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まと【的】🔗⭐🔉
ま‐と【真砥】🔗⭐🔉
ま‐と【真砥】
刃物を磨ぐ時、最後に用いるきめ細かい質の砥石。〈倭名類聚鈔15〉↔荒砥
まと【待と】🔗⭐🔉
まと【待と】
(上代東国方言)「待つ」の訛。万葉集14「雨を―のす君をと―も」
まとい【纏】マトヒ🔗⭐🔉
まとい【纏】マトヒ
①まとうこと。
②馬標うまじるしの一種。竿の頭に種々の飾りをつけ、多くはその下に馬簾ばれんを垂れた。
③江戸中期以降、纏2に模して作り、火消組の標しるしとしたもの。
纏
④纏持まといもちの略。
⇒まとい‐もち【纏持】
④纏持まといもちの略。
⇒まとい‐もち【纏持】
まと‐い【的射】🔗⭐🔉
まと‐い【的射】
①的をかけて矢を射ること。
②正月、弓で的を射る神事。
まとい‐つ・く【纏い付く】マトヒ‥🔗⭐🔉
まとい‐つ・く【纏い付く】マトヒ‥
〔自五〕
からまりつく。まつわりつく。
まとい‐もち【纏持】マトヒ‥🔗⭐🔉
まとい‐もち【纏持】マトヒ‥
火消し2のうち、纏を持つ役を勤めるもの。消し口の要路に立つのが普通。
⇒まとい【纏】
まと・う【纏う】マトフ🔗⭐🔉
まと・う【纏う】マトフ
[一]〔他五〕
①巻きつくようにする。巻きつかせる。からみつかせる。法華経天喜頃点「手・脚繚マトハれ戻もとれらむ」。宇治拾遺物語14「経頼が足を三返四返ばかり―・ひけり」
②身につける。「晴着を身に―・う」
[二]〔自四〕
巻きつく。からまる。からみつく。平家物語6「法衣自然に身に―・つて肩にかかり」
まとう‐だい【的鯛】‥ダヒ🔗⭐🔉
まとう‐だい【的鯛】‥ダヒ
マトウダイ科の海産の硬骨魚。全長約50センチメートル。暗灰色で、体側に1個の大きな暗褐色の円紋があり、的まとに似る。日本近海に分布。マトウ。マトウオ。マト。マトダイ。
マトウダイ
提供:東京動物園協会
まとうど【全人】マタウド🔗⭐🔉
まとうど【全人】マタウド
①(欠点のない完全な人の意)正直な人。律義者。狂言、鶏聟「聟殿は―なと聞いたが」
②馬鹿なこと。とんま。「―な犬ふみつけて猫の恋」(芭蕉)
マトゥラー【Mathurā 梵】🔗⭐🔉
マトゥラー【Mathurā 梵】
インド北部、ウッタル‐プラデシュ州の古都。古くからヒンドゥー教の聖地、仏教・ジャイナ教の拠点として栄える。古代造形美術の中心地で、2世紀初めには純インド様式の仏像が造られた。マトゥーラ。秣
羅。摩頭羅。
羅。摩頭羅。
○的が立つまとがたつ🔗⭐🔉
○的が立つまとがたつ
(罰ばちが当たって)よいことはない。浄瑠璃、心中天の網島「此の罰たつた一つでも行先に―」
⇒まと【的】
まど‐ガラス【窓硝子】
窓に用いるガラス。窓用の板ガラス。ソーダガラスの一種。
まと‐かわ【的皮】‥カハ
射芸で、的のうしろに張った布、または皮。やまがた。
まとぎ
⇒またぎ
まど‐ぎ【窓木】
幹が二つに分かれて、上方で再び合したような木。山の神・天狗のすむ木として伐ることを忌む。
まど‐ぎわ【窓際】‥ギハ
窓のそば。窓辺。
⇒まどぎわ‐ぞく【窓際族】
まどぎわ‐ぞく【窓際族】‥ギハ‥
会社などで、部屋の窓際に席を与えられ、業務の中心からもはずされて毎日を退屈に過ごす中高年サラリーマンを揶揄した言葉。
⇒まど‐ぎわ【窓際】
まと‐ぐし【的串】
射芸で、的をかけ、または挟むのに用いる柱。
まど‐ぐち【窓口】
①窓になったところ。
②窓を通して、人と応対し、それに関する事務をとる所。転じて、外部との折衝を担当する役。「役所の―」「―を引き受ける」
⇒まどぐち‐きせい【窓口規制】
