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○内に省みて疚しからずうちにかえりみてやましからず🔗🔉

○内に省みて疚しからずうちにかえりみてやましからず [論語顔淵]自分の心に反省してみて少しも良心に恥じることがない。 ⇒うち【内】 うち‐にわ内庭‥ニハ 家の棟と棟と、または室と室との間にある庭。中庭。壺庭。 うち‐ぬき打抜き】 ①うちぬくこと。特に、紙や薄い金属板に型をあて、その形に穴をあけること。 ②掘抜き井戸。 ③鋒きっさきのない突鑿つきのみ。 ④灸きゅうをすえた所。 ⑤ありのままのこと。浮世草子、男色十寸鏡「―の実事はかくいてもかくれなし」 ⇒うちぬき‐とじ【打抜き綴じ】 うちぬき‐とじ打抜き綴じ‥トヂ 製本の際、折の端に近い所に目打ちで孔をあけ、糸・針金などを通して綴じること。 ⇒うち‐ぬき【打抜き】 うち‐ぬ・く打ち抜く・打ち貫く】 〔他五〕 ①「ぬく」を強めていう語。刺してつらぬく。通してつらぬく。 ②穴をあける。特に、紙や薄い金属板に型をあてて、その形に穴をあける。 ③興行などを最終日まで行いとげる。「ストを―・く」 ④(「撃ち抜く」とも書く)銃砲をうってつらぬく。「鉄の扉を―・く」 うち‐ね打根・撃根】 打矢うちやの鏃やじり。平三角の尖根とがりねうち‐ねずみ内鼠】 ①人家にすむねずみ。家ねずみ。 ②家にばかり籠もっていて世間知らずの人。 うちの内野】 京都市上京区南西部から中京区にかけての古地名。平安京大内裏が荒廃した跡の野。 うちのいや‐の‐つかさ内礼司‥ヰヤ‥ ⇒ないらいし うち‐の‐うえ内の上‥ウヘ 天皇。うえ。うちのみかど。源氏物語槿「―なむいとよく似奉らせ給へる」 うち‐の‐え内重‥ヘ 内裏の内側、宣陽・陰明門内。近衛府このえふが守る。閤門こうもん→中重なかのえ→外重とのえ うち‐の‐おおいどの内の大殿‥オホイ‥ 内大臣。うちのおとど。 うち‐の‐おおの宇智の大野・内の大野‥オホ‥ 古代の猟地で、奈良県宇智郡(現、五條市)の野の古称。金剛山南麓の裾野。宇智の野。(歌枕) うち‐の‐おとど内大臣⇒ないだいじん。枕草子319「宮の御前に―のたてまつり給へりけるを」 うち‐の‐おみ内臣⇒ないしん うち‐の‐かぎり現の限り】 (「うち」は現世の意)生きている限り。万葉集5「たまきはる―は平らけく安くもあらむを」 うち‐の‐かしわでのつかさ内膳司‥カシハデ‥ ⇒ないぜんし。〈倭名類聚鈔5うち‐の‐かた内の方】 貴人の妻。奥方。奥様。 うち‐の‐かにもりのつかさ内掃部司】 律令制で、宮内省に属し、宮中の儀式・行事の設営をつかさどった役所。820年(弘仁11)掃部司と併せて掃部寮かもんりょうとなる。うちのかもりのつかさ。うちのかもんづかさ。 うち‐の‐かんけい内の関係‥クワン‥ 国語学者寺村秀雄の用語。連体修飾節のうち、修飾される名詞と修飾節内の述語の間に格関係を認めることができるもの。「庭に咲く花」「先日買った本」などの表現で見られる関係。↔外の関係 うち‐の‐くら内蔵⇒うちくら⇒うちのくら‐の‐つかさ【内蔵寮】 うちのくら‐の‐つかさ内蔵寮⇒くらりょう ⇒うち‐の‐くら【内蔵】 うち‐の‐ごしょどころ内御書所】 平安時代、宮中で天皇の書籍を保管した所。承香殿しょうきょうでんの東にあった。唐名、秘書閣。→御書所→内裏(図) うちのし‐あわび打熨鮑‥アハビ (→)「うちあわび」に同じ。 うち‐の‐しょうでん内の昇殿】 清涼殿の殿上てんじょうの間に出仕すること。 