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○背を縒るせをよる🔗🔉

○背を縒るせをよる 労苦・苦痛に苦しむ。〈日葡辞書〉 ⇒せ【背・脊】 せん千・阡】 数の名。百の10倍。また、数の多いこと。「阡」は大字。 ⇒千も万もいらぬ せん】 姓氏の一つ。 ⇒せん‐しょうあん【千少庵】 ⇒せん‐そうえき【千宗易】 ⇒せん‐そうさ【千宗左】 ⇒せん‐そうしつ【千宗室】 ⇒せん‐そうたん【千宗旦】 ⇒せん‐どうあん【千道安】 ⇒せん‐の‐りきゅう【千利休】 せん仙・僊(→)仙人に同じ。 せん】 ①さき。 ㋐空間的に前の方。 ㋑時間的に早いとき。以前。誹風柳多留20「―の亭主に御無用とうんのつき」。傾城禁短気「―橘の六郎右衛門が後家へ後連れに肝煎」。「―から知っている」 ②過去になったもの。一つ前のもの。「―号の記事」 ③他よりさきんじて事を行うこと。さきがけ。狂言、宗論「何がさて御坊が―ぢや」 ④囲碁・将棋で、相手より先に打ち始める方。先手。 ⇒先を越す せん(→)疝気せんきに同じ。 せん】 ①天子や神の言葉。みことのり。 ②官衙・将軍などの命令。愚管抄5「諸国七道へ宮の―とて」。「太政官の―」 せん】 ①第一のもの。必要欠くべからざること。宇治拾遺物語12「其の年の祭には、これを―にてぞありける」 ②専門学校の略。 せん】 ①温泉の略。 ②(銭の流通は泉のようであるからいう)貨幣。ぜに。 ③和泉国いずみのくにの略。 せん】 ①物の穴に差し込んで、その物が動かないようにする物。 ②管や容器などの口をふさぎ、中のものが漏れ出ないようにするもの。「―を抜く」 せん】 たたかうこと。また、試合・競争。「リーグ―」「三―全勝」 せん】 (宇田川榛斎(1769〜1834)が創った国字。「医範提綱」で初めて用いた)動物の上皮から分化し、それぞれに特有の物質を分泌する器官。導管を具えて体外あるいは消化管内に分泌物を出す外分泌腺と、導管が無く血液内に分泌物を出す内分泌腺とがある。 せん】 ①せんじつめること。結局。平家物語2「申しつくる所の―は、ただ重盛が首を召され候へ」 ②くわしく調べること。源平盛衰記1「かやうの実の―に逢ひ奉らむ者は」 ③なすべき方法。すべ。古今著聞集1「―尽きて眠りゐたりけるほどに」 ④かい。しるし。ききめ。狂言、二人大名「参つた―もない事でござる」 せん】 ①目印やメモのための紙。ふだ。手紙。文書。「―を付ける」 ②注釈を書きつけること。 ③巻子本かんすぼんの軸や帙簀ちすの紐に結びつけ、または冊子に挿入し、検出の用に供する札。竹・木・象牙などで作り、書名や年号などを記し、その上部に孔をあけ、紐を通したもの。籤せん。 箋 せん】 ①⇒ぜに。 ②日本の貨幣の単位。 ㋐円の100分の1。 ㋑古代から近世まで、貫の1000分の1。文もん。 ③匁もんめの唐名。 せん】 ①詩文をつくること。 ②詩歌・文章の編集。去来抄「猿蓑の―の時」 せん】 ①糸のように細く長いもの。すじ。「クレヨンで―を引く」「―が切れる」「LANの―を張る」 ②〔数〕幾何学で取り扱う対象の一つ。線1を抽象したもの。点の移動や面の交叉によって生じ、位置および長さをもつが、幅および厚さをもたない。直線・曲線・折線など。 ③道筋。特に、交通機関の経路。「別の―に乗り換える」 ④物の輪郭。「身体の―」 ⑤そこから先へ越えてはならない所。境目。区切り。「公人の―を踏みはずす」「ぎりぎりの―まで譲る」 ⑥物事を進めるうえでのだいたいの方針・方向。「国策の―に沿う」 ⑦ある一定の基準・水準。