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かぎ【×鉤】🔗⭐🔉
かぎ‐おくみ【×鉤×衽】🔗⭐🔉
かぎ‐おくみ【×鉤×衽】
衽の裁ち方の一。衽先を斜めに組み合わせて裁ったもの。
かぎおくみ‐だち【×鉤×衽裁ち】🔗⭐🔉
かぎおくみ‐だち【×鉤×衽裁ち】
長着の衽を鉤衽に裁つこと。用布が不足で布の表裏のない両面物のときの裁ち方。
かぎ‐かずら【×鉤×葛】‐かづら🔗⭐🔉
かぎ‐かずら【×鉤×葛】‐かづら
アカネ科の蔓性(つるせい)の木本。房総半島以西の山地に自生。葉は卵形で対生し、基部に小枝の変化した鉤があり、これで他に絡み付く。夏、白緑色の筒形の小花を球状につける。鉤を乾かしたものを漢方で釣藤鉤(ちようとうこう)といい、小児のひきつけや頭痛・高血圧などに用いる。
かぎ‐がた【×鉤形・×鍵形】🔗⭐🔉
かぎ‐がた【×鉤形・×鍵形】
鉤(かぎ)のように、先端が直角に曲がった形。
かぎ‐かっこ【×鉤括弧】‐クワツコ🔗⭐🔉
かぎ‐かっこ【×鉤括弧】‐クワツコ
文章表記中などで用いる 「」『』〔〕などの記号。会話や引用、注意語句などを示すのに用いる。
かぎ‐ざき【×鉤裂き】🔗⭐🔉
かぎ‐ざき【×鉤裂き】
布や衣服がくぎなどにひっかかって鉤形に裂けること。また、その裂けきず。
かぎ‐じゅうじ【×鉤十字】‐ジフジ🔗⭐🔉
かぎ‐じゅうじ【×鉤十字】‐ジフジ
ハーケンクロイツ

かぎ‐ずみ【×鉤墨】🔗⭐🔉
かぎ‐ずみ【×鉤墨】
木材に墨縄で引く長い線に対して、墨指しを用いてそれに直角に引く線。
かぎ‐づめ【×鉤×爪】🔗⭐🔉
かぎ‐づめ【×鉤×爪】
動物のもつ、下向きの鉤形に湾曲し、鋭くとがる爪。有蹄(ゆうてい)類・霊長類以外の哺乳類と、爬虫(はちゆう)類・鳥類にみられる。
かぎ‐なり【×鉤△形】🔗⭐🔉
かぎ‐なり【×鉤△形】
かぎのように先が曲がった形。かぎのて。「―に曲った廊下」
かぎ‐なわ【×鉤縄】‐なは🔗⭐🔉
かぎ‐なわ【×鉤縄】‐なは
先端に鉤をつけた縄。物に投げて引っ掛け、引き寄せたり、高い所へ登る手がかりにしたり、人を捕らえたりするのに用いる。
かぎ‐の‐て【×鉤の手】🔗⭐🔉
かぎ‐の‐て【×鉤の手】
鉤(かぎ)
の形に曲がっていること。ほぼ直角に曲がっていること。「―に曲がった道路」
曲尺(かねじやく)の曲がった角。



かぎ‐ばな【×鉤鼻】🔗⭐🔉
かぎ‐ばり【×鉤針】🔗⭐🔉
かぎ‐ばり【×鉤針】
先の曲がった形の針。
鉤針編みに使う、一端または両端がかぎ形になっている針。竹・金属・プラスチック製などがある。


かぎばり‐あみ【×鉤針編み】🔗⭐🔉
かぎばり‐あみ【×鉤針編み】
手編みの技法の一。鉤針一本を用いて編み地を編み出していく手法。鎖編み・細編(こまあ)み・長編みなどがある。


