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○任重くして道遠しにんおもくしてみちとおし🔗🔉

○任重くして道遠しにんおもくしてみちとおし [論語泰伯]背に負う荷は重く、行くべき道は遠い。責務の重大さを説いた言葉。 ⇒にん【任】 にん‐か認可】 ①認めて許すこと。 ②〔法〕ある法人・私人の法律上の行為が公の機関(行政庁)の同意を得なければ有効に成立しない場合、これに同意を与えてその効果を完成させる行政行為。「―営業」→許可⇒にんか‐じょう【認可状】 にん‐が人我】 〔仏〕人間存在の根底にある実体。仏教では否定される。徒然草「―の相深く貪欲甚だしく」 ⇒にんが‐むそう【人我無相】 にん‐かい任槐‥クワイ 三槐(太政大臣・左大臣・右大臣)に任ずること。また、任ぜられること。 にん‐かい忍界】 〔仏〕(衆生しゅじょうが煩悩を忍受する世界の意)人間世界。娑婆しゃば世界。忍土。 にん‐がい人外‥グワイ 人倫にはずれていること。また、そういう人。ひとでなし。浄瑠璃、傾城反魂香「逢はずに帰つて―の名を取れか」 にん‐がい人界】 〔仏〕十界の一つ。また、六道の一つ。人間の住む世界。人間界。人間道。人道。人趣。じんかい。 にんがい仁海】 平安中期の真言宗の僧。小野流の始祖。別名、千心。和泉の人。醍醐寺延命院の元杲げんごうに伝法灌頂を受け、山城小野に曼荼羅寺(現在の随心院)を開いた。請雨の修法に霊験あり、世に雨僧正と称。小野僧正。著「小野六帖」など。(951?〜1046) にんか‐じょう認可状‥ジヤウ 領事を接受した国家がこれに認可を与える文書。 ⇒にん‐か【認可】 にんが‐むそう人我無相‥サウ 〔仏〕人間存在の根底には特別の実体はないということ。 ⇒にん‐が【人我】 にん‐かん任官‥クワン ①官に任ぜられること。役人に任命されること。 ②江戸時代、武家が従五位下に叙せられること。 にん‐き人気】 ①人間の意気。浮世草子、日本新永代蔵「天道―に空しからず」 ②世間一般の気うけ。評判。歌舞伎、東海道四谷怪談「表向き―が悪うござりますから、それで灸をほぐして居ります」。「―をとる」 ③その地方の気風。じんき。「―のよくない地方」 ⇒にんき‐かぶ【人気株】 ⇒にんき‐しょうばい【人気商売】 ⇒にんき‐とうひょう【人気投票】 ⇒にんき‐とり【人気取り】 ⇒にんき‐もの【人気者】 にん‐き任期】 その職に就いている一定の年限。「―を全うする」 にんき‐かぶ人気株】 市場の人気の中心となっている株式。花形株。 ⇒にん‐き【人気】 にんき‐しょうばい人気商売‥シヤウ‥ 世間の評判がいいことを必要とする職業。役者・芸人の類。 ⇒にん‐き【人気】 にんき‐とうひょう人気投票‥ヘウ 各人が好きなものや人に投票して、人気の有無をはかること。また、その投票。 ⇒にん‐き【人気】 にんき‐とり人気取り】 世間の評判をよくしようとすること。また、それに巧みな人。 ⇒にん‐き【人気】 にんき‐もの人気者】 人々の間で評判のいい人。人気のある人。 ⇒にん‐き【人気】 にん‐きょ認許】 認めて許すこと。認可。 にん‐ぎょ人魚】 上半身が人間(多くは女人)で、下半身が魚の形をした想像上の動物。〈倭名類聚鈔19→儒艮じゅごん にん‐きょう任侠・仁侠‥ケフ 弱きをたすけ強きをくじく気性に富むこと。また、その人。おとこだて。「―の徒」「―道」 にん‐ぎょう人形‥ギヤウ ①紙・土・木などで人の形を模して作ったもの。古くは「ひとかた」といい宗教的な行事に用いられたが、中世以後は観賞・愛玩用として発達した。でく。木偶。→かたしろ(形代)。 ②人形仕立の略。 ⇒にんぎょう‐おくり【人形送り】 ⇒にんぎょう‐くい【人形食い】 ⇒にんぎょう‐げき【人形劇】 ⇒にんぎょう‐じたて【人形仕立】 ⇒にんぎょう‐しばい【人形芝居】 ⇒にんぎょう‐じょうるり【人形浄瑠璃】 ⇒にんぎょう‐つかい【人形遣い】 ⇒にんぎょう‐で【人形手】 ⇒にんぎょう‐ぶり【人形振】 ⇒にんぎょう‐まわし【人形回し】 ⇒にんぎょう‐やき【人形焼】 にんぎょう‐おくり人形送り‥ギヤウ‥ 農作物の除虫あるいは悪疫を祓う目的でわら人形などを形代として作り、大勢ではやし立て、村はずれまたは山川などに送り出す行事。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐くい人形食い‥ギヤウクヒ 美貌にだけ目をつけて、人を選り漁あさること。また、それをする人。面食い。器量好み。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐げき人形劇‥ギヤウ‥ 人形遣いの操る人形で演ずる劇。手遣い式と糸操り式とがある。