「いい―に達した」 ⑧人物や作品を支える精神的力の強弱。「―の細い人」 ⑨物事をする際の人的なつながり。「委員長の―で事が動く」 せん】 身分が低いこと。いやしい身分。「五色ごしきの―」 せん】 えらぶこと。よりぬくこと。「―に洩れる」「―を殊にする」 せん】 暹羅シャムの略。 せん磚・塼・甎】 中国で煉瓦のこと。土を焼いて方形または長方形の平板とし、敷瓦・壁体化粧材・天井構材などに使用。周代に始まり、漢代に発達。日本では飛鳥・奈良時代に造られ、時に鳳凰・唐草文様などを浮彫してある。 せん】 すすめること。推挙すること。 せん】 毛織の敷物。日葡辞書「センヲシク」 せん】 1の1000万分の1。 せん】 はなむけ。後撰和歌集「遠くまかりける人に―し侍りけるところにて」 せん鏟・鑯】 両手で使う削り工具。金工用と木工用とがあり、金工用は鋸のこぎり・鎌・鉈なたなどの地金を削るのに用い、木工用は桶・曲物製作に用いる。 鏟 せん】 神にそなえる食物。膳立てのととのった食物。膳部。 せん(→)せん3に同じ。 センAmartya Kumar Sen】 イギリスの経済学者。インドのベンガル生れ。オックスフォード大教授などを歴任。厚生経済学と開発途上国問題の研究に寄与。著「集合的選択と社会的厚生」「不平等の経済学」など。ノーベル賞。(1933〜) ぜん】 ①欠けたところがないこと。 ②ある物事のすべて。みな。まるまる。「―日程を消化する」 ぜん】 (呉音。漢音はセン) ①時間的に、また順序として、さき。「―近代」「―代議士」 ②㋐机・脇息・懸盤かけばんなどを数える語。今昔物語集11「一―の閼伽あかを備えて」 ㋑神または社祠を数える語。東海道中膝栗毛8「摂社・末社すべて三十余―」 ぜん】 正しいこと。道徳にかなったこと。よいこと。↔悪 ⇒善に従うこと流るるが如し ⇒善に強い者は悪にも強い ⇒善の裏は悪 ⇒善は急げ ⇒善を責むるは朋友の道なり ぜん】 (呉音はネン)状態を表す語をつくる助字。「紳士―」 ぜん】 ①天子が位をゆずること。譲位。「―を受く」 ②〔仏〕(梵語dhyānaの音写。禅那とも)心を安定・統一させることによって宗教的叡知に達しようとする修行法。禅定ぜんじょう。六波羅蜜の第5。 ③禅宗の略。 ぜん】 徐々に進むこと。度が次第に加わり進むこと。 ⇒漸を追って ぜん】 ①よく料理された食物。出来上がって並べられた料理。「一の―」 ②食物をのせる台。日葡辞書「ゼンヲス(据)ユル」。「お―立て」 ③椀に盛った食物(特に飯)を数える語。「一―飯」 ④箸2本を一対として数える語。「塗箸一―」 せん‐あい専愛】 多くのものの中で、特にあるものだけを愛すること。偏愛。 せん‐あいせん先相先‥アヒ‥ 囲碁で、三番のうち1回先(黒)で打ち、あと2回は互先たがいせんで打つ手合割てあいわり→互先→定先じょうせん せんあえん‐こう閃亜鉛鉱‥クワウ 硫化亜鉛を主成分とする鉱物。多少の鉄などを含む。等軸晶系、四面体の結晶をなし、粒状・塊状。樹脂光沢ないし金剛光沢を有し、通常、黄・褐・黒など。純粋のものは無色。亜鉛の原料鉱石。 閃亜鉛鉱 撮影:松原 聰 ぜん‐あく前悪】 以前に行なった悪事。前世の罪業。 ぜん‐あく善悪】 (古くはゼンナク・ゼンマクとも) [一]〔名〕 善と悪。善人と悪人。「―をはっきりさせる」 [二]〔副〕 よいにせよわるいにせよ。是非とも。狂言、猿座頭「―おとも申すぞ」 ⇒ぜんあく‐ふに【善悪不二】 ⇒ぜんあく‐むき【善悪無記】 ⇒善悪の生を引く ⇒善悪の報は影の形に随うが如し

広辞苑 ページ 11172 での○背を縒る単語。