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【羅】 19画 网部 [常用漢字] 区点=4569 16進=4D65 シフトJIS=9785 《常用音訓》ラ 《音読み》 ラ〈lu〉 《訓読み》 あみ/つらねる(つらぬ)/つらなる/うすもの 《名付け》 つら 《意味》 {名}あみ。目のつらなるあみ。「有兔爰爰、雉離于羅=兔有リテ爰爰タリ、雉ハ羅ニ離ル」〔→詩経{動}鳥をあみで捕らえる。「網羅モウラ」 {動}つらねる(ツラヌ)。つらなる。あみの目のようにならべる。また、ならぶ。「羅列ラレツ」「東京才子文章公、二十八宿羅心胸=東京ノ才子文章ノ公、二十八宿心胸ニ羅ル」〔→李賀{名}うすもの。目のすいたうすい絹織物。うすぎぬ。 「羅羅ララ」とは、目がすけて、さらさらしたさま。「羅羅清疏セイソ」〔→世説〕 《解字》 会意。「网(あみ)+維(ひも、つなぐ)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

羅文 ラブン🔗🔉

【羅文】 ラブン・ラモン =羅紋。うすぎぬについているあや。また、あみ模様。硯スズリの別名。

羅生 ラセイ🔗🔉

【羅生】 ラセイ あみの目のように並んで生じる。「山果多瑣細、羅生雑橡栗=山果瑣細ナルモノ多ク、羅生シテ橡栗ヲ雑フ」〔→杜甫

羅布 ラフ🔗🔉

【羅布】 ラフ つらねて並べる。『羅敷ラフ』うすぎぬ。

羅衣 ライ🔗🔉

【羅衣】 ライ うすぎぬの衣服。「美人更唱舞羅衣=美人コモゴモ唱ヒテ羅衣ヲ舞ハス」〔→李白

羅宇 ラウ🔗🔉

【羅宇】 ラウ・ラオ きせるの、たばこをつめる金具と吸い口の間をつなぐ竹のくだ。▽マライ語laosの音訳。

羅陳 ラチン🔗🔉

【羅列】 ラレツ あみの目のようにつらなり並ぶ。『羅陳ラチン』

羅甸 ラテン🔗🔉

【羅甸】 ラデン 昔の国の名。三国時代、今の貴州省中部にあったという。ラテン ラテン語・ラテン民族の略称。▽Latinの音訳。「拉丁」とも。

羅衫 ラサン🔗🔉

【羅衫】 ラサン うすぎぬのひとえ。「竜脳入縷羅衫香=竜脳縷ニ入リテ羅衫香シ」〔→李賀

羅刹 ラセツ🔗🔉

【羅刹】 ラセツ〔仏〕人を食うという悪鬼。赤い髪、青い目、黒いからだで、するどいつめと、きばを持っているという。▽梵語ボンゴの音訳。

羅拝 ラハイ🔗🔉

【羅拝】 ラハイ 並んで拝礼をする。「農夫羅拝鴉飛起=農夫羅拝シ鴉ハ飛ビテ起ツ」〔→蘇軾

羅城 ラジョウ🔗🔉

【羅城】 ラジョウ 大きい城の外郭。

羅城門 ラショウモン🔗🔉

【羅城門】 ラジョウモン・ラショウモン〔国〕平城京・平安京の正門。朱雀大路スザクオオジの南方正面にあった。北端の朱雀門と対する。『羅生門ラショウモン』

羅星 ラセイ🔗🔉

【羅星】 ラセイ つらなって並んだ星。

羅袂 ラベイ🔗🔉

【羅袂】 ラベイ うすぎぬでできたたもと。「指冷玉簫寒、袖長羅袂湿=指冷ヤヤカニ玉簫寒ク、袖長ウシテ羅袂湿フ」〔→呉偉業

羅罟 ラコ🔗🔉

【羅罟】 ラコ あみ。転じて、法律のあみ。法網。

羅紗 ラシャ🔗🔉

