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広辞苑の検索結果 (41)

じん‐こう【人工】🔗🔉

じん‐こう人工】 人手を加えること。また、人力で作り出すこと。人為。「―の美」↔天然。 ⇒じんこう‐えいせい【人工衛星】 ⇒じんこう‐えいよう【人工栄養】 ⇒じんこう‐かいすい【人工海水】 ⇒じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】 ⇒じんこう‐ききょう【人工気胸】 ⇒じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】 ⇒じんこう‐けつえき【人工血液】 ⇒じんこう‐げんご【人工言語】 ⇒じんこう‐こうう【人工降雨】 ⇒じんこう‐こうぶつ【人工公物】 ⇒じんこう‐こうもん【人工肛門】 ⇒じんこう‐こきゅうき【人工呼吸器】 ⇒じんこう‐こきゅうほう【人工呼吸法】 ⇒じんこう‐じしん【人工地震】 ⇒じんこう‐しば【人工芝】 ⇒じんこう‐じばん【人工地盤】 ⇒じんこう‐じゅせい【人工授精】 ⇒じんこう‐じゅふん【人工授粉】 ⇒じんこう‐しょうめい【人工照明】 ⇒じんこう‐しんぞう【人工心臓】 ⇒じんこう‐しんぱい【人工心肺】 ⇒じんこう‐せいめい【人工生命】 ⇒じんこう‐ぞうき【人工臓器】 ⇒じんこう‐たんいせいしょく【人工単為生殖】 ⇒じんこう‐ちのう【人工知能】 ⇒じんこう‐つうふう【人工通風】 ⇒じんこう‐てき【人工的】 ⇒じんこう‐とうせき【人工透析】 ⇒じんこう‐とうはん【人工登攀】 ⇒じんこう‐ないぞう【人工内臓】 ⇒じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】 ⇒じんこう‐はいねつ【人工排熱】 ⇒じんこう‐ふか【人工孵化】 ⇒じんこう‐ふかほう【人工孵化法】 ⇒じんこう‐ほうしゃのう【人工放射能】 ⇒じんこう‐ゆき【人工雪】 ⇒じんこう‐りん【人工林】 ⇒じんこう‐わくせい【人工惑星】

じんこう‐えいせい【人工衛星】‥ヱイ‥🔗🔉

じんこう‐えいせい人工衛星‥ヱイ‥ ロケットで打ち上げられ、地球・火星などの惑星や月のまわりを公転する人工物体。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐えいよう【人工栄養】‥ヤウ🔗🔉

じんこう‐えいよう人工栄養‥ヤウ ①普通の摂食が不十分または不可能な時、皮下・静脈内または直腸などに、生理的食塩水・ブドウ糖液・乳化脂肪液などを注入する栄養。 ②母乳を用いず、粉乳などで乳児を育てること。↔自然栄養。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐かいすい【人工海水】🔗🔉

じんこう‐かいすい人工海水】 海産生物の飼育用に、天然海水に近い成分になるように調合して作った水溶液。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】‥レウ🔗🔉

じんこう‐かんみりょう人工甘味料‥レウ 化学的に合成した甘味料。サッカリン・アスパルテームの類。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ききょう【人工気胸】🔗🔉

じんこう‐ききょう人工気胸(→)気胸療法に同じ。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】‥セウ🔗🔉

じんこう‐ぎょしょう人工魚礁‥セウ 水産資源を育成・保護し、また乱獲を防ぐために海中に設置した岩石・コンクリート‐ブロック・廃船などの構造物。築磯つきいそ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐けつえき【人工血液】🔗🔉

じんこう‐けつえき人工血液】 主に赤血球の機能を代行するためにつくられた液体。人のヘモグロビンを原料とするものと化学物質を利用するものとがある。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐げんご【人工言語】🔗🔉

じんこう‐げんご人工言語】 ①(artificial language)いくつかの言語の特徴を混ぜ合わせて、人工的に作られた言語。ザメンホフのエスペラント、オグデンのベーシック‐イングリッシュなど。↔自然言語。 ②コンピューターのプログラムのために作られた記号体系。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐こうう【人工降雨】‥カウ‥🔗🔉

