 鷲わしの異称。また、梟ふくろう・木みみずくのような夜鳥ともいう。また、鶴・鵜・雉きじをもいう。 ⇒まとり‐すむ【真鳥住む】 ⇒まとり‐ば【真鳥羽】 ま‐どり間取り】 部屋の配置のしかた。「―のいい家」 マドリードMadrid】 スペインの首都。国のほぼ中央、カスティリア地方の高原に位置し、マンサナレス川が市中を貫流。王宮・プラド美術館・大闘牛場などがあり、市街の美麗なことで知られる。人口291万3千(2001)。英語名マドリッド。 マドリード マヨール広場 撮影:田沼武能 マドリード 王宮前広場 撮影:小松義夫 マトリカリアMatricaria ラテン】 キク科カミルレ属植物(その学名)。その一種のマトリカリアは、一年草で、南ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ60センチメートル内外。葉は羽裂し軟らかい。6〜7月頃、多数の白色の頭花を開き、花壇用または鉢花用。ナツシロギク。 マドリガルmadrigal】 ①14世紀の北イタリアで流行した牧歌的叙情詩による2〜3声部の世俗歌曲。 ②ルネサンス時代後期にイタリアで作られた多声世俗歌曲。ペトラルカ・タッソらの高雅な詩によった。エリザベス朝のイギリスでも英語のマドリガルが流行。マドリガーレ。 まとり‐すむ真鳥住む】 〔枕〕 「雲梯うなての森」にかかる。万葉集7「―卯名手の神社もりの菅の根を」 ⇒ま‐とり【真鳥】 マトリックスmatrix】 〔数〕(→)行列⇒マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】 マトリックス‐りきがくマトリックス力学(→)行列力学に同じ。 ⇒マトリックス【matrix】 まとり‐ば真鳥羽】 鷲の羽を矢羽に用いる時にいう語。真羽まば⇒ま‐とり【真鳥】 マトリョーシカmatreshka ロシア】 ロシアの代表的な木製人形。日本のこけしからヒントを得て作られ、大きさの違う人形を入れ子式にそれぞれの体内に納める。 ま‐ど・る間取る】 〔自四〕 ひまがいる。てまどる。浮世草子、御伽名題紙衣「―・らぬやうに工面なされて」 マドレーヌmadeleine フランス】 バターを多く含むケーキの生地を貝殻形などの型に入れて焼いた、小さな菓子。 マドレーヌ 撮影:関戸 勇 まどろ‐こし・い 〔形〕 (→)「まだるっこい」に同じ。 マドロスmatroos オランダ】 海員。水夫。船乗り。マタロス。 ⇒マドロス‐パイプ マドロス‐パイプ (和製語)タバコをつめる火皿が大きなパイプ。船乗りが多く使うからいう。 ⇒マドロス【matroos オランダ】 まどろっ‐こし・い 〔形〕 (→)「まだるっこい」に同じ。 ま‐どろみ微睡】 まどろむこと。しばらくとろとろと眠ること。 ま‐どろ・む微睡む】 〔自五〕 (「目とろむ」の意)うとうとと眠る。少しの間眠る。源氏物語桐壺「つゆ―・まれず、明かしかねさせ給ふ」。「しばし―・む」 まどわか・す惑わかすマドハカス 〔他五〕 (→)「まどわす」に同じ。和泉式部日記「夜のほどろに―・さるる騒がしの殿のおもと達や」 まど‐わく窓枠】 窓の周囲のわく。 まとわし‐の‐うえのきぬ縫腋袍マトハシ‥ウヘ‥ (→)「ほうえきのほう」に同じ。 まとわ・す纏わすマトハス 〔他五〕 ①からまりつくようにする。 ②馴れ親しんで付きまとうようにする。宇津保物語楼上上「この殿をば父こそとて睦まじう―・し奉り給ふ」 まどわ・す惑わすマドハス 〔他五〕 (古くは清音) ①思慮を乱させる。分別ふんべつを失わせる。古今和歌集「はつしものおき―・せる白菊の花」。「人を―・す言辞」 ②方向がわからないようにする。まごつかせる。万葉集2「神風にい吹き―・し」 ③ゆくえが知れないようにする。見失わせる。源氏物語夕顔「幼き人―・したりと中将の憂へしはさる人や」 まとわり‐つ・く纏わり付くマトハリ‥ 〔自五〕 (→)「まつわりつく」に同じ。「足に―・く猫」 まとわ・る纏はるマトハル 〔自下二〕 ①まきつく。からみつく。沙石集2「在世の蛇、池の中より出て仏の説法し給ふを草の根に―・れて聞く時に」 ②絶えずくっついていて離れない。まつわる。元真集「秋霧のはれぬおもひに―・れて」