前者には人形浄瑠璃・ギニョルなど、後者にはマリオネット・南京操りなどがある。人形芝居。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐じたて人形仕立‥ギヤウ‥ (人形に着せる着物の仕立に似ているところからの名) ①筒袖・元禄袖など腋の下をあけて袖をつけた仕立て方。人形。人形袖。 ②(→)比翼ひよく仕立に同じ。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐しばい人形芝居‥ギヤウ‥ヰ 人形劇。あやつりしばい。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐じょうるり人形浄瑠璃‥ギヤウジヤウ‥ 浄瑠璃・三味線に合わせて曲中人物に扮装した人形を操る日本固有の人形劇。近松門左衛門・竹本義太夫の出現以後、独自の劇形式を完成。一時は歌舞伎劇を圧倒。竹本・豊竹2座対立時代を経て文楽ぶんらく座が興り、今は文楽という語で代表される。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐つかい人形遣い‥ギヤウツカヒ 人形をあやつること。また、その人。にんぎょうまわし。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐で人形手‥ギヤウ‥ ①更紗サラサや印伝インデンの染革、金襴など外来の染織品に多くみられる人物模様のこと。 ②中国、明代後期に浙江省の竜泉窯の辺りで作られた碗形の青磁。内面に人物紋を型押ししたもので、日本の茶人が茶碗や鉢に利用。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐とうげ人形峠‥ギヤウタウゲ 鳥取県東伯とうはく郡三朝みさき町と岡山県苫田とまた郡鏡野町の境にある峠。標高739メートル。1955年ウラン鉱が発見された。 にんぎょうのいえ人形の家‥ギヤウ‥イヘ (Et Dukkehjem ノルウェー)イプセン作の戯曲。1879年初演。弁護士の夫から人形のような妻として扱われていたことに気づいた主人公ノラが、一個の独立した人間として生きるために家出する経緯を描く。女性解放問題を提起した近代社会劇とされる。→ノラ にんぎょう‐ぶり人形振‥ギヤウ‥ 歌舞伎で、義太夫狂言のある一節を操あやつり人形の動作をまねて演ずるもの。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐まわし人形回し‥ギヤウマハシ (→)「人形つかい」に同じ。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にんぎょう‐やき人形焼‥ギヤウ‥ カステラ風の生地であんを包み、人の顔などの型に入れて人形のかたちに焼いた菓子。東京の日本橋人形町・浅草の名物。 ⇒にん‐ぎょう【人形】 にん‐く人工】 土木建築関係などで作業量を表す語。労働者一人の1日の労働量をもとに、作業に要する延べ人数を算出したもの。「5―の仕事」 にん‐く忍苦】 苦しみを忍ぶこと。苦痛に堪えること。「―の生活」 にん‐ぐ人工】 禅宗に属した下僕。力者法師。太平記39「―行者の一人をも召し具せられず」 にん‐げん人間】 ①人の住む所。世の中。世間。じんかん。 ②(社会的存在として人格を中心に考えた)ひと。また、その全体。→人類。 ③人物。ひとがら。「―ができている」 ⇒にんげん‐かい【人間界】 ⇒にんげん‐かがく【人間科学】 ⇒にんげん‐がく【人間学】 ⇒にんげんがくてき‐しょうめい【人間学的証明】 ⇒にんげん‐かんきょう‐せんげん【人間環境宣言】 ⇒にんげん‐かんけい【人間関係】 ⇒にんげん‐きかい‐ろん【人間機械論】 ⇒にんげん‐ぎょらい【人間魚雷】 ⇒にんげん‐くさ・い【人間臭い】 ⇒にんげん‐げんり【人間原理】 ⇒にんげん‐こうがく【人間工学】 ⇒にんげん‐こくほう【人間国宝】 ⇒にんげん‐しゃくど‐ろん【人間尺度論】 ⇒にんげん‐せい【人間世】 ⇒にんげん‐せい【人間性】 ⇒にんげん‐せんげん【人間宣言】 ⇒にんげん‐ぞう【人間像】 ⇒にんげん‐ちゅうしん‐しゅぎ【人間中心主義】 ⇒にんげん‐ちゅうしん‐てき【人間中心的】 ⇒にんげん‐てき【人間的】 ⇒にんげん‐どう【人間道】 ⇒にんげん‐ドック【人間ドック】 ⇒にんげん‐なみ【人間並】 ⇒にんげん‐ばなれ【人間離れ】 ⇒にんげん‐み【人間味】 ⇒にんげん‐もよう【人間模様】 ⇒にんげん‐わざ【人間業】 ⇒人間到る処青山あり ⇒人間万事塞翁が馬 にん‐げん任限】 任期。源平盛衰記45「―もまた満ちたり」

広辞苑 ページ 15107 での○任重くして道遠し単語。