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ぎょう【業】ゲフ🔗🔉

ぎょう【業】ゲフ なすべきこと。仕事。わざ。「畢生(ひつせい)の―」暮らしの手だて。生業。職業。「家の―を継ぐ」「菓子の販売を―とする」学問。技芸。「―を修める」

ぎょう‐かい【業界】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐かい【業界】ゲフ‐ 同じ産業や商業に関係する人々の社会。同業者の世界。「金融―」特に、マスコミ・広告など情報産業に関係する人々の社会。「―人」

ぎょうかい‐し【業界紙】ゲフカイ‐🔗🔉

ぎょうかい‐し【業界紙】ゲフカイ‐ 特定の業界に関する報道を専業とする新聞。業界新聞。

ぎょう‐かん【業間】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐かん【業間】ゲフ‐ 授業や作業の合間。「―体操」業種と業種との中間的な部分。どの業種からも見落とされそうな仕事の領域。「―ビジネス」

ぎょう‐さ【業作】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐さ【業作】ゲフ‐ 仕事をすること。作業。「人の―は妨ぐ可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉

ぎょう‐さい【業際】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐さい【業際】ゲフ‐ 異なる事業分野にまたがること。「―市場」

ぎょう‐しゃ【業者】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐しゃ【業者】ゲフ‐ 商工業などの事業を営んでいる人。「出入りの―」同じ種類の事業や商売をしている人。同業者。「―仲間」「―間の相場」

ぎょう‐しゅ【業主】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐しゅ【業主】ゲフ‐ 事業を経営する人。また、営業をする人。

ぎょう‐しゅ【業種】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐しゅ【業種】ゲフ‐ 商業・工業などの事業の種類。経理・営業などの業務の種類。

ぎょう‐せき【業績】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐せき【業績】ゲフ‐ 事業や学術研究の上で獲得した成果。「―をあげる」「―を残す」

ぎょう‐たい【業体】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐たい【業体】ゲフ‐ ぎょうてい(業体)

ぎょう‐たい【業態】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐たい【業態】ゲフ‐ 営業や企業の状態・体制。生活や職業活動の状態。「住民の―」

ぎょう‐てい【業体】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐てい【業体】ゲフ‐ 営業や企業の状態。業態(ぎようたい)おこない。所行。また、風体。「此様(こん)な身で此様な―で」〈一葉・にごりえ〉

ぎょう‐む【業務】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐む【業務】ゲフ‐ 職業や事業などに関して、継続して行う仕事。

ぎょうむ‐かんり【業務管理】ゲフムクワンリ🔗🔉

ぎょうむ‐かんり【業務管理】ゲフムクワンリ 企業経営における特定業務が、効果的かつ能率的に遂行されることを確保するための管理活動。生産管理

ぎょうむ‐さいがい【業務災害】ゲフム‐🔗🔉

ぎょうむ‐さいがい【業務災害】ゲフム‐ 労働者が業務の遂行中に受けた負傷・疾病・死亡などの災害。使用者は過失の有無にかかわらず災害補償をしなければならない。

ぎょうむ‐しっこうしゃ【業務執行者】ゲフムシツカウシヤ🔗🔉

ぎょうむ‐しっこうしゃ【業務執行者】ゲフムシツカウシヤ 組合や法人などの団体で、その事業に関する業務を執行する人。

ぎょうむしっこう‐しゃいん【業務執行社員】ゲフムシツカウシヤヰン🔗🔉

ぎょうむしっこう‐しゃいん【業務執行社員】ゲフムシツカウシヤヰン 会社の業務を執行する権限・責任を持つ社員。合名会社の社員、合資会社の無限責任社員など。

ぎょうむじょう‐おうりょうざい【業務上横領罪】ゲフムジヤウワウリヤウザイ🔗🔉

ぎょうむじょう‐おうりょうざい【業務上横領罪】ゲフムジヤウワウリヤウザイ 業務として他人から預かり保管している金品を横領する罪。

ぎょうむじょう‐かしつ【業務上過失】ゲフムジヤウクワシツ🔗🔉

ぎょうむじょう‐かしつ【業務上過失】ゲフムジヤウクワシツ 一定の業務に従事する者が、その業務上に必要な注意義務を怠ること。業務上過失致死傷罪は、一般の過失致傷罪・過失致死罪よりも重く罰せられる。