【羅紗】 ラシャ 毛織物の一種。地を厚く織りめを細かく、表面をけばだてたもの。▽ポルトガル語raxaの音訳。

羅袖 ラシュウ🔗🔉

【羅袖】 ラシュウ うすぎぬでできたそで。「羅袖盛梅子=羅袖ニ梅子ヲ盛ル」〔→寒山

羅針盤 ラシンバン🔗🔉

【羅針盤】 ラシンバン 磁石を用いて方角をはかる器械。

羅致 ラチ🔗🔉

【羅致】 ラチ 鳥をあみでとるように、人物などすべてを招きよせる。

羅帳 ラチョウ🔗🔉

【羅帷】 ライ うすぎぬのとばり。『羅幃ライ・羅帳ラチョウ・羅幔ラマン』「羅帷繍被臥春風=羅帷繍被春風ニ臥ス」〔→李白〕「秋夜守羅幃=秋夜羅幃ヲ守ル」〔→王維

羅裳 ラショウ🔗🔉

【羅裙】 ラクン うすぎぬのもすそ。また、うすぎぬのはだ着。『羅裳ラショウ』

羅絡 ララク🔗🔉

【羅絡】 ララク からめとる。包括する。

羅漢 ラカン🔗🔉

【羅漢】 ラカン〔仏〕「阿羅漢」の略。→「阿羅漢」

羅幌 ラコウ🔗🔉

【羅幌】 ラコウ うすぎぬの幕。「牡丹時、羅幌巻、翠簾垂=牡丹ノ時、羅幌巻カレ、翠簾垂ル」〔欧陽炯〕

羅幕 ラバク🔗🔉

【羅幕】 ラバク・ラマク うすぎぬの幕。「砕霜斜舞上羅幕=砕霜斜メニ舞ヒテ羅幕ニ上ル」〔→李賀

羅綺 ラキ🔗🔉

【羅綺】 ラキ うすぎぬと、あやぎぬ。また、うすもののあやぎぬ。「稍知愛羅綺、家貧未能為=稍シク羅綺ヲ愛スルヲ知ルモ、家貧シウシテイマダヨク為ラズ」〔→高啓

羅網 ラモウ🔗🔉

【羅網】 ラモウ =羅罔。鳥を捕らえるあみ。また、転じて法のあみ、法律のこと。「君今在羅網、何以有羽翼=君ハ今羅網ニ在ルニ、何ヲモッテ羽翼有ルヤ」〔→杜甫あみにかけて捕らえる。

羅縷 ラル🔗🔉

【羅縷】 ラル 細かくつらなる。詳しくつらね述べる。

羅襟 ラキン🔗🔉

【羅襟】 ラキン うすぎぬでつくったえり。

羅織 ラショク🔗🔉

【羅織】 ラショク うすぎぬの織物。罪のない者を捕らえて罪をでっちあげること。

羅襦 ラジュ🔗🔉

【羅襦】 ラジュ うすぎぬの短い衣服・下着。「羅襦不復施、対君洗紅粧=羅襦マタ施サズ、君ニ対シテ紅粧ヲ洗ハン」〔→杜甫小鳥を捕らえる、目の細かいあみ。

羅羅 ララ🔗🔉

【羅羅】 ララ →〈意味〉獣の名。青色で虎トラに似ている。〔→山海経

羅韈 ラベツ🔗🔉

【羅韈】 ラベツ うすぎぬでつくったたび・くつした。

羅貫中 ラカンチュウ🔗🔉

【羅貫中】 ラカンチュウ〈人名〉元ゲン末明ミン初の人。名は本、貫中は字アザナ。『三国志演義』の著者。

羅振玉 ラシンギョク🔗🔉

【羅振玉】 ラシンギョク〈人名〉1866〜1940 清シン末民初の金石学者。浙江セッコウ省上虞ジョウグ県の人。字アザナは叔蘊シュクウン・叔言、号は抱残老人、また雪堂。日本に清朝考証学を伝え、甲骨・金石の研究でも名高い。

羅敷 ラフ🔗🔉

【羅敷】 ラフ〈人名〉戦国時代、趙チョウの女。道のかたわらで桑を摘んでいるのを趙王が見ていい寄ったが、詩『陌上桑ハクジョウソウ』をつくり夫のあることを明らかにしてことわったという伝説があり、詩材となった。

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