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アートマン【梵tman】🔗🔉

アートマン【梵tman】 《我(が)と訳す》インド哲学用語。もとは呼吸の意味。次いで自我・霊魂を意味するようになった。のちにウパニシャッド哲学では、宇宙原理ブラフマン(梵(ぼん))と同一視された。

アグニ【梵Agni】🔗🔉

アグニ【梵Agni】 古代インド神話で火の神。人間と神の媒介者で、太陽・稲妻などになって、暗黒と邪悪を滅ぼす。仏教では火天(かてん)をいう。阿耆尼(あぎに)

インドラ【梵Indra】🔗🔉

インドラ【梵Indra】 インド神話の軍神。暴風雨をつかさどり、火の神アグニとともにバラモン教の中心。仏教に入って帝釈天(たいしやくてん)となる。因陀羅(いんだら)

ヴェーダ【梵Veda】🔗🔉

ヴェーダ【梵Veda】 ベーダ

ウシャス【梵Uas】🔗🔉

ウシャス【梵Uas】 インド神話で、曙(あけぼの)の女神。太陽神スーリアに先立って現れ、暗黒を追い、生物の目を覚まし、祭祀(さいし)の開始を促す。ギリシア神話のエオス、ローマ神話のアウロラと同一起源。

ウパニシャッド【梵Upaniad】🔗🔉

ウパニシャッド【梵Upaniad】 古代インドの宗教哲学書。ベーダ文献の最後の部分なので、ベーダーンタ(ベーダの終わり)ともいう。宇宙と人生を支配するブラフマン(梵)とアートマン(我)の一致を説き、輪廻(りんね)と業(ごう)の思想を主張、インド哲学の源流となった。◆「優婆尼沙土」とも書く。

カーマ【梵Kma】🔗🔉

カーマ【梵Kma】 《意欲・愛欲の意》インド神話で、愛の神。リグ‐ベーダでは宇宙創造の原動力としてうたわれたが、のち愛欲の神とされた。

カーマスートラ【梵Kmastra】🔗🔉

カーマスートラ【梵Kmastra】 古代インドの性愛書。四世紀ごろのバラモンの学者バーツヤーヤナの作と伝えられる。性愛に関する事項をサンスクリットの韻文で記し、文学的価値も高い。愛経。

カルマ【梵karman】🔗🔉

カルマ【梵karman】(ごう)

クシャトリヤ【梵Katriya】🔗🔉

クシャトリヤ【梵Katriya】 インドのバルナ(四種姓)で、バラモンに次ぐ第二位の身分。王族および武士。◆「刹帝利」とも書く。

クリシュナ【梵Ka】🔗🔉

クリシュナ【梵Ka】 ヒンズー教神話の神。ビシュヌ神と同一視され、その十大化身の一ともされる。多くの悪鬼を滅ぼし、世を救うための偉業を行ったとされ、彫刻や絵画の題材となっている。

ゴータマ【梵Gautama】🔗🔉

ゴータマ【梵Gautama】 釈迦(しやか)の姓。→瞿曇(くどん)

シバ【梵iva】🔗🔉

シバ【梵iva】 ヒンズー教で、ブラフマー・ビシュヌ神とともに三神の一。破壊と創造をつかさどる神で、生殖器崇拝とも関係が深い。◆「湿婆」とも書く。→大自在天

シャクンタラー【梵akuntal🔗🔉

シャクンタラー【梵akuntal 古代インドの詩人カーリダーサの戯曲。七幕。四、五世紀ごろ成立。古代叙事詩「マハーバーラタ」などの中の伝説を脚色したもの。サンスクリット文学の傑作とされる。

シュードラ【梵dra】🔗🔉

シュードラ【梵dra】 インドのバルナ(四種姓)で、最下位の身分。隷属民で、上位の三バルナに奉仕するものとされた。シュダラ。→カースト◆「首陀羅」「首陀」とも書く。

シュリービジャヤ【梵r Vijaya】🔗🔉

シュリービジャヤ【梵r Vijaya】 スマトラ島のパレンバンを中心として、マレー族が建てた王国。七世紀後半に成立し、海上貿易の中心地として栄えたが、一一世紀以後衰退。大乗仏教が信仰された。室利仏誓。室利仏逝。三仏斉。

