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うけ【受け・請け・△承け】🔗⭐🔉
うけ【受け・請け・△承け】
引き受けること。承諾すること。「たやすくお―はできません」
競技・争いなどで、相手の攻撃を防御すること。「―に回る」
世間の評判・反響。人気。「―がいい」「―をねらう」
(請け)保証すること。保証人。「人の―に立つ」
生け花の役枝(やくえだ)の一。立花(りつか)では、添えの枝に対して低く横に出ている枝。生花(せいか)では、地の枝のこと。→七つ道具
(他の名詞の下に付いて)
受けたり支えたりするもの。「郵便―」「軸―」
価を償って引き取ること。「質―」「身―」








うけ‐あい【請(け)合い・受(け)合い】‐あひ🔗⭐🔉
うけ‐あい【請(け)合い・受(け)合い】‐あひ
請け合うこと。「成功すること―だ」「安―」
うけ‐あ・う【請(け)合う・受(け)合う】‐あふ🔗⭐🔉
うけ‐あ・う【請(け)合う・受(け)合う】‐あふ
[動ワ五(ハ四)]
責任をもって引き受ける。「翻訳を―・う」
確実であると保証する。「品質を―・う」


うけ‐あみ【受(け)網】🔗⭐🔉
うけ‐あみ【受(け)網】
中央の袋に魚を追い込んで捕らえる引き網。主に小魚を捕るのに使う。
うけ‐いれ【受(け)入れ】🔗⭐🔉
うけ‐いれ【受(け)入れ】
人や物を迎え入れたり、引き取ったりすること。「新入生の―態勢」
承知すること。承諾。承認。「要請の―に難色を示す」


うけ‐い・れる【受(け)入れる・受け△容れる】🔗⭐🔉
うけ‐い・れる【受(け)入れる・受け△容れる】
[動ラ下一]
うけい・る[ラ下二]
受けて入れる。「水を器に―・れる」
人や物を迎え入れたり、引き取ったりする。「留学生を―・れる」「海外の文化を―・れる」
人の意見や要求などを認める。「主張を―・れる」




うけ‐うり【受(け)売り・請(け)売り】🔗⭐🔉
うけ‐うり【受(け)売り・請(け)売り】
[名]スル
製造元・問屋などから卸してきた品を転売すること。
ある人の意見や学説をそのまま他人に説くこと。「人の話を―する」


うけ‐かえ・す【受(け)返す・請(け)返す】‐かへす🔗⭐🔉
うけ‐かえ・す【受(け)返す・請(け)返す】‐かへす
[動サ五(四)]
(受け返す)相手からの言動などを受け止めて、相手に返す。「軽くジョークで―・す」
質入れ品や抵当物件を、代価を払って取り戻す。請け出す。「ソレを質に置くと云えば何時(いつ)か一度は―・さなければならぬ」〈福沢・福翁自伝〉
身売りした人を、代金を払って自由の身にする。身請けする。「わしが請(うけ)に立つからは、金さへ出来りゃ、何時でも―・さふと自由な事」〈根無草後編・二〉



うけ‐かた【受(け)方】🔗⭐🔉
うけ‐かた【受(け)方】
受けるときの方法。対応のようす。「ボールの―」「電話の―」
物事を引き受ける側。受け入れる人。
受け身の立場。防ぐ側。「―に立たされる」
取引の受け渡しで、現物を受け取る側。買い方。




うけ‐かぶ【受(け)株】🔗⭐🔉
うけ‐かぶ【受(け)株】
株式市場で、買い手が受渡期日に約定の株券を受け取ること。また、その株券。
うけ‐ぎ【受(け)木】🔗⭐🔉
うけ‐ぎ【受(け)木】
建築などで、他の材を受け支えている木。
うけ‐ぐち【受(け)口】🔗⭐🔉
うけ‐ぐち【受(け)口】
物を受け入れるためにあけてある口。受け入れ口。「電球の―」
《「うけくち」とも》下あごが上あごより前に出ている口。
木を伐採するとき、倒そうとする側のやや下方につけておく、斧(おの)やのこぎりの切り口。
追い口。




うけ‐ごし【受(け)腰】🔗⭐🔉
うけ‐ごし【受(け)腰】
物を受け止めようとするときの腰つき。受け止める姿勢。
受け身の態度。受動的な態勢。「―で交渉に臨む」
商品の清算取引で、買い方が現物を受け取ろうとする気配や態度。



うけ‐こたえ【受け答え】‐こたへ🔗⭐🔉
うけ‐こたえ【受け答え】‐こたへ
[名]スル《「うけごたえ」とも》人の言うこと、尋ねることに応じて答えること。応答。「はきはきと―する」
うけ‐こ・む【受(け)込む・請(け)込む】🔗⭐🔉
うけ‐こ・む【受(け)込む・請(け)込む】
[動マ五(四)]引き受ける。受け合う。「一旦―・んだ芳江の口からは謝絶(ことわ)り難い筈」〈小杉天外・魔風恋風〉
うけ‐ざら【受(け)皿】🔗⭐🔉
うけ‐ざら【受(け)皿】
垂れるしずくなどを受ける皿。「コーヒー茶碗の―」
物事を引き受ける態勢。「市民の要望の―」


