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からだ‐せん【×羅×陀△山】🔗🔉

からだ‐せん【××山】 きゃらだせん(羅陀山)

きゃらだ‐せん【羅陀山】🔗🔉

きゃらだ‐せん【羅陀山】 須弥山を囲む七金山の一。地蔵菩薩(ぼさつ)が住む浄土という。からだせん。

ら【羅】🔗🔉

ら【羅】(から)み織りの一種。網目のように織られた薄地の絹の織物。うすもの。

ら‐い【羅衣】🔗🔉

ら‐い【羅衣】 うすもので仕立てた衣服。うすぎぬ。

らうす‐だけ【羅臼岳】🔗🔉

らうす‐だけ【羅臼岳】 北海道東部、知床半島のほぼ中央にある火山。標高一六六一メートル。山頂は溶岩円頂丘をなす。南東麓に羅臼温泉がある。

らえつ【羅越】ラヱツ🔗🔉

らえつ【羅越】ラヱツ 唐代の史書にみえる南海の国名。現在のマラッカ海峡の北岸、シンガポール付近に当たるとされる。平城天皇の第二皇子高岳(たかおか)親王(真如)が唐を経てインドへ赴く途中、ここで没した。

らかん【羅漢】🔗🔉

らかん【羅漢】 「阿羅漢(あらかん)」の略。「五百―」

らかん‐じ【羅漢寺】🔗🔉

らかん‐じ【羅漢寺】 大分県下毛(しもげ)郡本耶馬渓(ほんやばけい)町にある曹洞宗の寺。山号は、耆闍崛山(ぎじやくつせん)。延元三=暦応元年(一三三八)円龕昭覚(えんがんしようがく)がインドの耆闍崛山になぞらえて建立、智剛寺と称した。のち、中国僧逆流建順が来山、十六羅漢・五百羅漢・四天王など七百余体の石像を刻み、現寺名に改称。

らかん‐だい【羅漢台】🔗🔉

らかん‐だい【羅漢台】 江戸時代の劇場の観客席の一。舞台下手奥に設けられた下等の桟敷席で、並んだ客が五百羅漢像のように見えるところからいう。

ら‐かんちゅう【羅貫中】‐クワンチユウ🔗🔉

ら‐かんちゅう【羅貫中】‐クワンチユウ 中国、元末・明初の小説家。太原(山西省)の人。名は本(ほん)、号は湖海散人。著「三国志演義」「隋唐演義」「平妖(へいよう)伝」など。「水滸伝」の編者または作者の一人ともいう。生没年未詳。

らかん‐はく【羅漢×柏】🔗🔉

らかん‐はく【羅漢×柏】 アスナロの異称。

らかん‐まき【羅漢×槙】🔗🔉

らかん‐まき【羅漢×槙】 マキ科の常緑高木。葉はイヌマキより幅が狭く、密生する。雌雄異株。花床が肥大して紫色になり、その先に丸い緑色の種子ができる。中国の原産で、庭木にする。

ら‐きんじゅん【羅欽順】🔗🔉

ら‐きんじゅん【羅欽順】一四六五〜一五四七]中国、明代の思想家。字(あざな)は允升(いんしよう)。号、整菴(せいあん)。気の運動の条理性が理であると主張し、従来の朱子学を批判した。著「困知記」「整菴先生存稿」など。

らご【羅🔗🔉

らご【羅 《梵Rhuの音写》日・月の光を覆って日食・月食を起こすとされた阿修羅。羅阿修羅王。「羅(らごら)」の略。

らご‐あしゅらおう【羅阿修羅王】‐アシユラワウ🔗🔉

らご‐あしゅらおう【羅阿修羅王】‐アシユラワウ

らごら【羅羅】🔗🔉

らごら【羅羅】 《梵Rhulaの音写》出家以前の釈迦(しやか)と耶輸陀羅(やしゆだら)との間に生まれた息子。釈迦に従って出家し、十大弟子の一人。よく戒律を守り、密行第一と称された。ラーフラ。