スードラ【梵dra】🔗🔉

スードラ【梵dra】 シュードラ

ソーマ【梵soma】🔗🔉

ソーマ【梵soma】 《蘇摩と音写》古代インドの植物の名。また、その液汁を発酵させて作った飲料。祭式の供物とされた。インドの神の一。を神格化したもの。

タントラ【梵tantra】🔗🔉

タントラ【梵tantra】 ヒンズー教で、シバ神の妃をシャクティ(性力)として崇拝するシャークタ派の諸聖典の通称。中世インドに成立した後期密教聖典の称。また、密教経典の総称。「―仏教」

ナーランダー【梵Nlanda】🔗🔉

ナーランダー【梵Nlanda】 インド、ビハール州中部にある仏教遺跡。五〜一二世紀にインド随一の学問寺として繁栄、玄奘(げんじよう)も留学した。那爛陀寺。

ニヤーヤ【梵Nyya】🔗🔉

ニヤーヤ【梵Nyya】 インド六派哲学の学派の一。「ニヤーヤ‐スートラ(正理経)」を経典とし、ガウタマが開祖とされ、一世紀ごろ古代インドで成立したと推定される。それまでの論理学と自然哲学とを集大成したもの。ニヤーヤ学派。正理学派。

ニルバーナ【梵nirva】🔗🔉

ニルバーナ【梵nirva】 涅槃(ねはん)

バイシャ【梵vaiya】🔗🔉

バイシャ【梵vaiya】 インドのバルナ(四種姓)で、クシャトリヤに次ぐ第三位の身分。平民で、農業や商業に従事。べーシャ。◆「吠舎」とも書く。

バガバッド‐ギーター【梵Bhagavad-gt🔗🔉

バガバッド‐ギーター【梵Bhagavad-gt 《主の歌の意》ヒンズー教の聖典の一。クリシュナに化身したビシュヌ神への信愛(バクテイ)を説く宗教哲学詩。大叙事詩「マハーバーラタ」の一部をなす。

バラモン【梵brhmaa】🔗🔉

バラモン【梵brhmaa】 インドのバルナ(四種姓)で、最高位の身分。僧侶で、学問・祭祀(さいし)をつかさどり、インド社会の指導的地位にあった。ブラフマン。ブラーマン。バラモン教。また、バラモン僧。◆「婆羅門」とも書く。

バルナ【梵vara】🔗🔉

バルナ【梵vara】 《色の意》古代インド社会で形成された四種の階層。バラモン(祭司)・クシャトリヤ(王侯・武士)・バイシャ(平民)・シュードラ(隷属民)から成り、のちのカーストの母体。四種姓。四姓。→カースト

バルナ【梵Varua】🔗🔉

バルナ【梵Varua】 インド神話で、司法神。天則(リタ)の守護者で、人々を監視し背く者を罰する。のち、仏教にとり入れられて水神となった。

パンチャタントラ【梵Pacatantra】🔗🔉

パンチャタントラ【梵Pacatantra】 《五巻の書の意》古代インドのサンスクリット語の説話集。五編からなり、三世紀ごろ成立。バラモンのビシュヌシャルマンが寓話に託して、三人の王子に、王侯・大臣に必要な政治・処世・倫理について教えるもの。

ビシュヌ【梵Viu】🔗🔉

ビシュヌ【梵Viu】 ヒンズー教で、ブラフマー・シバとともに三神の一。ベーダ神話では太陽神であるが、のちの叙事詩では破壊神シバと並んで最高神とされる。慈愛・恩寵(おんちよう)を垂れ、生類救済のため一〇種の形をとって世に現れるといわれる。

ヒトーパデーシャ【梵Hitopadea】🔗🔉

ヒトーパデーシャ【梵Hitopadea】 《有益な教訓の意》古代インドの説話集「パンチャタントラ」の異本の一。一〇世紀ごろ、ナーラーヤナ編。原本の五編を四編に改編し、独自の説話も追加されている。

プラーナ【梵Pura】🔗🔉

プラーナ【梵Pura】 《古い物語・古伝説の意》ヒンズー教の伝える一連の聖典文献。神話・伝説をはじめ、あらゆる分野の内容を含むが、なかでもビシュヌ・シバ両神を賛美する内容が目立っている。

