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広辞苑の検索結果 (19)

さかり【盛り】🔗🔉

さかり盛り】 ①勢いが盛んなこと。栄えているさま。隆盛。万葉集5「―に咲ける梅の花」。「暑い―」 ②強壮な時。青壮年期。体力や気力が最も充実している時期。源氏物語「若く―の子におくれ奉りて」。「―を過ぎる」 ③人が多く寄り集まり、商売などが盛んであること。繁昌。にぎわい。人情本、春色辰巳園「―の時は十や二十の金はなんのといふやうになるのも土地がら」 ④獣類が一定の時期に発情すること。「―がつく」 ⑤「…ざかり」の形で、接尾語的にも使う。「花―」「女―」「働き―」 ⇒さかり‐うるし【盛り漆】 ⇒さかり‐どき【盛り時】 ⇒さかり‐ば【盛り場】 ⇒さかり‐びと【盛り人】

さかり‐うるし【盛り漆】🔗🔉

さかり‐うるし盛り漆】 ウルシの木から樹液を採集する際、初掻から20回までの間(7月中旬から9月初旬頃)に掻いた、上等の生漆きうるし⇒さかり【盛り】

さかり‐どき【盛り時】🔗🔉

さかり‐どき盛り時】 ①盛りの時期。旺盛な時。 ②獣類の発情期。交尾期。 ⇒さかり【盛り】

さかり‐ば【盛り場】🔗🔉

さかり‐ば盛り場】 人が多く寄り集まってにぎやかな場所。繁華街。 ⇒さかり【盛り】

さかり‐びと【盛り人】🔗🔉

さかり‐びと盛り人】 若くて元気な人。わかもの。古事記「身の―羨ともしきろかも」 ⇒さかり【盛り】

もり【盛り】🔗🔉

もり盛り】 ①盛ること。また、盛った分量。「―がよい」 ②小さい土器。(安斎随筆) ③(→)「もりそば」の略。 ④(→)「こくもり(石盛)」の略。

もり‐あが・る【盛り上がる】🔗🔉

もり‐あが・る盛り上がる】 〔自五〕 ①盛ったように高くなる。うずたかくなる。「地面が―・る」 ②気勢が盛んになる。「気分が―・る」「世論が―・る」

もり‐あ・げる【盛り上げる】🔗🔉

もり‐あ・げる盛り上げる】 〔他下一〕[文]もりあ・ぐ(下二) 盛り上がるようにする。「土を―・げる」「大会を―・げる」

もり‐かえ・す【盛り返す】‥カヘス🔗🔉

もり‐かえ・す盛り返す‥カヘス 〔他五〕 いったん衰えた勢力を元どおり盛んにする。勢力を回復する。「勢いを―・す」「後半で―・す」

もり‐こ・む【盛り込む】🔗🔉

もり‐こ・む盛り込む】 〔他五〕 ①深めの食器に食物を盛って入れる。「丼に飯を―・む」 ②一つのものの中に、多彩な内容を入れる。「種々の機能を―・んだ製品」

もり‐ころ・す【盛り殺す】🔗🔉

もり‐ころ・す盛り殺す】 〔他五〕 ①毒を盛って人に飲ませて殺す。 ②投薬法をあやまって病人を死なす。

もり‐じお【盛り塩】‥ジホ🔗🔉

もり‐じお盛り塩‥ジホ 料理店・寄席よせなどで縁起を祝って門口に塩を盛ること。また、その塩。口塩。

もり‐ずな【盛り砂】🔗🔉

もり‐ずな盛り砂】 儀式または貴人を迎える時などに、車寄せの前の左右に砂をうずたかく盛ったもの。立て砂。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「今日御上使の御入と…庭の―箒目に」

もり‐だくさん【盛り沢山】🔗🔉

もり‐だくさん盛り沢山】 沢山に盛ってあること。内容が豊富なこと。「―の催し物」「―な料理」

もり‐つ・ける【盛り付ける】🔗🔉

もり‐つ・ける盛り付ける】 〔他下一〕[文]もりつ・く(下二) ①適当に配分する。割り当てる。日本永代蔵4「元日より大年おほどし迄を一度に―・けて其外は一銭も化あだにつかはず」 ②料理を見た目に美しく食器にのせる。

もり‐つち【盛り土】🔗🔉

もり‐つち盛り土】 地面の上に、さらに土を盛って高くすること。また、その盛った土。↔切取り

もり‐つぶ・す【盛り潰す】🔗🔉

もり‐つぶ・す盛り潰す】 〔他五〕 酒を飲ませて正体を失わせる。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「私やお前に―・され」

もり‐て【盛り手】🔗🔉

もり‐て盛り手】 飯などをよそう人。また、その人のよそった飯。浮世草子、日本新永代蔵「通ひ盆なしに女房の―をいかに腹ふくるればとて、本望と思ふは腑甲斐なき事ぞかし」