ぎょうむぼうがい‐ざい【業務妨害罪】ゲフムバウガイ‐🔗🔉

ぎょうむぼうがい‐ざい【業務妨害罪】ゲフムバウガイ‐ 虚偽の風説を流したり、偽計や威力を用いたりして他人の業務を妨害する罪。

ぎょう‐よう【業容】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐よう【業容】ゲフ‐ 事業の内容。

ぎょう‐れき【業歴】ゲフ‐🔗🔉

ぎょう‐れき【業歴】ゲフ‐ 会社などの、事業の経歴。

ごう【業】ゴフ🔗🔉

ごう【業】ゴフ 《梵karmanの訳》仏語。人間の身・口・意によって行われる善悪の行為。前世の善悪の行為によって現世で受ける報い。「―が深い」「―をさらす」「―を滅する」理性によって制御できない心の働き。

業が煮・える🔗🔉

業が煮・える 物事が思うように運ばないで、いらいらする。「―・えてならん」〈白鳥・牛部屋の臭ひ〉

業を煮や・す🔗🔉

業を煮や・す 事が思うように運ばず、腹を立てる。「無意味な発言が続き―・して席を立つ」

ごう‐いん【業因】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐いん【業因】ゴフ‐ 仏語。未来に苦楽の果報を招く原因となる善悪の行為。業果。

ごう‐か【業火】ゴフクワ🔗🔉

ごう‐か【業火】ゴフクワ 悪業が身を滅ぼすことを火にたとえていう語。地獄の罪人を苦しめる猛火。激しい炎や大火のたとえにもいう。「―の責め苦」

ごう‐か【業果】ゴフクワ🔗🔉

ごう‐か【業果】ゴフクワ 仏語。業による報い。業報。業因。

ごう‐かん【業感】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐かん【業感】ゴフ‐ 仏語。善悪の行為が因となって、苦楽の報いを感受すること。

ごうかん‐えんぎ【業感縁起】ゴフカン‐🔗🔉

ごうかん‐えんぎ【業感縁起】ゴフカン‐ 仏語。一切の現象は、衆生の業因によって生じたものであるとする小乗仏教の世界観。

ごう‐く【業苦】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐く【業苦】ゴフ‐ 仏語。過去に行った悪業(あくごう)のために、現世で受ける苦しみ。

ごう‐く【業×垢】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐く【業×垢】ゴフ‐ 仏語。悪業が心身をけがし苦を招くことを、垢(あか)にたとえた語。業塵(ごうじん)悪業と煩悩(ぼんのう)

ごう‐さらし【業×曝し・業×晒し】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐さらし【業×曝し・業×晒し】ゴフ‐ [名・形動]《「ごうざらし」とも》前世の悪業の報いとしてこの世で恥をさらすこと。また、そういう人や、そのさま。恥さらし。「―をする」「―な男」人をののしっていう語。「この―め」

ごう‐しょう【業障】ゴフシヤウ🔗🔉

ごう‐しょう【業障】ゴフシヤウ ごっしょう(業障)

ごう‐つくばり【業突く張り】ゴフ‐・【強突く張り】ガウ‐🔗🔉

ごう‐つくばり【業突く張り】ゴフ‐・【強突く張り】ガウ‐ [名・形動]非常に欲張りで強情なこと。また、そのさま。「この―め」「―な(の)家主」「あの―の事だから」〈漱石・道草〉

ごう‐にん【業人】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐にん【業人】ゴフ‐ 前世の悪業の報いとして苦難を受ける人。また、悪業を行う人。人をののしってもいう。「お前さんはえらい―だ」〈森田草平・煤煙〉

ごう‐の‐かぜ【業の風】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐の‐かぜ【業の風】ゴフ‐業風(ごうふう)」に同じ。「かの地獄の―なりとも、かばかりにこそはとぞおぼゆる」〈方丈記〉

ごう‐の‐はかり【業の×秤】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐の‐はかり【業の×秤】ゴフ‐ 地獄で、生前の悪業の軽重をはかるという秤。

ごう‐はら【業腹】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐はら【業腹】ゴフ‐ [名・形動]非常に腹が立つこと。しゃくにさわること。また、そのさま。「あんなやつに負けるとは―だ」「―な仕打ちを受ける」

ごう‐びょう【業病】ゴフビヤウ🔗🔉

ごう‐びょう【業病】ゴフビヤウ 前世の悪業(あくごう)の報いでかかるとされた、治りにくい病気。難病。

ごう‐ふう【業風】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐ふう【業風】ゴフ‐ 地獄で吹くという大暴風。地獄に堕(お)ちた衆生(しゆじよう)の悪業に感じて吹くとされる。