ブラフマー【梵Brahm🔗🔉

ブラフマー【梵Brahm ヒンズー教で、シバ・ビシュヌ神とともに三神の一。宇宙の創造神。仏教にとりいれられ、梵天(ぼんてん)となった。

ブラフマン【梵Brahman】🔗🔉

ブラフマン【梵Brahman】 インドの正統バラモン教思想における最高の理法。宇宙の統一原理。万有の根本原理。梵(ぼん)→アートマン

ベーシャ【梵vaiya】🔗🔉

ベーシャ【梵vaiya】 バイシャ

ベーダ【梵Veda】🔗🔉

ベーダ【梵Veda】 《知識の意》インド最古の文献で、バラモン教の根本聖典。起源はアーリア民族の自然賛美の詩で、前一二〇〇〜前五〇〇年の成立と推定され、リグ・サーマ・ヤジュル・アタルベの四ベーダ(祭式上の区別)から成る。内容上からジュニャーナカーンダ(哲学的、宗教的思索部門)とカルマカーンダ(施祭部門)の二つに大別される。

ベーダーンタ【梵Vednta】🔗🔉

ベーダーンタ【梵Vednta】 ウパニシャッドの異称。ベーダの最後(アンタ)にあるところからの称。

ぼろ【×梵△論・暮露】🔗🔉

ぼろ【×論・暮露】 半僧半俗の物乞いの一種。鎌倉末期に発生。室町時代には尺八を吹いて物を乞う薦僧(こもそう)が現れ、のちの虚無僧(こむそう)はこの流れという。梵論字(ぼろんじ)。梵論梵論(ぼろぼろ)

ぼろ‐ぼろ【×梵△論×梵△論・暮露暮露】🔗🔉

ぼろ‐ぼろ【××論・暮露暮露】ぼろ(梵論)」に同じ。「―多く集まりて、九品(くほん)の念仏を申しけるに」〈徒然・一一五〉

ぼろん‐じ【×梵論字・×梵論師】🔗🔉

ぼろん‐じ【×梵論字・×梵論師】ぼろ(梵論)」に同じ。

ぼん【×梵】🔗🔉

ぼん【×梵】 《梵brahmanの音写から》インドのバラモン教における最高原理。世界創造の根本原理。ブラフマン。梵天。を神格化したもの。仏教に取り入れられ、守護神の一となった。清浄・神聖なもの。

ぼん‐おう【×梵王】‐ワウ🔗🔉

ぼん‐おう【×梵王】‐ワウ梵天」に同じ。

ぼん‐おん【×梵音】🔗🔉

ぼん‐おん【×梵音】 《連声(れんじよう)で「ぼんのん」とも》梵天の王の声。五種清浄の音を発するという。また、仏の音声。四箇(しか)の法要のとき、散華(さんげ)ののちに唱える偈頌(げじゆ)読経の声。また、読経。仏教の音楽。特に、声楽。梵語の発音。また、梵語。

ぼんが‐いちにょ【×梵我一如】🔗🔉

ぼんが‐いちにょ【×梵我一如】 インドの哲学書ウパニシャッドに代表されるバラモンの根本思想で、宇宙の根本原理であるブラフマン(梵)と個人の本体であるアートマン(我)とは同一であるというもの。

ぼん‐かく【×梵閣】🔗🔉

ぼん‐かく【×梵閣】 てら。寺院。梵刹(ぼんせつ)

ぼん‐がく【×梵学】🔗🔉

ぼん‐がく【×梵学】 梵語についての学問。仏教についての学問。

ぼん‐ぎょう【×梵行】‐ギヤウ🔗🔉

ぼん‐ぎょう【×梵行】‐ギヤウ 淫欲を断つ修行。また一般に、仏道の修行。

ぼん‐ご【×梵語】🔗🔉

ぼん‐ご【×梵語】 サンスクリット語の異称。その起源が造物神ブラフマン(梵天)にあるというインドでの伝承に基づく、中国や日本での呼称。

ぼん‐さい【×梵妻】🔗🔉

ぼん‐さい【×梵妻】 僧侶の妻。大黒(だいこく)

ぼん‐さつ【×梵×刹】🔗🔉

ぼん‐さつ【××刹】 ぼんせつ(梵刹)

