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に‐ごい【似×鯉】‐ごひ🔗🔉

に‐ごい【似×鯉】‐ごひ コイ科の淡水魚。湖沼や中・下流の川底にすむ。全長約五〇センチ。体は細長くわずかに側扁し、口ひげは一対。背側は暗褐色で腹側は白い。食用。さい。

に‐ごう【二号】‐ガウ🔗🔉

に‐ごう【二号】‐ガウ 第二番目であること。また、そのもの。「―車」めかけのこと。本妻を一号と見立てていう。

に‐ごう【二合】‐ガフ🔗🔉

に‐ごう【二合】‐ガフ 一合の二倍。→合(ごう)《二官を合わせて一官とする意》平安時代、年給制における年官として、二分官である目(さかん)一人と一分官である史生(ししよう)一人との代わりに、三分官である掾(じよう)一人を任命したこと。「二合体」の略。

にこう‐しき【二項式】ニカウ‐🔗🔉

にこう‐しき【二項式】ニカウ‐ 項が二つある式。a+b, ab2-2cなど。

にごう‐たい【二合体】ニガフ‐🔗🔉

にごう‐たい【二合体】ニガフ‐ 花押(かおう)の様式の一。実名の二字の字画の一部を組み合わせて作ったもの。二合。二合の判。→花押

にこうてい‐きかん【二行程機関】ニカウテイキクワン🔗🔉

にこうてい‐きかん【二行程機関】ニカウテイキクワン 二サイクル機関

にこう‐ていり【二項定理】ニカウ‐🔗🔉

にこう‐ていり【二項定理】ニカウ‐ 代数で、二項式の累乗を、二項の同次式として表す公式。(a+b)2=a2+2ab+b2など。

にごう‐はん【二合半】ニガフ‐🔗🔉

にごう‐はん【二合半】ニガフ‐ 二合五勺(約〇・四五リツトル)のこと。《一日五合の扶持米を朝夕二度に分けて食べたところから》武家の下級の奉公人。また、身分の低い奴(やつこ)などを卑しめていう語。

に‐こく【二黒】🔗🔉

に‐こく【二黒】 じこく(二黒)

にこ・し【△和し・△柔し】🔗🔉

にこ・し【和し・柔し】 [形ク]やわらかい。荒々しくない。穏やかである。「毛の―・き物、毛の荒き物」〈祝詞・広瀬大忌祭〉

ニコシア【Nicosia】🔗🔉

ニコシア【Nicosia】 キプロス共和国の首都。一〇世紀以降キプロス島の中心地として発展。歴史的建造物が多い。小麦やぶどう酒の集散地。人口、都市圏一七万(一九九一)。レフコシア。

に‐ごしらえ【荷×拵え】‐ごしらへ🔗🔉

に‐ごしらえ【荷×拵え】‐ごしらへ [名]スル荷づくりをすること。「短時間で―する」

にご・す【濁す】🔗🔉

にご・す【濁す】 [動サ五(四)]濁るようにする。濁らせる。「水を―・す」言葉などをあいまいにする。ごまかす。「口を―・す」 [可能]にごせる

ニコチン【nicotine;ドイツNikotin】🔗🔉

ニコチン【nicotine;ドイツNikotin】 タバコの葉に含まれるアルカロイドの一。無色の揮発性の液体で、空気に触れると褐色になる。独特の臭気と味をもち、水に溶けやすい。神経系に作用し、興奮もしくは麻痺(まひ)させる。猛毒。農業用殺虫剤などに使用。化学式C10H14N2

ニコチン‐さん【ニコチン酸】🔗🔉

ニコチン‐さん【ニコチン酸】 ビタミンB複合体の一。無色の結晶。ニコチン酸アミドの形で生体内に広く分布し、特に動物の肝臓に多い。欠乏症ではペラグラになる。化学式C6H5NO2 ナイアシン。

にこ‐つ・く🔗🔉

にこ‐つ・く [動カ五(四)]にっこりする。「彦右衛門も―・きながら」〈露伴・いさなとり〉

にこ‐にこ🔗🔉

にこ‐にこ [副]スル楽しそうにほほえみを浮かべるさま。にっこり。「―(と)笑う」「―して話しかける」

に‐こみ【煮込み】🔗🔉

に‐こみ【煮込み】 煮汁を十分に入れて長時間弱火で煮ること。また、そのもの。「―うどん」

に‐こ・む【煮込む】🔗🔉

に‐こ・む【煮込む】 [動マ五(四)]いろいろな材料をまぜて煮る。「肉や野菜をふんだんに―・む」時間をかけて煮る。「とろ火で―・む」

にこ‐や【△和や・△柔や】🔗🔉

にこ‐や【和や・柔や】 やわらかいこと。また、そのもの。「蠶衾(むしぶすま)―が下に」〈記・上・歌謡〉

にこ‐やか【△和やか・△柔やか】🔗🔉

にこ‐やか【和やか・柔やか】 [形動][ナリ]ほほえみを浮かべるさま。にこにこしているさま。「―にあいさつを返す」物腰・筆跡などの、柔らかいさま。「―なる方の懐かしさは」〈源・梅枝〉