まどぐち‐きせい【窓口規制】
〔経〕日本銀行が金融引締め時などに市中銀行に対して、貸出増加額を適正と認める範囲にとどめるよう指導すること。1991年廃止。窓口指導。
⇒まど‐ぐち【窓口】
ま‐とこ【真床】
床の美称。神代紀下「―追衾おうふすまを以て…覆ひて」
まど‐ごし【窓越し】
窓を隔てること。窓を隔てて物事をすること。万葉集11「―に月おし照りて」。「―の景色」「―に語らう」
ま‐どころ【政所】
(マンドコロのンの表記されなかった形)その家で家政を執り行う所。源氏物語松風「西の対、わた殿などかけて―家司などあるべき様にしおかせ給ふ」
ま‐どころ【間所】
へや。室。浄瑠璃、堀川波鼓「―とてもなきままに」
まど・し【貧し】
〔形シク〕
貧乏である。不十分である。まずし。徒然草「財たから多ければ身を守るに―・し」
まど‐しょうじ【窓障子】‥シヤウ‥
窓にたてる障子。
まど‐せん【窓銭】
中世・近世、所により、窓数に応じて課した税。「―のうき世をはなす雪見かな」(其角)
まど‐だい【窓台】
窓下の敷居を受ける横材。
まと‐たて【的立】
射芸の時に的を立てること。また、その役の人。
まと‐つけ【的付】
射芸の時に射手の勝負を書きつけること。また、その書記役。
まと‐かわ【的皮】‥カハ🔗⭐🔉
まと‐かわ【的皮】‥カハ
射芸で、的のうしろに張った布、または皮。やまがた。
まと‐ぐし【的串】🔗⭐🔉
まと‐ぐし【的串】
射芸で、的をかけ、または挟むのに用いる柱。
ま‐とこ【真床】🔗⭐🔉
ま‐とこ【真床】
床の美称。神代紀下「―追衾おうふすまを以て…覆ひて」
まと‐たて【的立】🔗⭐🔉
まと‐たて【的立】
射芸の時に的を立てること。また、その役の人。
○的に当たるまとにあたる🔗⭐🔉
○的に当たるまとにあたる
思惑通りになる。的中する。
⇒まと【的】
まど‐の‐うち【窓の中】
女がまだ若くて深窓のうちで養われていること。源氏物語帚木「生ひさきこもれる―なるほどは」
まど‐の‐つき【窓の月】
①窓にさし込む月の光。
②最中もなかの異称。最中の月。
まど‐の‐ほたる【窓の蛍】
①苦学のたとえ。
②転じて、学問。源氏物語少女「―をむつび」→蛍雪けいせつ
まど‐の‐ゆき【窓の雪】
①苦学のたとえ。
②転じて、学問。→蛍雪けいせつ
まと‐ば【的場】
①的をかけて弓を射る練習をする場所。弓場ゆば。矢場。射場。
②1で的をかけてあるところ。射手の立つ場所に対していう。
まと‐はじめ【的始め】
(→)弓場始ゆばはじめ2に同じ。
まと‐はずれ【的外れ】‥ハヅレ
(矢が的に当たらない意から)肝要な点をはずれていること。「―な質問」「あなたの非難は―だ」
まと‐び【万灯火】
(→)百八炬火ひゃくはちたひに同じ。
まと‐ぶぎょう【的奉行】‥ギヤウ
弓場始ゆばはじめ2で、矢数を書きつける係。
まど‐ふさぎ【窓塞ぎ】
(→)「戸窓塞ぎ」に同じ。
まど‐ふた【窓蓋】
突上げ窓の戸。好色五人女2「枕に近き―を突き上げ」
まど‐べ【窓辺】
窓のそば。窓の近く。まどぎわ。
まと‐まえ【的前】‥マヘ
的に向かって弓を射ること。狂言、松脂「その上いづれも近日―をなさるるによつて」
まとまり【纏り】
まとまること。まとまったぐあい。「―のない話」「―がない集団」「―をつける」
まとま・る【纏まる】
〔自五〕
①ばらばらだったものが、一つの整った状態のものになる。ひとかたまりになる。「意見が―・る」「―・って歩いて下さい」「―・った金を用意する」
②望ましい状態で成就する。決着がつく。完成する。「論文が―・る」「縁談が―・る」
まと・む【纏む】
〔他下二〕