まと‐ば【的場】🔗🔉

まと‐ば的場】 ①的をかけて弓を射る練習をする場所。弓場ゆば。矢場。射場。 ②1で的をかけてあるところ。射手の立つ場所に対していう。

まと‐はじめ【的始め】🔗🔉

まと‐はじめ的始め(→)弓場始ゆばはじめ2に同じ。

まと‐はずれ【的外れ】‥ハヅレ🔗🔉

まと‐はずれ的外れ‥ハヅレ (矢が的に当たらない意から)肝要な点をはずれていること。「―な質問」「あなたの非難は―だ」

まと‐び【万灯火】🔗🔉

まと‐び万灯火(→)百八炬火ひゃくはちたひに同じ。

まと‐ぶぎょう【的奉行】‥ギヤウ🔗🔉

まと‐ぶぎょう的奉行‥ギヤウ 弓場始ゆばはじめ2で、矢数を書きつける係。

まと‐まえ【的前】‥マヘ🔗🔉

まと‐まえ的前‥マヘ 的に向かって弓を射ること。狂言、松脂「その上いづれも近日―をなさるるによつて」

まとまり【纏り】🔗🔉

まとまり纏り】 まとまること。まとまったぐあい。「―のない話」「―がない集団」「―をつける」

まとま・る【纏まる】🔗🔉

まとま・る纏まる】 〔自五〕 ①ばらばらだったものが、一つの整った状態のものになる。ひとかたまりになる。「意見が―・る」「―・って歩いて下さい」「―・った金を用意する」 ②望ましい状態で成就する。決着がつく。完成する。「論文が―・る」「縁談が―・る」

まと・む【纏む】🔗🔉

まと・む纏む】 〔他下二〕 ⇒まとめる(下一)

まとめ‐やく【纏め役】🔗🔉

まとめ‐やく纏め役】 利害などの調整をして、事をスムーズに進行させる立場の人。「―に徹する」

まと・める【纏める】🔗🔉

まと・める纏める】 〔他下一〕[文]まと・む(下二) ①ばらばらだったものを一つの整った状態にする。「荷物を―・める」「意見を―・める」 ②望ましい状態に成就させる。決着をつける。完成させる。「交渉を―・める」「考えを―・める」

まとも【真面】🔗🔉

まとも真面】 (トは接続助詞ツの転) ①正面で向き合うこと。ましょうめん。「―に吹きつける風」 ②正道なこと。また、きちんとしているもの。まじめ。「―な人間」「―な考え」「―に挨拶もできない」

ま‐とも【真艫】🔗🔉

ま‐とも真艫】 ①船のまうしろの方向。真向き。 ②船の後方からまっすぐに吹く風。

まと‐もうし【的申し】‥マウシ🔗🔉

まと‐もうし的申し‥マウシ 射場で、的の傍にいて、矢の当りを報告する人。〈倭名類聚鈔4

まと‐や【的矢】🔗🔉

まと‐や的矢】 ①的と矢。 ②的を射るのに用いる練習用・競技用の矢。

まと‐や【的屋】🔗🔉

まと‐や的屋】 弓を射るところ。矢場やば

まと‐やま【的山】🔗🔉

まと‐やま的山】 的を立てかけるために弓場ゆばの正面に築く小山。あずち。

まとや‐わん【的矢湾】🔗🔉

まとや‐わん的矢湾】 三重県東部、志摩半島東端にある湾。東から西に深く入り込んだ沈水性の湾で、カキなどの養殖が盛ん。 的矢湾 撮影:的場 啓

まと‐ゆがけ【的弽】🔗🔉

まと‐ゆがけ的弽】 (的を射る時の弽の意)近世の歩射ぶしゃで、弦を親指の腹で引くために大指を堅く作った堅帽子かたぼうしの弽。

まと‐ゆみ【的弓】🔗🔉

まと‐ゆみ的弓】 的を射るのに用いる弓。また、的に向かって弓を射ること。

ま‐とり【真鳥】🔗🔉

ま‐とり真鳥】 鷲わしの異称。また、梟ふくろう・木みみずくのような夜鳥ともいう。また、鶴・鵜・雉きじをもいう。 ⇒まとり‐すむ【真鳥住む】 ⇒まとり‐ば【真鳥羽】

マトリカリア【Matricaria ラテン】🔗🔉

マトリカリアMatricaria ラテン】 キク科カミルレ属植物(その学名)。その一種のマトリカリアは、一年草で、南ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ60センチメートル内外。葉は羽裂し軟らかい。6〜7月頃、多数の白色の頭花を開き、花壇用または鉢花用。ナツシロギク。

まとり‐すむ【真鳥住む】🔗🔉

まとり‐すむ真鳥住む】 〔枕〕 「雲梯うなての森」にかかる。万葉集7「―卯名手の神社もりの菅の根を」 ⇒ま‐とり【真鳥】

マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】🔗🔉

マトリックス‐りきがくマトリックス力学(→)行列力学に同じ。 ⇒マトリックス【matrix】

まとり‐ば【真鳥羽】🔗🔉

まとり‐ば真鳥羽】 鷲の羽を矢羽に用いる時にいう語。真羽まば⇒ま‐とり【真鳥】

マトリョーシカ【matreshka ロシア】🔗🔉

マトリョーシカmatreshka ロシア】 ロシアの代表的な木製人形。日本のこけしからヒントを得て作られ、大きさの違う人形を入れ子式にそれぞれの体内に納める。

まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋袍】マトハシ‥ウヘ‥🔗🔉

まとわし‐の‐うえのきぬ縫腋袍マトハシ‥ウヘ‥ (→)「ほうえきのほう」に同じ。

まとわ・す【纏わす】マトハス🔗🔉

まとわ・す纏わすマトハス 〔他五〕 ①からまりつくようにする。 ②馴れ親しんで付きまとうようにする。宇津保物語楼上上「この殿をば父こそとて睦まじう―・し奉り給ふ」

まとわり‐つ・く【纏わり付く】マトハリ‥🔗🔉

まとわり‐つ・く纏わり付くマトハリ‥ 〔自五〕 (→)「まつわりつく」に同じ。「足に―・く猫」

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