もり‐わ・ける【盛り分ける】🔗🔉

もり‐わ・ける盛り分ける】 〔他下一〕[文]もりわ・く(下二) 料理をいくつかの皿に分けて盛りつける。

大辞林の検索結果 (39)

さかり【盛り】🔗🔉

さかり [0][3] 【盛り】 〔動詞「さかる」の連用形から〕 (1)物事が一番勢いのよい状態にあること。盛んな時期。「桜の花が今を―と咲いている」「暑さも―を越す」 (2)人が肉体的・精神的に最も成熟・充実している時期。「人生の―を過ぎる」 (3)動物が一定の時期に発情すること。「―のついた猫」 (4)(「…ざかり」の形で,他の語と複合して用いる)成長や変化などの一周期のなかで,最も盛んな状態にあること。また,その時期。「男―」「女―」「働き―」「花―」

さかり-うるし【盛り漆】🔗🔉

さかり-うるし [4] 【盛り漆】 生漆(キウルシ)の一種。七月中旬から九月初旬までの間に掻き取った漆液。一番の上等品。

さかり-どき【盛り時】🔗🔉

さかり-どき [0] 【盛り時】 (1)物事が最も盛んな時期。 (2)獣類の発情期。交尾期。

さかり-ば【盛り場】🔗🔉

さかり-ば [0] 【盛り場】 人が寄り集まるにぎやかな場所。繁華街。

もり【盛(り)】🔗🔉

もり 【盛(り)】 〔動詞「盛る」の連用形から〕 ■一■ [0] (名) (1)皿やどんぶりなどに食物を入れること。また,入れる分量。「飯の―がいい」 (2)「もりそば」の略。「―を一枚」 ■二■ (接尾) 助数詞。皿や茶碗(チヤワン)などに盛ったものを数えるのに用いる。「どんぶり飯二(フタ)―」

もり-あがり【盛り上(が)り】🔗🔉

もり-あがり [0] 【盛り上(が)り】 (1)盛りあがって高くなっていること。「土の―」 (2)さかんになること。たかまり。「世論の―」「―に欠ける」

もり-あが・る【盛り上(が)る】🔗🔉

もり-あが・る [4][0] 【盛り上(が)る】 (動ラ五[四]) (1)盛ったように高くなる。「筋肉が―・る」「土が―・る」 (2)物事の勢いが高まってくる。「機運が―・る」「雰囲気が―・る」「意欲が―・る」 (3)劇・映画・音楽などで,興趣が最高潮に達する。

もり-あげ【盛(り)上げ】🔗🔉

もり-あげ [0] 【盛(り)上げ】 「盛り上げ彩色」に同じ。

もりあげ-ざいしき【盛(り)上げ彩色】🔗🔉

もりあげ-ざいしき 【盛(り)上げ彩色】 画面の一部,特に花弁や衣服の文様などに顔料を厚く盛り上げて立体的表現効果をねらったもの。襖絵や屏風絵で発達した技法。盛り上げ。

もり-あ・げる【盛(り)上げる】🔗🔉

もり-あ・げる [4] 【盛(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 もりあ・ぐ (1)盛って山形に高くする。「土を―・げた墓」 (2)気勢・雰囲気などを高める。「世論を―・げる」「祭りを―・げる」

もり-あわせ【盛り合(わ)せ】🔗🔉

もり-あわせ ―アハセ [0] 【盛り合(わ)せ】 種々の食品を一つの器にとり合わせて盛りつけたもの。「―定食」「刺身の―」

もり-あわ・せる【盛り合(わ)せる】🔗🔉

もり-あわ・せる ―アハセル [5][0] 【盛り合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 もりあは・す 種々の食品を一つの器にとり合わせて盛る。

もり-かえ・す【盛(り)返す】🔗🔉

もり-かえ・す ―カヘス [3][0] 【盛(り)返す】 (動サ五[四]) 落ち目になった勢いを回復する。「勢力を―・す」「人気を―・す」 [可能] もりかえせる

もり-かご【盛り籠】🔗🔉

もり-かご [2] 【盛り籠】 果物などを盛る,籐(トウ)などで作った籠。

もり-がし【盛(り)菓子】🔗🔉

もり-がし ―グワシ [3] 【盛(り)菓子】 三方(サンボウ)に山形に盛って神仏に供える菓子。多く,饅頭(マンジユウ)や打ち物などを盛る。

もり-きり【盛(り)切り】🔗🔉

もり-きり [0] 【盛(り)切り】 皿や丼(ドンブリ)に盛っただけで,お代わりのないこと。また,その飲食物。もっきり。「―の飯」

もり-こみ【盛(り)込み】🔗🔉

もり-こみ [0] 【盛(り)込み】 邦楽で,一つの旋律が完結する前にそれにかぶせて,唄い出したり,掛け声が終わる以前に唄をかぶせたりすること。

もり-こ・む【盛(り)込む】🔗🔉

もり-こ・む [3][0] 【盛(り)込む】 (動マ五[四]) (1)器に食べ物を盛って入れる。「どんぶりに飯を―・む」 (2)全体の中の一部として入れる。組み入れる。「多彩な内容が―・まれた催し物」「双方の主張を―・んだ声明文」 [可能] もりこめる