⇒まとめる(下一)
ま‐どめ【馬止】
(→)木場こばに同じ。
まとめ‐やく【纏め役】
利害などの調整をして、事をスムーズに進行させる立場の人。「―に徹する」
まと・める【纏める】
〔他下一〕[文]まと・む(下二)
①ばらばらだったものを一つの整った状態にする。「荷物を―・める」「意見を―・める」
②望ましい状態に成就させる。決着をつける。完成させる。「交渉を―・める」「考えを―・める」
まとも【真面】
(トは接続助詞ツの転)
①正面で向き合うこと。ましょうめん。「―に吹きつける風」
②正道なこと。また、きちんとしているもの。まじめ。「―な人間」「―な考え」「―に挨拶もできない」
ま‐とも【真艫】
①船のまうしろの方向。真向き。
②船の後方からまっすぐに吹く風。
マドモアゼル【mademoiselle フランス】
①未婚女性の名に冠する敬称。
②お嬢さん。娘さん。また、その人に対する呼びかけの語。
まと‐もうし【的申し】‥マウシ
射場で、的の傍にいて、矢の当りを報告する人。〈倭名類聚鈔4〉
まと‐や【的矢】
①的と矢。
②的を射るのに用いる練習用・競技用の矢。
まと‐や【的屋】
弓を射るところ。矢場やば。
まど‐やか【円やか】
(→)「まどか」に同じ。
まと‐やま【的山】
的を立てかけるために弓場ゆばの正面に築く小山。あずち。
まとや‐わん【的矢湾】
三重県東部、志摩半島東端にある湾。東から西に深く入り込んだ沈水性の湾で、カキなどの養殖が盛ん。
的矢湾
撮影:的場 啓
まと‐ゆがけ【的弽】
(的を射る時の弽の意)近世の歩射ぶしゃで、弦を親指の腹で引くために大指を堅く作った堅帽子かたぼうしの弽。
まと‐ゆみ【的弓】
的を射るのに用いる弓。また、的に向かって弓を射ること。
マドラー【muddler】
カクテルなどの飲物をかきまぜる細い棒。
マドラサ【madrasa アラビア】
イスラムの学院。11世紀に制度的に確立し、イスラム世界の高等教育機関として広く普及。モスクと併設される場合も多く、一般に寄進財産(ワクフ)で運営。近代の世俗教育の普及によって、宗教教育の専門機関となった。
マドラス【Madras】
チェンナイの旧称。
⇒マドラス‐チェック【Madras check】
マドラス‐チェック【Madras check】
マドラス(チェンナイ)産の平織綿布に多く使われる格子柄。緑や黄色など強い色合いが特徴。
⇒マドラス【Madras】
ま‐とり【真鳥】
鷲わしの異称。また、梟ふくろう・木
みみずくのような夜鳥ともいう。また、鶴・鵜・雉きじをもいう。
⇒まとり‐すむ【真鳥住む】
⇒まとり‐ば【真鳥羽】
ま‐どり【間取り】
部屋の配置のしかた。「―のいい家」
マドリード【Madrid】
スペインの首都。国のほぼ中央、カスティリア地方の高原に位置し、マンサナレス川が市中を貫流。王宮・プラド美術館・大闘牛場などがあり、市街の美麗なことで知られる。人口291万3千(2001)。英語名マドリッド。
マドリード マヨール広場
撮影:田沼武能
マドリード 王宮前広場
撮影:小松義夫
マトリカリア【Matricaria ラテン】
キク科カミルレ属植物(その学名)。その一種のマトリカリアは、一年草で、南ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ60センチメートル内外。葉は羽裂し軟らかい。6〜7月頃、多数の白色の頭花を開き、花壇用または鉢花用。ナツシロギク。
マドリガル【madrigal】
①14世紀の北イタリアで流行した牧歌的叙情詩による2〜3声部の世俗歌曲。
