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○唐へ投銀からへなげがね🔗⭐🔉
○唐へ投銀からへなげがね
「唐とうへ投銀」に同じ。→とう(唐)(成句)
⇒から【韓・唐・漢】
から‐へんじ【空返事】
相手の言うことを聞かず、いいかげんに返事だけすること。うわべだけの返事。生返事。そらへんじ。
から‐ほ【枯穂】
枯れた穂。かれほ。
がら‐ぼう【がら紡】‥バウ
(がら紡績の略。紡績する時の音からの名)落綿らくめんを原料とし、その他あらゆる布くず・糸くずを解きほぐして使い、太い特殊糸を製造する原始的な紡績。三河地方(愛知県)が中心地。水車紡績。
カラホージョ【Kara-Khojo・哈拉和卓】
(「あれはてた高昌」の意)中国新疆ウイグル自治区トルファン(吐魯番)南東の廃都。昔の高昌城。
から‐ぼし【乾干し】
魚・野菜などを日光で乾かすこと。また、その物。
カラホト【Kara Khoto】
(モンゴル語で「黒い都城」の意)中国内モンゴル自治区西部、砂漠中の廃都。西夏・元時代の遺跡。黒水城。
から‐ぼり【空堀】
水のない堀。日葡辞書「カラホリ」
カラマーゾフのきょうだい【カラマーゾフの兄弟】‥キヤウ‥
(Brat'ya Karamazovy ロシア)ドストエフスキー最後の長編小説。1879〜80年発表。淫蕩の権化のような父を持つカラマーゾフ家の3兄弟と私生児の下男を中心にすえ、父殺し事件の顛末を描く。神と自由、ロシア的魂、人間性の本質などをめぐる作者の思索の集大成。
カラマイ【Karamai・克拉瑪依】
(ウイグル語で「黒い油」の意)中国新疆ウイグル自治区北部、ジュンガル盆地西側に位置する石油工業都市。人口27万(2000)。
から‐まき【絡巻】
からめまくこと。巻きつくこと。今昔物語集29「蛇…尾をもつて、鷲の頸より始めて、身を五つ―六―ばかり巻きて」
⇒からまき‐ぞめ【絡巻染・唐巻染】
からまき‐ぞめ【絡巻染・唐巻染】
糸をからめ巻いて染めること。絞り染め。平家物語11「―の小袖に、唐綾縅の鎧着て」
⇒から‐まき【絡巻】
から‐ま・く【絡巻く】
〔他四〕
からめ巻く。まきつける。
から‐ま・す【絡ます】
〔他五〕
からむようにする。からませる。
から‐まつ【唐松・落葉松】
マツ科の落葉高木。日本の中部山地に特産。東日本で広く植林される。高さは20メートルに達する。5月頃単性花を開く。雌雄同株。卵形の球果を結ぶ。材は樹脂に富み、耐久・耐湿性があり、家屋の土台や電柱・鉄道枕木・屋根板・船舶に用いる。樹皮はタンニンを含み染料にする。フジマツ。ニッコウマツ。
からまつ
⇒からまつ‐そう【唐松草】
からまつ‐そう【唐松草】‥サウ
キンポウゲ科の多年草。林野に自生し、高さ約60センチメートル。葉は羽状複葉、オダマキの葉に似る。小葉は3ないし数葉に浅裂、平滑。夏、枝端に花序を出し、雄しべが目立つ白色の花を散房状につける。痩果そうかは有翼。若芽を山菜として食用。アキカラマツなど同属の近縁種が多い。
カラマツソウ
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⇒から‐まつ【唐松・落葉松】
から‐まなび【唐学び】
中国の学問をすること。漢学。
から‐まめ【唐豆】
(方言)なんきんまめ。
から‐ま・る【絡まる】
〔自五〕
①からむようになる。まきつく。からみつく。まといつく。万葉集20「道の辺の荊うまらの末うれに這ほ豆の―・る君を別はかれか行かむ」。「糸が―・る」
②複雑に関係し合う。「新築工事に―・る汚職」
から‐まわり【空回り】‥マハリ
①車・機関などの、むだに回転すること。
②転じて、理論や行動が、同じところをまわっていて発展しないこと。「議論が―する」
からみ【絡み】
①からむこと。物事が関係し合うこと。「予算との―で、計画は実現されなかった」
②歌舞伎で、主演者の動きを引き立たせるため、主役に絡んで立ち回る役。
⇒からみ‐おり【絡み織・搦み織】
からみ【鍰】
(→)スラグに同じ。
から‐み【辛み・辛味】
(ミは接尾語。「味」は当て字)