じんこう‐こうう人工降雨‥カウ‥ 雲にヨウ化銀やドライアイスをまき、人工的に降雨を促進すること。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐こうぶつ【人工公物】🔗🔉

じんこう‐こうぶつ人工公物】 人工を加えて公の用に供される公物。道路・橋などの類。↔自然公物。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐こうもん【人工肛門】‥カウ‥🔗🔉

じんこう‐こうもん人工肛門‥カウ‥ 直腸癌や鎖肛さこうなどで肛門が排泄口の役割を果たさなくなった時、下腹壁皮膚を開口して大腸の一部をつなぎ、排便口として設置するもの。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐こきゅうき【人工呼吸器】‥キフ‥🔗🔉

じんこう‐こきゅうき人工呼吸器‥キフ‥ 人為的に肺呼吸を行わせる装置。胸郭に外から陰圧を加える鉄の肺型と、気道に陽圧を加えて肺を内からおしひろげる方式とがあり、多く後者が用いられる。レスピレーター。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐こきゅうほう【人工呼吸法】‥キフハフ🔗🔉

じんこう‐こきゅうほう人工呼吸法‥キフハフ 仮死状態または人事不省の者を蘇生させるために、人工的に肺に空気を流通させる方法。両手で横隔膜部の圧迫を反復するものや、呼気を口移しに直接吹き込むものなどがある。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐じしん【人工地震】‥ヂ‥🔗🔉

じんこう‐じしん人工地震‥ヂ‥ 地下構造探査のため、火薬による爆発や人工的な振動を利用して起こした地震。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐しば【人工芝】🔗🔉

じんこう‐しば人工芝】 合成樹脂を素材とした芝の代用物。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐じばん【人工地盤】‥ヂ‥🔗🔉

じんこう‐じばん人工地盤‥ヂ‥ 地面・水面の上に人工的に設置された地盤。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐じゅせい【人工授精】🔗🔉

じんこう‐じゅせい人工授精】 性交によらず、人為的に受精させること。人の不妊治療として行われるほか、家畜繁殖にも応用。人為授精。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐じゅふん【人工授粉】🔗🔉

じんこう‐じゅふん人工授粉】 果実や種子を実らせる目的で、人工的に花粉を雌しべに受粉させること。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐しょうめい【人工照明】‥セウ‥🔗🔉

じんこう‐しょうめい人工照明‥セウ‥ 太陽光でなく、白熱電球・蛍光灯・水銀灯などを光源とする照明。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐しんぞう【人工心臓】‥ザウ🔗🔉

じんこう‐しんぞう人工心臓‥ザウ 機能不全に陥った心臓機能を代行するための人工臓器。心臓を摘出してそこに挿入するものと、体外に接着し主として左心室を補助するものとがあるが、未だ完全なものはない。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐しんぱい【人工心肺】🔗🔉

じんこう‐しんぱい人工心肺】 心臓と肺の働きを代行する装置。ポンプと血液酸素化装置をもち、心臓や大動脈などの大血管の手術のさいに血液を大静脈から導き、酸素を与えて大動脈に送り出す。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐せいめい【人工生命】🔗🔉

じんこう‐せいめい人工生命】 (artificial life)コンピューター‐システムなどの人工物を用いて、交配・増殖・運動・摂食・学習・適応・進化など生命の持つ諸活動を構築したもの。ALと略記。シミュレーションを行うことで、現存する生命の理解を深めたり、生命現象に特徴的に見られる諸原理を解明したりするのに用いる。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ぞうき【人工臓器】‥ザウ‥🔗🔉

じんこう‐ぞうき人工臓器‥ザウ‥ 臓器組織の機能を代行する人工の装置。人工心臓・人工腎臓などのほか、人工血管・人工骨などの人工的組織をも含む。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ちのう【人工知能】🔗🔉

