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あほう‐どり【信=天=翁・×阿△房鳥】アハウ‐🔗🔉

あほう‐どり【信翁・×房鳥】アハウ‐ アホウドリ科の鳥。全長九二センチくらいで、翼を広げると二メートルを超える。海上の風を利用して羽ばたかずに飛ぶ。羽毛採取の乱獲で減少し、現在の繁殖地は主に伊豆諸島の鳥島。特別天然記念物。国際保護鳥。ミズナギドリ目アホウドリ科の鳥の総称。一四種が知られ、日本近海にはのほかコアホウドリ・クロアシアホウドリなどがいる。繁殖期以外は海洋上で生活。アルバトロス。

しがらき【△信△楽】🔗🔉

しがらき【楽】 滋賀県南部の地名。信楽焼の産地。また、高級茶を産する。聖武天皇の紫香楽(しがらき)宮跡がある。「信楽焼」の略。

しがらき‐がさ【△信△楽×笠】🔗🔉

しがらき‐がさ【×笠】 信楽地方で産した大きなかぶり笠。

しがらき‐ちゃ【△信△楽茶】🔗🔉

しがらき‐ちゃ【楽茶】 信楽地方で産出する茶。

しがらき‐の‐みや【信楽宮・紫香楽宮】🔗🔉

しがらき‐の‐みや【信楽宮・紫香楽宮】 滋賀県甲賀郡信楽町にあった聖武天皇の離宮。甲賀宮。

しがらき‐やき【△信△楽焼】🔗🔉

しがらき‐やき【楽焼】 信楽地方から産する陶器。鎌倉初期のころ成立、室町時代に茶の湯の勃興(ぼつこう)とともに注目された。現在は雑器から茶器までが作られる。

しぎ‐さん【信貴山】🔗🔉

しぎ‐さん【信貴山】 奈良県北西部、生駒(いこま)山地南部の山。標高四三七メートル。信貴山朝護孫子(ちようごそんし)寺がある。

しぎさんえんぎ‐えまき【信貴山縁起絵巻】‐ヱまき🔗🔉

しぎさんえんぎ‐えまき【信貴山縁起絵巻】‐ヱまき 朝護孫子寺所蔵の三巻の絵巻。平安後期の作。信貴山に毘沙門天をまつった僧命蓮(みようれん)にまつわる説話を描く。

しぎさん‐じ【信貴山寺】🔗🔉

しぎさん‐じ【信貴山寺】 朝護孫子寺の異称。

しなの【信濃】🔗🔉

しなの【信濃】 旧国名の一。東山道に属し、現在の長野県にあたる。信州。

しのだ【信太・信田】🔗🔉

しのだ【信太・信田】 大阪府泉北郡にあった地名。現在は和泉市に含まれる。信太の森がある。

しのだ‐ずし【△信太×鮨】🔗🔉

しのだ‐ずし【信太×鮨】 《狐の好物という油揚げを使うところから信太の森の狐伝説に結びつけていう》いなりずし。

しのだ‐づま【△信太妻】🔗🔉

しのだ‐づま【信太妻】 浄瑠璃・歌舞伎・歌謡などの一系統で、信太の森の白狐(しろぎつね)が葛の葉姫に化けて阿倍保名(あべのやすな)と契り一子をもうけたが、正体を知られて古巣に帰ったという伝説を主題としたもの。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」などがある。信太妻物。

しのだ‐の‐もり【信太の森】🔗🔉

しのだ‐の‐もり【信太の森】 大阪府和泉市の信太山にある森。葛(くず)の葉稲荷があり、信太の狐の伝説地。《歌枕》「時鳥いまや都へいづみなる―の明け方の声」〈新後拾遺・夏〉

しのだ‐まき【△信太巻(き)】🔗🔉

しのだ‐まき【信太巻(き)】 《狐の好物という油揚げを使うところから信太の森の狐伝説に結びつけていう》油揚げを袋状にして野菜・魚介類などの具を詰めてかんぴょうで結び、煮て味をつけたもの。

しん【信】🔗🔉

しん【信】 [名]うそのないこと。まこと。誠実。「―を示す」疑わないこと。信用。信頼。「―を置く」帰依すること。信仰。信心。「―を起こす」〔接尾〕助数詞。特定の発信人から届く通信の着順を表すのに用いる。「第二―」