①からいこと。また、その程度。からさ。からい味。
②山葵わさび・芥子からしのように、からい味のあるものの総称。
⇒からみ‐もち【辛味餅】
から‐み【空身】
荷物などを持たず、また、心をわずらわす同行者のないこと。「―で出かける」
がらみ【搦み・絡み】
〔接尾〕
①「ひっくるめて」「いっしょに」の意を表す。ぐるみ。「鞘―」
②(年齢や値段を表す数詞に付いて)…見当。…前後。…かっこう。「40―」「千円―」
③(名詞に付いて)…に関係があること。「汚職―の事件」
からみ‐あ・う【絡み合う】‥アフ
〔自五〕
①互いにまきつく。「腕を―・わせる」
②複雑に関係し合う。「利害が―・う」
からみ‐あ・ぐ【絡み上ぐ】
〔他下二〕
くくりあげる。縛りあげる。
からみ‐おり【絡み織・搦み織】
1本の経糸たていとが1ないし2本の経糸にからみながら緯糸よこいとと組み合った、透き間のある織物。羅・絽ろ・紗しゃなどの類。もじりおり。
⇒からみ【絡み】
から‐みそ【辛味噌】
塩分を多く含む塩辛い味噌。↔甘味噌
から‐みだし【空見出し】
辞書で、他の項目を参照させるために設けた、解説を付けない便宜上の見出し。
からみ‐つ・く【絡み付く】
[一]〔自五〕
まきつく。まといつく。「酔っぱらいが通行人に―・く」
[二]〔他下二〕
⇒からみつける(下一)
からみ‐つ・ける【絡み付ける】
〔他下一〕[文]からみつ・く(下二)
からみつくようにする。まきつかせる。
からみ‐もち【辛味餅】
つきたての柔らかい餅を、大根おろしに醤油をかけたものにまぶしたもの。おろし餅。
⇒から‐み【辛み・辛味】
カラム【column】
表形式のデータの、縦の列。また、セルのこともいう。
から・む【絡む】
[一]〔自五〕
①離れずにまきつく。まといつく。まつわる。太平記26「内甲うちかぶとに―・みたる鬢の髪を押のけ」。「足にロープが―・む」「痰が―・む」「金銭の―・んだ問題」「情じょうが―・んで判断に迷う」
②難題を言いかけてうるさくつきまとう。傾城買四十八手「少し甘いことばをかくると、あじに―・んで」。「酔客に―・まれる」
[二]〔他五〕
まきつける。まといつかせる。古今著聞集10「袴のくくり高く―・みあげて」
[三]〔他下二〕
⇒からめる(下一)
から‐むぎ【殻麦】
殻のついたままの大麦。
から‐むし【苧・枲】
(「むし」は朝鮮語mosi(苧)の転か、あるいはアイヌ語mose(蕁麻)の転か)イラクサ科の多年草。茎は多少木質で、高さ約1.5メートル。葉は下面白色、細毛が密生。夏秋の頃、葉腋に淡緑色の小花を穂状につける。雌雄同株。茎の皮から繊維(青苧あおそ)を採り、糸を製して越後縮などの布を織る。木綿以前の代表的繊維で、現在も栽培される。苧麻まお・ちょま。草真麻くさまお。〈倭名類聚鈔14〉
からむし
⇒からむし‐ずきん【苧頭巾】
から‐むし【空蒸し】
調味料や水分を加えずに、材料の水分だけで蒸し上げる料理。松茸の蒸し焼きなど。
カラムジーン【Nikolai M. Karamzin】
ロシアの小説家・詩人。旅行記「ロシア人旅行者の手紙」や短編「哀れなリーザ」はロシアのセンチメンタリズム文学の代表作。ロシア文章語の近代化に貢献。晩年は保守思想に傾き、「ロシア国家史」全12巻の執筆に専念。(1766〜1826)
からむし‐ずきん【苧頭巾】‥ヅ‥
苧屑ほくそ頭巾の異称。
⇒から‐むし【苧・枲】
から‐むね【唐棟】
唐破風からはふ造りの家の棟。明月記寛喜元年11月24日条「半蔀車はじとみぐるまの眉を―の如く造られ」
ガラム‐マサラ【garam masala ヒンディー】
(ガラムは熱い、マサラは混ぜ合わせたものの意)インド料理に用いる混合香辛料。クローブ・シナモンなど数種類の香辛料を調合して、粉末にしたもの。
から‐め【辛目】
①やや辛みの強いこと。
②ややきびしく標準をおくこと。「―に採点する」
から‐め【空女】
(→)「うまずめ」に同じ。
から‐め【唐目】
⇒とうめ
から‐めか・す
〔他四〕
(ガラメカスとも)からからと鳴りひびかせる。義経記3「足駄…履きながら―・してぞ上りけり」
がらめき‐の‐ひ【柄目木の火】
