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さかり【盛り】🔗🔉

さかり【盛り】 物事の勢いが頂点に達していること。また、その時期。「暑さが―を過ぎる」「食べたい―の子供達」「みかんの―」人の一生のうちで心身ともに最も充実した状態・時期。「人生の―を越す」動物が一年の一定の時期に発情すること。「―のついた猫」◆他の語の下に付いて複合語をつくるときは一般に「ざかり」となる。「伸びざかり」「花ざかり」「働きざかり」など。 [下接語]出盛り・真っ盛り(ざかり)幼気(いたいけ)盛り・悪戯(いたずら)盛り・色盛り・男盛り・女盛り・血気盛り・育ち盛り・食べ盛り・年盛り・伸び盛り・働き盛り・花盛り・日盛り・分別(ふんべつ)盛り・娘盛り・若盛り

さかり‐うるし【盛り漆】🔗🔉

さかり‐うるし【盛り漆】 上質の生漆(きうるし)。漆の木から七月中旬から九月初旬ごろまでの間にとった漆液。

さかり‐どき【盛り時】🔗🔉

さかり‐どき【盛り時】 盛りの時期。動物の発情期。交尾期。

さかり‐ば【盛り場】🔗🔉

さかり‐ば【盛り場】 いつも人がたくさん集まっている場所。繁華街。「―をうろつく」

もり【盛(り)】🔗🔉

もり【盛(り)】 [名]盛ること。また、盛った分量。「飯の―がよい」「盛り蕎麦(そば)」の略。「石盛(こくも)り」の略。〔接尾〕助数詞。皿や茶碗などに盛ったものを数えるのに用いる。「どんぶり飯二(ふた)―」

もり‐あがり【盛(り)上(が)り】🔗🔉

もり‐あがり【盛(り)上(が)り】 盛りあがること。盛りあがった部分。気持ちや勢いが高まること。「反対運動が―をみせる」「―に欠ける」

もり‐あが・る【盛(り)上(が)る】🔗🔉

もり‐あが・る【盛(り)上(が)る】 [動ラ五(四)]盛ったように高くなる。「水面が―・る」「―・った筋肉」気持ちや勢いがひときわ高まる。「世論が―・る」「ムードが―・る」「試合が―・る」

もり‐あげ【盛(り)上げ】🔗🔉

もり‐あげ【盛(り)上げ】 盛り上げること。高めること。「雰囲気の―に失敗する」日本画で、胡粉(ごふん)を厚く盛り上げてから彩色し、装飾的効果を高める方法。盛り上げ彩色(ざいしき)。油絵では、ナイフなどで絵の具を厚く重ねていく方法。

もりあげ‐ざいしき【盛(り)上げ彩色】🔗🔉

もりあげ‐ざいしき【盛(り)上げ彩色】 日本画で、盛り上げのこと。

もり‐あ・げる【盛(り)上げる】🔗🔉

もり‐あ・げる【盛(り)上げる】 [動ガ下一]もりあ・ぐ[ガ下二]盛って高くする。「土を―・げる」気持ちや勢い、その場の雰囲気、興趣などを高める。「反対運動を―・げる」「宴会を―・げる」