信あれば徳あり🔗🔉

信あれば徳あり 信心すれば神仏の福徳や利益(りやく)がある。

信は荘厳(しようごん)より起こる🔗🔉

信は荘厳(しようごん)より起こる 《立派な堂を見て信仰心が起こる意》内容は形式によって導き出されるというたとえ。

信を致・す🔗🔉

信を致・す 深く信心する。「深く―・しぬれば、かかる徳もありけるにこそ」〈徒然・六八〉

信を問・う🔗🔉

信を問・う 信任するかどうかをたずねる。「選挙で国民に―・う」

信をな・す🔗🔉

信をな・す 信じる。信頼する。また、信仰心をおこす。「たしかに承りて…頼み思ひて、二なく―・し、頼み申さん」〈宇治拾遺・一二〉

しん‐あい【信愛】🔗🔉

しん‐あい【信愛】 [名]スル信用してたいせつにすること。「世の中で自分が最も―しているたった一人の人間すら」〈漱石・こゝろ〉信仰と愛。

しん‐えつ【信越】‐ヱツ🔗🔉

しん‐えつ【信越】‐ヱツ 信濃と越後。越前・越中を含めていうこともある。ほぼ現在の長野・新潟両県にあたる。

しんえつ‐ほんせん【信越本線】シンヱツ‐🔗🔉

しんえつ‐ほんせん【信越本線】シンヱツ‐ 高崎線高崎から軽井沢を経て新潟に至るJR線。沿線に長野・直江津・長岡などがある。明治三七年(一九〇四)全通。全長三二七・一キロ。

しん‐かん【信管】‐クワン🔗🔉

しん‐かん【信管】‐クワン 砲弾や爆弾などの弾頭または弾底に取り付け、炸薬(さくやく)を点火・爆発させる装置。

しん‐ぎ【信義】🔗🔉

しん‐ぎ【信義】 真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを果たすこと。「―に厚い」「―を重んじる」

しん‐ぎ【信疑】🔗🔉

しん‐ぎ【信疑】 信じることと、疑うこと。信じられることと、疑わしいこと。

しんぎ‐そく【信義則】🔗🔉

しんぎ‐そく【信義則】 社会共同生活において、権利の行使や義務の履行は、互いに相手の信頼や期待を裏切らないように誠実に行わなければならないとする法理。信義誠実の原則。

しん‐きょ【信拠】🔗🔉

しん‐きょ【信拠】 [名]スル信じてよりどころとすること。また、信ずべき根拠。「神代の諸事決して―すべきものにあらざれども」〈田口・日本開化小史〉

しん‐きょう【信教】‐ケウ🔗🔉

しん‐きょう【信教】‐ケウ 宗教を信じること。

しん‐ぎょう【信△楽】‐ゲウ🔗🔉

しん‐ぎょう【信楽】‐ゲウ 仏語。教えを信じ喜ぶこと。阿弥陀仏の本願を信じて疑わないこと。

しんきょう‐の‐じゆう【信教の自由】シンケウ‐ジイウ🔗🔉

しんきょう‐の‐じゆう【信教の自由】シンケウ‐ジイウ 宗教を信じる、または信じない自由。宗教的行為の自由、礼拝・集会の自由、宗教的結社の自由、宗教の選択・変更の自由、無宗教の自由をも含む。日本では基本的人権の一つとして憲法で保障している。宗教の自由。

しん‐きん【信金】🔗🔉

しん‐きん【信金】 「信用金庫」の略。

しん‐げ【信解】🔗🔉

しん‐げ【信解】 仏語。仏法を信ずることによって、その教理を会得すること。

しん‐けい【信敬】🔗🔉

しん‐けい【信敬】 [名]スル信じて心から尊敬すること。しんきょう。「我を―し、国事の為めには、死生を共にせんとぞ、誓い居たるに」〈竜渓・経国美談〉

しんげん【信玄】🔗🔉

しんげん【信玄】 武田信玄のこと。

しんげん‐かほう【信玄家法】‐カハフ🔗🔉

しんげん‐かほう【信玄家法】‐カハフ 甲州法度(こうしゆうはつと)

しんげん‐づつみ【信玄堤】🔗🔉

しんげん‐づつみ【信玄堤】 武田信玄が釜無(かまなし)川・笛吹川などの急流に築いた堤防。山梨県竜王町付近に遺構がある。

しんげん‐ぶくろ【信玄袋】🔗🔉

しんげん‐ぶくろ【信玄袋】 布製平底の手提げ袋で、口をひもで締めるようにしたもの。明治中期以降から流行。和服を着た女性が小物入れなどに使う。名の由来は未詳。合切袋(がつさいぶくろ)

