複数辞典一括検索+
広辞苑の検索結果 (3)
し・ぬ【死ぬ】🔗⭐🔉
し・ぬ【死ぬ】
〔自五〕[文]し・ぬ(ナ変)
(シ(息)イヌ(去)の約か)
①生命を失う。息が絶える。万葉集17「鶯の鳴くくら谷にうちはめて焼けは―・ぬとも君をし待たむ」。竹取物語「命―・なばいかがはせむ」。平家物語9「いかに源太、―・ぬるとも敵にうしろを見すな」。「飼い犬が―・ぬ」
②その事物の生命とするものがなくなる。生気・活気がなくなる。「この絵は―・んでいる」
③そのもののもつ力が活用されない。利用されない。「―・んだ金」
④囲碁で敵に石を囲まれて取られる。また野球でアウトになる。「この隅の石は―・んだ」
⇒死ぬ者貧乏
⇒死ぬる子は眉目よし
⇒死ねがな目抉ろ
⇒死んだ気になって
⇒死んだ子の年を数える
⇒死んでの長者より生きての貧乏
⇒死んで花実が咲くものか
⇒死んでも命があるように
⇒死んでも死にきれない
○死ぬ者貧乏しぬものびんぼう🔗⭐🔉
○死ぬ者貧乏しぬものびんぼう
生きてさえいたら、またいい目も見られるのに、死んだ者はいちばん損だ。
⇒し・ぬ【死ぬ】
じ‐ぬり【地塗り】ヂ‥
①彩色画を描くとき、カンバス・板などの表面を整えるため、下塗りをすること。
②蒔絵の下地として、金銀粉を固着させるため、器物の表面に漆を薄く平らに下塗りすること。
○死ぬる子は眉目よししぬるこはみめよし🔗⭐🔉
○死ぬる子は眉目よししぬるこはみめよし
とかく、早く死ぬ子は器量がよいものである。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「―と美しう生れたが、可愛やその身の不仕合せ」
⇒し・ぬ【死ぬ】
しね
根性。性質。どちりなきりしたん「生得―悪しきもの有るに於いては何とすべきや」
しね【稲】
(他の語の下に付いて熟語を作る時の形)いね。顕宗紀「十握稲とつかしね」。「うる―」
しね【
】
「しねいと」の略。
シネ【ciné フランス】
(cinémaの略)映画。
シネアスト【cinéaste フランス】
①映画の演出家。
②シナリオ作者。
しね‐いと【
糸】
布の末端の織り余りの糸。はたじね。しね。


大辞林の検索結果 (4)
し・ぬ【死ぬ】🔗⭐🔉
し・ぬ [0] 【死ぬ】 (動ナ五)[文]ナ四・ナ変 し・ぬ
(1)呼吸や脈がとまり,命がなくなる。
⇔生まれる
「寿命をまっとうして―・ぬ」「病気で―・ぬ」「命―・ぬべく恋ひ渡るかも/万葉 599」
(2)活気がなくなる。いきいきとした勢いをなくしている。「―・んだ字を書く」「目が―・んでいる」
(3)そのものの持つ力が発揮されなくなる。役に立たなくなる。「右の利き腕が―・んでいる」「素材の持ち味が―・んでいる」
(4)動きが止まる。「今朝は東にも西にも,全く風は―・んでゐる/日本北アルプス縦断記(烏水)」
(5)囲碁で,相手に自分の石を囲まれて取られる。「隅の十目が―・ぬ」
(6)野球で,アウトになる。
⇔生きる
「同点の走者が―・ぬ」
[可能] しねる
〔活用は古くはナ行変格活用であったが,中世後期ごろからナ行四段に活用した例が見られるようになる。近世には,四段活用化が進んだが,近世前期の上方語では,四段活用とともにナ行変格活用もなお用いられた。近世後期の江戸語では,四段活用が主流となったが,なお一部にはナ行変格活用も用いられた。明治以降は四段活用がいっそう一般化し,現代語では「しぬ(死ぬ)」の活用は,一般に五段活用(四段活用の改称)とされている。もっとも,明治以降でも,「死ぬること」などの形で,ナ行変格の残存形がときに用いられることがある〕
[慣用] 畳の上で―
死ぬ者(モノ)貧乏(ビンボウ)🔗⭐🔉
死ぬ者(モノ)貧乏(ビンボウ)
生きていればいつかはいいこともあろうが,死んでしまった者は最も損であるということ。
死ぬる子は眉目(ミメ)よし🔗⭐🔉
死ぬる子は眉目(ミメ)よし
早死にする子はとかく器量がよいものだ。
しぬ【死ぬ】(和英)🔗⭐🔉
しぬ【死ぬ】
die;→英和
pass away;expire;→英和
lose one's life;lay down one's life (命を捨てる);leave this world (他界);kill oneself (自殺).死んだ dead;→英和
deceased.→英和
死んでいる be dead;be lifeless.〜覚悟で at the risk of one's life.〜か生きるかの問題 a matter of life and death.死にたくなる wish oneself dead.死んだも同然 be as good as dead.〜まで戦う fight to the end.→英和
死んだ振りをする feign death.死んだものと諦(あきら)める give up for lost.凍えて(飢えて)〜 be frozen (be starved) to death.事故で〜 be killed.病気で〜 die.負傷して〜 die from a wound.→英和
広辞苑+大辞林に「死ぬ」で始まるの検索結果。