じんこう‐ちのう人工知能】 (artificial intelligence)推論・判断などの知的な機能を人工的に実現するための研究。また、これらの機能を備えたコンピューター‐システム。1956年に、アメリカのマッカーシー(J. McCarthy1927〜)が命名。知識を蓄積するデータベース部、集めた知識から結論をひきだす推論部が不可欠である。データベースを自動的に構築したり誤った知識を訂正したりする学習機能を持つものもある。AI  ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐つうふう【人工通風】🔗🔉

じんこう‐つうふう人工通風(→)強制通風に同じ。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐てき【人工的】🔗🔉

じんこう‐てき人工的】 人の手によって作り出されたさま。「―な庭園」「―に地震を起こす」 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐とうせき【人工透析】🔗🔉

じんこう‐とうせき人工透析】 人工の装置(人工腎臓)に患者の血液を通し、本来腎臓から排泄されるべき有毒物質を除去する治療法。腎不全や薬物中毒の治療に用いる。血液透析。体外透析。腎透析。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐とうはん【人工登攀】🔗🔉

じんこう‐とうはん人工登攀】 岩登りで、ハーケン・埋込みボルト・あぶみなど人工的な手段に体重をあずけて登攀する方法。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ないぞう【人工内臓】‥ザウ🔗🔉

じんこう‐ないぞう人工内臓‥ザウ ある内臓の機能を代行する人工の装置。その内臓の機能不全のある患者に用いる。人工心臓・人工腎臓など。 ⇒じん‐こう【人工】 ○人口に入るじんこうにいる 人々のうわさになる。「人口に乗る」とも。太平記10「天下の人口に入らんことこそ口惜しけれ」 ⇒じん‐こう【人口】 ○人口に膾炙するじんこうにかいしゃする [虎堂録・林嵩、周朴詩集](膾炙はなますとあぶり肉。だれもが美味とするもの)広く人々の口の端にのぼってもてはやされる。 ⇒じん‐こう【人口】

じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】🔗🔉

じんこう‐にんしんちゅうぜつ人工妊娠中絶】 胎児が母体外で生命を保持することの出来ない時期(妊娠22週未満)に、手術によって胎児を母体外に排出すること。母体保護法によって一定の条件のもとに是認されている。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐はいねつ【人工排熱】🔗🔉

じんこう‐はいねつ人工排熱】 人工物から発生する熱。空調などに起因する建物排熱、自動車排熱、工場の稼動によって生ずる工場排熱など。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ふか【人工孵化】‥クワ🔗🔉

じんこう‐ふか人工孵化‥クワ 動物の卵を人工的に孵化させること。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ふかほう【人工孵化法】‥クワハフ🔗🔉

じんこう‐ふかほう人工孵化法‥クワハフ ①孵卵器を使って卵を孵化する法。 ②蚕の卵に刺激を加えて休眠させず孵化能力を与える法。即時浸酸・冷蔵浸酸の類。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ほうしゃのう【人工放射能】‥ハウ‥🔗🔉

じんこう‐ほうしゃのう人工放射能‥ハウ‥ 中性子・陽子・ガンマ線などの照射によって、自然状態では放射能を持たない元素の原子核が人工的に持つようになった放射能。→放射性元素⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐ゆき【人工雪】🔗🔉

じんこう‐ゆき人工雪】 実験室内で人工的に作った雪の結晶。1936年(昭和11)、中谷宇吉郎が初めて成功。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐りん【人工林】🔗🔉