しん‐こう【信仰】‐カウ🔗🔉

しん‐こう【信仰】‐カウ [名]スル《古くは「しんごう」》神仏などを信じてあがめること。また、ある宗教を信じて、その教えを自分のよりどころとすること。「―が厚い」「守護神として―する」特定の対象を絶対のものと信じて疑わないこと。「古典的理論への―」「ブランド―」 [類語]信心・敬神・崇拝・尊信・渇仰(かつごう)・帰依(きえ)・信教・入信

しん‐ごう【信号】‐ガウ🔗🔉

しん‐ごう【信号】‐ガウ [名]スル色・音・光・形・電波など、言語に代わる一定の符号を使って、隔たった二地点間で意思を伝達すること。また、それに用いる符号。サイン。「―を送る」「危険―」「わたり鳥へ―してるんです」〈賢治・銀河鉄道の夜〉道路・鉄道線路などで進行の可否を知らせる機械。信号機。シグナル。「―無視」「赤―」

しんごう‐か【信号火】シンガウクワ🔗🔉

しんごう‐か【信号火】シンガウクワ 信号として用いる火。のろしなど。

しんこう‐かじょう【信仰箇条】シンカウカデウ🔗🔉

しんこう‐かじょう【信仰箇条】シンカウカデウ キリスト教で、教会が認める信仰、信仰告白、中心的教義などが箇条書きに規準化されたもの。古典的には「我信ず」(クレド)という信仰告白に要約される。信仰規準。信条。

しんごう‐き【信号機】シンガウ‐🔗🔉

しんごう‐き【信号機】シンガウ‐ 信号

しんごう‐じょう【信号場】シンガウヂヤウ🔗🔉

しんごう‐じょう【信号場】シンガウヂヤウ 列車の行き違い、待ち合わせなどのための待避線や信号機などがある場所。

しんこう‐ちりょう【信仰治療】シンカウチレウ🔗🔉

しんこう‐ちりょう【信仰治療】シンカウチレウ 信仰の力によって病気を治すこと。神聖な水など特定の物がかかわる場合と、教祖など人間による治療の場合とがある。

しんごう‐らっぱ【信号×喇×叭】シンガウ‐🔗🔉

しんごう‐らっぱ【信号××叭】シンガウ‐ 軍隊などで、信号として吹き鳴らすらっぱ。

しん‐し【信士】🔗🔉

しん‐し【信士】 信義に厚い人。信仰の厚い人。しんじ(信士)

しん‐し【信使】🔗🔉

しん‐し【信使】 外国からの使者。使節。「―来(きた)らん時、川崎の駅に出むかふべし」〈折たく柴の記・中〉

しん‐じ【信士】🔗🔉

しん‐じ【信士】 仏語。仏法に帰依して受戒した在家の男子。優婆塞(うばそく)。清信士。男子の戒名の下に付ける称号の一。→信女(しんによ)

しん‐じつ【信実】🔗🔉

しん‐じつ【信実】 [名・形動]まじめで偽りがないこと。打算がなく誠実であること。また、そのような心や、そのさま。「―を尽くす」「―な人柄」

しん‐じゃ【信者】🔗🔉

しん‐じゃ【信者】 ある宗教に対し信仰をもつ者。また、その宗教集団の成員。信徒。ある人物に傾倒して、その言説・思想などを熱心に信奉する人。

しん‐しゅう【信州】‐シウ🔗🔉

しん‐しゅう【信州】‐シウ 信濃(しなの)国の異称。

しんしゅうかわなかじまかっせん【信州川中島合戦】シンシウかはなかじまカツセン🔗🔉

しんしゅうかわなかじまかっせん【信州川中島合戦】シンシウかはなかじまカツセン 浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。享保六年(一七二一)大坂竹本座初演。「甲陽軍鑑」を脚色したもの。三段目口(くち)の「輝虎配膳(てるとらはいぜん)」が有名。

しんしゅう‐だいがく【信州大学】シンシウ‐🔗🔉

しんしゅう‐だいがく【信州大学】シンシウ‐ 長野県松本市に本部のある国立大学。松本高等学校・長野師範学校・長野青年師範学校・松本医科大学・松本医学専門学校・長野工業専門学校・長野県立農林専門学校・上田繊維専門学校を統合して、昭和二四年(一九四九)新制大学として発足。