越後七不思議の一つ。新潟市柄目木付近の地中から自然に出る天然ガス。ともに湧き出る石油を指して、柄目木の臭水くそうずともいう。
から‐め・く
〔自四〕
(ガラメクとも)からからと鳴りひびく。十訓抄「山おびただしく―・き騒ぎて」
から‐め・く【枯らめく】
〔自四〕
痩せてあぶらけがないように見える。春曙抄本枕草子かたはらいたきもの「余り痩せ―・きたるは」
から‐め・く【唐めく】
〔自四〕
①唐風に見える。源氏物語胡蝶「―・いたる船」
②普通とはちがって見える。風雅に見える。源氏物語須磨「住まひたまへるさまいはむ方なく―・きたり」
からめ‐て【搦手】
①人をからめとる者。捕り手。
②㋐城の裏門。敵の背面。
㋑城の裏門を攻める軍勢。↔大手。
③転じて、相手の攻めやすい側面、すなわち弱点や注意の届かない部分。「―から論ずる」
からめ‐と・る【搦め捕る】
〔他五〕
捕らえてしばる。捕縛する。
から‐めのこ【韓婦】
古代、朝鮮から渡来の女子。敏達紀「家の裏うちより来る―有り」
カラメル【caramel】
砂糖などの糖類をセ氏約160〜200度に加熱して作る、粘性をもつ褐色の物質。菓子・酒類・醤油・ソース・飲料などに着色料・風味料として用いる。
⇒カラメル‐ばくが【カラメル麦芽】
から・める【絡める・搦める】
〔他下一〕[文]から・む(下二)
①しばる。くくる。捕縛する。冥報記(前田本)長治点「之抱を捕へ擒カラム」
②まきつける。関わらせる。「腕を―・める」「賃上げを―・めた要求」
③料理で、飴あめなどを材料の表面にまきつかせる。
④登山などで、障害を避けて回り道をする。
カラメル‐ばくが【カラメル麦芽】
ビール用麦芽を焦がして、糖分をカラメル化したもの。主に黒ビールの着色に用いる。
⇒カラメル【caramel】
から‐もじ【唐文字】
漢字。↔大和やまと文字
から‐もの【唐物】
①中国その他の諸外国から渡来した品物。江戸時代以降はトウブツ・トウモツとよんだ。
②(→)唐織1に同じ。
③古道具の称。
⇒からもの‐あきない【唐物商】
⇒からもの‐だて【唐物点て】
⇒からもの‐だな【唐物店】
⇒からもの‐の‐つかい【唐物の使】
⇒からもの‐ぶぎょう【唐物奉行】
⇒からもの‐や【唐物屋】
から‐もの【乾物・干物】
ひもの。干魚。宇津保物語貴宮「なまもの、―」
がら‐もの【柄物】
模様のついている品物。↔無地むじ
からもの‐あきない【唐物商】‥アキナヒ
外国相手の貿易。世間胸算用4「よろづ―の時分銀かねまうけして」
⇒から‐もの【唐物】
からものがたり【唐物語】
中国の琵琶行(白楽天)・張文成・反魂香(李夫人)・楊貴妃などの説話27項を意訳した物語。1巻。桜町中納言成範作説がある。鎌倉中期以前の成立。和歌を配し巧みに原話の情趣を生かす。
からもの‐だて【唐物点て】
点茶式伝授物の一つ。唐物茶入れを大切に扱う点前。
⇒から‐もの【唐物】
からもの‐だな【唐物店】
(→)唐物屋に同じ。
⇒から‐もの【唐物】
からもの‐の‐つかい【唐物の使】‥ツカヒ
平安時代、中国など外国の商船が九州に到着したとき、その貨物を検査し購入するため、京都から遣わされた使者。
⇒から‐もの【唐物】
からもの‐ぶぎょう【唐物奉行】‥ギヤウ
室町幕府の職名。明から渡来した輸入品(唐物)の鑑定を職掌とした。
⇒から‐もの【唐物】
からもの‐や【唐物屋】
①唐物を売買する商人。とうぶつや。好色一代男1「―の瀬平といふ者」
②古道具屋。
⇒から‐もの【唐物】
がらも‐ば【がらも場】
(「ガラモ」はホンダワラ科オオバモクの異称。多く「ガラモ場」と表記)ホンダワラ科の藻類が繁茂する藻場。日本海沿岸、西日本の太平洋沿岸に多い。
から‐もも【唐桃】
①アンズの古名。〈[季]夏〉。古今和歌集物名「―の花」
②中国原産のモモの一種。葉は細長く密に茂り、小木であるが、花は多く咲き、単弁・重弁、紅・白など。実も多い。寿星桃じゅせいとう。江戸桃。宇津保物語吹上上「紫檀・蘇芳・黒柿・―などいふ木ども」
から‐もん【唐門】
唐破風からはふ造りの屋根の門。平入りの平唐門と妻入りの向むかい唐門とがある。
唐門
から‐やかたぶね【唐屋形船】
