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か【荷】🔗🔉

か【荷】 〔接尾〕助数詞。数を表す漢語に付いて、一人が肩に担える物の量を単位として数えるのに用いる。「稲三―」

か‐じゅう【荷重】‐ヂユウ🔗🔉

か‐じゅう【荷重】‐ヂユウ 貨物自動車などの荷の重さ。機械や構造物の全体または部分に加わる力。また、構造物が耐えうる重さ。ロード。

かじゅう‐けんさき【荷重検査器】カヂユウ‐🔗🔉

かじゅう‐けんさき【荷重検査器】カヂユウ‐ 貨物を積んだまま貨車や自動車を載せて、その積荷の重量をはかる器械。

かじゅう‐しけん【荷重試験】カヂユウ‐🔗🔉

かじゅう‐しけん【荷重試験】カヂユウ‐ 建物・乗り物などの構造材に荷重を加え、その強度などを測定して確かめること。

かしょう‐ざ【荷△葉座】カセフ‐🔗🔉

かしょう‐ざ【荷葉座】カセフ‐ ハスの葉の形をした仏像を安置する台座。多く、天部の像に用いる。

かだ【荷田】🔗🔉

かだ【荷田】 姓氏の一。

かだ‐の‐あずままろ【荷田春満】‐あづままろ🔗🔉

かだ‐の‐あずままろ【荷田春満】‐あづままろ一六六九〜一七三六]江戸中期の国学者・歌人。伏見稲荷神社の神官。国史・古典を究めて復古神道を唱え、万葉・記紀研究の基礎をつくった。国学四大人の一人。著「春葉集」「万葉集僻案抄」「日本書紀訓釈」など。

かだ‐の‐ありまろ【荷田在満】🔗🔉

かだ‐の‐ありまろ【荷田在満】一七〇六〜一七五一]江戸中期の国学者。春満(あずままろ)の甥(おい)でその養子。春満の有職故実(ゆうそくこじつ)の研究を受け継ぎ、田安宗武に仕え、歌学革新に努めた。著「国歌八論」など。

か‐たん【荷担・加担】🔗🔉

か‐たん【荷担・加担】 [名]スル《他人の荷物を背負うことから》力添えをすること。仲間になること。「犯行に―する」荷物を背負うこと。になうこと。「三種の神器を自ら―して」〈太平記・一八〉

か‐でん【荷電】🔗🔉

か‐でん【荷電】電荷」に同じ。

かでん‐りゅうし【荷電粒子】‐リフシ🔗🔉

かでん‐りゅうし【荷電粒子】‐リフシ 正または負の電気をもつ粒子。電子や陽子など。

か‐よう【荷用・加用】🔗🔉

か‐よう【荷用・加用】 食事の際に配膳(はいぜん)・給仕をすること。「正月一日―しけるに」〈沙石集・二〉室町時代の幕府および諸大名家の職名。配膳・給仕などの役。◆「通う」を漢語めかした語か。

か‐よう【荷葉】‐エフ🔗🔉

か‐よう【荷葉】‐エフ ハスの葉。夏に用いる薫物(たきもの)の名。ハスのにおいに似せたものという。「ただ―を一種(ひとくさ)合はせ給へり」〈源・梅枝〉「荷葉皴(かようしゆん)」の略。

かよう‐しゅん【荷葉×皴】カエフ‐🔗🔉

かよう‐しゅん【荷葉×皴】カエフ‐ 山水画の皴法(しゆんぽう)で、岩や山をハスの葉脈のように描く手法。中国五代南唐の董源(とうげん)が好んで用いた。

に【荷】🔗🔉

に【荷】 運搬するようにまとめた品物。荷物。「―を運ぶ」責任。また、負担。「約束を果たして―が軽くなる」「病人の世話が―になる」 [下接語]明け荷・揚げ荷・脚荷・荒荷・在り荷・入り荷・浮き荷・打ち荷・上(うわ)荷・重荷・片荷・軽荷・倉荷・先荷・下(した)荷・底荷・着(ちやく)荷・積み荷・投げ荷・抜き荷・抜け荷・濡(ぬ)れ荷・初荷・撥(は)ね荷・散(ばら)荷・船荷・持ち荷