もり‐あわせ【盛(り)合(わ)せ】‐あはせ🔗🔉

もり‐あわせ【盛(り)合(わ)せ】‐あはせ もりあわせること。また、そのもの。「刺身を三人前―にする」

もり‐あわ・せる【盛(り)合(わ)せる】‐あはせる🔗🔉

もり‐あわ・せる【盛(り)合(わ)せる】‐あはせる [動サ下一]一つの器に、材料あるいは調理法の異なる料理を二種以上一緒に盛る。「旬(しゆん)のものを―・せる」

もり‐かえし【盛(り)返し】‐かへし🔗🔉

もり‐かえし【盛(り)返し】‐かへし もりかえすこと。「野党が―を図る」

もり‐かえ・す【盛(り)返す】‐かへす🔗🔉

もり‐かえ・す【盛(り)返す】‐かへす [動サ五(四)]いったん衰えた勢いを再び盛んにする。「三代目が店を―・す」「終盤―・したが一歩及ばなかった」

もり‐がし【盛(り)菓子】‐グワシ🔗🔉

もり‐がし【盛(り)菓子】‐グワシ 三方(さんぼう)に山形に盛って神仏に供える菓子。神前には紅白二色、仏前には白色とする。

もり‐きり【盛(り)切り】🔗🔉

もり‐きり【盛(り)切り】 酒・飯などを容器に盛っただけで、お代わりのないこと。また、その盛ったもの。もっきり。「―の一膳飯」

もりきり‐おだい【盛り切り△御台】🔗🔉

もりきり‐おだい【盛り切り御台】 一人前を盛り切りにした飯。「二合半の―、喉(のど)につまってぎっちぎっち」〈浄・宵庚申〉

もり‐こみ【盛(り)込み】🔗🔉

もり‐こみ【盛(り)込み】 邦楽で、ある旋律が完結する前に、その終尾にかぶせて次の歌をうたいだすこと。囃子(はやし)では、一般の終拍の掛け声を次の段の初拍の掛け声にして、間を置かずに演奏する。

もり‐こ・む【盛(り)込む】🔗🔉

もり‐こ・む【盛(り)込む】 [動マ五(四)]盛って中に入れる。「重箱に料理を―・む」計画や考えなどのあるまとまりの中に、いろいろなものを一緒に入れる。「種々のアイデアを―・んだ製品」

もり‐ころ・す【盛(り)殺す】🔗🔉

もり‐ころ・す【盛(り)殺す】 [動サ五(四)]毒薬を飲ませて殺す。また、投薬を誤り、病人を死なせる。「謀って―・す」

もり‐じお【盛(り)塩】‐じほ🔗🔉

もり‐じお【盛(り)塩】‐じほ 飲食店・寄席(よせ)などの客商売で、縁起を祝って入り口に塩を盛ること。また、その塩。盛り花。

もり‐ずな【盛(り)砂】🔗🔉

もり‐ずな【盛(り)砂】 うず高くもりあげた砂。儀式のときや貴人を迎えるときなどに、車寄せの前の左右に砂を高く盛り上げたもの。立て砂。

もり‐そば【盛り蕎=麦】🔗🔉

もり‐そば【盛り蕎麦】 ゆでたそばを水にさらし、蒸籠(せいろう)に盛ったもの。つけ汁で食べる。もり。

もり‐だくさん【盛(り)沢山】🔗🔉

もり‐だくさん【盛(り)沢山】 [名・形動]分量が多いことや、内容が豊富なこと。また、そのさま。「―な(の)ごちそう」「―な(の)プログラム」

もり‐だし【盛(り)出し】🔗🔉

もり‐だし【盛(り)出し】(はかり)の目盛りのはじめ。竿秤などの一匁のところ。

もり‐つけ【盛(り)付け】🔗🔉

もり‐つけ【盛(り)付け】 料理を器に盛りつけること。また、そのもの。

もり‐つ・ける【盛(り)付ける】🔗🔉

もり‐つ・ける【盛(り)付ける】 [動カ下一]もりつ・く[カ下二]料理を器にきれいに、また見栄えがするように盛る。「色あざやかに―・ける」割り当てる。「是を年中に―・けて明暮干肴より外なく」〈浮・一代女・五〉

もり‐つち【盛(り)土】🔗🔉

もり‐つち【盛(り)土】 土を盛って地面を高くすること。また、その土。もりど。

もり‐つぶ・す【盛り×潰す】🔗🔉

もり‐つぶ・す【盛り×潰す】 [動サ五(四)]多くの酒を飲ませ、正体を失わせる。酔いつぶす。「量を頼みに心を―・そうと力(つと)めたのです」〈漱石・こゝろ〉

もり‐ばな【盛(り)花】🔗🔉

もり‐ばな【盛(り)花】 生け花で、水盤や平かごなどの、丈の低い口の広い花器に盛るようにして生ける生け方。また、その花。盛り塩のこと。

もり‐もの【盛(り)物】🔗🔉

もり‐もの【盛(り)物】 (ぜん)に食物を盛った物。神仏に供える供物。

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