②ルネサンス時代後期にイタリアで作られた多声世俗歌曲。ペトラルカ・タッソらの高雅な詩によった。エリザベス朝のイギリスでも英語のマドリガルが流行。マドリガーレ。
まとり‐すむ【真鳥住む】
〔枕〕
「雲梯うなての森」にかかる。万葉集7「―卯名手の神社もりの菅の根を」
⇒ま‐とり【真鳥】
マトリックス【matrix】
〔数〕(→)行列。
⇒マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】
マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】
(→)行列力学に同じ。
⇒マトリックス【matrix】
まとり‐ば【真鳥羽】
鷲の羽を矢羽に用いる時にいう語。真羽まば。
⇒ま‐とり【真鳥】
マトリョーシカ【matreshka ロシア】
ロシアの代表的な木製人形。日本のこけしからヒントを得て作られ、大きさの違う人形を入れ子式にそれぞれの体内に納める。
ま‐ど・る【間取る】
〔自四〕
ひまがいる。てまどる。浮世草子、御伽名題紙衣「―・らぬやうに工面なされて」
マドレーヌ【madeleine フランス】
バターを多く含むケーキの生地を貝殻形などの型に入れて焼いた、小さな菓子。
マドレーヌ
撮影:関戸 勇
まどろ‐こし・い
〔形〕
(→)「まだるっこい」に同じ。
マドロス【matroos オランダ】
海員。水夫。船乗り。マタロス。
⇒マドロス‐パイプ
マドロス‐パイプ
(和製語)タバコをつめる火皿が大きなパイプ。船乗りが多く使うからいう。
⇒マドロス【matroos オランダ】
まどろっ‐こし・い
〔形〕
(→)「まだるっこい」に同じ。
ま‐どろみ【微睡】
まどろむこと。しばらくとろとろと眠ること。
ま‐どろ・む【微睡む】
〔自五〕
(「目ま蕩とろむ」の意)うとうとと眠る。少しの間眠る。源氏物語桐壺「つゆ―・まれず、明かしかねさせ給ふ」。「しばし―・む」
まどわか・す【惑わかす】マドハカス
〔他五〕
(→)「まどわす」に同じ。和泉式部日記「夜のほどろに―・さるる騒がしの殿のおもと達や」
まど‐わく【窓枠】
窓の周囲のわく。
まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋袍】マトハシ‥ウヘ‥
(→)「ほうえきのほう」に同じ。
まとわ・す【纏わす】マトハス
〔他五〕
①からまりつくようにする。
②馴れ親しんで付きまとうようにする。宇津保物語楼上上「この殿をば父こそとて睦まじう―・し奉り給ふ」
まどわ・す【惑わす】マドハス
〔他五〕
(古くは清音)
①思慮を乱させる。分別ふんべつを失わせる。古今和歌集秋「はつしものおき―・せる白菊の花」。「人を―・す言辞」
②方向がわからないようにする。まごつかせる。万葉集2「神風にい吹き―・し」
③ゆくえが知れないようにする。見失わせる。源氏物語夕顔「幼き人―・したりと中将の憂へしはさる人や」
まとわり‐つ・く【纏わり付く】マトハリ‥
〔自五〕
(→)「まつわりつく」に同じ。「足に―・く猫」
まとわ・る【纏はる】マトハル
〔自下二〕
①まきつく。からみつく。沙石集2「在世の蛇、池の中より出て仏の説法し給ふを草の根に―・れて聞く時に」
②絶えずくっついていて離れない。まつわる。元真集「秋霧のはれぬおもひに―・れて」
まと‐ゆがけ【的弽】
(的を射る時の弽の意)近世の歩射ぶしゃで、弦を親指の腹で引くために大指を堅く作った堅帽子かたぼうしの弽。
まと‐ゆみ【的弓】
的を射るのに用いる弓。また、的に向かって弓を射ること。
