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じん‐こう【人工】🔗🔉

じん‐こう【人工】 自然の事物や現象に人間が手を加えること。また、人間の手で自然と同じようなものを作り出したり、自然と同じような現象を起こさせたりすること。「―の湖」「―着色」天然。

じんこう‐えいせい【人工衛星】‐ヱイセイ🔗🔉

じんこう‐えいせい【人工衛星】‐ヱイセイ ロケットで打ち上げられ、地球や月など太陽系の惑星の周囲を公転する人工の物体。ソ連が一九五七年に打ち上げたスプートニク一号が最初。

じんこう‐えいよう【人工栄養】‐エイヤウ🔗🔉

じんこう‐えいよう【人工栄養】‐エイヤウ 口から栄養がとれないとき、注射・点滴・浣腸(かんちよう)などによって人工的に栄養を補給すること。生理的食塩水・ぶどう糖液などが使われる。母乳以外の、牛乳・練乳・粉乳・果汁液などで乳児を育てること。自然栄養。

じんこう‐かいすい【人工海水】🔗🔉

じんこう‐かいすい【人工海水】 海水と似た組成で塩類を溶かし込んだ水。海産生物の飼育などに用いる。

じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】‐カンミレウ🔗🔉

じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】‐カンミレウ 合成して作った甘味料。食品衛生法によって規定される。

じんこう‐ききょう【人工気胸】🔗🔉

じんこう‐ききょう【人工気胸】 肺結核の治療法の一。人工的に胸膜腔に空気を注入し、肺を圧迫して縮小させ、結核菌などの活動を抑える。気胸療法。

じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】‐ギヨセウ🔗🔉

じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】‐ギヨセウ 海中に廃船やコンクリートブロックなどを沈めて造った魚礁。築(つ)き磯(いそ)

じんこう‐けつえき【人工血液】🔗🔉

じんこう‐けつえき【人工血液】 血液と同じ働きをもつ人工的な物質。赤血球の機能をもつものは研究中であるが、血漿については開発され、代用血漿(だいようけつしよう)をさしていうことがある。

じんこう‐げんご【人工言語】🔗🔉

じんこう‐げんご【人工言語】 自然言語に対し、国際語を目ざして意図的、人工的に作られた言語。エスペラントの類。自然言語。形式言語

じんこう‐こうう【人工降雨】‐カウウ🔗🔉

じんこう‐こうう【人工降雨】‐カウウ 雲の上から、氷晶核となるドライアイスの小片や沃化銀(ようかぎん)の微粒子をまき、人工的に雨を降らすこと。

じんこう‐こうぶつ【人工公物】🔗🔉

じんこう‐こうぶつ【人工公物】 行政主体において人工を加え、これを公の用に供する公物。道路・運河など。自然公物。

じんこう‐こうもん【人工×肛門】‐カウモン🔗🔉

じんこう‐こうもん【人工×肛門】‐カウモン 直腸や大腸の一部を摘出手術した場合、正常な大腸の一端を穴をあけた腹壁に結合したときの便の排出口。

じんこう‐こきゅう【人工呼吸】‐コキフ🔗🔉

じんこう‐こきゅう【人工呼吸】‐コキフ 仮死状態に陥ったり、ショックなどで呼吸が止まったりした場合に、人為的に肺に空気を流入させ、呼吸を回復させること。口から直接空気を吹き込む方法や胸を押す方法などがある。

じんこうこきゅう‐き【人工呼吸器】ジンコウコキフ‐🔗🔉

じんこうこきゅう‐き【人工呼吸器】ジンコウコキフ‐ レスピレーター

じんこう‐じしん【人工地震】‐ヂシン🔗🔉

じんこう‐じしん【人工地震】‐ヂシン 地下構造や地下資源の調査のために、火薬の爆発などによって人工的に起こす地震。

じんこう‐しば【人工芝】🔗🔉

じんこう‐しば【人工芝】 芝生に似せてつくった、合成樹脂製の敷物。野球場などで使う。

じんこう‐じゅうりょく【人工重力】‐ヂユウリヨク🔗🔉

じんこう‐じゅうりょく【人工重力】‐ヂユウリヨク 無重量状態が人間に与える影響をなくすために、人工的に作り出される擬似重力。宇宙船などを回転させて得られる遠心力により発生させる。

じんこう‐じゅせい【人工受精・人工授精】🔗🔉

じんこう‐じゅせい【人工受精・人工授精】 人為的に雄から採取した精液を雌に注入して受胎させること。ヒトでは不妊症の対策として、また家畜などでは品種改良や繁殖のために行われる。人工媒精。人為受精。