じんこう‐りん人工林】 直播き・直挿し、または植樹などによってできた森林。↔天然林。 ⇒じん‐こう【人工】

じんこう‐わくせい【人工惑星】🔗🔉

じんこう‐わくせい人工惑星】 ロケットで打ち上げられ、太陽のまわりを公転する人工物体。 ⇒じん‐こう【人工】

にん‐く【人工】🔗🔉

にん‐く人工】 土木建築関係などで作業量を表す語。労働者一人の1日の労働量をもとに、作業に要する延べ人数を算出したもの。「5―の仕事」

にん‐ぐ【人工】🔗🔉

にん‐ぐ人工】 禅宗に属した下僕。力者法師。太平記39「―行者の一人をも召し具せられず」

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じん-こう【人工】🔗🔉

じん-こう [0] 【人工】 人の手を加えること。人の力で作ること。人造。人為。 ⇔天然 「―の美」

じんこう-えいせい【人工衛星】🔗🔉

じんこう-えいせいイ― [5] 【人工衛星】 ロケットによって打ち上げられ,地球の周りを公転する人工物体。気象観測・科学観測・通信中継などに使用される。1957年にソ連が打ち上げたスプートニク一号が最初。

じんこう-えいよう【人工栄養】🔗🔉

じんこう-えいよう ―ヤウ [5] 【人工栄養】 (1)母乳以外で乳児をやしない育てること。また,その栄養分。牛乳・粉乳など。 ⇔自然栄養 (2)普通の食物以外の,注射・点滴などによって補う栄養分。

じんこう-かいすい【人工海水】🔗🔉

じんこう-かいすい [5] 【人工海水】 無機塩類組成や浸透圧などが天然海水と同じになるように調製した水溶液。

じんこう-かんせつ【人工関節】🔗🔉

じんこう-かんせつ ―クワン― [5] 【人工関節】 障害のある関節を外科的に置換するため,セラミックスなどで作製された関節。

じんこう-かんそう【人工乾燥】🔗🔉

じんこう-かんそう ―サウ [5] 【人工乾燥】 木材を乾燥装置に入れ人為的に加熱し,短期間で材の含水率を目標値まで下げること。蒸気式・除湿式・減圧式・高周波式などがある。人乾。 ⇔天然乾燥

じんこう-かんみりょう【人工甘味料】🔗🔉

じんこう-かんみりょう ―レウ [7] 【人工甘味料】 甘味があり,砂糖の代用にされる合成食品添加物。サッカリン・アスパルテーム,グリシルリジン酸のナトリウム塩など。

じんこう-ききょうじゅつ【人工気胸術】🔗🔉

じんこう-ききょうじゅつ [6] 【人工気胸術】 ⇒気胸療法(キキヨウリヨウホウ)

じんこう-ぎょしょう【人工魚礁】🔗🔉

じんこう-ぎょしょう ―セウ [5] 【人工魚礁】 ⇒築(ツ)き磯(イソ)

じんこう-けっかん【人工血管】🔗🔉

じんこう-けっかん ―クワン [5] 【人工血管】 病変または外傷によって血行障害を来した血管と置換するため,テフロン・ポリエステルなどで作られた血管。

じんこう-げんご【人工言語】🔗🔉

じんこう-げんご [5] 【人工言語】 (1)国際共通語を目ざして人為的に作られた言語。エスペラントなど。 (2)言語規則が人為的に明確に規定されている言語。コンピューターのプログラム言語や記号論理学の言語など。 ⇔自然言語

じんこう-げんそ【人工元素】🔗🔉

じんこう-げんそ [5] 【人工元素】 原子核反応などによって人工的につくりだされた元素。原子番号四三番のテクネチウム,六一番のプロメチウムと,九三番のネプツニウム以降の,原子番号の大きいものなどで,すべて放射性。

じんこう-こうう【人工降雨】🔗🔉

じんこう-こうう ―カウ― [5] 【人工降雨】 過冷却の雲の中に凝結の核となるヨウ化銀やドライ-アイスを散布するなどして,人工的に雨を降らせること。

じんこう-こうとう【人工喉頭】🔗🔉

じんこう-こうとう [5] 【人工喉頭】 喉頭摘出によって音声を失した患者に対して用いる発声装置。ゴム膜を振動させるものと電気的振動を利用するものがある。

じんこう-こうはい【人工交配】🔗🔉

じんこう-こうはい ―カウ― [5] 【人工交配】 主に品種改良を目的として,人為的に受精または受粉させること。

じんこう-こうぶつ【人工公物】🔗🔉

じんこう-こうぶつ [5] 【人工公物】 〔法〕 行政主体が人工を加えて,公の用に供する公物。道路・運河・橋など。 ⇔自然公物

じんこう-こうもん【人工肛門】🔗🔉

じんこう-こうもん ―カウ― [5] 【人工肛門】 直腸切除や閉塞症状に対する処置として,腸管を体外に引き出して,内容物を排出できるように造設された人為的な肛門。