マドラー【muddler】
カクテルなどの飲物をかきまぜる細い棒。
マドラサ【madrasa アラビア】
イスラムの学院。11世紀に制度的に確立し、イスラム世界の高等教育機関として広く普及。モスクと併設される場合も多く、一般に寄進財産(ワクフ)で運営。近代の世俗教育の普及によって、宗教教育の専門機関となった。
マドラス【Madras】
チェンナイの旧称。
⇒マドラス‐チェック【Madras check】
マドラス‐チェック【Madras check】
マドラス(チェンナイ)産の平織綿布に多く使われる格子柄。緑や黄色など強い色合いが特徴。
⇒マドラス【Madras】
ま‐とり【真鳥】
鷲わしの異称。また、梟ふくろう・木
みみずくのような夜鳥ともいう。また、鶴・鵜・雉きじをもいう。
⇒まとり‐すむ【真鳥住む】
⇒まとり‐ば【真鳥羽】
ま‐どり【間取り】
部屋の配置のしかた。「―のいい家」
マドリード【Madrid】
スペインの首都。国のほぼ中央、カスティリア地方の高原に位置し、マンサナレス川が市中を貫流。王宮・プラド美術館・大闘牛場などがあり、市街の美麗なことで知られる。人口291万3千(2001)。英語名マドリッド。
マドリード マヨール広場
撮影:田沼武能
マドリード 王宮前広場
撮影:小松義夫
マトリカリア【Matricaria ラテン】
キク科カミルレ属植物(その学名)。その一種のマトリカリアは、一年草で、南ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ60センチメートル内外。葉は羽裂し軟らかい。6〜7月頃、多数の白色の頭花を開き、花壇用または鉢花用。ナツシロギク。
マドリガル【madrigal】
①14世紀の北イタリアで流行した牧歌的叙情詩による2〜3声部の世俗歌曲。
②ルネサンス時代後期にイタリアで作られた多声世俗歌曲。ペトラルカ・タッソらの高雅な詩によった。エリザベス朝のイギリスでも英語のマドリガルが流行。マドリガーレ。
まとり‐すむ【真鳥住む】
〔枕〕
「雲梯うなての森」にかかる。万葉集7「―卯名手の神社もりの菅の根を」
⇒ま‐とり【真鳥】
マトリックス【matrix】
〔数〕(→)行列。
⇒マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】
マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】
(→)行列力学に同じ。
⇒マトリックス【matrix】
まとり‐ば【真鳥羽】
鷲の羽を矢羽に用いる時にいう語。真羽まば。
⇒ま‐とり【真鳥】
マトリョーシカ【matreshka ロシア】
ロシアの代表的な木製人形。日本のこけしからヒントを得て作られ、大きさの違う人形を入れ子式にそれぞれの体内に納める。
ま‐ど・る【間取る】
〔自四〕
ひまがいる。てまどる。浮世草子、御伽名題紙衣「―・らぬやうに工面なされて」
マドレーヌ【madeleine フランス】
バターを多く含むケーキの生地を貝殻形などの型に入れて焼いた、小さな菓子。
マドレーヌ
撮影:関戸 勇
まどろ‐こし・い
〔形〕
(→)「まだるっこい」に同じ。
マドロス【matroos オランダ】
海員。水夫。船乗り。マタロス。
⇒マドロス‐パイプ
マドロス‐パイプ
(和製語)タバコをつめる火皿が大きなパイプ。船乗りが多く使うからいう。
⇒マドロス【matroos オランダ】
まどろっ‐こし・い
〔形〕
(→)「まだるっこい」に同じ。
ま‐どろみ【微睡】
まどろむこと。しばらくとろとろと眠ること。