ぼん‐さん【×梵×讚】🔗🔉

ぼん‐さん【××讚】 仏・菩薩の徳をたたえる讚のうち、漢字で音写された梵語によるもの。梵語讚。→漢讚 →和讚

ぼん‐じ【×梵字】🔗🔉

ぼん‐じ【×梵字】 古代インドでサンスクリット語を書くのに用いたブラーフミー文字と、その系統の文字の総称。その起源は北セム系文字。→悉曇(しつたん)

ぼん‐しょう【×梵鐘】🔗🔉

ぼん‐しょう【×梵鐘】 寺院で、鐘楼につり下げ、撞木(しゆもく)でつき鳴らす鐘。音が大きいことから鯨鐘(げいしよう)・洪鐘などともいう。

ぼん‐せつ【×梵×刹】🔗🔉

ぼん‐せつ【××刹】 仏寺。てら。ぼんさつ。

ぼん‐そう【×梵僧】🔗🔉

ぼん‐そう【×梵僧】 戒行を固く守る僧。また、一般に僧。インドの僧。

ぼん‐てん【梵天】🔗🔉

ぼん‐てん【梵天】 《梵Brahmanの訳。「ぼんでん」とも》古代インドで世界の創造主、宇宙の根源とされたブラフマンを神格化したもの。仏教に取り入れられて仏法護持の神となった。色界の初禅天の王。十二天・八方天の一。ふつう本尊の左に侍立する形で表され、右の帝釈天(たいしやくてん)と相対する。梵天王(ぼんてんのう)。大梵天王。《「梵土天竺(ぼんどてんじく)」の略》インドの異称。仏語。色界の初禅天。大梵天・梵輔天・梵衆天の三天からなり、特に大梵天をさす。淫欲を離れた清浄な天。修験者が祈祷に用いる幣束(へいそく)大形の御幣の一。長い竹や棒の先に、厚い和紙や白布を取り付けたもの。神の依代(よりしろ)を示す。《季 新年》棒の先に幣束を何本もさしたもの。魔除けとして軒などにさした。延縄(はえなわ)・刺し網などの所在を示す目印とする浮標のこと。「梵天瓜」の略。

ぼんてん‐うり【×梵天×瓜】🔗🔉

ぼんてん‐うり【×梵天×瓜】 マクワウリの別名。

ぼんてん‐か【×梵天花】‐クワ🔗🔉

ぼんてん‐か【×梵天花】‐クワ アオイ科の多年草。低木状で、高さ約一メートル。全体が星状の毛に覆われる。葉は手のひら状に深く裂けていて、淡黄緑色の斑がある。秋、紅色の五弁花を開く。九州南部・沖縄などに分布。

ぼんてん‐こく【×梵天国】🔗🔉

ぼんてん‐こく【×梵天国】 梵天」に同じ。《貞享・元禄のころ、浄瑠璃の終わりに祝言としてを語ったところから》物事の終わり。転じて、追い出されること。「既(すんで)の事―になる処を」〈魯庵・破垣〉室町時代の御伽草子。一巻。作者未詳。本地物。清水観音の申し子の中納言が、梵天王の姫と結婚して帝の難題を解決し、また奪われた姫を救い出す物語。のちに浄瑠璃・説経節としても語られた。

ぼんてん‐のう【梵天王】‐ワウ🔗🔉

ぼんてん‐のう【梵天王】‐ワウ 色界の初禅天の王。梵天の支配者。梵天。

ぼんとう【梵灯】🔗🔉

ぼんとう【梵灯】一三四九〜?]室町前期の連歌師。出雲の人。俗名、朝山師綱。足利義満に仕えたが、出家して各地を遊歴。連歌を二条良基に学び、その没後は連歌界の重鎮となった。著「梵灯庵袖下集」「梵灯連歌合(れんがあわせ)」「梵灯庵主返答書」など。

