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【鉤】 13画 金部  区点=7876 16進=6E6C シフトJIS=E7EA 【鈎】異体字異体字 12画 金部 区点=1935 16進=3343 シフトJIS=8A62 《音読み》 コウ/ク〈gu〉 《訓読み》 かぎ/さぐる 《意味》 {名}かぎ。型をして物をひっかける金具。かぎ棒・とめ金・鎌カマ・つりばりなど。「帯鉤タイコウ(ベルトのとめ金)」「窃鉤者誅、窃国者為諸侯=鉤ヲ窃ム者ハ誅セラレ、国ヲ窃ム者ハ諸侯ト為ル」〔→荘子コウス{動}さぐる。深い所にあるものを、ひっかけるようにしてとりだす。また、物事の道理をさぐる。「鉤深致遠=深ヲ鉤シ遠ヲ致ス」〔→易経コウス{動}ひっかけてたぐりよせる。いざなう。〈同義語〉拘。「眼色暗相鉤=眼色暗ニアヒ鉤ス」 {名}直角三角形の三辺のうち、直角をはさむ、辺の短いほう。転じて、型をなしたもの。〈同義語〉句。 「鉤党コウトウ」とは、互いにひきあって仲間をつくること。また、ぐるになった仲間。「皆為鉤党下獄=ミナ鉤党ト為シテ獄ニ下ス」〔→後漢書「銀鉤ギンコウ」とは、筆跡の巧みなことのたとえ。 《解字》 会意兼形声。「金+音符句(小さく曲がった型や型)」で、型にまがったかぎのこと。 《単語家族》 拘(かぎでひっかけて引きとめる)狗ク(からだのまがった小さい犬)駒ク(からだのまがった小さい馬)佝ク(背がまがって小さい人)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

鉤止 コウシ🔗🔉

【鉤止】 コウシ ひっかけてとめる。かぎをかけておさえとめる。

鉤玄 コウゲン🔗🔉

【鉤玄】 コウゲン 物事の奥深い道理をひき出しさとること。▽「玄」は、奥深いこと。韓愈カンユの「進学解」の「纂言者必鉤其玄=言ヲ纂ムル者ハ必ズソノ玄ヲ鉤ス」から。

鉤曲 コウキョク🔗🔉

【鉤曲】 コウキョク つりばりのようにまがること。

鉤芒 コウボウ🔗🔉

【鉤芒】 コウボウ かぎの鋭い先端部。

鉤取 コウシュ🔗🔉

【鉤取】 コウシュ =拘取。かぎにひっかけて手にとる。

鉤矩 コウク🔗🔉

【鉤矩】 コウク さしがね。定規。転じて、法則のこと。

鉤校 コウコウ🔗🔉

【鉤校】 コウコウ さぐり出して照合する。

鉤索 コウサク🔗🔉

【鉤索】 コウサク かぎにひっかけてさぐり出す。物事の道理をさぐり出す。

鉤連 コウレン🔗🔉

【鉤連】 コウレン まがって連なる。「然後天梯石桟相鉤連=シカルノチ天梯石桟アヒ鉤連ス」〔→李白

鉤章棘句 コウショウキョクク🔗🔉

【鉤章棘句】 コウショウキョクク あちこち、ひっかかる文章。読みにくい文章のこと。

鉤援 コウエン🔗🔉

【鉤梯】 コウテイ 先端にかぎをとりつけたはしご。『鉤援コウエン』〔→管子

鉤距 コウキョ🔗🔉

【鉤距】 コウキョ 離れた物をかぎでひっかけて引き出す。つりこんで内情をさぐり出すこと。〔→漢書

鉤餌 コウジ🔗🔉

【鉤餌】 コウジ つりばりにつけたえさ。

鉤縄 コウジョウ🔗🔉

【鉤縄】 コウジョウ さしがねと、すみなわ。大工道具。

鉤欄 コウラン🔗🔉

【鉤欄】 コウラン =句欄。まがっている手すり。「啼蛄弔月鉤欄下=啼蛄月ヲ弔フ鉤欄ノ下」〔→李賀

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