もり-ころ・す【盛(り)殺す】🔗🔉

もり-ころ・す [4] 【盛(り)殺す】 (動サ五[四]) 毒を盛って人を殺す。毒殺する。[ヘボン(三版)]

もり-じお【盛(り)塩】🔗🔉

もり-じお ―ジホ [0] 【盛(り)塩】 料理屋・寄席などで,掃き清めた門口に縁起を祝って塩を小さく盛ること。また,その塩。清め塩。盛り花。口塩(クチジオ)。

もり-ずな【盛(り)砂】🔗🔉

もり-ずな [0] 【盛(り)砂】 儀式や貴人を出迎えるとき,車寄せの左右に高く盛った砂。たてずな。

もり-そば【盛り蕎麦】🔗🔉

もり-そば [0] 【盛り蕎麦】 ゆでて蒸籠(セイロウ)に盛ったそば。そばつゆをつけて食べる。もり。

もり-だくさん【盛(り)沢山】🔗🔉

もり-だくさん [3][5][4] 【盛(り)沢山】 (名・形動)[文]ナリ (1)多量に盛ってある・こと(さま)。「―な料理」 (2)内容の豊富な・こと(さま)。「―な記事」「―な行事」

もり-つけ【盛(り)付け】🔗🔉

もり-つけ [0] 【盛(り)付け】 食べ物を器にもりつけること。また,そうしたもの。

もり-つ・ける【盛(り)付ける】🔗🔉

もり-つ・ける [4] 【盛(り)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 もりつ・く (1)食物を器に盛る。料理を食器にきれいに盛る。「種々の刺し身を―・ける」 (2)割り当てる。分配する。「元日より大年(オオドシ)迄を一度に―・けて,其外は,一銭も化(アダ)につかはず/浮世草子・永代蔵 4」

もり-つち【盛(り)土】🔗🔉

もり-つち [0] 【盛(り)土】 敷地の造成や築堤などのとき,所定の高さにするために土を盛ること。また,その盛った土。もりど。 ⇔切り取り

もり-つぶ・す【盛り潰す】🔗🔉

もり-つぶ・す [4][0] 【盛り潰す】 (動サ五[四]) 酒をどんどん飲ませて,酔いつぶれさせる。「しめし合て酒肴下では下人―・し/浄瑠璃・万年草(中)」

もり-ど【盛(り)土】🔗🔉

もり-ど [0] 【盛(り)土】 「もりつち(盛土)」に同じ。「―地盤」

もり-ばち【盛(り)鉢】🔗🔉

もり-ばち [2] 【盛(り)鉢】 果物などを盛るガラスや陶器の鉢。

もり-ばな【盛(り)花】🔗🔉

もり-ばな [0][2] 【盛(り)花】 (1)水盤・籠(カゴ)など口の広い花器に花を盛って飾ること。また,その花。 (2)盛り塩。

もり-もの【盛(り)物】🔗🔉

もり-もの [0] 【盛(り)物】 (1)食べ物を盛って膳(ゼン)に供える物。 (2)神仏に供える物。「仏壇に―を供える」

さかり【盛り】(和英)🔗🔉

さかり【盛り】 (1)[絶頂]the height[peak].→英和 (2)[人生]prime.→英和 (3)[発情]rut (雄);→英和 heat (雌).→英和 〜がつく be in heat[rut].〜をすぎる be past one's best[prime].〜である be in full bloom (花が);be in the prime.

さかりば【盛り場】(和英)🔗🔉

さかりば【盛り場】 a pleasure-resort;the busiest quarters (繁華街).

もりあがり【盛り上がり】(和英)🔗🔉

もりあがり【盛り上がり】 a surge;→英和 a climax.→英和

もりあがる【盛り上がる】(和英)🔗🔉

もりあがる【盛り上がる】 rise;→英和 swell.→英和

もりあげる【盛り上げる】(和英)🔗🔉

もりあげる【盛り上げる】 pile[heap]up.

もりかえす【盛り返す】(和英)🔗🔉

もりかえす【盛り返す】 recover;→英和 rally.→英和

もりこむ【盛り込む】(和英)🔗🔉

もりこむ【盛り込む】 incorporate.→英和

もりだくさん【盛り沢山の】(和英)🔗🔉

もりだくさん【盛り沢山の】 abundant.〜に abundantly.→英和

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