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し・ぬ【死ぬ】🔗🔉

し・ぬ【死ぬ】 [動ナ五][ナ四・ナ変]《古くはナ行変格活用。室町時代ころからナ行四段活用が見られるようになり、江戸時代には二つの活用が並存。明治以降はナ行四段(五段)活用が一般的になったが、なお「死ぬる」「死ぬれ(ば)」などナ行変格活用が用いられることもある》命がなくなる。息が絶える。また、自ら命を断つ。「交通事故で―・ぬ」「世をはかなんで―・ぬ」「―・ぬか生きるかの大問題」「―・ぬほどの苦しみ」「―・んでも言えない」生きる。そのもの本来の力や働きが果たされなかったり、うまく利用されなかったりする状態になる。活用されなくなる。「―・んだ金」そのものがもっている生命感や価値がなくなる。生き生きしたところが失われる。生気がなくなる。「陳列する場所を誤るとせっかくの絵も―・んでしまう」「目が―・んでいる」動きなどがなくなる。やむ。「風が―・ぬ」囲碁で、敵の石に囲まれて取られる。生きる。野球で、アウトになる。「一塁で―・ぬ」生きる。 [可能]しねる◆「死ぬ」の語尾は、完了の助動詞「ぬ」と同じなので、死んでしまうというのが原義。したがって平安時代までは助動詞「ぬ」は「死ぬ」に付くことがなかった。 [類語]亡くなる・死する・没する・果てる・眠る・瞑(めい)する・逝(ゆ)く・斃(たお)れる・事切れる・身罷(みまか)る・先立つ・旅立つ・死去する・死亡する・死没する・物故する・絶命する・絶息する・永眠する・瞑目(めいもく)する・逝去(せいきよ)する・長逝(ちようせい)する・永逝(えいせい)する・他界する・昇天する・往生(おうじよう)する・落命する・急逝(きゆうせい)する・急死する・頓死(とんし)する・横死する・夭折(ようせつ)する・夭逝(ようせい)する・息を引き取る・冷たくなる・敢(あ)えなくなる・世を去る・帰らぬ人となる・不帰の客となる・死出の旅に出る・亡き数に入る・鬼籍に入る・召される・幽明境(さかい)を異(こと)にする・黄泉(こうせん)の客となる・命を落とす(貴人が)卒去する・薨去(こうきよ)する・薨(こう)ずる・お隠れになる(僧侶、聖者が)寂(じやく)する・入寂する・入滅する・円寂する・遷化(せんげ)する

死ぬの生きるのという騒ぎ🔗🔉

死ぬの生きるのという騒ぎ 死ぬとか死なないとか口走るような大げさな騒ぎ。また、生死にかかわるような深刻な騒ぎ。

死ぬ者貧乏🔗🔉

死ぬ者貧乏 生きていれば、よい目を見ることもあるので、死んだ者がいちばん損であるということ。

死ぬる子は眉目(みめ)よし🔗🔉

死ぬる子は眉目(みめ)よし 早く死ぬような子は、とかく顔だちが美しいものである。

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