じんこう-こきゅう【人工呼吸】🔗🔉

じんこう-こきゅう ―キフ [5] 【人工呼吸】 仮死状態に陥った者を生き返らせるために,空気を肺臓内に送り込む方法。口移しで口または鼻から空気を吹き込む方法や,仮死者の胸部を手で押して呼吸を回復させる方法,人工呼吸器を用いる方法などがある。

じんこう-こきゅう-き【人工呼吸器】🔗🔉

じんこう-こきゅう-き ―コキフ― [6] 【人工呼吸器】 救急時・麻酔使用時,また病室で,患者の肺に空気または酸素を送って呼吸を助けるための装置。レスピレーター。

じんこう-しこん【人工歯根】🔗🔉

じんこう-しこん [5] 【人工歯根】 欠損した歯の根元に埋め込むためにセラミックス・金属などで作られた歯根。

じんこう-じしん【人工地震】🔗🔉

じんこう-じしん ―ヂ― [5] 【人工地震】 地下構造や地下資源探査の目的で,火薬を爆発させるなどして,人工的に起こす地震。

じんこう-しば【人工芝】🔗🔉

じんこう-しば [3] 【人工芝】 天然の芝の代わりに用いる合成繊維製のマット。野球場・テニス-コートなどで用いる。

じんこう-じばん【人工地盤】🔗🔉

じんこう-じばん ―ヂ― [5] 【人工地盤】 人工的に作られた建設用の地盤。都市部など土地利用の有効化を図るために,既存構造物で容積率に余裕がある空間に建設し,その上部に建築物を建てる場合が多い。

じんこう-じゅせい【人工授精】🔗🔉

じんこう-じゅせい [5] 【人工授精】 人為的に雌雄の生殖細胞を接触させ,その間で受精を行わせること。人為授精。人工媒精。

じんこう-じゅふん【人工授粉】🔗🔉

じんこう-じゅふん [5] 【人工授粉】 花粉を人の手によってめしべの柱頭につけること。人為授粉。

じんこう-しんぱい【人工心肺】🔗🔉

じんこう-しんぱい [5] 【人工心肺】 心臓外科手術の際用いられる装置。心臓と肺の機能を代行するもの。静脈血を体外に導き,酸素を吹き込んでポンプにより動脈に送る。

じんこう-せいめい【人工生命】🔗🔉

じんこう-せいめい [5] 【人工生命】 〔artificial life〕 自然界の生命体のもつ特徴的なふるまいを,コンピューターなどの人工的なシステムによって実現したもの。仮想環境のなかで自律的な挙動を行い,環境の変化に合わせて学習したり進化したりする。AL 。

じんこう-ぞうき【人工臓器】🔗🔉

じんこう-ぞうき ―ザウ― [5] 【人工臓器】 生体の臓器の代用となるように作られた人工装置。人工心肺・人工腎臓など。

じんこう-たんいせいしょく【人工単為生殖】🔗🔉

じんこう-たんいせいしょく ―タン― [8] 【人工単為生殖】 有性生殖をする生物の卵に物理的・化学的な刺激を与えて,精子なしに個体発生を誘導すること。カイコ・ウニ・魚類などで行われている。人為単為生殖。

じんこう-ちのう【人工知能】🔗🔉

じんこう-ちのう [5] 【人工知能】 〔artificial intelligence〕 学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューター-システム。応用として,自然言語の理解,機械翻訳,エキスパート-システムなどがある。AI 。