ら‐さい【羅斎】🔗🔉

ら‐さい【羅斎】 禅宗で、托鉢(たくはつ)して米銭の喜捨を求めること。乞食(こつじき)。ろさい。

ラシャ【ポルトガルraxa】【羅紗】🔗🔉

ラシャ【ポルトガルraxa】【羅紗】 【羅紗】紡毛を密に織って起毛させた、厚地の毛織物。室町末期ごろに輸入され、陣羽織・火事羽織、のち軍服・コート地などに使われた。

ら‐しゅう【羅×袖】‐シウ🔗🔉

ら‐しゅう【羅×袖】‐シウ 薄物の袖。「日を羞(は)じて―を遮り」〈鴎外・魚玄機〉

らじゅう‐さんぞう【羅什三蔵】ラジフサンザウ🔗🔉

らじゅう‐さんぞう【羅什三蔵】ラジフサンザウ 鳩摩羅什(くまらじゆう)

ら‐じょう【羅城】‐ジヤウ🔗🔉

ら‐じょう【羅城】‐ジヤウ 城の外ぐるわ。外郭。

らしょう‐もん【羅生門】ラシヤウ‐🔗🔉

らしょう‐もん【羅生門】ラシヤウ‐ 羅城門(らじようもん)謡曲。五番目物。金春を除く各流。観世小次郎信光作。今昔物語などに取材。ワキ方中心の曲で、渡辺綱が羅生門にすむ鬼と戦い、鬼の片腕を斬(き)り落とす。芥川竜之介の小説。大正四年(一九一五)発表。今昔物語に取材。平安末期、荒れ果てた羅生門に上って寝ようとした下人が、生きるために盗人に早変わりする話を通し、人間のエゴイズムを描く。

らじょう‐もん【羅城門】ラジヤウ‐🔗🔉

らじょう‐もん【羅城門】ラジヤウ‐ 平城京・平安京の都城の正門。朱雀大路の南端に設けられ、北端の朱雀門と相対した。平城京の羅城門跡は大和郡山市に、平安京のものは東寺の西方にある。羅生門。

らしょうもん‐かずら【羅生門×蔓】ラシヤウモンかづら🔗🔉

らしょうもん‐かずら【羅生門×蔓】ラシヤウモンかづら シソ科の多年草。山野に生え、高さ一五〜三〇センチ。葉は心臓形で、対生。四、五月ごろ、上部の茎に、紫色の唇形の花が並んでつく。名は、花の形を羅生門で切り落とされたという鬼の腕になぞらえたことによる。《季 春》

らしん【羅津】🔗🔉

らしん【羅津】 朝鮮民主主義人民共和国北東部の港湾都市。日本海に面し、水産業が盛ん。ラジン。

ら‐しん【羅針】🔗🔉

ら‐しん【羅針】 磁針

らしん‐ぎ【羅針儀】🔗🔉

らしん‐ぎ【羅針儀】 羅針盤(らしんばん)

ら‐しんぎょく【羅振玉】🔗🔉

ら‐しんぎょく【羅振玉】一八六六〜一九四〇]中国の考証学者・金石学者。字(あざな)は叔言。号は雪堂。浙江(せつこう)省上虞(じようぐ)の人。清朝に仕えたが、辛亥(しんがい)革命により日本に亡命。満州国成立後は監察院長などを歴任。経学・史学に通じ、古典の校訂を行ったほか、殷(いん)文化の解明に努めた。著「殷墟書契」など。ルオ=チェンユイ。

らしん‐ばん【羅針盤】🔗🔉

らしん‐ばん【羅針盤】 磁石の針が南北を指すことを利用して、船舶や航空機の方位・進路を測る器械。コンパス。羅盤。羅針儀。

らしんばん‐ざ【羅針盤座】🔗🔉

らしんばん‐ざ【羅針盤座】 南天の小星座。アルゴ座を四分割したうちの一で、艫(とも)座の隣にある。三月下旬の午後八時ごろ南中するが、明るい星はない。学名(ラテン)Pyxis