荷が重・い🔗🔉

荷が重・い 力量にくらべて、負担や責任が大き過ぎる。「―・い役目」

荷が下・りる🔗🔉

荷が下・りる 責任や負担が除かれる。肩の荷が下りる。「子供が一人前になって―・りる」

荷が勝・つ🔗🔉

荷が勝・つ 荷物が重すぎる。責任や負担が重すぎる。「経験の浅い彼には―・った仕事だ」

荷を下ろ・す🔗🔉

荷を下ろ・す 責任や負担を除く。責任を果たす。「懸案を解決して、ようやく―・した」

に‐あげ【荷揚げ】🔗🔉

に‐あげ【荷揚げ】 [名]スル船から、積荷を陸に揚げること。陸揚げ。「本土からの貨物を―する」

に‐あし【荷足】🔗🔉

に‐あし【荷足】 船の重心を低くするために、船底に積む重い荷物。底荷。

に‐あつかい【荷扱い】‐あつかひ🔗🔉

に‐あつかい【荷扱い】‐あつかひ 荷物を取り扱うこと。特に、運送する荷物の発送・受け取り・保管などをすること。

に‐うけ【荷受け】🔗🔉

に‐うけ【荷受け】 送ってきた荷物を受け取ること。

にうけ‐にん【荷受け人】🔗🔉

にうけ‐にん【荷受け人】 運送契約で、自分の名義で運送品の引き渡しを受ける者として指定された人。

に‐うごき【荷動き】🔗🔉

に‐うごき【荷動き】 取引に伴う商品などの荷物の動き。

に‐うち【荷打ち】🔗🔉

に‐うち【荷打ち】打ち荷」に同じ。

に‐うま【荷馬】🔗🔉

に‐うま【荷馬】 荷物を運ぶ馬。荷負い馬。駄馬。

におい‐うま【荷負い馬】におひ‐🔗🔉

におい‐うま【荷負い馬】におひ‐荷馬」に同じ。

に‐おくり【荷送り】🔗🔉

に‐おくり【荷送り】 荷物を先方へ送り出すこと。

におくり‐にん【荷送り人】🔗🔉

におくり‐にん【荷送り人】 運送契約の当事者として運送人に物品の運送を委託する人。

に‐おも【荷重】🔗🔉

に‐おも【荷重】 [名・形動]荷物が重いこと。また、そのさま。「―な車」責任や負担が重すぎること。また、そのさま。「新人には―な仕事だ」

に‐おろし【荷下ろし・荷卸し】🔗🔉

に‐おろし【荷下ろし・荷卸し】 [名]スル積荷を下ろすこと。

に‐がさ【荷×嵩】🔗🔉

に‐がさ【荷×嵩】 荷物がかさばること。また、荷物のかさ。

に‐かた【荷方】🔗🔉

に‐かた【荷方】 荷物を取り扱う役。また、その人。荷物方。

に‐かつぎ【荷担ぎ】🔗🔉

に‐かつぎ【荷担ぎ】 荷物を担いで運ぶこと。また、その人。荷負い。荷物担ぎ。

に‐がわせ【荷為‐替】‐がはせ🔗🔉

に‐がわせ【荷為替】‐がはせ 「荷為替手形」の略。

にがわせ‐しんようじょう【荷為‐替信用状】にがはせシンヨウジヤウ🔗🔉

にがわせ‐しんようじょう【荷為替信用状】にがはせシンヨウジヤウ 輸入業者の依頼によって取引銀行が発行し、輸出業者の振り出す荷為替手形の引き受け・支払いを保証するという内容の信用状。

にがわせ‐てがた【荷為‐替手形】にがはせ‐🔗🔉

にがわせ‐てがた【荷為替手形】にがはせ‐ 隔地間の売買取引において、銀行を通しての代金取立または割引を受けるために、買い主を支払人として振り出した為替手形。荷付為替手形。