じんこう-てき【人工的】🔗🔉

じんこう-てき [0] 【人工的】 (形動) 自然のままでないさま。人の手を加えたさま。「―な風景」「―に川の流れを変える」

じんこう-てんたい【人工天体】🔗🔉

じんこう-てんたい [5] 【人工天体】 人工的に打ち上げられ,地球以外の惑星を周回したり,惑星間を飛行したりする衛星のこと。人工惑星。

じんこう-とう【人工島】🔗🔉

じんこう-とう ―タウ [0] 【人工島】 海洋・湾・湖などの一部を埋め立てたり,軽量コンクリートなどの浮体物によって建設された島。

じんこう-とうせき【人工透析】🔗🔉

じんこう-とうせき [5] 【人工透析】 腎不全の治療法の一。腎臓の機能を代行する装置を用い,血液を体外に導いて老廃物を除き必要な電解質などを補給して体内に戻す。薬物中毒や高度の浮腫などにも適用される。血液透析。

じんこう-とうはん【人工登攀】🔗🔉

じんこう-とうはん [5] 【人工登攀】 足場や手がかりの少ない岩壁などを,ハーケン・あぶみ・埋め込みボルトなどの人工的な手段を使って登攀する方法。

じんこう-にく【人工肉】🔗🔉

じんこう-にく [3] 【人工肉】 大豆などの植物性タンパク質を繊維状に加工した肉状の食品。食肉加工品の増量材などとして用いる。

じんこう-にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】🔗🔉

じんこう-にんしんちゅうぜつ [9] 【人工妊娠中絶】 妊娠中に,人為的に流産や早産をさせること。堕胎。妊娠中絶。中絶。優生保護法により規制を受けている。

じんこう-ふか【人工孵化】🔗🔉

じんこう-ふか ―クワ [5] 【人工孵化】 環境を人工的に管理して孵化を効率的に行うこと。ニワトリ・カイコ・水産動物などで行われる。

じんこう-ほうしゃせいかくしゅ【人工放射性核種】🔗🔉

じんこう-ほうしゃせいかくしゅ ―ハウシヤセイ― [10] 【人工放射性核種】 α線・β線・中性子線などを原子核に当てて人工的に得る放射性核種。1934年にジョリオ=キュリー夫妻がポロニウムから出るα線を種々の原子核に当てることによってつくって以来,現在ではサイクロトロン・原子炉などで極めて多数の放射性核種が得られている。リン 32 ・コバルト 60 など。

じんこう-ほうしゃせいげんそ【人工放射性元素】🔗🔉

じんこう-ほうしゃせいげんそ ―ハウシヤセイ― [10] 【人工放射性元素】 天然には存在せず,核反応を利用してサイクロトロンや原子炉で人工的につくり出された放射性元素。人工放射性核種のうちで,同一の原子番号を共有するもの。

じんこう-りん【人工林】🔗🔉

じんこう-りん [3] 【人工林】 種をまいたり,植樹したりして人工的に育成した森林。 ⇔天然林

じんこう-ろん【人工論】🔗🔉

じんこう-ろん [3] 【人工論】 世の中のものはすべて人間が作ったものだと考える,幼児に特徴的な思考様式。

にん-く【人工】🔗🔉

にん-く [1] 【人工】 その仕事に要する作業量を,作業員一人の労働量を基礎に出したもの。仕事に必要な延べ人数。多く,土木建築関係についていう。「八―の仕事」

にん-ぐ【人工】🔗🔉

にん-ぐ [1] 【人工】 〔仏〕 禅宗で,剃髪して力仕事などの下働きをする者。

じんこう【人工】(和英)🔗🔉

じんこう【人工】 human work;art;→英和 artificiality.〜的(に) artificial(ly).→英和 〜の美 the beauty of art.‖人工雨 artificial rain.人工衛星 an artificial[a man-made]satellite.人工栄養 artificial nourishment.人工甘味料 a sweetener.人工呼吸 artificial respiration.人工受精 artificial[medical]insemination.人工受精児 a test-tube baby.人工頭脳 artificial brains;an electronic computer.人工頭脳学 cybernetics.人工知能 artificial intelligence.人工孵(ふ)化 artificial hatching.

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