しんしゅう‐みそ【信州味×噌】シンシウ‐🔗🔉

しんしゅう‐みそ【信州味×噌】シンシウ‐ 信州地方で造られる、米麹(こめこうじ)を使った淡黄色の辛味噌。

しん‐しょ【信書】🔗🔉

しん‐しょ【信書】 意思を他人に伝達する文書。手紙。書簡。

しん‐しょう【信証】🔗🔉

しん‐しょう【信証】 あかし。しるし。証拠。「立法の権あることの―と為して」〈中村訳・西国立志編〉

しん‐じょう【信条】‐デウ🔗🔉

しん‐じょう【信条】‐デウ 堅く信じて守っている事柄。「独立自尊が私の―だ」信仰の箇条。教義。「―を守る」キリスト教会において、その信仰告白を基準化したもの。使徒信条・ニカヤ信条・アタナシウス信条などがある。

しんしょう‐ひつばつ【信賞必罰】シンシヤウ‐🔗🔉

しんしょう‐ひつばつ【信賞必罰】シンシヤウ‐ 功績があれば必ず賞を与え、罪があれば必ず罰すること。賞罰のけじめを厳正にし、確実に行うこと。

しんしょかいひ‐ざい【信書開披罪】🔗🔉

しんしょかいひ‐ざい【信書開披罪】 封をしてある他人の信書を、正当な理由なしに開く罪。

しんしょ‐の‐ひみつ【信書の秘密】🔗🔉

しんしょ‐の‐ひみつ【信書の秘密】 通信の秘密

しん・じる【信じる】🔗🔉

しん・じる【信じる】 [動ザ上一]「しん(信)ずる」(サ変)の上一段化。「無罪を―・じる」

しん‐じん【信心】🔗🔉

しん‐じん【信心】 [名]スル神仏を信仰する心。また、加護や救済を信じて、神仏に祈ること。「―が足りない」「―を起こす」「―深い」

信心過ぎて極楽を通り越す🔗🔉

信心過ぎて極楽を通り越す 信心も度が過ぎると、かえって邪道に陥って害を及ぼす。信心はほどほどにせよというたとえ。

信心は徳の余り🔗🔉

信心は徳の余り 信心は生活にゆとりがあって、はじめて生まれる。

しんじん‐か【信心家】🔗🔉

しんじん‐か【信心家】 神仏を深く信じる人。信心のあつい人。

しん・ずる【信ずる】🔗🔉

しん・ずる【信ずる】 [動サ変]しん・ず[サ変]そのことを本当だと思う。疑わずに、そうだと思い込む。「神の存在を―・ずる」「成功するものと―・じている」信用する。信頼する。「だれも―・じられない」「―・ずべき筋によれば」信仰する。「キリスト教を―・ずる」

しん‐せ【信施】🔗🔉

しん‐せ【信施】 《「しんぜ」とも》信者が仏・法・僧の三宝にささげる布施(ふせ)

しんぜい【信西】🔗🔉

しんぜい【信西】 藤原通憲(ふじわらのみちのり)の出家後の名。

しんせ‐むざん【信施無×慚】🔗🔉

しんせ‐むざん【信施無×慚】 僧が布施を受けながら、それにふさわしい徳を積まず、しかも恥じないこと。

しん‐たく【信託】🔗🔉

しん‐たく【信託】 [名]スル信用して任せること。「国民の―による政治」他人に財産権の移転などを行い、その者に一定の目的に従って財産の管理・処分をさせること。「遺産の管理運用を銀行に―する」「―証書」

しんたく‐がいしゃ【信託会社】‐グワイシヤ🔗🔉

しんたく‐がいしゃ【信託会社】‐グワイシヤ 信託業法に基づき、免許を受けて信託業を営む株式会社。

しんたく‐ぎょう【信託業】‐ゲフ🔗🔉

しんたく‐ぎょう【信託業】‐ゲフ 信託の引き受けを営業として行うこと。

しんたく‐ぎんこう【信託銀行】‐ギンカウ🔗🔉

しんたく‐ぎんこう【信託銀行】‐ギンカウ 信託業と銀行業とを兼営する銀行の中で、信託業務を主な業務とする銀行。長期金融と財産管理の両機能をもっている。

しんたく‐ざいさん【信託財産】🔗🔉

しんたく‐ざいさん【信託財産】 委託者の信託行為によって受託者の名義となり、委託者が定めた一定の目的に従って受託者が管理・処分を行う財産。

しんたく‐とうち【信託統治】🔗🔉

しんたく‐とうち【信託統治】 国際連合の監督下に、信託を受けた国(施政権者)が一定の非自治地域で行う統治。信託統治地域には、旧国際連盟の委任統治下にあったもの、第二次大戦の敗戦国から分離されたもの、領有国が自発的に信託統治下に置くものの三種がある。