ごう‐ほう【業報】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐ほう【業報】ゴフ‐ 前世や過去におこなった善悪の行為による報い。業果。

ごう‐ま【業魔】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐ま【業魔】ゴフ‐ 仏語。悪業が正道を妨げ、智慧を失わせることを、悪魔にたとえていう語。

ごう‐やく【業厄】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐やく【業厄】ゴフ‐ 仏語。悪業(あくごう)の報いとして受ける災難。

ごう‐りき【業力】ゴフ‐🔗🔉

ごう‐りき【業力】ゴフ‐ 仏語。果報を生じる業因の力。善業には善果を、悪業には悪果を生じる力。

ごっ‐しょう【△業障】‐シヤウ🔗🔉

ごっ‐しょう【業障】‐シヤウ 仏語。三障または四障の一。悪業(あくごう)によって生じた障害。ごうしょう。

ごっ‐ぽう【△業報】🔗🔉

ごっ‐ぽう【業報】 ごうほう(業報)

ごっぽう‐にん【△業報人】🔗🔉

ごっぽう‐にん【業報人】 悪業の報いを受ける人。また、人をののしっていう語。「だれだと思ふ、―め」〈人・梅児誉美・初〉

なり【△業】🔗🔉

なり【業】 生活のための仕事。生業。なりわい。「ひさかたの天路(あまぢ)は遠しなほなほに家に帰りて―をしまさに」〈万・八〇一〉

なり‐どころ【△業所】🔗🔉

なり‐どころ【業所】 生産をする田地と、そこに設けた家。田地と邸宅。「逆流を塞ぎて―を全くせよ」〈仁徳紀〉別邸。別荘。「飛鳥の皇女の―に幸(いでま)す」〈持統紀〉

なりひら‐だけ【△業平竹】🔗🔉

なりひら‐だけ【業平竹】 イネ科の植物。高さ約五メートル。茎は紅緑色になり、葉は枝先に四、五枚つく。観賞用として庭園に植える。名は、形がよいことを在原業平になぞらえたもの。大名竹(だいみようちく)

なりひら‐づくり【△業平作り】🔗🔉

なりひら‐づくり【業平作り】 在原業平のような美男子の容姿。「花橘(はなたちばな)の袖の香に、昔男の―」〈浄・歌念仏〉

わざ【業】🔗🔉

わざ【業】 おこない。行為。所業。しわざ。「神のみ―」「人間―」職業。仕事。「物書きを―とする」こと。ありさま。おもむき。「容易な―ではない」「腹ふくるる―」仏事。法要。「安祥寺にてみ―しけり」〈伊勢・七七〉たたり。害。「―をするものはだますといふほどに」〈虎明狂・附子〉

わざ‐ごと【業事】🔗🔉

わざ‐ごと【業事】 特別な技術を必要とする事柄。

わざ‐し【業師】🔗🔉

わざ‐し【業師】 相撲などで、多彩な技に巧みな人。策略・駆け引きに長じた人。策士。「党内きっての―」

わざ‐びと【業人】🔗🔉

わざ‐びと【業人】 技術・技芸のすぐれた人。

わざ‐まえ【業前】‐まへ🔗🔉

わざ‐まえ【業前】‐まへ 腕前。てなみ。技量。「年若といえども―に於ては」〈和田定節・春雨文庫〉

わざ‐もの【業物】🔗🔉

わざ‐もの【業物】 名工の作った、切れ味のすぐれた刀。名刀。「正宗の鍛えた―」

わざ‐よし【業良し】🔗🔉

わざ‐よし【業良し】 切れ味のよい刀剣。業物(わざもの)。「是は―なれども」〈虎寛狂・二千石〉

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[音]ギョウ    ゴウ [訓]わざ    なりわい    すで‐に [部首]木 [総画数]13 [コード]区点    2240      JIS   3648      S‐JIS 8BC6 [分類]常用漢字 [難読語] →ごっ‐しょう【業障】ごっ‐ぽう【業報】こと‐わざ【事業】し‐わざ【仕業・為業】すぎ‐わい【生業】なり‐わい【生業・家業】ひ‐ぎょう【丕業】よ‐なべ【夜業・夜鍋】わく‐ごう【惑業】

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