うけ‐しょうぎ【受(け)将棋】‐シヤウギ🔗⭐🔉
うけ‐しょうぎ【受(け)将棋】‐シヤウギ
遊戯の一。将棋の駒を数人に分配し、中の一人が一つの駒を出して、同じ駒を持っている人がいないときは別の駒を出す。出された駒を他の人が持っていて出したときはその人が次の駒を出し、早く駒を出しきった人が勝ちとなる。
守勢にまわった将棋。


うけ‐だち【受(け)太‐刀】🔗⭐🔉
うけ‐だち【受(け)太‐刀】
切りかけられたとき、太刀で防ぐこと。また、その際の太刀。
切り合いで、相手に鋭く攻められ、守勢になること。
(多く「受け太刀になる」の形で)議論・会話などで相手の攻勢が激しくて受け身一方となること。「一方的にまくしたてられて―になる」



うけ‐つ・ぐ【受(け)継ぐ】🔗⭐🔉
うけ‐つ・ぐ【受(け)継ぐ】
[動ガ五(四)]前の人が残した仕事などを引き受けて行う。また、ある人の性質や意志などを引き継ぐ。継承する。「伝統工芸を―・ぐ」「母親の気性を―・ぐ」
うけ‐つけ【受(け)付(け)】🔗⭐🔉
うけ‐つけ【受(け)付(け)】
[名]スル
申し込み・文書などを受け取ること。「願書の―」「―した順に呼ぶ」
(受付)来訪者・参集者の用件などを聞いて、取次をする所。また、その係。「病院の―」


うけ‐つ・ける【受(け)付ける】🔗⭐🔉
うけ‐つ・ける【受(け)付ける】
[動カ下一]
うけつ・く[カ下二]
申し込みや依頼などに応じて処理をする。「申請を―・ける」
相手の言い分や願いなどを聞き入れる。「友人の忠告を―・けない」
ある動作・作用に対応して受け入れる。「胃が食物を―・けない」




うけ‐つぼ【受け×壺】🔗⭐🔉
うけ‐つぼ【受け×壺】
戸締まり用の掛け金がはまる金具。壺金(つぼがね)。
うけ‐て【受(け)手】🔗⭐🔉
うけ‐て【受(け)手】
受ける側の人。受け取り手。
情報などを受け取る側。
送り手。
空手(からて)などで、相手からの手を受ける手。




うけ‐と・める【受(け)止める】🔗⭐🔉
うけ‐と・める【受(け)止める】
[動マ下一]
うけと・む[マ下二]
自分の方に向かってくるものを支えて、その進行や攻撃を止める。「ボールを―・める」
事柄の意味をしっかりと理解する。自分の問題として認識する。「忠告を謙虚に―・める」



うけ‐とり【受(け)取(り)・請(け)取(り)】🔗⭐🔉
うけ‐とり【受(け)取(り)・請(け)取(り)】
受け取ること。「荷物の―に行く」
(受取)金銭・品物などを受け取った証拠として相手に渡す書き付け。受取証。領収証。「家賃の―を書く」
引き受けた仕事。与えられた仕事。「それくれえな―ぐれえ、何でもなえじゃなえか」〈木山捷平・うけとり〉
物事を自分の考えで、こうこうだと認めること。理解。のみこみ。「他人の記した帳簿を見ても甚だ―が悪い」〈福沢・福翁自伝〉




うけ‐と・る【受(け)取る・請(け)取る】🔗⭐🔉
うけ‐と・る【受(け)取る・請(け)取る】
[動ラ五(四)]
受けて取る。渡されたものを受け収める。「手紙を―・る」
人の言葉や行動などを自分なりの判断で解釈する。また、納得する。「話を額面どおりに―・る」「善意に―・る」
責任をもって引き受ける。担当する。「帝隠れさせ給ひしかば、神功皇后御世を―・らせ給ひ」〈平家・五〉



うけ‐と・れる【受(け)取れる】🔗⭐🔉
うけ‐と・れる【受(け)取れる】
[動ラ下一]《受け取ることができる意から》
物事をある意味に解釈できる。「顔つきから、承知したと―・れた」
(多く打消しの語を伴う)合点がいく。納得できる。「そんな回答では、とても―・れない」


うけ‐なが・す【受(け)流す】🔗⭐🔉
うけ‐なが・す【受(け)流す】
[動サ五(四)]
切り込んできた刀を軽く受けて他にそらす。「相手の突きを払うように―・す」
ほどよくあしらって相手の攻撃をかわす。さりげなくあしらう。「記者の質問を巧みに―・す」「柳に風と―・す」