しんたくとうち‐りじかい【信託統治理事会】‐リジクワイ🔗🔉

しんたくとうち‐りじかい【信託統治理事会】‐リジクワイ 国際連合の主要機関の一。総会のもとに置かれ、信託統治の監督に当たる。国際連合信託統治理事会。

しんたく‐ほう【信託法】‐ハフ🔗🔉

しんたく‐ほう【信託法】‐ハフ 信託に関する一般的な私法関係を定める法律。信託の成立や受託者・信託財産などについて規定する。大正一二年(一九二三)施行。

しんちょうき【信長記】シンチヤウキ🔗🔉

しんちょうき【信長記】シンチヤウキ 江戸初期の伝記。一五巻。小瀬甫庵(おぜほあん)著。元和八年(一六二二)刊。太田牛一の「信長公記」をもとに加筆・潤色を加えたもの。のぶながき。

しんちょうこうき【信長公記】シンチヤウコウキ🔗🔉

しんちょうこうき【信長公記】シンチヤウコウキ 近世初期の伝記。一六巻。太田牛一著。慶長三年(一五九八)ごろまでに成立。織田信長の一代を編年体で記したもの。のぶながこうき。→信長記(しんちようき)

しんてん‐おう【信天翁】‐ヲウ🔗🔉

しんてん‐おう【信天翁】‐ヲウ アホウドリの別名。

しん‐と【信徒】🔗🔉

しん‐と【信徒】 その宗教を信仰する者。信者。

しん‐にょ【信女】🔗🔉

しん‐にょ【信女】 仏教で、五戒を受けた在家の女性の信者。優婆夷(うばい)女子の戒名の下に付ける称号の一。→信士(しんじ)

しん‐にん【信任】🔗🔉

しん‐にん【信任】 [名]スル信頼・信用して物事を任せること。「―が厚い」「―を得る」「内閣を―する」

しん‐にん【信認】🔗🔉

しん‐にん【信認】 [名]スル信頼して認めること。「オーソリチイとして―すべき学者の検閲を経るようにしたいもんです」〈魯庵・「破垣」に就て〉

しんにん‐じょう【信任状】‐ジヤウ🔗🔉

しんにん‐じょう【信任状】‐ジヤウ 特定の人を外交使節として派遣する旨を記した公文書。派遣国の元首または外務大臣から接受国の元首または外務省にあてて発する。

しんにん‐とうひょう【信任投票】‐トウヘウ🔗🔉

しんにん‐とうひょう【信任投票】‐トウヘウ 議会が、政府を信任するか否かを決める投票。日本国憲法では、衆議院で内閣の不信任が可決されたときは、衆議院を解散するか、または内閣が総辞職しなければならない。一般に、選出された役員や代表などに対して、その信任・不信任を問う投票。

しん‐ねん【信念】🔗🔉

しん‐ねん【信念】 正しいと信じる自分の考え。「―を貫き通す」「固い―」宗教を信じる気持ち。信仰心。

のぶいえ【信家】のぶいへ🔗🔉

のぶいえ【信家】のぶいへ 桃山時代の鐔工(たんこう)。鉄の鐔(つば)に毛彫りの文様やその題目、兵法の歌などを刻し、金家(かねいえ)と並ぶ名工といわれた。甲冑師(かつちゆうし)明珍派の名工信家とは別人とされる。生没年未詳。

のぶとき‐きよし【信時潔】🔗🔉

のぶとき‐きよし【信時潔】一八八七〜一九六五]作曲家。大阪の生まれ。ドイツに留学し、ゲオルク=シューマンに師事。作品に「海行かば」など。

のぶながき【信長記】🔗🔉

のぶながき【信長記】 しんちょうき(信長記)

ゆ‐しん【信】🔗🔉

ゆ‐しん【信】五一三〜五八一]中国、南北朝時代の文人。南陽郡新野(河南省)の人。字(あざな)は子山(しざん)。南朝の梁(りよう)に仕え、のちに西魏・北周に仕えた。宮廷文学を代表する詩人で、その詩は徐陵の文とともに「徐(じよゆ)体」とよばれ、望郷の思いを込めた「哀江南賦」が有名。

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[音]シン [訓]まこと    まか‐せる    の‐びる    の‐べる [部首]人 [総画数]9 [コード]区点    3114      JIS   3F2E      S‐JIS 904D [分類]常用漢字 [難読語] →あほう‐どり【信天翁・阿房鳥】いん‐しん【音信】こぶし‐だけ【甲武信岳】しがらき【信楽】しぎ‐さん【信貴山】しなの【信濃】しのだ【信太・信田】しのぶ【信夫】しん‐ぎょう【信楽】なましな【男信】

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