じんこう‐じゅふん【人工受粉】🔗🔉

じんこう‐じゅふん【人工受粉】 人為的に花粉を雌しべにつけてやること。果樹やウリ類でよく行う。人為受粉。

じんこう‐しんぞう【人工心臓】‐シンザウ🔗🔉

じんこう‐しんぞう【人工心臓】‐シンザウ 心臓の機能を代行する装置。患者の心臓を摘出してから挿入する完全人工心臓と、残したまま装着する補助人工心臓とがある。

じんこう‐じんぞう【人工×腎臓】‐ジンザウ🔗🔉

じんこう‐じんぞう【人工×腎臓】‐ジンザウ 腎臓に代わって血液を浄化するための装置。動脈血を体外に導き、血液中の不要物を取り除いて体内に戻す。透析によって行うので血液透析装置ともいう。

じんこう‐しんぱい【人工心肺】🔗🔉

じんこう‐しんぱい【人工心肺】 心臓手術の際に一時的に心臓と肺の機能を代行する装置。静脈血をポンプで体外に導き、これに酸素を与えて炭酸ガスを除いたのち、再び動脈に送り込む。

じんこう‐ぞうき【人工臓器】‐ザウキ🔗🔉

じんこう‐ぞうき【人工臓器】‐ザウキ 人工材料を用いた、生体の臓器の機能を代行させる装置。人工心肺・人工腎臓など。

じんこうたいよう‐とう【人工太陽灯】ジンコウタイヤウ‐🔗🔉

じんこうたいよう‐とう【人工太陽灯】ジンコウタイヤウ‐ 太陽光に似た光を発する人工灯。主に水銀石英灯をさす。紫外線を発生し、普通の照明より紫・青色を比較的多く含むが、熱は発生しない。

じんこう‐たんいせいしょく【人工単為生殖】‐タンヰセイシヨク🔗🔉

じんこう‐たんいせいしょく【人工単為生殖】‐タンヰセイシヨク 受精していない卵を人工的処置によって発生させること。人為単為生殖。

じんこう‐ちのう【人工知能】🔗🔉

じんこう‐ちのう【人工知能】 《artificial intelligence》コンピューターで、記憶・推論・判断・学習など、人間の知的機能を代行できるようにモデル化されたソフトウエア‐システム。AI。

じんこう‐てき【人工的】🔗🔉

じんこう‐てき【人工的】 [形動]自然と類似の事物・現象を、人間がつくったり起こさせたりするさま。「―に雨を降らす」「―な庭園」

じんこう‐とうはん【人工登×攀】🔗🔉

じんこう‐とうはん【人工登×攀】 足場や手がかりの少ない岩壁を、ハンマー・ハーケン・カラビナ・埋め込みボルト・あぶみなどの人工的な手段を用いて登攀する方法。→フリークライミング

じんこう‐にく【人工肉】🔗🔉

じんこう‐にく【人工肉】 大豆や小麦のたんぱく質を主原料とする肉状の食品。植物性たんぱく質の補給や肉加工食品の増量材に用いる。

じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】🔗🔉

じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】 妊娠の持続が母体にとって危険である場合などに、人為的に胎児およびその付属物を母体外に排出すること。日本では優生保護法に基づき、一定の条件のもとに認められている。妊娠中絶。

じんこうふか‐ほう【人工×孵化法】ジンコウフクワハフ🔗🔉

じんこうふか‐ほう【人工×孵化法】ジンコウフクワハフ 鳥・魚・蚕などの卵を孵化器を用いるなどして人工的に孵化させる方法。

じんこう‐ほうしゃせいかくしゅ【人工放射性核種】‐ハウシヤセイカクシユ🔗🔉

じんこう‐ほうしゃせいかくしゅ【人工放射性核種】‐ハウシヤセイカクシユ (クシユ)加速器や原子炉を利用して、α(アルフア)線・β(ベータ)線・陽子・中性子などを原子核に当てて人工的な核変換を行うことによって作り出される放射性核種。現在ではほとんどの元素について得ることができる。

じんこう‐ほうしゃせいげんそ【人工放射性元素】‐ハウシヤセイゲンソ🔗🔉

じんこう‐ほうしゃせいげんそ【人工放射性元素】‐ハウシヤセイゲンソ (イゲンソ)原子炉や加速器などで、陽子・中性子などを原子核に当てて人工的に作り出される放射性元素。

じんこう‐ほうしゃのう【人工放射能】‐ハウシヤノウ🔗🔉

じんこう‐ほうしゃのう【人工放射能】‐ハウシヤノウ 人工放射性元素がα(アルフア)線・β(ベータ)線・γ(ガンマ)線などの放射線を出す性質。

じんこう‐りん【人工林】🔗🔉

じんこう‐りん【人工林】 種まきや植樹などにより、人為的につくった森林。天然林。

じんこう‐わくせい【人工惑星】🔗🔉

じんこう‐わくせい【人工惑星】 地球を回る軌道から離れて、惑星のように太陽を公転する人工の物体。NASA(アメリカ航空宇宙局)が一九六〇年五月一一日に打ち上げたパイオニア(先駆者、開拓者)五号は、三一二日で太陽を一公転する軌道に乗り、世界初の人工惑星になった。

にん‐く【人工】🔗🔉

にん‐く【人工】 作業者の手間を数える語。ある仕事に一日または一時間に要する人員数で表し、土木工事の見積り書などに用いられる。

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