屋形を唐破風造りにした船。栄華物語殿上花見「からやかたの船にこまがたを立てて」
から‐やくそく【空約束】
守る気のない約束。また、約束して守らないこと。そらやくそく。
から‐やつこ【韓奴】
古代、朝鮮出身の奴婢ぬひ。雄略紀(前田本)院政期点「韓奴カラヤツコ…六口むゆを以て大連に送る」
から‐やま【枯山】
草木の枯れた山。かれやま。古事記上「青山は―の如く泣き枯らし」
カラヤン【Herbert von Karajan】
オーストリアの指揮者。ベルリン‐フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者など、欧州各地で活躍。(1908〜1989)
から‐ゆき【唐行き】
江戸時代から第二次大戦時にかけて、日本から南方など外地へ出稼ぎに行った女性の称。「天草子守唄」に見える「から行き」が語源とも。からゆきさん。
がら‐ゆき【柄行き】
がら。体裁。模様。
から‐よう【唐様】‥ヤウ
①中国の様式。からざま。からふう。
②中国風の書体。平安末期の宋風も鎌倉・室町時代の禅宗風もいずれも唐様であるが、普通には、江戸時代に流行した、明みんの文徴明風を主とした書風をいう。「売家と―で書く三代目」
③行・草以外の書体、すなわち楷・篆てん・隷などの書体。
④鎌倉時代に禅宗とともに伝来した宋の建築様式。→禅宗様。
⇒からよう‐かき【唐様書き】
⇒からよう‐の‐たち【唐様大刀】
からよう‐かき【唐様書き】‥ヤウ‥
唐様の文字を書くことを業とする人。また、その文字を巧みに書く人。
⇒から‐よう【唐様】
からよう‐の‐たち【唐様大刀】‥ヤウ‥
唐大刀からだちをわずかに和風にした大刀。刀身に竜・雲などを銀象嵌ぞうがんしたものがある。
⇒から‐よう【唐様】
から‐よもぎ【唐艾】
①菊の別称。〈新撰字鏡7〉
②オトコヨモギの別称。
③シロヨモギの別称。
がらら
〔副〕
(東日本の方言)
①全く。残らず。がらり。東海道中膝栗毛2「大事の着物を―おま(馬)に喰はれてしまつたあ」
②つい。ひょっと。うっかり。洒落本、道中粋語録どうちゅうすごろく「長が―半と出て」
からり
①堅い物がころがって発する軽い音。「戸を―と開ける」
②ある状態が、急にまたはすっかり変わるさま。「雨が―とやんだ」
③明るく広々としたさま。「―と晴れた空」
④湿気や水分が少なく心地よく乾いているさま。日葡辞書「カラリトイ(炒)リアグル」。「洗濯物が―とかわく」
⑤性格が明るくさっぱりしているさま。「―とした気性」
がらり
〔建〕羽板はいた2を取りつけたもの。
⇒がらり‐いた【がらり板】
⇒がらり‐ど【がらり戸】
がらり
[一]〔副〕
(古くは「ぐゎらり」とも書く)
①堅い物が勢いよく転がったときにひびく音。また、積んだ物の崩れるさま。
②即座に。すぐに。雑兵物語「―首をとられた」
③(時に「に」を伴って)そっくりそのまま。また、すっかり変わるさま。浄瑠璃、新版歌祭文「今―に渡さう程に、さつきの手付けはあの人へお返しなされ」。「態度が―と変わる」→いのちがらり。
[二]〔名〕
(「そっくり」の意から)給金を前払いで渡すこと。浮世草子、好色貝合「かしらに給銀皆取るを―といふなり」
がらり‐いた【がらり板】
(→)羽板2に同じ。
⇒がらり
カラリスト【colourist】
多彩な色彩効果を特徴とする画家。色彩画家。色調画家。
がらり‐ど【がらり戸】
がらりの付いた戸。よろいど。
⇒がらり
から・れる【駆られる】
〔自下一〕
⇒かる(駆る)3
から‐ろ【空艪】
艪を水中に浅く入れて漕ぐこと。閑吟集「又湊へ舟が入るやらう、―の音がころりからりと」
から‐ろ【唐艪】
中国風の長い艪。夫木和歌抄12「さよふけて浦に―の音すなり」
から‐わ【唐輪】
①平安末・鎌倉時代、稚児ちご・若党などの髪の結い方。髪を頭上に束ね、髻もとどりの上を二分して二つの輪を作る。後世の稚児髷まげに似る。「―に上げる」
②女の髪の結い方。髻から上に輪を幾つか作り、その根を余りの髪で巻く。室町末期に始まり、兵庫髷わげの源流。
唐輪





広辞苑 ページ 4227 での【○唐へ投銀】単語。