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がく‐や【楽屋】🔗🔉

がく‐や【楽屋】 劇場・寄席などの舞台の裏にあって、出演者が出演の支度をしたり休息したりする部屋。物事の裏。内情。内幕(うちまく)。楽屋裏。「奈何(どう)だい、商人(あきんど)の―は驚いたもんだろう」〈魯庵・社会百面相〉雅楽で、楽人が奏楽する所。

楽屋から火を出す🔗🔉

楽屋から火を出す 自分から災難を引き起こす。内部から問題が起こる。

楽屋で声を嗄(か)らす🔗🔉

楽屋で声を嗄(か)らす いくらほねをおっても人に認められないことのたとえ。

がくや‐いちょう【楽屋銀=杏】‐イチヤウ🔗🔉

がくや‐いちょう【楽屋銀杏】‐イチヤウ 江戸時代、歌舞伎役者の髪形。かつらをかぶるのに便利なように、全体をあまり盛り上げずに結ったもの。歌舞伎の立役がかぶるかつらの一。主に、口上、後見(こうけん)などに出る者が用いる。女性の髪形の一。銀杏返しを普通よりもずっと低く結ったもの。

がくや‐いり【楽屋入り】🔗🔉

がくや‐いり【楽屋入り】 [名]スル俳優などが、出演のため楽屋に入ること。

がくや‐うら【楽屋裏】🔗🔉

がくや‐うら【楽屋裏】 楽屋の中。楽屋。部外者にはあまり知られていない内部事情。内幕(うちまく)。内情。「―を話す」

がくや‐おち【楽屋落ち】🔗🔉

がくや‐おち【楽屋落ち】 芝居や寄席などで、楽屋にいる仲間など特定の人だけにわかって、観客など一般の人にはわからないこと。仲間どうしにだけ通じて、他人にはわからないこと。「―のしゃれ」

がくや‐すずめ【楽屋×雀】🔗🔉

がくや‐すずめ【楽屋×雀】 楽屋に出入りして芝居社会の内情に通じている人。芝居通。ある社会の内情に通じていて、すぐに話してまわる人。「政界の―」

がくや‐とうどり【楽屋頭取】🔗🔉

がくや‐とうどり【楽屋頭取】 太夫元の名代として楽屋のいっさいを取り締まる人。代役や舞台事故の処置、化粧料・日払いの配分などを行い、また観客へのふれ言、閉場の口上などを述べる。頭取。

がくや‐とんび【楽屋×鳶】🔗🔉

がくや‐とんび【楽屋×鳶】 素人で、劇場の楽屋にしょっちゅう出入りしていて、内部の事情にくわしい人。楽屋雀。

がくや‐ばなし【楽屋話】🔗🔉

がくや‐ばなし【楽屋話】 《楽屋裏だけで、舞台には出さない話の意から》内輪の話。

がくや‐ばん【楽屋番】🔗🔉

がくや‐ばん【楽屋番】 劇場などの楽屋にいて、役者の世話や諸道具の番をする人。

がくや‐ぶぎょう【楽屋奉行】‐ブギヤウ🔗🔉

がくや‐ぶぎょう【楽屋奉行】‐ブギヤウ 室町時代の臨時の職。将軍が大名の邸を訪れる際に接待のための諸事を担当した裏方の役。

がくや‐ぶろ【楽屋風×呂】🔗🔉

がくや‐ぶろ【楽屋風×呂】 劇場の楽屋にある俳優専用の風呂。脂粉で濁るので泥風呂ともいった。

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