かぎ‐やく【×鎰役・×鉤役】🔗⭐🔉
かぎ‐やく【×鎰役・×鉤役】
《「かぎ」は鍋・釜を掛けるところから世帯の意》中世・近世に世帯を単位に課された税。竈役(かまどやく)。
かぎ‐やり【×鉤×槍】🔗⭐🔉
かぎ‐やり【×鉤×槍】
柄の穂に近いところに、柄と十文字になるように、鉄の細い棒を鉤状につけた槍。敵の槍をからめ落とすのに用いる。
こ【×鉤】🔗⭐🔉
こ【×鉤】
《「こう(鉤)」の音変化》巻き上げた御簾(みす)を掛けておくかぎ形の金具。「御簾の帽額(もかう)、総角(あげまき)などにあげたる―のきはやかなるも」〈枕・二〇一〉
こう‐こ‐げん【×鉤×股弦・×勾×股弦】🔗⭐🔉
こう‐こ‐げん【×鉤×股弦・×勾×股弦】
和算で、直角三角形の直角を挟む短い辺(鉤)と長い辺(股)と直角に対する辺(弦)のこと。また、直角三角形。
こうこげん‐の‐ていり【×鉤×股弦の定理】🔗⭐🔉
こうこげん‐の‐ていり【×鉤×股弦の定理】
三平方の定理のこと。ピタゴラスの定理。
こう‐じょう【×鉤状】‐ジヤウ🔗⭐🔉
こう‐じょう【×鉤状】‐ジヤウ
鉤(かぎ)のように曲がった形。
こう‐ちゅう【×鉤虫】🔗⭐🔉
こう‐ちゅう【×鉤虫】
線虫綱鉤虫科の袋形動物の総称。体長〇・五〜三センチで、体は細長く鉤(かぎ)状に湾曲、口にはキチン質の突起がある。人や家畜の小腸に寄生。幼虫は土中で成育し、皮膚または口から宿主の体内に侵入する。ズビニ鉤虫・イヌ鉤虫など。
こうとう‐ちゅう【×鉤頭虫】🔗⭐🔉
こうとう‐ちゅう【×鉤頭虫】
鉤頭虫綱の袋形動物の総称。体は細長く扁平で、体長数ミリ〜数センチ。頭の先端に多くの鉤(かぎ)の並ぶ吻(ふん)があり、これで動物の腸壁に寄生。豚やネズミに寄生するものが、まれに人体内に入り込む。中間宿主は節足動物。
こう‐ろく【×鉤×勒・×勾×勒】🔗⭐🔉
こう‐ろく【×鉤×勒・×勾×勒】
中国画で、対象の形態を輪郭線でくくること。また、「鉤勒填彩(てんさい)」のこと。
こうろく‐てんさい【×鉤×勒×填彩】🔗⭐🔉
こうろく‐てんさい【×鉤×勒×填彩】
中国画の技法の一。対象を輪郭線で縁取り、その内側を彩色するもの。特に、花鳥画における黄氏体(こうしたい)の典型的な手法で、徐氏体の没骨(もつこつ)とともに、二大技法とされる。
ち【×鉤】🔗⭐🔉
ち【×鉤】
釣り針。ちい。「弟(おとのみこと)時に既に兄(このかみ)の―を失ふ」〈神代紀・下〉
ち‐げ【×鉤×笥】🔗⭐🔉
ち‐げ【×鉤×笥】
漁師が出漁の際に釣り針などを入れて持って行く手箱。沖箱。つげ。
はり【×鉤】🔗⭐🔉
はり【×鉤】
《「針」と同語源》釣り針のこと。
はり‐す【×鉤素】🔗⭐🔉
はり‐す【×鉤素】
釣り糸のうち、釣り針を直接結ぶ糸。ふつう道糸より細いものを用いる。
鉤🔗⭐🔉
鉤
[音]コウ
[訓]かぎ
はり
こはじ
[部首]金
[総画数]13
[コード]区点 7876
JIS 6E6C
S‐JIS E7EA
[難読語]
→あぐ【
・逆鉤】
→いっ‐こう【一鉤】
→かぎ‐なり【鉤形】
→こう‐こ‐げん【鉤股弦・勾股弦】
→こう‐ろく【鉤勒・勾勒】
→ち‐げ【鉤笥】
→はり‐す【鉤素】
→まじ‐ち【貧鉤】

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