ぼん‐ばい【×梵×唄】🔗🔉

ぼん‐ばい【××唄】 インドの詠法による歌唱。声明(しようみよう)四箇(しか)の法要の始まりに、仏徳をたたえる特定の偈頌(げじゆ)を唱えること。

ぼん‐ぶん【×梵文】🔗🔉

ぼん‐ぶん【×梵文】 梵語で書かれた文章。梵字の経文。

ぼんもう【梵網】ボンマウ🔗🔉

ぼんもう【梵網】ボンマウ 「梵網経」の略。

ぼんもう‐え【×梵網会】ボンマウヱ🔗🔉

ぼんもう‐え【×梵網会】ボンマウヱ 梵網経を講読して冥福(めいふく)を祈る法会。日本では聖武天皇の生母追善のために行われたのが最初。

ぼんもう‐きょう【梵網経】ボンマウキヤウ🔗🔉

ぼんもう‐きょう【梵網経】ボンマウキヤウ 二巻。鳩摩羅什(くまらじゆう)訳と伝えられたが、五世紀ごろ中国での成立とみられる。下巻は十重禁戒・四十八軽戒(きようかい)をあげて大乗戒を説き、戒本とされる。最澄がこれに基づいて比叡山に大乗戒壇を建てた。梵網経盧舎那仏説菩薩心地戒品第十。梵網菩薩戒経。

ぼんもう‐ぼさつかい【×梵網×菩×薩戒】ボンマウ‐🔗🔉

ぼんもう‐ぼさつかい【×梵網××薩戒】ボンマウ‐ 仏語。梵網経下巻に説かれる大乗戒。十重禁戒・四十八軽戒(きようかい)のこと。

マハーバーラタ【梵Mahbhrata】🔗🔉

マハーバーラタ【梵Mahbhrata】 古代インドの大叙事詩。一八編、一〇万頌。口伝であったバラタ族の二王族間の戦いの物語が、四世紀ごろにまとめられたものという。神話・伝説・宗教・哲学・法律・道徳などに関する多数の挿話を収める。◆「摩訶婆羅多」とも書く。

マハービーラ【梵Mahvra】🔗🔉

マハービーラ【梵Mahvra】 《偉大な英雄の意》[前四四四ころ〜前三七二ころ]ジャイナ教の開祖。本名はバルダマーナ。釈迦とほぼ同時代の人。インド北部ビハールに生まれ、三〇歳で出家、一二年間の苦行ののち大悟を得た。ジナ(勝者の意)ともいう。

マントラ【梵mantra】🔗🔉

マントラ【梵mantra】 真言(しんごん)

ミトラ【梵Mitra;ペルシアMithra】🔗🔉

ミトラ【梵Mitra;ペルシアMithra】 古代インド・イランの、光・盟約・正義・友情の神。ローマ帝国の太陽神ミトラスや大乗仏教の弥勒菩薩(みろくぼさつ)などにもこの神名が反映している。

ヨーガ【梵yoga】🔗🔉

ヨーガ【梵yoga】 ヨーガ派が心身の調整・統一を図る修行法。特殊な座法・呼吸法などを行い、これによって解脱に至ると説く。仏教を通してチベットへ伝わり、中国・日本にも伝わった。現在は健康法としても行われる。ヨガ。

ヨガ【梵yoga】🔗🔉

ヨガ【梵yoga】 ヨーガ

ヨニ【梵yoni】🔗🔉

ヨニ【梵yoni】 女陰。また、子宮。ヨーニ。

ラージャ【梵rja】🔗🔉

ラージャ【梵rja】 インドで王の称号。古くは氏族集団の首長をさし、のち王権の伸長に伴い王は「マハーラージャ(大王)」などと称した。

ラーマーヤナ【梵Rmyana】🔗🔉

ラーマーヤナ【梵Rmyana】 《ラーマ王の物語の意》インドの大叙事詩。全七編、二万四千頌(しよう)。詩人バールミキの作。成立は二世紀末とされる。英雄ラーマが猿の勇士ハヌマンらと協力して魔王ラーバナと戦い、誘拐された妻シータを取り戻す物語。

リグ‐ベーダ【梵g-veda】🔗🔉

リグ‐ベーダ【梵g-veda】 古代インドのバラモン教の聖典。一〇巻一〇二八編の賛歌から成る。前一五〇〇〜前一〇〇〇年ごろ成立。インド最古の文献で、四大ベーダの中心。現世・来世の幸福を神々に祈念する賛歌で、神々を勧請する神官によって誦唱。

リンガ【梵liga】🔗🔉

リンガ【梵liga】 男根。また、それをかたどった像。陽石。ヒンズー教で、シバ神の象徴として尊崇される。

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[音]ボン    ハン [部首]木 [総画数]11 [コード]区点    5980      JIS   5B70      S‐JIS 9E90 [難読語] →ばがぼん【薄伽梵】ぼろ【梵論・暮露】ぼろん‐じ【梵論字・梵論師】ぼん‐ばい【梵唄】

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