にこ‐よか【△和よか・△柔よか】🔗🔉

にこ‐よか【和よか・柔よか】 [形動ナリ]「にこやか」に同じ。「秋風になびく川辺(かはび)のにこ草の―にしも思ほゆるかも」〈万・四三〇九〉

にこ‐よん🔗🔉

にこ‐よん 《「二個四」の意。昭和二〇年代の半ばに、失業対策事業に就労して職業安定所からもらう日給が二四〇円だったところから》日雇労働者の俗称。

ニコライ【Nikolay】🔗🔉

ニコライ【Nikolay】 一八三六〜一九一二]ロシア正教会の宣教師。日本ハリストス正教会の創始者。一八六一年、函館のロシア領事館付き司祭として来日し、布教。一九〇六年大主教となる。→ニコライ堂(一世)[一七九六〜一八五五]ロシア皇帝。在位一八二五〜五五。即位直後デカブリストの乱を鎮圧、反動的専制政治を行い、クリミア戦争を起こした。(二世)[一八六八〜一九一八]ロシア最後の皇帝。在位一八九四〜一九一七。即位後、積極的に極東に進出したが、日露戦争に敗北。第一次大戦中の一九一七年、ロシア革命により退位、のち、シベリアで処刑された。

ニコラウス‐クサヌス【Nicolaus Cusanus】🔗🔉

ニコラウス‐クサヌス【Nicolaus Cusanus】一四〇一〜一四六四]ドイツの神学者・哲学者。神秘主義と自然科学の調和を目ざす独自の哲学を説き、地球球体説を擁護し、近世への道を開いた先駆者といわれる。著「知ある無知」など。

にごら・す【濁らす】🔗🔉

にごら・す【濁らす】 [動サ五(四)]濁るようにする。にごす。「水を―・す」言葉をあいまいにする。ごまかす。「口を―・す」

にごり【濁り】🔗🔉

にごり【濁り】 濁っていること。透明でないこと。「水の―」「レンズの―」色・音声などが、鮮明でないこと。「―のある発色」精神などが、けがれていること。「心の―」濁音の符号。濁点。「濁り酒」の略。

にごり‐え【濁り江】🔗🔉

にごり‐え【濁り江】 水の濁っている入り江。「―の澄まむことこそ難(かた)からめいかでほのかに影を見せまし」〈新古今・恋一〉

にごりえ🔗🔉

にごりえ 樋口一葉の小説。明治二八年(一八九五)発表。酌婦お力を通して、下層社会の暗い宿命観を写実的に描く。

にごり‐ぐち【×艙口】🔗🔉

にごり‐ぐち【×艙口】 船の貨物を船倉から揚げ卸しするために、上甲板に設けた四角い穴。そうこう。

にごり‐ざけ【濁り酒】🔗🔉

にごり‐ざけ【濁り酒】(こうじ)の糟(かす)を漉(こ)してない、白く濁った酒。どぶろく。だくしゅ。《季 秋》「藁の栓してみちのくの―/青邨」

にごり‐てん【濁り点】🔗🔉

にごり‐てん【濁り点】 濁音を表す記号。だくてん。

にごり‐みず【濁り水】‐みづ🔗🔉

にごり‐みず【濁り水】‐みづ 濁った水。澄んでいない水。だくすい。

にご・る【濁る】🔗🔉

にご・る【濁る】 [動ラ五(四)]液体・気体などに他の物質がまじりこんで透明でなくなる。「水が―・る」「煙で空気が―・る」澄む。色・音声などが鮮明でなくなる。「―・った声」澄む。精神などが健全でなくなる。けがれる。「欲望で―・った心」濁音になる。濁点を打つ。「この字は―・って読む」澄む。

ニコルソン【Ben Nicholson】🔗🔉

ニコルソン【Ben Nicholson】一八九四〜一九八二]英国の画家。モンドリアンの影響を受け、幾何学的構成の作品を発表。清朗な叙情性を特色とする。

に‐ごろ【煮×頃】🔗🔉

に‐ごろ【煮×頃】 煮て食うのにちょうどよいころあい。「煮頃鮒(にごろぶな)」の略。

にごろ‐ぶな【煮×頃×鮒】🔗🔉

にごろ‐ぶな【煮××鮒】 フナの一亜種。全長約四〇センチ。体高が低く、体は筒形に近い。琵琶湖特産で、鮒鮨の材料として珍重。まるぶな。

に‐ごん【二言】🔗🔉

に‐ごん【二言】 二度ものを言うこと。ふたこと。「一言、―」前に言ったことと違うことを言うこと。「武士に―はない」

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[音]コン [訓]ま‐ぜる    ま‐じる    ま‐ざる    にご‐る [部首]水 [総画数]11 [コード]区点    2614      JIS   3A2E      S‐JIS 8DAC [分類]常用漢字 [難読語] →こん‐か【混和】コンクリート【concrete】こんこう‐ほう【混汞法】ホンイーソー【混一色】

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[音]ジョク    ダク    タク [訓]にご‐る    にご‐す [部首]水 [総画数]16 [コード]区点    3489      JIS   4279      S‐JIS 91F7 [分類]常用漢字 [難読語] →お‐じょく【汚濁】ぎょう‐どう【凝当・凝濁】けん‐じょく【見濁】こう‐じょく【劫濁】ご‐じょく【五濁】こん‐だく【混濁・溷濁】じょく‐あく【濁悪】だみ‐ごえ【訛み声・濁声】どぶろく【濁醪・濁酒】

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[音]コン [訓]にご‐る    すべ‐て [部首]水 [総画数]12 [コード]区点    6253      JIS   5E55      S‐JIS 9FD3 [難読語] →とよくこん【吐谷渾】

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[音]コン [訓]みだ‐れる    みだ‐す    けが‐れる    けが‐す    にご‐る    かわや [部首]水 [総画数]13 [コード]区点    6271      JIS   5E67      S‐JIS 9FE5 [難読語] →こん‐だく【混濁・溷濁】

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