ま‐どろ・む【微睡む】
〔自五〕
(「目ま蕩とろむ」の意)うとうとと眠る。少しの間眠る。源氏物語桐壺「つゆ―・まれず、明かしかねさせ給ふ」。「しばし―・む」
まどわか・す【惑わかす】マドハカス
〔他五〕
(→)「まどわす」に同じ。和泉式部日記「夜のほどろに―・さるる騒がしの殿のおもと達や」
まど‐わく【窓枠】
窓の周囲のわく。
まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋袍】マトハシ‥ウヘ‥
(→)「ほうえきのほう」に同じ。
まとわ・す【纏わす】マトハス
〔他五〕
①からまりつくようにする。
②馴れ親しんで付きまとうようにする。宇津保物語楼上上「この殿をば父こそとて睦まじう―・し奉り給ふ」
まどわ・す【惑わす】マドハス
〔他五〕
(古くは清音)
①思慮を乱させる。分別ふんべつを失わせる。古今和歌集秋「はつしものおき―・せる白菊の花」。「人を―・す言辞」
②方向がわからないようにする。まごつかせる。万葉集2「神風にい吹き―・し」
③ゆくえが知れないようにする。見失わせる。源氏物語夕顔「幼き人―・したりと中将の憂へしはさる人や」
まとわり‐つ・く【纏わり付く】マトハリ‥
〔自五〕
(→)「まつわりつく」に同じ。「足に―・く猫」
まとわ・る【纏はる】マトハル
〔自下二〕
①まきつく。からみつく。沙石集2「在世の蛇、池の中より出て仏の説法し給ふを草の根に―・れて聞く時に」
②絶えずくっついていて離れない。まつわる。元真集「秋霧のはれぬおもひに―・れて」
まと‐ば【的場】🔗⭐🔉
まと‐ば【的場】
①的をかけて弓を射る練習をする場所。弓場ゆば。矢場。射場。
②1で的をかけてあるところ。射手の立つ場所に対していう。
まと‐はじめ【的始め】🔗⭐🔉
まと‐はじめ【的始め】
(→)弓場始ゆばはじめ2に同じ。
まと‐はずれ【的外れ】‥ハヅレ🔗⭐🔉
まと‐はずれ【的外れ】‥ハヅレ
(矢が的に当たらない意から)肝要な点をはずれていること。「―な質問」「あなたの非難は―だ」
まと‐び【万灯火】🔗⭐🔉
まと‐び【万灯火】
(→)百八炬火ひゃくはちたひに同じ。
まと‐ぶぎょう【的奉行】‥ギヤウ🔗⭐🔉
まと‐ぶぎょう【的奉行】‥ギヤウ
弓場始ゆばはじめ2で、矢数を書きつける係。
まと‐まえ【的前】‥マヘ🔗⭐🔉
まと‐まえ【的前】‥マヘ
的に向かって弓を射ること。狂言、松脂「その上いづれも近日―をなさるるによつて」
まとまり【纏り】🔗⭐🔉
まとまり【纏り】
まとまること。まとまったぐあい。「―のない話」「―がない集団」「―をつける」
まとま・る【纏まる】🔗⭐🔉
まとま・る【纏まる】
〔自五〕
①ばらばらだったものが、一つの整った状態のものになる。ひとかたまりになる。「意見が―・る」「―・って歩いて下さい」「―・った金を用意する」
②望ましい状態で成就する。決着がつく。完成する。「論文が―・る」「縁談が―・る」
まとめ‐やく【纏め役】🔗⭐🔉
まとめ‐やく【纏め役】
利害などの調整をして、事をスムーズに進行させる立場の人。「―に徹する」
まと・める【纏める】🔗⭐🔉
まと・める【纏める】
〔他下一〕[文]まと・む(下二)
①ばらばらだったものを一つの整った状態にする。「荷物を―・める」「意見を―・める」
②望ましい状態に成就させる。決着をつける。完成させる。「交渉を―・める」「考えを―・める」
まとも【真面】🔗⭐🔉
まとも【真面】
(トは接続助詞ツの転)
①正面で向き合うこと。ましょうめん。「―に吹きつける風」
②正道なこと。また、きちんとしているもの。まじめ。「―な人間」「―な考え」「―に挨拶もできない」