うち‐の‐しるすつかさ内記⇒ないき。〈倭名類聚鈔5うち‐の‐たくみ内匠⇒うちのたくみ‐の‐かみ【内匠頭】 ⇒うちのたくみ‐の‐つかさ【内匠寮】 うちのたくみ‐の‐かみ内匠頭⇒たくみのかみ⇒うち‐の‐たくみ【内匠】 うちのたくみ‐の‐つかさ内匠寮⇒たくみりょう。〈倭名類聚鈔5⇒うち‐の‐たくみ【内匠】 うち‐の‐ひと内の人】 ①妻が第三者に向かって夫を呼ぶ称。宅。やど。 ②同じ家庭に属している人。家族。 うち‐の‐ひめみこ内の姫御子】 内親王ないしんのううち‐の‐へ内重・内辺⇒うちのえ うち‐のべ打延べ】 ①打ってのばすこと。 ②総体を金属でつくったキセル。 うち‐のぼる打ち上る】 〔枕〕 「さほ(佐保)」にかかる。万葉集8「―佐保の川原の青柳は」 うち‐の‐みかど内の御門】 天皇。源氏物語若菜下「―さへ御心よせことに聞え給へば」 うち‐の‐みこ内の御子】 内親王ないしんのううち‐の‐みょうぶ内命婦‥ミヤウ‥ ⇒ないみょうぶ うち‐のめ・す打ちのめす】 〔他五〕 はげしくたたいて、相手が起き上がれないようにする。転じて、(心・身に)ひどい打撃を与える。「友の裏切りに―・される」 うち‐の‐もの内の者】 ①家のうちの人。みうち。 ②家に仕える人。狂言、鴈盗人「なぜに身が―ぢやと言はぬ」 ③女房。狂言、鬼瓦「身共が―を、誰見た者も有るまいに」 うち‐の‐もののべ内物部】 律令制で、衛門府に属し、罪人の処罰に当たる兵士。 うち‐のり内法】 ①箱状の構造物の内部のさしわたし。書言字考節用集「内矩、ウチノリ」 ②柱と柱との内側の距離。 ③鴨居かもいと敷居との距離。 ④鴨居のこと。 ⇒うちのり‐なげし【内法長押】 うちのり‐なげし内法長押】 鴨居の上にある長押。 ⇒うち‐のり【内法】 うち‐のれん内暖簾】 店と奥とを仕切るためにかける暖簾。 うち‐ば内端】 控え目。うちわ。誹風柳多留9「二つ三つ―に年をあてるなり」 ⇒うちば‐もん【内端者】 うち‐は・う打ち延ふ‥ハフ 〔他下二〕 ①「はう」を強めていう語。延ばす。延ばし及ぼす。古事記たくなわの千尋縄ちひろなわ―・へ釣せし海人あまの」 ②(「―・へ」「―・へて」の形で副詞的に) ㋐引きつづいて。久しく。古今和歌集「咲きそめし時より後は―・へて世は春なれや色のつねなる」 ㋑特別に。今昔物語集25「馬の長たけ七寸ばかりにて―・へ長きが」 うちはえ‐て打ち延へて‥ハヘ‥ ⇒うちはう2 うち‐ばかま打袴】 女房装束の構成の一つ。砧きぬたで打って、つやを出した袴。地質は身分により綾または平絹。表裏同質、色は紅を常とした。 うち‐はぎ打剥】 往来の者を脅かして衣類・金品を奪う賊。狂言、空腕「其上―追はぎなどが出まして」 うち‐はぐるま内歯車】 円の内側に沿って歯が切ってある歯車。うちばはぐるま。→歯車(図) うち‐はし打橋】 ①かけはずしのできる、板や材木の橋。万葉集2「上つ瀬に石橋渡し下つ瀬に―渡す」 ②建物と建物との間に仮にかけ渡した板の橋。源氏物語桐壺「―、渡殿のここかしこの道に」 うち‐はじ・める打ち始める】 〔他下一〕[文]うちはじ・む(下二) ①打つことを始める。 ②「始める」を強めていう語。着手する。手はじめとする。枕草子181「昼ありつることどもなど―・めて、よろづのことをいふ」 うち‐はず・す打ち外す‥ハヅス 〔他五〕 ①打つことに失敗する。 ②「はずす」を強めていう語。しそこなう。増鏡「こたびだに、げに又―・しては、いかさまにせん」

広辞苑 ページ 1842 での○内に省みて疚しからず単語。