ら‐せつ【羅切】🔗🔉

ら‐せつ【羅切】 淫欲を断つため、陰茎を切りとること。らぎり。

らせつ【羅×刹】🔗🔉

らせつ【羅×刹】 《梵rkasaの音写。速疾鬼・可畏と訳す》大力で足が速く、人を食うといわれる悪鬼。のちに仏教に入り、守護神とされた。

らせつ‐こく【羅×刹国】🔗🔉

らせつ‐こく【羅×刹国】 羅刹のいる国。人を食う鬼のすむ国。

らせつ‐てん【羅刹天】🔗🔉

らせつ‐てん【羅刹天】 十二天の一。甲冑(かつちゆう)を着け、刀を持ち、白獅子に乗る姿をとる。西南を守護する。

らせつ‐にち【羅×刹日】🔗🔉

らせつ‐にち【羅×刹日】 陰陽家で、万事に大凶とされる悪日。

らせつ‐にょ【羅×刹女】🔗🔉

らせつ‐にょ【羅×刹女】 女の羅刹。鬼女。仏法を守護する十羅刹女もある。

ら‐せん【羅×氈】🔗🔉

ら‐せん【羅×氈】 《ラシャ製の毛氈(もうせん)の意》紡毛糸を用いた平織物を縮絨(しゆくじゆう)仕上げによって毛氈のようにしたもの。テーブル掛けなどに用いる。

らせん‐しぼり【羅×氈絞(り)】🔗🔉

らせん‐しぼり【羅×氈絞(り)】 布の一部をつまんで根元をくくり、先端に向かって糸を巻き上げて染めた絞り染め。らっせんしぼり。

らせん‐そう【羅×氈草】‐サウ🔗🔉

らせん‐そう【羅×氈草】‐サウ シナノキ科の一年草。暖地の荒地に生え、高さ約一メートル。全体に毛がある。卵形の葉が互生し、秋に葉と対生して穂を出し、黄色い小花を密につける。実は球形で鉤(かぎ)状の毛が密生し、羅氈の手触りに似る。

らなん【羅南】🔗🔉

らなん【羅南】 朝鮮民主主義人民共和国の北東部にある清津市の南部地区。皮革・機械工業などが発達。ナナム。ラナム。

ら‐ばん【羅盤】🔗🔉

ら‐ばん【羅盤】 羅針盤(らしんばん)

ら‐ふ【羅布】🔗🔉

ら‐ふ【羅布】 [名]スル連なり並ぶこと。また、あまねく行き渡ること。「宇内に―せし国々」〈新聞雑誌四五〉

ら‐ふ【羅府】🔗🔉

ら‐ふ【羅府】 ロサンゼルスの異称。

ら‐ぶか【羅×鱶】🔗🔉

ら‐ぶか【羅×鱶】 カグラザメ目ラブカ科の海水魚。深海にすみ、全長約二メートル。体は細長い筒状で、暗褐色。口が前端に開き、えらあなが六対あることや骨格の特徴から、現生サメ類中最も原始的とされる。卵胎生。日本では相模湾・駿河湾に分布。

ら‐もう【羅網】‐マウ🔗🔉

ら‐もう【羅網】‐マウ 鳥を捕らえるあみ。浄土や天界にあるとされる、宝珠を連ねた網。また、仏殿や仏像を飾る荘厳具。

羅網の鳥は高く飛ばざるを恨み呑鉤(どんこう)の魚(うお)は飢えを忍ばざるを嘆く🔗🔉

羅網の鳥は高く飛ばざるを恨み呑鉤(どんこう)の魚(うお)は飢えを忍ばざるを嘆く かすみ網にかかった鳥は、なぜもっと高く飛ばなかったかと後悔し、釣り針にかかった魚はなぜ空腹をがまんしなかったかと悔やむ。後悔は先に立たないことのたとえ。