うけ‐ばこ【受(け)箱】🔗⭐🔉
うけ‐ばこ【受(け)箱】
郵便物や牛乳などの配達物を受けるために、玄関先などに取り付けた小箱。
うけ‐はらい【受(け)払い】‐はらひ🔗⭐🔉
うけ‐はらい【受(け)払い】‐はらひ
金銭などの受け取りと支払い。
うけ‐ば・る【受け張る】🔗⭐🔉
うけ‐ば・る【受け張る】
[動ラ四]
他人に遠慮せずに行動する。おおっぴらに振る舞う。「(藤壺ハ)人もえおとしめ聞こえ給はねば、―・りてあかぬことなし」〈源・桐壺〉
我が物顔に振る舞う。でしゃばる。「柳の葉を百(もも)たび当てつべき舎人(とねり)どもの―・りて射取る」〈源・若菜下〉


うけ‐み【受(け)身】🔗⭐🔉
うけ‐み【受(け)身】
攻撃されて、もっぱら防ぐ立場にあること。「鋭い追及にあって―に回る」
他から働きかけられるだけで、こちらからは積極的に出ない、消極的な態度・ようす。「―の学習は自分のためにならない」
柔道で、投げられたり倒されたりした際、けがをしないように腕で床を打ったりして衝撃をやわらげて倒れる方法。「―をとる」
文法で、主語が他からの動作・作用を受ける意を表す言い方。文語では、動詞の未然形に助動詞「る」「らる」(古くは「ゆ」「らゆ」)、口語では助動詞「れる」「られる」を付けて言い表す。受動態。




うけ‐もち【受(け)持ち】🔗⭐🔉
うけ‐もち【受(け)持ち】
自分の仕事として責任をもって行うこと。また、その仕事を行う人。特に学級の担任をいう。「―の先生」
うけ‐も・つ【受(け)持つ】🔗⭐🔉
うけ‐も・つ【受(け)持つ】
[動タ五(四)]自分の仕事として引き受けて行う。担当する。担任する。「一年生を―・つ」「この地区の配達を―・つ」
うけ‐もどし【受(け)戻し・請(け)戻し】🔗⭐🔉
うけ‐もどし【受(け)戻し・請(け)戻し】
[名]スル
債務者が借金を弁済して、入質した物や借用証書を取り戻すこと。
債務者が手形・小切手などの支払いに際し、所持人に対して証券の返還を求めること。


うけ‐もど・す【受(け)戻す・請(け)戻す】🔗⭐🔉
うけ‐もど・す【受(け)戻す・請(け)戻す】
[動サ五(四)]
借り金を返して、質物や抵当物件を取り返す。うけだす。「質ぐさの指輪を流れる前に―・す」
預けておいた金品を返してもらう。「学資の余分を亭主が預って置いて呉れるのを―・し」〈緑雨・油地獄〉
手形・小切手の裏書人や振出人などが、金を払って、所持人から手形・小切手を取り戻す。「償還して小切手を―・す」



う・ける【受ける・請ける・△享ける・△承ける】🔗⭐🔉
う・ける【受ける・請ける・△享ける・△承ける】
[動カ下一]
う・く[カ下二]
自分の方に向かってくるものを、支え止めたり、取って収めたりする。受け止める。受け取る。「ミットでボールを―・ける」「雨水を桶(おけ)に―・ける」
差し出されたものを自分の方に取り入れる。手に収め入れる。もらう。「杯を―・ける」「賞を―・ける」「援助を―・ける」
(享ける)他から与えられる。身に授かる。また、系統・血筋などを引く。「この世に生を―・けてこの方」「母方の血を―・けて文才がある」「寵愛を―・ける」
(承ける)あとを継ぐ。受け継ぐ。「先代の跡を―・ける」「前任者の意を―・けて企画を発展させる」
自分に向けられた行為・働きかけに対処して応じる。引き受ける。受け入れる。「挑戦を―・けて立つ」「注文を―・ける」「真(ま)に―・けてはいけない」
他からの働き・作用が身に加えられる。
こうむる。「被害を―・ける」「嫌疑を―・ける」「ショックを―・ける」
それに身をさらす。「頬に風を―・ける」「西日をまともに―・ける」
ある方角に面している。「南を―・けた明るい部屋」
代金を払って取り戻す。「質ぐさの時計を―・ける」
文法で、文中において、ある語句が他の語句から文法的な働きをこうむる。修飾される。「係助詞『ぞ』を―・けて文末が連体形になる」
人気・好評を得る。「大衆に―・けた音楽」
[下接句]意を受ける・血を受ける・真(ま)に受ける。神は非礼を受けず・天の与うるを取らざれば反(かえ)って其の咎(とが)めを受く・人身(にんじん)を受く













うけ‐わたし【受(け)渡し】🔗⭐🔉
うけ‐わたし【受(け)渡し】
[名]スル
受け取ることと渡すこと。「窓口で荷を―する」
取引所で売買成立後、代金と引き替えに現品の引き渡しを行って取引を完了すること。普通取引では、約定日から四日目に決済する。
演劇で、せりふをある俳優から他の俳優に引き継がせること。「割りぜりふの―で間(ま)を外す」



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