に‐くさび【荷△轄】🔗🔉

に‐くさび【荷轄】 和船の舟べりをおおって、波の当たりを和らげるわらやむしろの類。

に‐くずれ【荷崩れ】‐くづれ🔗🔉

に‐くずれ【荷崩れ】‐くづれ [名]スル積み荷がくずれること。「運送中に―する」

に‐ぐら【荷×鞍】🔗🔉

に‐ぐら【荷×鞍】 《「にくら」とも》荷馬の背に置く鞍。荷をつけるための鞍。

に‐ぐるま【荷車】🔗🔉

に‐ぐるま【荷車】 人・馬が引くなどして荷物を運搬するための車。

に‐ごしらえ【荷×拵え】‐ごしらへ🔗🔉

に‐ごしらえ【荷×拵え】‐ごしらへ [名]スル荷づくりをすること。「短時間で―する」

に‐こぶ【荷×瘤】🔗🔉

に‐こぶ【荷×瘤】 常に荷物を担いでいるため肩などにできるこぶ。〈日葡〉

に‐さばき【荷×捌き】🔗🔉

に‐さばき【荷×捌き】 荷物の処理・整理をすること。入荷した商品を売りさばくこと。

に‐じるし【荷印】🔗🔉

に‐じるし【荷印】 荷物を発送するとき、その所属や種類などを示すために包装につける符号。

に‐すがた【荷姿】🔗🔉

に‐すがた【荷姿】 梱包(こんぽう)された荷物の外見。

に‐だ【荷駄】🔗🔉

に‐だ【荷駄】 駄馬で運ぶ荷物。

に‐だい【荷台】🔗🔉

に‐だい【荷台】 トラックや自転車の、荷物を載せるところ。

に‐たり【荷足り】🔗🔉

に‐たり【荷足り】 「荷足り船」の略。

にたり‐ぶね【荷足り船】🔗🔉

にたり‐ぶね【荷足り船】 茶船の一種で、関東の河川や江戸湾で小荷物の運搬に使われた小形の和船。

に‐づくり【荷造り・荷作り】🔗🔉

に‐づくり【荷造り・荷作り】 [名]スル品物を運送できるようにひもをかけたり、包んだりすること。「ガラス食器を慎重に―する」

に‐づみ【荷積み】🔗🔉

に‐づみ【荷積み】 船やトラックに、荷物を積み込むこと。また、ある場所に荷物を積むこと。

に‐どめ【荷留】🔗🔉

に‐どめ【荷留】 中世、領主が領内の港や関所で、そこを通過する物資の移出入を禁止・制限したこと。

にない【担い・△荷い】になひ🔗🔉

にない【担い・荷い】になひ 担うこと。「担い桶」の略。

にない‐いだ・す【担ひ△出だす・△荷ひ△出だす】になひ‐🔗🔉

にない‐いだ・す【担ひ出だす・荷ひ出だす】になひ‐ [動サ四]かつぎだす。また、かろうじて出す。「この海べにて―・せる歌」〈土佐〉

にな・う【担う・△荷う】になふ🔗🔉

にな・う【担う・荷う】になふ [動ワ五(ハ四)]物を肩に支え持って運ぶ。かつぐ。「十字架を―・う」ある物事を支え、推し進める。また、自分の責任として身に引き受ける。負担する。「責任の一端を―・う」「地球の未来を―・う」「衆望を―・う」 [可能]になえる

に‐なわ【荷縄】‐なは🔗🔉

に‐なわ【荷縄】‐なは 荷物を縛るのに用いる縄。

に‐ぬき【荷抜き】🔗🔉

に‐ぬき【荷抜き】 [名]スル運送する荷物から一部をこっそり抜き取ること。「輸送途中で―する」

に‐ぬし【荷主】🔗🔉

に‐ぬし【荷主】 荷物の持ち主、また、発送人。

に‐ばしゃ【荷馬車】🔗🔉

に‐ばしゃ【荷馬車】 荷物を運ぶ馬車。

に‐びき【荷引き】🔗🔉

に‐びき【荷引き】 生産地からそこの産物を運んでくること。

に‐ふだ【荷札】🔗🔉

に‐ふだ【荷札】 宛先と送り主の住所・氏名などを書いて荷物につける札。

に‐ぶね【荷船】🔗🔉

に‐ぶね【荷船】 荷物を運送する船。荷方船。

に‐もたれ【荷×凭れ】🔗🔉

に‐もたれ【荷×凭れ】 在庫品が大量にあるため、相場が下がっていくこと。

に‐もち【荷持(ち)】🔗🔉

に‐もち【荷持(ち)】 荷物を持ち運びする人。家財道具を多く持っている人。建築で、上部の荷重を受ける建材。

に‐もつ【荷物】🔗🔉

に‐もつ【荷物】 運搬・運送する品物。重荷に感じられるもの。負担となるもの。お荷物。「とんだ―をしょいこむ」「皆のお―にはなりたくない」

に‐やく【荷役】🔗🔉

に‐やく【荷役】 船荷のあげおろしをすること。また、それをする人。

に‐やっかい【荷厄介】‐ヤクカイ🔗🔉

に‐やっかい【荷厄介】‐ヤクカイ [名・形動]荷物をもてあますこと。転じて、物事が負担になること。また、そのさま。「身体が―になって」〈紅葉・二人女房〉

にわたし‐さしずしょう【荷渡し指図証】‐さしヅシヨウ🔗🔉

にわたし‐さしずしょう【荷渡し指図証】‐さしヅシヨウ 倉庫業者・物品保管者に対して、物品の引き渡しを指図する証券。特に海上運送において、船荷証券が発行されている運送品の引き渡しを指図する証券。荷渡し指図書。

の‐さき【△荷△前・△荷△向】🔗🔉

の‐さき【前・向】 平安時代、諸国から貢ぎ物として奉られた初物。これを伊勢神宮をはじめ諸陵墓に奉った。にさき。

のさき‐の‐つかい【△荷△前の使】‐つかひ🔗🔉

のさき‐の‐つかい【前の使】‐つかひ 荷前を奉る行事のために朝廷から派遣された勅使。

め‐が【×茗荷・×荷】🔗🔉

め‐が【×茗荷・×荷】 ミョウガの古名。〈和名抄〉

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[音]カ [訓]はす    はちす    にな‐う    に [部首]艸 [総画数]10 [コード]区点    1857      JIS   3259      S‐JIS 89D7 [分類]常用漢字 [難読語] →いなり【稲荷】おやにない‐ぼし【親荷星・親担星】かしょう‐ざ【荷葉座】に‐くさび【荷轄】の‐さき【荷前・荷向】ぼっ‐か【歩荷】め‐が【茗荷・荷】

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