ら‐もん【羅文・羅紋】🔗🔉

ら‐もん【羅文・羅紋】 うすぎぬの綾模様。羅門(らもん)

ら‐もん【羅門】🔗🔉

ら‐もん【羅門】 格子の一。立蔀(たてじとみ)・透垣(すいがい)などの上部に、木や竹で二本ずつ交差した模様を作り出したもの。羅文。らんもん。

ら‐り【△乱離・羅利】🔗🔉

ら‐り【乱離・羅利】 [名・形動]《「らんり」の音変化か。近世語》「乱離骨灰(らりこつぱい)」に同じ。「頼政のむほん茶の木を―にされ」〈柳多留・四〉

らり‐こっぱい【△乱離骨灰・羅利△粉灰】‐こつぱひ🔗🔉

らり‐こっぱい【乱離骨灰・羅利粉灰】‐こつぱひ [名・形動]さんざんなありさまになること。また、そのさま。めちゃめちゃ。「敵の大将が…どうと落ちて―になったのと」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉

ら‐りょう【羅×綾】🔗🔉

ら‐りょう【羅×綾】 うすぎぬとあやおり。また、高級な美しい衣服。綾羅。

らりょうおう【羅陵王・蘭陵王】ラリヨウワウ🔗🔉

らりょうおう【羅陵王・蘭陵王】ラリヨウワウ らんりょうおう(蘭陵王)

ら‐れつ【羅列】🔗🔉

ら‐れつ【羅列】 [名]スル連ね並べること。また、連なり並ぶこと。「数字を―するだけでは意味がない」

らん‐もん【△羅門・△羅文】🔗🔉

らん‐もん【羅門・羅文】らもん(羅門)」に同じ。「―破れて、蔀(しとみ)、遣戸(やりど)もたえてなし」〈平家・三〉

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[音]ラ [訓]つら‐ねる    うすぎぬ [部首]网 [総画数]19 [コード]区点    4569      JIS   4D65      S‐JIS 9785 [分類]常用漢字 [難読語] →あしゅら【阿修羅】あすら【阿修羅】あのくたら‐さんみゃく‐さんぼだい【阿耨多羅三藐三菩提】あびらうんけん【阿毘羅吽欠】あびらうんけん‐そわか【阿毘羅吽欠蘇婆訶】あんら【菴羅・奄羅】いらぼ【伊羅保】うったらそう【鬱多羅僧】おらてがま【遠羅天釜】おん‐あびらうんけん【阿毘羅吽欠】か‐ら【掛絡・掛羅・掛落】かるら【迦楼羅】きゃら【伽羅】きゃらだ‐せん【羅陀山】くきら【拘耆羅・拘枳羅・倶伎羅】クシナガラ‐じょう【クシナガラ城】ごうら‐おんせん【強羅温泉】ゴロさそら【左尊羅】しゃがら‐りゅうおう【沙伽羅竜王・沙羯羅竜王】シャム【Siam】シャムロしゃら【娑羅・沙羅】シュードラ【梵dra】しらぎ【新羅】すら【修羅】だらり【陀羅尼】チョロ‐けん【チョロ絹】テンプラどら‐がく【度羅楽・吐羅楽】とろ‐めん【兜羅綿】ばさら【伐折羅・跋折羅・縛日羅】はら‐てっけつ【爬羅剔抉】バラモン【梵brhmaa】べきら【汨羅】べら【遍羅・倍良】マハーバーラタ【梵Mahbhrata】めいぼくせんだいはぎ【伽羅先代萩】ヨーロッパ【ポルトガルEuropa】らご【羅ラシャ【ポルトガルraxa】【羅紗】ラセイタ【ポルトガルraxeta】ら‐せん【羅氈】ラテン【Latin】らん‐もん【羅門・羅文】ルーマニア【Rumania】ローマ【Roma】

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