ま‐とも【真艫】🔗⭐🔉
ま‐とも【真艫】
①船のまうしろの方向。真向き。
②船の後方からまっすぐに吹く風。
まと‐もうし【的申し】‥マウシ🔗⭐🔉
まと‐もうし【的申し】‥マウシ
射場で、的の傍にいて、矢の当りを報告する人。〈倭名類聚鈔4〉
まと‐や【的矢】🔗⭐🔉
まと‐や【的矢】
①的と矢。
②的を射るのに用いる練習用・競技用の矢。
まと‐や【的屋】🔗⭐🔉
まと‐や【的屋】
弓を射るところ。矢場やば。
まと‐やま【的山】🔗⭐🔉
まと‐やま【的山】
的を立てかけるために弓場ゆばの正面に築く小山。あずち。
まとや‐わん【的矢湾】🔗⭐🔉
まとや‐わん【的矢湾】
三重県東部、志摩半島東端にある湾。東から西に深く入り込んだ沈水性の湾で、カキなどの養殖が盛ん。
的矢湾
撮影:的場 啓
まと‐ゆがけ【的弽】🔗⭐🔉
まと‐ゆがけ【的弽】
(的を射る時の弽の意)近世の歩射ぶしゃで、弦を親指の腹で引くために大指を堅く作った堅帽子かたぼうしの弽。
まと‐ゆみ【的弓】🔗⭐🔉
まと‐ゆみ【的弓】
的を射るのに用いる弓。また、的に向かって弓を射ること。
ま‐とり【真鳥】🔗⭐🔉
マトリカリア【Matricaria ラテン】🔗⭐🔉
マトリカリア【Matricaria ラテン】
キク科カミルレ属植物(その学名)。その一種のマトリカリアは、一年草で、南ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ60センチメートル内外。葉は羽裂し軟らかい。6〜7月頃、多数の白色の頭花を開き、花壇用または鉢花用。ナツシロギク。
まとり‐すむ【真鳥住む】🔗⭐🔉
まとり‐すむ【真鳥住む】
〔枕〕
「雲梯うなての森」にかかる。万葉集7「―卯名手の神社もりの菅の根を」
⇒ま‐とり【真鳥】
マトリックス【matrix】🔗⭐🔉
マトリックス【matrix】
〔数〕(→)行列。
⇒マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】
マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】🔗⭐🔉
マトリックス‐りきがく【マトリックス力学】
(→)行列力学に同じ。
⇒マトリックス【matrix】
まとり‐ば【真鳥羽】🔗⭐🔉
まとり‐ば【真鳥羽】
鷲の羽を矢羽に用いる時にいう語。真羽まば。
⇒ま‐とり【真鳥】
マトリョーシカ【matreshka ロシア】🔗⭐🔉
マトリョーシカ【matreshka ロシア】
ロシアの代表的な木製人形。日本のこけしからヒントを得て作られ、大きさの違う人形を入れ子式にそれぞれの体内に納める。
まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋袍】マトハシ‥ウヘ‥🔗⭐🔉
まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋袍】マトハシ‥ウヘ‥
(→)「ほうえきのほう」に同じ。
まとわ・す【纏わす】マトハス🔗⭐🔉
まとわ・す【纏わす】マトハス
〔他五〕
①からまりつくようにする。
②馴れ親しんで付きまとうようにする。宇津保物語楼上上「この殿をば父こそとて睦まじう―・し奉り給ふ」
まとわり‐つ・く【纏わり付く】マトハリ‥🔗⭐🔉
まとわり‐つ・く【纏わり付く】マトハリ‥
〔自五〕
(→)「まつわりつく」に同じ。「足に―・く猫」
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